コンタクトレンズ物語
コンタクトを新調した。
コンタクトレンズって、発明した人より
「最初に装けた人」がえらいと思う。
博士:「さあコンタクトレンズが完成したぞ」
助手「おめでとうございます。」
博士「さあ、つけてみたまえ」
助手「私が、ですか?
博士ではないのですか?」
博士「馬鹿者!わしは目がいい。
君はそんな分厚い眼鏡をしてるじゃないか。」
助手「確かに強度の近視と乱視です。」
博士「そうだろう。
わしの発明はそういう人に福音をもたらすものなのだ。」
助手「いたいでしょ?」
博士「え?」
助手「だから目に入れるんだから、いたいでしょ」
博士「馬鹿者。世界でまだ誰もつけたことが
ないのにわしがわかるわけないじゃないか。
昔からいうだろう
『目にものを言わせる』って」
助手「鬼太郎の親父ですね」
博士「あいつ眼鏡はできんな」
助手「コンタクトも無理でしょうね」
博士「しかし、君。考えてみろ。コンタクトが当たり前の
時代は来るぞ
これから数十年後、『高校卒業したら
コンタクトにして変身するの』ってしようとして失敗する娘
が3月4月に街にあふれるようになるぜ」
助手「具体的だけどわかりにくいですね。
いいですよ。装けます。」
博士「おお、ありがとう。君の名前は必ず人類が記憶する。
えーっと、トーマス・・・なんだっけ」
助手「ジェファーソンです。
ところで博士。装けるのは良いんですけれども
外し方は?」
博士「知らん」
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