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2007年9月27日 (木)

郵便局にて

郵便局にいった。

ずいぶん待たされたのだが、

私の前に車椅子の老婦人と

それを押す女性がいた。

 

 

 

 

普通に考えれば嫁と姑なんだろうが

嫁といっても

どう見ても私の母親、つまり70より年上だ。

 

 

 

 

 

しかもこの車椅子というのが

完全に介護されることを前提に作られている。

 

 

 

まず自分で動かせない。

車輪がそういう構造になっていないのである。

 

ブレーキも背中で押してくれる人の

ハンドルにしか付いていない。

 

 

 

 

その代わりセミディスクのおそろしく

高性能なブレーキで

車椅子で4輪ドリフトができそうなくらいに

オーバースペックだった。

 

 

 

 

 

とまあ、そんなことを観察できるくらい

待たされて暇だったのだが、

 

 

 

このふたりがよかった。

 

 

自然なのだ。

 

嫁ではなく実の娘なのかもしれないが

実に少ない会話でコミュニケーションをとっている。

 

 

 

いいなあとおもった。

 

 

 

郵便局の中とはいえ

現金をビラビラ数えるのは

よほど注意しようかと思ったが、

ああいうキャラクターの人たちだから

うまくやっていけるのかもしれない。

 

 

 

いつもの黒い気持ちを

ちょっと入れ替えようと

思ったのでした。

 

 

 

 

 

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コメント

今日も鋭い切り込みお見事としか言えません。多分ご指摘の通り完全介護用車椅子だと思われます。

投稿: konchan | 2007年9月27日 (木) 15時26分

あし@からお邪魔しました☆
少ない会話でのコミュニケーション・・最高ですね。
以心伝心でしょうか。
でも、少なくとも言葉も大事ですよね。

また遊びに来させてくださいね♪

投稿: vesper | 2007年9月28日 (金) 00時34分

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