頭の悪い踏切
うちの近所にあるJRの踏切は長く待たせる。
それだけならめずらしくない。
『開かずの踏切』は日本中にある。
しかしこの踏切、どう考えても頭が悪いのだ。
ここで踏切の基礎知識を。
若干、鉄っ気があるのでうっとうしいかもしれませんが
ご容赦を。
踏切の前後にはセンサーがあって、列車が接近すると鳴る。
(ほんとは信号との連動があったりしてさらにややこしい)
この、センサーの設置距離は会社によって違う。
私鉄は短いがJRは長い。重くてブレーキ性能の悪い貨物列車を
基準にしているからで、まだ電車が見えない距離から閉まりだす。
列車が過ぎれば開くわけだが、これもJRのほうが長い。
阪神なんか、電車が過ぎるとすぐ開くが、JRは長い。
その間に反対側の列車のために、また鳴り始めたりして
ほんとに腹立つ。
ここまで理解していただいて
件の踏切を見ると、頭の悪さがわかる。
踏切のすぐ隣に駅があるのだ。
いや表現が逆で、駅の隣に踏切があるというべきなのだが
この駅に停まる電車をすべて感知するのである。
つまり、駅に停まるべく
近づいてくる電車に反応して、踏切が閉まり、
客の乗り降りの間、
踏切は閉まりっぱなしなのである。
つまり上りの各駅停車が近づいてきたら
強制的に5分間くらいは踏切は閉まるのだ。
そんなことしてれば、下りは来るし、通過列車も来る。
あそこで踏切につかまったら
10分は覚悟しなければならないのである。
車の通行量は多くないので渋滞が起こるわけではないが、
待ちきれないで渡っちゃう歩行者はいるらしくて
踏切の中には、センサーがたくさんある。
馬鹿じゃなかろうか。
駅で停車する電車には反応しないように
踏切のシステムを変えればいいのに。
かんたんな事だろうが。
うっかり通り過ぎちゃう運転士がいるから
念のためなんだろうか?
そのほうが、馬鹿だ。
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コメント
そりゃ かなりおバカな踏み切りだ・・・
渡りたくなる気持ちもわかる
ポチ
投稿: rinachan | 2007年12月16日 (日) 00時11分