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2009年1月17日 (土)

1月17日

阪神大震災から14年。

 

 

 

 

 

 

 

去年の日記では、会社に着くまでの様子を書いたが、

今日は続きです。

 

 

別に去年の日記を見てなくてもいいです。

 

 

さて、当然だが会社にはほとんど人が来ていなかった。

設計で3人、営業で5人とかそんな感じ。

みんな独身寮の連中だ。

そのうちの一人が携帯TVを持っていたのでみんなで見た。

 

 

 

TVでは、『現在のところ死者は17人です』とか言っていて

『さすがにそれはないだろう』と思った。

 

 

実は、朝家を出たときに千葉の実家に電話していた。

寮の電話はもう通じなかったが

緑の公衆電話は朝8時くらいなら通じたのだ。

(これもすぐに通じなくなったが)

 

とりあえず無事であることを知らせようと思ったのだが

むこうは神戸で地震があったことさえ

知らなかった。  

 

 

 

神戸では神戸新聞やNHKのビルも全壊して

ニュースを発信する機能を失っていたのだ。

 

 

 

 

携帯TVは大阪から飛ばしたのだろう

ヘリの空撮映像が延々と映し出されていた。

 

 

特に倒壊した阪神高速の映像が

多かったように覚えている。

 

 

しかし被災地の詳細な様子は

自分が見聞した範囲しかわからない。

 

 

 

実際、日にちがたつとTVの内容は

『こんな地震が東京で起こったら』みたいなものに変わって

『被災地と東京との温度差』を感じて

もどかしく思うことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TVからの有効な情報があまりにないので、 

向かいのM菱信託銀行のビルを見ると人がいる。

 

 

なにやら忙しく立ち働いているが、

このビル10階建ての、4階くらいの中間部が

くしゃりとつぶれているのだ。

 

 

阪神大震災で特徴的なビルの壊れ方である。

 

 

そして働いている人たちがいるのは

つぶれた階の上なのである。

 

 

銀行だから重要な債権書類や帳簿や印鑑なんかが

あるのだろうが

彼らはどうやってつぶれた階を通り抜けたのだろう。

 

 

というか、余震がくることが十分に考えられた状況で

『書類を持ち出してこい』という命令は

下手をすれば死にかねないわけで、ひどいと思うが。

 

   

 

 

重要書類だったらうちの会社にだってあるんだろうが

出てきているのは

それがどこにあるのかさえ知らない連中である。

 

 

こちらはそれを見て

『さすがM菱、

社員教育が行き届いてるのう』

とか言ってる馬鹿である。

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、その日は会社では何も出来ずに

また歩いて帰ることになる。

 

 

長い一日は、まだ終わらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日記、続きがあれば来年に続きます。

 

 

 

 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

やっぱり現実を知らないと、のほほんと構えてしまう門なんですよねぇ(´ω`;

あ、そういえば予言やってるジュセリーノが今月の25日に何かあるって言ってたような・・。

投稿: 成瀬みーこ | 2009年1月18日 (日) 00時27分

成瀬みーこさんありがとうございます。
得がたい体験をしたと、今は思いますが
あの日はなにか白昼夢の中に
いたような気がします。
今月25日ですか。何があるんだろう?
もう地震はいいですよ。

投稿: natsu | 2009年1月18日 (日) 21時33分

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最初に言っておくが私は被災者ではない。地震発生3日後にボランティアとして現地へ乗り込んで行った際のことを思い出すままに記載したい。 当時被災状況というのは何も分からず、ボランティアへ行くにもどうやったらいいのかさえ、分からない状況であった。 震災から3日目..... [続きを読む]

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