『公園で深夜たむろする若者を“撃退”しようと、
若年層にしか聞こえない高周波の
不快音(モスキート音)を流している
東京・足立区立北鹿浜公園で、
女子トイレが壊されていたことがわかった。』
(読売新聞)
モスキート音とは
若者にしか聞こえない高音域の不快な音。
話題になってからTVでも流されていて
中年以上のキャスターやゲストが
『聞こえないよお』いうのに対して
20代のアナウンサーなどが
『私、聞こえます』などといって
40代の人たちに
『けっ』とか言われていた。
実際TVで
『いまモスキート音を放送しています』
といわれてもまったく聞こえなかった。
それでも心穏やかでいられたのは
『アナログテレビでは
聞こえないことがあります』
というテロップがあったからだ。
うんうん、うちのTVは古いからねえ。
と思っていたのですよ。
そしたら今回のニュースで
検索したら『モスキート音』が
体験できるサイトがありました。
『モスキート音感検査のページ』
ええ、俺は『おっさん耳だよ』という結果を
いやというほど教えていただけます。
しかし冒頭の公園に関しては
『モスキート音』導入以降逆に
人の出入りが増えたのだという。
何かというと
『モスキート音』だめしの
馬鹿が増えたからだそうな。
視力に0.01から2.0が同世代で存在するのだから
聴力にも差があるよなあ。
10代の中でも聴こえないやつがいるだろう。
それが、また、新たないじめにつながることは
容易に想像されるよな。
それはともかくこのニュースに関して
報道されていた
『モスキート音ダウンロード』のほうもショックでした。
このモスキート音を携帯にダウンロードして
着信音に設定すれば
おっさんのセンコウ(死語)にはわからないよ
っていう話らしいです。
授業中にメールをやり取りしてるらしいです。
ほんまかいな、って思って
『モスキート音 ダウンロード』で
検索したら
ごろごろ出てきた。
開発者の意図とは違うが
『携帯にモスキート音』ってのは
イギリスあたりじゃ
すでにはやってたらしいです。
感心はできないけど、
発想はすばらしい。
やるな、イギリスの若いの。
いやえらいのは
『モスキート音』を配信した人か?
ちなみに、配信サービスをしているあるサイトで
『先生の中には聴こえる人がいます。
この着信音のせいで、停学等の処罰をされても
責任は負えません』と断わりが書いてあって、笑った。
『モスキート着信音』も問題だが
これを悪用しようと思えば
いくらでもできそうなところが怖い。
割と高価な機械らしいがもちろん個人でも買える。
家のそばの小学校に向けて照射するおっさんとかいないだろうか。
子供が好きな人ばかりではない。
暴走族に向けるおっさんとかいないだろうか。
事故を起こすからやってはいけないが。
本気で犯罪に使われそうだから
これ以上書くのはやめよう。
やっちゃいけませんからね。
そうじゃなくても、子供立ち入り禁止の場所
小学校の屋上とかに取り付けられるんじゃないだろうか。
鳥笛で誘導する人みたいだ。
ハーメルンの笛吹きか?
ちょっといやな時代ですね。
