サミット集合写真でのサルコジ大統領の憂鬱
サミットである。
左から 麻生首相 ハーバー首相(加)
オバマ大統領(米)サルコジ大統領(仏)
ベルルスコーニ首相(伊)
メドベージェフ大統領(露)
メルケル首相(独) ブラウン首相(英)
だとおもいます。
この首脳の立ち位置について、Wikipediaによれば
『中央に開催国(議長国)の首脳を配し、
国家元首(大統領)か否(首相)かと
在任期間の長い順に議長に近い順に左右に並ぶ』
と言うルールがあるそうだが、
中曽根さんなんかサッチャーさんを押しのけて
レーガンさんの横に立っていた。
それでも比較的背が高い中曽根さんは
写真栄えはした。
それ以外の日本の首相なんて、
こんなんばっかりである。
わざわざ大男のコール首相(西独)の脇に
立つなよ。
1988年トロントサミットでの竹下首相。
冒頭の今年のサミットの写真を
もう一度、見ていただきたいが、
麻生さんって意外に大柄なんだな、と思った。
それに対して
『背の順』で位置を決めたのかと思うほど
中央の4人の背が低い。
女性のメルケル首相が小さいのはともかく
メドベージェフ、ベルルスコーニ、サルコジの
3人ってちいさいのね。
まあ身長なんて、政治力に関係ないのだから
気にしない、
というのがかっこいいと思うのだが、
サルコジ大統領はそれができないらしい。
なにしろWikipediaに
『ナポレオンより背が低い」と言われるほど、
平均的なフランス人(男性の平均175.6cm)
に比べて身長が低い』
と書かれちゃうくらいで
本人もいたく気にしているらしく、
『(諸説あるが160cm台前半といわれ、
いつも上げ底の靴を履いている)。』
んだそうである。
ほんまかいな。
まあ、シークレットシューズくらいなら
ほかにもいそうだが、
この人、こんなこともやっている。
『Sarkozy needs a footstool to seem tallar』
演壇の下に踏み台。
今回のサミットの映像じゃないです。
あんなあからさまな台を置いたんじゃ
その場にいた人にはまるわかりだと思うんだが、
TV映りさえよければいいと思ったんでしょうか。
こうやって別の角度から撮られちゃってるけど。
こういう手段が使えない、
サミットの集合写真はいやだったろうな。
ただ、この人の喰えないところは
そういう心のうちを、
かけらも見せないところです。
この動画でも
演壇を降りるときに堂々としてるのだけは、
役者だなあ、と思いました。
あっぱれです。
写真はWikipediaから引用。
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