裸の発明少年
『富山の山本良太君(14)が、発明した
ペットボトルやミカンの搾り汁などを利用した
猫撃退装置で、特許を取得した。』
(読売新聞)
『装置は「ランにゃウェイ2」と名付けられた。
プラスチック製の台に猫が乗ると、
重さで台が傾いて糸が引かれ、
フィルムケースも傾いて
猫が苦手な酸っぱいミカンの搾り汁が垂れる。
直径20センチのプロペラのモーターの
スイッチも同時に入り、においを広げる。』
なんのこっちゃわからんので
親切な読売新聞は
仕組みも解説していて、こちら。
これでもよくわからない人は
北日本放送の動画をどうぞ。
くだらねえ。
はっきり言って、
何でこんな小学生以下の工作が
全国ニュースになるのかわからない。
『小学6年の時に人の動きをセンサーで感知して
傘が自動で開く、
傘の置き忘れ防止装置で特許を取得している』
と言う『天才少年』なので注目されたらしい。
満を持した今回の作品は
3年前から審査にかけられ
見事今回、特許を認められたそうである。
いま14で3年前なら
…
もういいや。
100%商品化されることはないだろう。
あなたの『発明』とやらが
人類の福祉に貢献することは
金輪際ない。
ということに
この子が気づくのは
いつだろう。
『猫にも人にも優しい発明ができた。
これからも多くの人を
笑顔にできる発明を続けたい』
とにこやかに語る彼は14だ。
そろそろ
誰か注意するやつはいないのか?
違う意味でみんな半笑いだ。
とか言っちゃったら
だめなんだろうな。
いや、そんな近視眼的なことを言ってはいかん
発想を具体化する過程が貴重なのだ。
商品が売れるかどうかで評価するなんて
汚い根性だ。
と、言われるかもしれない。
でも、
なんか情熱のベクトルが
間違ってると思うんですよ。
うまくいえないけど、
大人になっても選挙には出るなよ。
人様を敵に回す日記は
もうやめようと思ってるので
改心したら消すかもしれません。
ご意見をお待ちしています。
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コメント
natsuさんの主旨とはかなりズレちゃうかもしれませんが、ワタシが疑問に思ったのは、特許取得費用は誰が出したんだろう、ということです^^;
出願時にはまだ小学生だったということなので、費用は当然、親族が出してるんでしょう。でも、特許を取得するには弁理士の費用を入れて30万円ほどかかるハズ。二つで60万円くらい。結構な金額ですよね。
だから、「誰か注意する奴はいないのか」というよりは、まわりのヒトビトが暖かく見守り、金銭的にも援助を惜しまなかった結果の特許取得ということなのだと思われます...
投稿: あきこ | 2009年7月 8日 (水) 11時44分
あきこさんありがとうございます。
そうらしいですね、
結構な費用です。
うーんしかし、『発明』を
応援するのだけならともかく
数十万の費用を出して
特許申請をしてやる、というのは
やりすぎのような気がするのですが。
投稿: natsu | 2009年7月 9日 (木) 15時25分
natsuさん
ワタシが言いたかったのは、数十万円の費用を出してまで特許申請するような発明じゃなかったのに(一見夏休みの工作レベルのような...^^;)、まわりの大人たちが特許申請をけしかけたんじゃなかろうかということなんです。
小学生が自分から特許を申請しようなんて思うんでしょうか。
勘違いしてるのはこの子じゃなくて、むしろ、まわりの大人の方なんじゃないかと思ったんですけど...
投稿: あきこ | 2009年7月10日 (金) 00時39分
あきこさんありがとうございます。
すみません、勘違いしてました。
たしかにそうかもしれませんね。
特許申請しよう、というのは
子供の発想ではないです。
この子を取り巻く大人たちの思惑や
天才扱いされたこの子の将来が
心配はしないけど興味はあります。
投稿: natsu | 2009年7月11日 (土) 23時27分