組長さんからお年玉
参加した近所のガキに『お年玉』と称して
現金が配られていた、というニュース。
組長や幹部の名前が書かれたポチ袋に
最高で3万円の現金が入っていたのだと。
へー、いいなあ。
って、いやいやいや。
山口組総本部はふつーの住宅地の中にある。
本部の敷地は確かにでかいが、
周りの家はごく普通だ。
15年前の地震のあとも、
炊き出しや日用品の無料配布が行われてた。
怖そうなお兄さんが手渡す品物を
おばちゃんが受け取り、
遠巻きに警察の皆さんや報道陣が見守る、という
シュールでほほえましい光景があった。
警察は今回の件を
『近隣住宅の不安の眼をごまかす偽装工作だ』
といっているそうだが、
市民はずっと したたかだ。
今年の餅つき大会には去年の倍の人が集まり
お年玉がもらえると聞いてやってきた
中学生もいたそうな。
今年は、リンクした神戸新聞はじめ
全国紙でも報道されたから
来年はもっと大変だろうな。
『おう、坊ン。お年玉やろう』
『あーとお』
『一人で来たんか?』
『おとんと来た』
『そうか、おとんどこや』
『あこでジュラルミンの たて持って立ってる』
『え゛?』
『おっちゃん、お年玉くれ』
『なんや、おまえら中学生か』
『せや。姫路からきてん』
『あかん、これはご近所さんのためにやってんねや。』
『卒業したらおっちゃんの手下になったるから、
お年玉くれやあ』
『……やめとけ。』
では『今日の一枚』
ちゃんと前見てたのぉ?
あ、ぶつけたのは戦車のほう?
まあ、そういうことです。
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