角度が足りないっ
プリウスなどの一連のリコール問題で
頭と男を下げた豊田章男社長。
このお辞儀の『角度』について
海外でいろいろいわれている。
『 The Japanese bow 』
25度 悪かったな。
45度 まったく申し訳ない。
90度 誠に、公式に申し訳ない。
土下座 本当に壮観に残念です。
(一部翻訳は『エキサイト翻訳』)
さらに、別のメディアでは
「今回のお辞儀の角度は60度だった。」
「日本で謝罪の際に必要とされるお辞儀の角度は75度。」
「まだまだ足りない。」
とか抜かしてるそうだ。
よっぽど お辞儀が珍しいらしい。
謝罪じゃあないけど、
あの大統領のお辞儀のほうがすごかったじゃないか。
(以下、写真その他自粛)
あー、気を遣う。
ちなみに、三流紙が
75度だの90度だという『角度』は うそっぱちで、
わが国での『最敬礼』は、
大日本帝国以来45度と決まっている。
なんであれ、
こんな事が新聞の記事になるのは
トヨタだから、日本車だから
という部分があるのだろう。
ガキのいじめである。
これだけ騒がれると日本人としては
トヨタ頑張れ、と言う気はするのだ。
でも、
今回の社長の謝罪前に、担当役員が
『素人さんの感覚では戸惑うかもしれませんが
止まることは止まるんです。』みたいな説明を
半笑いを浮かべながらやってたのは、
印象悪いな、と思った。
おまえんとこの車使ってんのは、
大抵が素人だろう。
しかし、海外メディアの中にも、
欠陥車で死亡事故が起きた 三菱自動車の社長が
45度の角度で1分間お辞儀した例や
薬害エイズ事件で ミドリ十字の幹部6人が
被害者と遺族の前で土下座した事例を挙げたうえで、
こんなに頭を下げるのはニッポン人だけだ、と
『お辞儀という習慣は
問題の本質に至るステップを避けようとするものだ。』
頭下げりゃあいいってもんじゃあねえぞ、という
しごく まっとうな意見を紹介しているところもある。
でも、この記事にしても
『お辞儀社会』なんてのは日本だけだ。
変な国、っていうようなことを言ってる。
問題は、お辞儀の角度じゃあないって事です。
お辞儀自体も問題じゃない。
うーん。
しかし、お辞儀って
そんなにめずらしいか?
では『今日の一枚』
日本人はこうするらしいですぞ。
どきどき…
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