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2010年2月20日 (土)

最近の鉄っちゃんは…

撮影のために線路敷に鉄っちゃんが入り込み、

列車を止めちゃった事件で警察が捜査へ。

(産経ニュースの記事へのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この事件を機に

『最近の鉄ちゃんはマナーが悪くなった』なんて言う奴がいる。

 

 

 

 

 

 

 

とんでもない。

昔から悪い奴はいた。

 

 

 

 

 

SL末期、最後まで三重連が走っていた伯備線では

布原信号場などの有名な撮影ポイントに三脚が林立し

場所取りで殴り合いの喧嘩が起きたりした。

 

 

 

 

昭和51年には『京阪100年号』として運転された

C57の正面に出てきた小学生が はね飛ばされて死ぬ、

という事故が起きたりもした。

 

 

Wikipediaの『京阪100年号事故』の項目を見ると、

撮影しようと汽車の前に出てくる奴がたくさんいたらしい。

死亡した少年だけが飛び出したわけではない。

 

 

このイベントの際のめちゃくちゃな騒ぎについては

『不肖 宮嶋』が実際の体験として本に書いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、当時もいまでも

圧倒的多数はまともなひとなのだろう。 

純粋に鉄道が好きな人たちだ。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

スネークマンショーじゃないが

『いい奴は良い。

だけど、悪い奴は悪い』ってだけだ。

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、列車を止めたりしちゃあいけない。

所有者の許可なく無断で立ち入って撮影してもいけない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど、少々毒っ気があってこその

マニアじゃないか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮脇俊三先生が

『含有量数パーセント以下』と嘆いた

女性鉄道ファンも『鉄子』なんて呼ばれる時代だ。

 

玉葱ヘアーの あの人のことではないのである。 

 

 

 

ファンが増えるのは結構だ。

そして、私は『鉄ヲタ』なんて大っ嫌いだが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「以前はグループで写真撮影を撮ったりすることが多く、

その中でさまざまな決まり事を教わることが多かった。

しかし、今は“一匹おおかみ”的な人も増え、

これまで鉄道愛好家が守ってきたマナーを

学ぶ機会が少なくなってきたのではないか」

なんてのを読むと、

 

 

 

 

嘘つけ、と思うわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では『今日の一枚』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

被写体は背中にいる。

Daily_picdump_342_46

 

 

 

 

 

 

 

 

 

案外そんなもんだ。

 

 

 

  

 

 

 

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