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2010年5月 7日 (金)

駅ナカ保育園には建築基準法が適用されない

『ルビコンの決断』という番組で

『エキナカ誕生の真実』というのをやっていた。

 

 

改札の中にあるのが『エキナカ』

 

 

 

古くから駅そばとかあるわけだが

そんなんじゃないのよ。といって

『まったく新しい感覚』をもって

花屋や総菜屋を誘致して、ヒットさせたという

JR東日本の『エキナカプロジェクトリーダー』の女性が

TVに出ていた。 

 

 

 

 

 

成功者の話を聞く、というのは なんでも不愉快なことだが、

まあ、いいや。

 

 

 

 

 

しかし、最後に

この女が言ったせりふは許せない。

 

 

 

 

 

 

 

『これから『エキナカ』で

保育園を作っていきたい』

 

 

 

 

 

出勤のときに子供を預け

退勤のときにピックアップして帰る。

 

 

 

『これからこういうことが必要なんじゃないでしょうか』

と、得意そうに語る35

 

 

 

 

 

 

 

 

馬鹿か、お前は

 

 

 

 

 

 

こういう話題は順序だてて説明しないと

数少ない女性読者の怒りを思いきり浴びることになると思う。 

 

だから注意していこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、

駅舎には建築基準法が適用されない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たとえば階段に関して、児童福祉施設には

普通の建物なら信じられないくらい

かったるい勾配にしなくてはいけない規定があるのだが

当然、普通の駅舎はそんな想定をしてはいない。

 

 

 

 

 

 

 

建築基準法は『最低の基準』であるので

普通の駅舎はそれ以上の水準を保っているはずだ。

 

それは、間違いないのだが 

駅を利用する乳幼児もいるだろう。

 

しかし、そんな『利用者』がいる事を想定していない。

そういった前提で建物ができあがっていないのだ。

 

非常の際に事故にあえば、それは気の毒だと思う。

 

しかし、そういった危険なところに『ぜひどうぞ』

『エキナカ、便利でっせ』というこのデブは

法律の担保のない施設に子供を集めることの危険性なんか

何も考えていないのだろう。

 

さらに『基準法』が適用されない以上

「確認申請」の必要もない。

 

そうであれば、消防法の協議や同意も要らないわけで

実際に、エキュートの中には

「スプリンクラーが足りねえよな」という物件が沢山あった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、駅の中にある以上

『園庭』はない。 

 

昭和23年告示の『児童福祉施設最低基準』というものに

一人当たり3.3㎡の園庭を確保することが定められている。

 

これがない『駅前保育所』は無認可保育園にしか

なれなかいわけだ。

 

 

これについてもややこしくて、『待機児童』の解消のために

便宜的に認可されたこともあった。

『園舎』と離れた場所に『園庭』を確保すればよいのではないか?

という議論も、ある。

 

 

 

 

しかし、たいしたことを求めているわけじゃあない。

 

国が求めている『一人当たり3.3㎡』って言うのは

要は『一坪』だ。

坪がわかりにくければ『2帖』でもいい。

ちっとも広くない。

最低の基準なんだよ。

 

 

 

 

 

それさえ確保できない。

 

 

 

 

 

そうして、もうひとつ大事なこと。

『エキナカ』保育園では非常の際はもちろん

日常においても子供たちを外に出すことはできないだろう。

 

このTVに出ていた馬鹿女が

最初にかかわったのはJR大宮駅だそうである。 

 

大宮駅の乗降客数は一日25万人だ。

 

 

 

改札を一回通るのがこの人数だから

乗換えを含めて 実際に利用する人は、

かるく百万人を超えるだろう。 

 

 

全員が私のような紳士ではあるまい。

埼玉県人の悪口を言うわけではなく

あやしい人間がたくさんいるはずだ。

 

そうであれば、

この女が言うところの『エキナカ保育所』

決して子供を表で遊ばせるということはないだろう。  

 

 

セキュリティエリアからは絶対出さない。

 

 

 

 

 

 

 

そういうのは、もう

『コインロッカーベイビー』と

言わないか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あんた子供もいないくせに何言っているのよ』

といわれたら、その通りだ。 

でも、保育所の不足について議論されるべき土俵は

大宮駅のガード下じゃない。

 

いや、そういう比喩も余計だな。

 

 

 

 

とにかく『JR東日本の不動産屋風情』

『ぜひうち』でと言い出すような問題じゃあない。

 

こういうことは不動産屋とかが言っちゃいけないんだ。

最低限、職業の倫理とか礼儀というものがあるだろう。

 

 

 

 

『エキナカ』に花屋と総菜屋を作った功績を基に

コインロッカーを作るという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この気持ち悪さ。頭の悪さ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

繰り返し、念のために言うけれど

保育所の不足というのは深刻なのだろう。

 

 

だけど、それを『エキナカ』でやる、というのがいやだ。

実現すれば商業的に確実に成功するだろうとは思う。

 

 

駅舎がそういう形で利用されることは

大いに検討されていいけれど

『エキナカ』成功の流れの中でやるのは違うような気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういうことを言いいたいのなら

十三の駅そばで三年修行してこい。と思います。 

 

 

 

 

 

いつにも増して文章がくどいのは

本当に腹を立てているからです。

 

『コインロッカーベイビー』が

未来の駅ねえ。

 

 

あったまわりい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では『今日の二枚』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことしている場合か?

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だから、そんなことをしている場合か?

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コメント

とても勉強になりました
「コインロッカー」
コワイです

惣菜を成功させた人のアイデア
大元の認識がずれている、というか
考えなさすぎなんですね

保育所の数の少なさも心配ですし
何より少子化

色々と考えさせられる記事を
いつもありがとうございます

写真 ピッタリですね

投稿: レイ | 2010年5月 7日 (金) 20時23分

いや、たぶん、たいていの女性がnatsuさんと同意見だと思うのですが……。
それとも、実現はされないだろうけど……実際にエキナカ保育園なんてものができたら、出勤途中でぽいっと子どもを置いて行く親が出てくるのだろうか……。
やっぱり子どもは、泥だらけになってあそんでいてほしいものです。

二枚目の画像……わたしもぜひお隣に(笑)。

投稿: fullpot | 2010年5月 8日 (土) 00時48分

レイさんありがとうございます。
どうしても人を責めるような
文章になってしまうのは
反省しないといけないと思います。
でも、外に出られない保育所って
コインロッカーですよねえ。
 
fullpotさんありがとうございます。
でもこんなことを
『発言小町』あたりに書いたら
大騒ぎになると思います。
せめて太陽の下で遊ばせてあげたいです。
1枚目の写真は状況の想像がつくんですが
2枚目のおばあさんたちは
いったい何なんでしょう(笑)

投稿: natsu | 2010年5月 8日 (土) 21時08分

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