みんななかよく
金融大手ゴールドマン・サックスが金融危機に関して
アメリカの金融危機調査委員会(FCIC)に提出した
レポートの枚数が 25億枚。
激怒したFCICから呼び出しを食らっている、というニュース。
実際に提出したのは5テラバイトのデジタルデータ。
紙にプリントすると25億枚、なのだそうだ。
『えー、本日の公聴会では
世界的な金融危機に関して、先般提出していただいた
レポートについて お伺いします』
『はい。どうぞ。』
『まず、2007年サブプライムローンへの対応について
レポートの1億7564万7529ページ
の記述によりますと…』
『ちょ、ちょっと待ってください。』
『ここに当時の、御社のCEOの発言があるわけですが
これが、2010年では変わっておるわけです。』
『そんなことはありません。』
『いいえ、12億4685万7593ページ
の記述によりますと…』
『……』
『委員長 いまのご質問の件に関して、
弊社は補足資料を用意いたしました。提出します。』
『それは何ページありますか?』
『お叱りをいただきましたので、今回は少なくしました。
ほんの7億ページです。』
うわあ、ガキの喧嘩みてえ。
閑話休題。
中国で自分の土地を徴用されるのに抵抗して
砦に立てこもり、手製の『大砲』をぶっ放して
2度にわたって警官などを追い払った農民のニュース。
最初の『戦闘』は2月6日。
楊さんという この農民は、30人の作業員に砲一門で対抗。
しかし玉が尽きると、たちまち取り押さえられて袋叩きにあう。
そこで、恐れ入らないところが このひとのすごいところで
十数連発できるように改良した『連射砲』を用意。
高台に砦も作った。
2度目の『戦闘』は5月25日。
重機を伴った100人の作業員と警官に対して
一人で抵抗、ついに撃退した。
楊さんは『ガソリン弾』なども用意して
次なる戦闘に備えているという。
日本だと、こういうニュースは
『成田闘争』のように 陰のある話になってしまうのだが
このニュース、なんだか妙に明るいのである。
『砦』と『大砲』
結局は、騒動を起こそうって言うだけの事なんだろうなあ。
中国では再開発の際に立ち退かない住民が
こんな形でがんばっていたりする。
取り壊しちゃう行政もすごいが
がんばっている住民もすごい。
日本でもこういう風景を見掛ける事はある、けどね。
でも、背景の高層ビルといい、象徴的ですな。
これも やっぱりガキの喧嘩だ。
まあ、けが人が出ない程度にやってください。
では『今日の「みんななかよく」 』
えいっ
おまけ
温度差
気合の 菅
一泊遅れる枝野
まだ態勢に入ってない興石
温度差か?
反射神経の差か?
そして、インターネットの恐るべきところは
これが『面白画像』として
海外のサイトに紹介されている、という事実。
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コメント
25億枚分のレポート
読んでみたい気もします
作成した人、すごいですね
公聴会でのくだり
吹き出しました
最後の写真が海外で。。。
初っ端から笑われているんですね
悲しいです
投稿: レイ | 2010年6月10日 (木) 17時31分
レイさんありがとうございます。
25億枚。
A3なのかB5なのかわかりませんが
(B版があるのは日本だけですが)
嫌がらせ、としか思えません。
あの万歳写真は
結構海外に流れているみたいです。
投稿: natsu | 2010年6月12日 (土) 11時36分