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2010年7月27日 (火)

神戸は坂の街

神戸は坂の街だ。

      

 

 

 

 

 

そんなこと、みんな知っている。 

 

 

 

六甲山系の山裾にできた街が神戸。 

だから、北から南に勾配がある。

 

元町の大丸には『海側』『山側』

という表示がある。

 

それで通じちゃう訳ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けれども、意外に東西方向にも勾配がある。

住んでみるとよくわかる。

チャリンコで走ったりすると、てきめんだ。

  

 

 

 

 

具体的にいうと、川を越えるたびに坂になる。

 

神戸の川は、南北に流れている。

みんな六甲山の雨を集めて駆け降りる短い川ばかり。

普段はイノシシの通り道だが

雨が降るとたくさんの土砂が流れる。

例外なく『天井川』になる。

 

 

 

そのため、東西方向に走ると川に向かって登り、

川を越えると下る、ということを繰り返すことになる。

 

 

 

すっごい疲れる。

 

 

 

いやあ、朝一番に区役所に行こうと思って

愛車・轟天号をだしたら、もう疲れるし、

なにより暑いのなんのって。 

 

 

 

 

ずーっと上り坂なんだもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

震災の印象が強いが、

神戸は空襲にもあっているし、それ以前に水害にあっている。

 

 

開港から70年の間に限っていえば

最大の災害は600人以上の死者を出した

昭和13年の阪神大水害だ。 

 

 

神戸は水害の街、でもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たとえばこの写真 

0000tizu_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新神戸駅から降りて市役所の前を通るフラワーロードは

昔の生田川。

 

これがむかしは、とんでもない天井川だった。

 

以前見たことのある明治時代の絵はがきでは

居留地の二階建ての建物よりも高々とした堤防に

松並木があり、そこに、着物の芸者と

手甲脚絆 振分け荷物の佐川急便のような人が写っていた。

 

 

いかにも『ザ・ジャパン』という『明治の絵葉書』なのだが

今回紹介できなくて残念です。

とにかく、生田川はとんでもない天井川だった。

 

 

これでは水害が怖くて仕方がない、と

居留地の外人から苦情が出て、

幕府が請け負わせて生田川の付け替え工事をやったのが、

加納宗七という人物。 

 

 

いまでも、二宮に『加納町』という地名で残っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも もう、生田川は付け替えられて

元の高さがわからない。

 

今日、その『神戸の過去の天井川』

唯一体験できる場所は、ここ。

 

 

 

どん

000minatogawa

 

 

 

 

 

 

 

湊川公園。 

 

 

 

画面右側にある、アーチの上は公園。

かつてはここが川でした。

 

 

この高さが伝わるかなあ。 

 

 

 

 

 

 

 

このトンネルは普通にビルの4階くらいある。

 

神戸をご存じの方だったら

新開地の商店街がかつての湊川。

楠木正成の『湊川の戦い』の場所なのだが

いまの新開地は歓楽街と商店街だ。

 

 

最近は

いろいろとイメージアップの方策をやっているようなので

とりあえずは黙っておくが、このあたり

30年前はすげー怖かったぞ。

 

 

 

生田川と同じで、川が付け替えられて

なんにもなくなった その跡地を分譲したから

『新開地』な訳です。

(大阪だとこれが『新地』になります)

 

 

 

 

 

 

 

しかし湊川は

無茶苦茶な付け替えをしてる

0000natsu2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我が家の『タダフォトショ』では

ここまでの表現が精一杯でした。

 

 

 

 

 

『新開地商店街』と書いてある白い線が

昔の湊川。

 

付け替えられた湊川は、山を下りて

うりゃあっと西に向きを変えて

会下山をトンネルをくぐって長田に降りる、という

無茶なルートなので

つい最近でも水害を起こしました。 

 

 

 

 

平成10年11年と続けて湊川があふれ

あのあたりは結構 高台なのだが1m以上の水に浸かった。

 

 

 

2年連続で水に浸かったために

ATMが全部駄目になって

このあたりの銀行の支店長の首が

みんなふっ飛んだという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えーと、

例によって何が言いたいのかわからなくなってきたな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神戸の川は高い。

ってことだった。 

 

 

 

 

電車に乗っていてもわかりますよ。

 

JRだと芦屋川と住吉川のところで

日本では珍しい『河川トンネル』をくぐります。

 

 

 

 

 

でもすっごく短い。

 

 

 

 

 

よほど神経を集中していないと、

跨線橋だかトンネルだかわからない。

 

 

 

 

 

 

 

たとえば芦屋川トンネル

0001

 

 

 

 

 

 

 

アラウンド40m

時速80kmで通過したら1秒半。

 

 

 

 

 

 

 

住吉川トンネル

0002

 

 

 

 

 

 

 

 

こっちはもっと短くて、約30m。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別に降りる必要はないので

通るときに一度注意してみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

賭けてもいいけど

最初は絶対に気がつかないと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では『今日の一枚』

 

 

 

 

 

 

 

すばらしくかっこいいトンネル

0tunnerel

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント

神戸に生まれ育って50年。
それなのに、住吉川と芦屋川のトンネルに気づいたことがありません。うっかりすぎ! 

父の実家は住吉川のそば、母の実家は湊川のそば。
どちらも、どんぶらこっこと流れてきた、桃から生まれたのかもしれません……。

投稿: fullpot | 2010年7月28日 (水) 17時02分

fullpotさんありがとうございます。
芦屋川トンネルは
私も人に言われるまで
気がつきませんでした。
湊川トンネルに至っては
いまも電車からでは特定できません。
  
ご両親の生まれが羨ましい。
新開地のあたりは一日散歩しても
飽きないです。

投稿: natsu | 2010年7月30日 (金) 16時40分

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