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2010年7月 8日 (木)

全員の言い分を聞いてみようじゃないか

『お家騒動』で有名な京都の一澤帆布。

今度は四男が新たな店を出した、というニュース。

(朝日新聞の記事へのリンク)

 

 

老舗の鞄屋であった京都の『一澤帆布』

先代の父と三男、四男が経営してきたが 先代の死後、

『三男夫婦に経営権をゆずる』という第一遺言書と

『長男と四男に経営権をゆずる』という第二遺言書とが

出てきて裁判になった。

 

当初は第二遺言書が有効という判決がおり、

三男は解任。長男と四男が経営権を握る。

三男は従来の職人と新ブランドを設立。

しかし2006年には、第一遺言書が有効と判決が逆転。

長男、四男は去って 三男夫妻が経営者に戻る。

 

しかし三男は『一澤帆布』を再開せず

自分が立ち上げた『一澤信三郎帆布』を継続。

そしてこの七日、四男が自分のブランド『㐂一澤』をオープン。

 

一澤帆布、一澤信三郎帆布、㐂一澤は

同じ通りに面して200mの間にならんでいる、と。

 

 

 

 

 

 

 

仲ようせえっ。

 

 

 

 

 

 

 

口さがないことにかけては1200年の歴史を誇る京都で

よくもまあ、これだけ揉めるものだなあと思う。

 

 

ひとんちの騒動など基本的に

とてもおもしろい、どうでもいいのだが

文章の修行だと思って、この『お家騒動』の経過について

上記のようにまとめてみた。

 

感情を入れず 極力簡潔にしようと思ったのだが駄目ですね。

ほうっておくと固有名詞の説明ばかりになるので排除したら、

今度は『一、二、三、四』ばかりになってしまいました。

 

 

詳しく知りたい方はWikipediaをどうぞ。

 

 

 

 

 

 

両方読んでくれた暇な方がどのくらいいるか。

しかし、Wikiとくらべると

この事件の印象が多少違って見えると思う。

 

 

 

 

いままで このニュース、

『父の死に乗じて、経営に携わっていなかった長男が

「老舗」を乗っ取ろうとしたお家騒動。』

というニュアンスで伝えられてきたことが多かった。

長男の持ち出してきた遺言書は偽物だったわけだが。

 

私も、完全に三男・信三郎氏サイドに立って

この事件の顛末をまとめた本を読んだことがある。

 

 

 

 

 

 

 

しかし今回の『四男、新店舗設立』のニュースを聞いて

ああ そうか、と気がついた。

 

 

 

 

登場人物は

長男と三男だけではなかったのだな、と

 

 

 

 

四男もいるし、

長男が経営者だった時代に雇われた職人もいる。

もちろん三男と行動を共にした職人もいるし

彼らの行動を評価する人もいる。

しかし反発する人もいたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それなら一度、

全員の言い分を聞いてみようじゃないか。

 

周囲の『応援者達』の意見まで入れたら、たぶん膨大なので

当事者だけを載せます。

 

私はどれについても評論しない。

リンクだけします。

勝手に読んで、勝手に感じてください。

 

 

 

 

1.一澤帆布 一澤信三郎からのメッセージ

 (最初の裁判に負けた直後2006年1月の三男 信三郎氏の手記)  

 

 

2.長男 信太郎氏がまだ社長だった時のインタビュー

 (2007年4月掲載の記事)

 

 

3.一澤帆布労働組合のホームページ

 (長男の時代に雇用された職員が2009年7月に結成した組合)

 

 

4.㐂一澤 ご挨拶

 (四男 喜久夫氏が新ブランドに寄せた一文) 

 

 

 

 

掲載順はそれぞれの文章の初出の順番です。

 

すべて7月8日時点で『生きている』リンクです。

『長男のインタビュー』なんて、

いまだに ネットの海に流しておく理由があるとは思えないのですが、

逆にレアですな。

 

 

 

 

 

 

全部『第三者に見せる』ことを前提にした文章なんですが

それぞれにキャラクターの違いとか 温度差があります。

 

 

 

一番短い喜久夫氏の文章が、

軽くキレているのが可笑しい。

 

 

 

 

 

 

あっ、感想を言っちゃった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし こうしてみると、

『全員の言い分を聞く』というのは大変な事だと思う。

 

 

京都に行っても、個人的にはどの店に行くこともないでしょう。

請われれば案内するけれど

『これがほら、噂の…』といって連れて行くことはない。

 

鞄に興味はないし、

そもそもそれほど騒ぐようなデザインか、と思う。

 

 

 

でも、登場人物の数だけ言い分はあるのだな、と思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話は変わるけれど、

選挙にしても同じですな。

みんな違う事言いやがる。

 

それぞれにちょっとずつ

言い分があるのもしゃくに障る。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

では『今日の一枚』

 

 

 

 

 

 

 

同じ船に乗っていることの意味。

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っていうか、

 

あんた達泳げるでしょう。

 

 

 

 

 

  

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