桜の木の下には…
肺水腫かと思ったらエンドウ豆だった、というニュース。
アメリカで、75歳のロン・スヴィーデンさんが
肺炎、低血圧、水気がないなどの症状を立て続けに起こし、
検査したところ、肺水腫のような影が映った。
ちなみに
これは『うそ、大げさ、紛らわしい』のJAROのCM。
なんて制作費の安い広告だろう。
ロンさんの話に戻って、
彼の体を念のため再検査してみると
肺水腫かと思った影の正体はエンドウ豆。
しかも発芽していた。
手術して取り除いたら、すっかり回復。
手術後最初の食事に豆が入っていたそうで、
ロンさんは「笑ったさ。食べたよ」だそうだ。
うまかったぜ
最後のアメリカンジョークはどうでもいいが
こんな話、ブラックジャックにも あったような気がする。
少年の体から次々と葉っぱが生えてきて
腹を開けてみたら樹に寄生されていた、
というような話だったか?
もし手術して取り除かなかったらどうなっていたんだろう。
この人の場合、高齢だし
20~30年前だったら開胸手術はやめよう
という事になっていたかも知れない。
そうじゃなくても 再検査していなかったら…
アメリカ人だから土葬だし、
死んだおじいちゃんの お墓から、
ほら、たくさんの芽が…。
という話になっていたかも知れない。
でも育ててみたらマメ。
どうしたの?おじいちゃん?
そんなに好きだったの?
この人の場合、生きて笑っているから
こういう話も書けるんだけど、これが…
『こちらのおじいちゃんの安否確認に伺ったんですが。』
『父でしたら元気にしています。』
『でもご近所の方は30年前から、見かけないって…』
『あなたのすぐ横にいるんです…』
『ええっ?』
『父はその桜の木です…』
『…あなた、そういうあぶないひと?…』
『30年前に食べた
サクランボにむせて臥せってそのまんま…』
『……』
『…桜の木の下には父が埋まっているんです…』
結局こうやって書いちゃうんだもんなー。
では『今日の一枚』
神戸市で125歳の女性が住んでいたとされる『公園』
見覚えがある門柱
『東灘区』『元個人邸宅の公園』というキーワードがあって
この映像が繰り返し流れたからすぐにわかった。
『桜守公園(岡本南公園)』です。
桜の名所です。
この木の下にはひょっとして…
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コメント
げっ、あそこの公園だったのですか!
う~ん、あの桜の木の下に……。
だからあれほど花が美しく。
ブラックジャックの話、覚えています。
なんだか強烈でしたよね。
投稿: fullpot | 2010年8月15日 (日) 21時47分
fullpotさんありがとうございます。
ご存じでしたか。
たぶんあの公園で
間違いないと思うんですが。
ブラックジャックの話、
子供の体から生えてくる
葉っぱをいくらちぎってもまたはえてきて
というところまで覚えているんですが
結末を勘違いしていたような気がします。
修正しました。
投稿: natsu | 2010年8月15日 (日) 23時22分