夏休みに子供に見せたい記事リンク集。
この間の日記で
教科書をiPadになんかしたら、
ガキどもが全力で向かう先はエロサイトだぞ。
と書いた。
もちろん今でもパソコンがある小中学校というところはあって、
そこではアクセスできるサイトが中国以上に制限され
きびしいパスワード管理によって
だれが使ったかの履歴をはっきりするようにしてある。
iPadが教科書に導入されても同じこと。
児童個人が端末を持つような時代になれば、
いままで以上にアクセス制限や
個人管理がされるようになるのだろうな。
しかし、先生やえらい人達に言いたい。
中学生になって英和辞書や国語辞書を買ってもらったとき
真っ先に引いた単語は『SEX 』だったでしょう。
真っ先じゃなかったかもしれないが、
隠さなくてもいい。
絶対に一度は引いた事があるはずだ。
そこに書いてあるのは、
『性。性交。』なんていう素っ気ない表現で、
それならばと思って国語辞書で『性交』と引くと、
『男女の体の交わり。交合。まぐわい。』なんて書いてある。
『まぐわい』という語感の危うさにどきどきした。
そんなことがあったでしょう。
しかし大抵の単語は、
たとえば『penis』とひいても『男性器。陰茎。』とでて
『男性器』とひくと『陰茎。ペニス』と出る。
おなじところをぐるぐる回って
ちっとも大事なところにたどり着けないのだが
飽かずにその無限ループを繰り返したはずだ。
男子だったらやっている。
なかったとは言わせない。
そんな中1の春の頃の気持ちを
ぜひ 忘れないで欲しい。
『わはははは』
『どうしました? 宇能先生。』
『うちのクラスのネットのアクセス記録を見ていたんですよ。
そしたら、睦月ってやつがWikipediaばっかり見てるんです。』
『感心な子じゃないですか。』
『僕もそう思ってたんですけど、
「リンク元ページの検索」っていうのをやってみたら…』
『ほほう…』
『ね?セックス、ペニス、ヴァギナ、勃起、レズ、ホモ…。』
『うわはははははは、
あったまわるー。…ははは。男子ですねえ。』
『どうしました? 馬鹿笑いが廊下にまで聞こえていますよ。』
『あ、これは校長先生。じつはかくかくしかじかで。』
『まあっ。まあまあまあまあっ。なんてことっ。』
『ね、ひどいでしょう。』
『ひどいのは団先生です。
閲覧履歴の管理は必要ですけど、
それで児童を笑うことは許しませんよ。』
『…はーい。』
『…まったく、Wikipediaなんてどうせ大した…
あら、あらあらあらあら』
『…よう、見てみろ』
『…あらあらあらあらあら』
『…うん、あとで校長のパソコンの閲覧履歴も見ちまおうか。』
まいとし、8がつになると
『なつやすみ』でけんさくして やってきてくれる おともだち。
いつも、きたいはずれな記事でごめんね。
そんなおともだちに、きょうはとってもいいおしらせだよ。
見ていても絶対に怒られないフリー百科事典
Wikipediaのエロ項目リンク集。
4.膣(写真あり)
さすがというべきか、Wikiは無駄にすごい。
誤解がないように言っておくが、
こんなにえげつないページばかりだとは思っていませんでした。
いや、本当。
こんなページを検索して、リンクを貼って
ひさびさに中坊の気持ちになりましたよ。
ほかにもいろいろあるよ。
エロ知識の海は君たちの前に広々とある
そこに漕ぎ出すかどうかは 誰かに決めて貰うような事じゃない。
漕ぎ出したら そこはすばらしい海かというと
全然そんなことはない。
100の期待に対して、利益は1で、99は毒というくらい。
それを知った上で挑戦してらっしゃい。
そしてこんなタイトルの記事をアップしちゃって
ほんのちょっとだけ後悔はしています。
少数とはいえ検索して迷い込んで来ちゃった
子供さんはお母さんに言いつけないように。
リンクしたページをこっそりと見てなさい。
ケータイでも見られるから大丈夫だ。
(なにが?)
さて、画面上に『エロサイト』なんか広げていて、それを
お母さんや先生に見つかってしまったら大変だよね。
そんなとき、画面上のブラウザを
一瞬にして消してしまう方法があるので
ご教授しよう。(Windows限定)
キーボードの
『ウィンドウズ・キー』と『dボタン』を同時に押して下さい。
一瞬で消えます。
背中に人の気配を感じたら
ゴルゴ13よりも素早く反応できるように訓練しておこう。
社会人になっても必ず役に立つぞ。
絶対に出世はできないけれどな。
画面がいきなり壁紙になってしまうので
『どうしたの?』と訊かれたら
『いま再起動したところです。』と
これも即座に答えられるようにしておこう。
ただアプリケーションそのものは消えないので
エロ動画を見ていたとしたら
しかるべく『音声』は聞こえる。
だから音声はイヤホンで聴く習慣をつけておこう。
これも大事だ。
まあ 頑張れ、と思う。
では『今日の「あんまりな説明文」』
中日新聞のテレビ欄
声優の名前で
ばれるんだろうけどな
『少女は2匹の不思議な生物を執念深く追う』
不思議な生物とは、これ。
不思議な生物と
ふたりの少女
執念深い、かなあ。
とっとろ、ととーろー
終戦記念日になに書いてんだか。
とっとろ、とーとーろー
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コメント
あはははは!
し、失礼。
いや、私、その、子どもがこんなものを検索していたら、叱るべき母なんですけど
めっちゃどきどきしてます(笑)。
決して本質にたどりつけない無限ループ……
むしろそれは、哲学のように思います。
みんながんばれ~。
投稿: fullpot | 2010年8月15日 (日) 21時42分
fullpotさんありがとうございます。
叱らなくたっていいですよ。
みんな通る道ですから。
英和辞典やWikipediaくらいで
勉強してくれた方が安心するでしょう。
ほんとに本質には
たどり着けないんですよねえ。
投稿: natsu | 2010年8月20日 (金) 17時57分