ケンタと言えば食べ放題
9月9日はカーネル・サンダースの誕生日、なのだそうだ。
この人は『カーネル』といいながら大佐じゃない、
ということは知っていた。
『名誉大佐』というものなのだそうだ。
しかし、サンダースなんて名字は珍しくないので
『サンダース大佐』というのはアメリカ軍に限らず
たくさんいそうな気がする。
からかわれてないだろうか。
少なくとも敵からは
『このチキン野郎っ。』と言われているだろうな。
個人的にケンタッキーの思い出といえば
食べ放題だ。
大阪の箕面小野原店には食い放題のサービスがある。
から揚げだけじゃなく、焼きそばやフライドポテトなど
これでもか、というくらいあぶらもんが食える。
まだあるのか、と思って調べてみたら、
『カーネルパフェ』という名前で、ちゃんとやっている。
値段なんかはずいぶん高くなっているが
もはや日本でここだけなのだという。
小野原には交差点をはさんだ場所にミスドもあって、
そこでは1000円で好きなドーナツ10個とり放題
というサービスがあった。(今は無いらしい。)
記憶があやふやなのだが
この交差点のそばにはフレンドリーもあって
ここにも食べ放題、というサービスがあった。
(今は店自体がない。)
夢の国だった。
まあ、この年になると『食べ放題』に
心が動かされることはないのだが
若い頃は『量がご馳走』って時代があったよな。
しかしいまやケンタッキーも渋谷あたりの、おされな店では
『揚げない鶏肉』を食わせるのだそうだ。
いやな時代だなあ。
いちびった店構えの渋谷店
30年前とちっとも変わっていない
小野原店
揚げてこそケンタッキーだよな。
初めて食ったのがいつだったか、もう覚えていないのだが
ジャンクなうまさにびっくりした。
手づかみでしか食えない手羽先なんて、
むかしは豚のえさだったのだが、油でじっくりと火を通すことで
骨ごと食えるようにした『フライドチキン』は
アメリカの黒人のソウルフードだった。
これを改良して、高圧の圧力釜で揚げて
『魔法のパウダー』で味付けをしたのがサンダースおじさん。
サンダースおじさん直筆のレシピが残っているのだが
門外不出だそうである。
レシピのブリーフケースと
魔法のスパイスたち
久しぶりに行ってみたいけど、
小野原はちょっと遠いなあ。
では『今日の一枚』
伝説の『メイド・サンダース』
秋葉原店が、メイドコスプレをさせたんだが
日本のKFC本部から『やめてくれ』と言われて
3日で撤去された、『幻のサンダース。』
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コメント
最近の若者は、食べ放題って喜ぶんでしょうか?
なんせ……男子は草食系ばかり。カーネルおじさんにはつらい時代になりましたね……。
投稿: fullpot | 2010年9月12日 (日) 20時28分
fullpotさんありがとうございます。
いまの若い人、『食べ放題』
行きませんかね?
渋谷で売ってる『揚げずに唐揚げ』は
ローカロリーという事で
ケンタも苦労してるなーとは思います。
草食系ねえ。
ケンタッキーなんてジャンクフードだし、
そこがいいのに…
投稿: natsu | 2010年9月14日 (火) 22時22分