晩餐 菅
この一ヶ月の間の菅総理のお食事。
10月17日 (午後)0時10分、鉄板焼き店「さざんか」で食事。
7時2分、すき焼き店「岡半」で伸子夫人と食事。
10月16日 6時44分、東京・猿楽町のすし店「代官山 韻」。
10月15日 8時21分、東京・六本木の日本料理店
「さかなや富ちゃん六本木店」。
10月11日 (午前)11時56分、
東京・赤坂の中国料理店「花梨」で食事。
10月8日 (午後)8時39分、
東京・赤坂の日本料理店「赤坂たけがみ」。
10月6日 7時33分、東京・赤坂のすし店「赤坂 石」。
10月2日 8時5分、焼き肉店「叙々苑 游玄亭赤坂」で食事。
10月1日 7時16分、東京・赤坂のすし店「赤坂 鮨金ちゃん」。
9月28日 7時47分、東京・赤坂の日本料理店「七福神 環」。
9月21日 8時54分、東京・赤坂の黒豚専門料理店「黒福多」。
9月19日 8時8分、日本料理店「岡半」で食事。
9月17日 10時25分、東京・赤坂のすし店「赤坂 鮨金ちゃん」
寿司と肉ばっかり。
子供か、お前は。
各新聞の政治欄には
必ず『首相の一日』なんていう、小さな記事がある。
『番記者』が張り付いて、分単位で誰と会って
どこに行ったか、なんていうのを記録している。
ちなみに、ここにあげたのは東京新聞のもの。
プライバシーも何もあったもんじゃねえな、と思う。
もちろん、公邸で食うメシもあるだろうし、
国連に行ったりASEMに行ったりしているので、
そこでは設宴メシだ。
複数出てくるのは、赤坂の『鮨金ちゃん』という店だけ。
『総理御用達』の店なわけだが、にぎり1000円から、
というびっくりするくらい庶民的な値段の店である。
『極上』でも3000円だ。
メニューに『極上』って書くなよ。
しかも3000円。
毎晩高級ホテルで晩酌をしていた、麻生さんとは
ずいぶんな違いである。
プライム・ミニスターが行く店としては安すぎやしないか?
という、気がしないでもない。
ここは、1ヶ月に3回も行っている。よほどお気に入りらしい。
サイン色紙とか飾ってないだろうな。
店も、いい宣伝だよなあ
なにしろ日本中の新聞に名前が載るのだ。
毎日見ている人間がどのくらいいるのか知らないが、
少なくとも東京にいる各国のスパイはチェックしているだろう。
『あいやー、また会ったあるね。』
『ドーブルィ・イヴィーチェ(こんばんは)。
今日は他に誰がいるビッチ?』
『今晩ハムニカ。』
『おお、よく会うな。
あんまり来ると怪しまれないスカヤ?』
『お互い様スミニダ。
今日は盗聴器のバッテリー交換に来たね。』
『古くさいの使ってるなあ。真空管か?』
『ばばば、馬鹿言っちゃいけないハムニダ。』
『我が国のをひとつやろうスキー。』
『おお、爪楊枝にしか見えないね。』
『これで、録音もできるし、菅さんが歯をせせったら
どこに虫歯があるかまでわかるグラード。』
『…あの、私にもくれないあるか?』
『君んとこはだめだスカヤ。すぐにコピーしちまうビッチ。』
『…むむむ』
9月の内閣改造で新しく入閣したうちの1人が、
参院選で落選した千葉大臣のかわりの柳田法務大臣。
じつは、私
寿司職人の修行をしてました
寿司職人…
そこが評価されたんじゃねえのか?
『あー、柳田さんかな。』
『…はい…』
『今日も、6時に公邸に来て欲しいんだが…』
『…勘弁して下さいよ。もう…』
『大阪地検の不祥事や、尖閣問題。法務行政について
君と話し合いたいことは、いくらでもある…』
『仕事の話なら、官邸に呼んで下さいよね。
公邸って、また寿司を握らせるんでしょう。』
『…頼むよう。
金ちゃんばっかりだと番記者に笑われるんだ。』
『公邸にも料理人がいるでしょう。』
『いやあ、彼の専門はフレンチなんだ。
やっぱり、プロを目指した人は違うよ。』
『…総理は、おだてるのがうまいですなあ。』
『道具を忘れないでくれよ。』
『首相公邸に柳葉包丁を持って行くのは
僕くらいでしょうなあ。』
『警備のほうには言っておくから…』
菅さんの場合、会食が多いので、
どこまでが公務かようわからんのだが、
名前が出ているレストランはプライベートなんだろう。
赤坂の『鮨金ちゃん』に行く気はしないのだが
行ける人はいってみて下さい。
東京にいる時は、5日に一度は行っているんだから
うまくすれば、会ってサインが貰えるかもしれない。
まあ、いくらプライベートでもSPが わっさりといて
声など掛けられないとは思うが。
設宴メシは、招待される側だったら、
病気や宗教上の理由でもなければ
リクエストなどできないのだろうし、洋食ばかりなのだろう。
『プライベートごはん』くらい好きなものを食いたい、
という気持ちはわかる。
そもそも、なんでこんな記事を書き始めたかというと、
10月17のこのひとは、昼飯も晩飯も肉なのだ。
なんちゅう偏食か、
と思って調べてみたらこの有様だ。
例外は10月12日の昼飯で、
この1ヶ月の間で、唯一中華を食っている。
10月12日といえば、拘束されていたフジタの最後の社員が
解放されて、帰国した2日後だ。
『勝利の中華』 だったのか?
『屈辱の中華』 だったのか?
『たまには中華』 だったのか?
もう、ねえ。
『たまには』っぽいのが、なんとも…。
せっかくなら、中国に『雪辱』を果たすまで
中華断ち、をしろ。
では『今日の一枚。』
『ヴァンサンカン』
25ansで
ヴァンサンカン
誰もわかんないかな、と思ってやめようと思ったけど…
でも、悔しいから書きます。
悔しいですっ
そうか、そうか。
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