自殺者マンションと訳あり物件と戦場カメラマン
自殺者が出た、というマンションで、大家が遺族に
たくさんの『補償金』が要求しているケースが増えている、
というニュース。
大家の気持ちはわからなくは、無い。
自殺されたら、後始末は大変だろうし、
気持ちも悪いだろう。
しかし、内装工事費を取るのはともかく、
それを加算し、さらに『お祓い費用』なんていう事をくれ。
700万出せとか言うやつは、呪われてしまえ、と思う。
そもそも、あんたたち、そこの家で自殺があったって
それを言わないでしょう。
次の入居者募集の時に言うか?
それを言わなくて高い補修費を取るのは卑怯だよな。
UR(都市機構)は殺人事件なんかが起きた
そうやって、借りる側も納得するんならいいが。
そういう家を借りようとは思わないけど。
構わない、という人がいるんなら、それはそれでいい。
『あの、413号室に引っ越してきた、音無です。』
『ああああ、413号室ねえ…』
『…よろしくお願いします。』
『なにも出ませんか?』
『…は?』
『ああ、413号室は、先月
18歳の娘さんが首を吊っちゃってねえ。』
『ええっ?』
『…視えるわ。…』
『やめなさいっ。みみかっ。
あの、この娘なにかいろいろなものが
視えるんだそうで…』
『おばさんの肩の上に、眼鏡をかけたさえない男が
視えます。』
『そうよっ。惣一郎さんは私を守ってくれるのっ。』
『でも、その人はあなたの背中にいる
若い女の人を口説きまくってますよ?』
『惣一郎さんっ?』
『猿彦、いい加減にしなさいよ』
『えー?なんだよう。姉ちゃん。』
『毎日毎日マス掻いて、臭いし、視えるのよっ。』
『だってー、若いんだしいー。』
『あんたっ。ちょっと姉ちゃんと一緒においでっ。』
『なんだようー。姉ちゃん。こんな神社に連れてきて。
外で教えてくれるのかあ?』
『馬鹿っ。マスを掻くなら、
水子地蔵の前でやりなっ。』
『ええーっ?』
『お地蔵様にお詫びしながらやりなさいっ』
『霊が視える。』なんていう馬鹿は
ぶちのめしてやりたい。
霊の存在を信じない訳じゃない。
でも、それを『視える』とかいう奴は取り憑かれてしまえと思う。
まして、そういう事で本なんか書いている奴は
戦場に行けよ、と思う。
『戦場心霊カメラマン』とかになれば
変なしゃべり方をしなくても、受けるぞ。
では『今日の一枚。』
ぼくの、撮った、写真は
心霊写真、ばかりです。
萎える看板。
ひとつ、積んでは親のた、うっ。
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