ツイッター論戦とダブ時計
橋下知事と平松市長がツイッターで論戦、
というニュース。
会えよ、直接。
橋下さんと平松さんは、
諸般の面子によって、公開討論をしない。
今回、橋下さんが『メディアは編集するから』
と呼びかけ、平松さんが
『建設的な話になるなら』と、
応じることにしたのだという。
いいことだと思うけど、
それなりに立場のある いい大人が
ぷちぷちぷちぷち、
ケータイやキーボードを叩いて『議論』して
いるかと思うと、
なんか間違ってると思う。
『えーと「小沢先生にお尋ねします」っと、
このたびの政治資金規制法違反での起訴に
ついて…』
『総理「規制」じゃありません「規正」です』
『えー?めんどくせーなー。』
『だめですっ。会見と違ってツイッターは
文字が残るんですっ。漢字を間違ったら、
鬼の首でも取ったかのように
「総理は2代続いて字を知らない」って
言われちゃいますよっ』
『総理とは、物の読めない奴ばかり、か…』
『なんですか?それ。』
『漢字も、票も読めぬもの、
おまけに景気も読みかねる、と。』
『…もう。』
『なあ、これどうやって訂正するんだ?』
『クリアって言うボタンがあるでしょう…』
『女子校生とか、よくこんな小さいボタンが
押せるなあ…俺、老眼なんだよ…』
『もう、ちょっと貸して下さい…』
『じゃあさ、俺がセリフを言うから、
お前打ってくれよ。』
『…はあ、なんて打つんです…?』
『えーと、何度お願いしても国会に出てきては
頂けないので 先生の大好きなITツールを使い
公開の形でおたずね致したいと思います。』
『…おもいます、と。』
『えーと、党執行部の言うことは訊かない癖に
ネット動画には、ご機嫌良く出やがって、
舐めるのもいい加減にしろこの野郎。』
『‥いい加減にしろ、このやろう、と…』
『いや待て待て待て、そのまま打つな』
『はあ、僕もこれじゃ喧嘩になるなあ、と…』
『つまり、そういうニュアンスを言外に
匂わせつつ、自主的に離党しろ、このデブ、
という感情を表には表さずに。
ついでにダブもなんとかしろ、という気持ちを
そこはかとなく感じる今日この頃。
さらに、4億円の政治資金なんかも
うらやましいじゃねえか、と。』
『うらやましいですよねえ。』
『周りが迷惑するから
一緒にされるような誤解を解くように
国民に説明しろということだけは、
きちと伝えてだなあ。』
『はあ…?』
『ツイッターが全世界に公開されることに
配慮して、さらに大事なことは
党を割らない事で
決定的な言質が取られないように、
ということを踏まえつつ
余韻のある日本語でツイートしてくれ…』
『無理です…』
『うーん…』
『そもそも、ツイッターは
140文字までしか打てないんですよ。』
『140文字って、お前
般若心経も打てないじゃないかっ』
『だから、ご自分で打って下さい。』
では『今日のダブ時計。』
あの頃は、たくさんいたさ。
時間がたつとねー
みんな、どこに行っちゃったんだろう。
午後五時のあと一羽
夜の12時に、挟まれて死んじゃえ。
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