キャット・スープ・カレーと中野坂上
イギリス人は『カツカレー』が注文できない、というニュース。
『カツカレー』を『Cat Soup Curry』と言ってしまうのだそうだ。
カツカレーを発明したのは日本人。
野球選手の千葉茂が注文したんだと。
『洋食』なんだけど、外人は知らない。
だから、言い間違うのは仕方ないと思うのだが
言うに事欠いて『猫スープカレー』ってなんだ?
猫スープ・・・
閑話休題。
docomoのCMの上京編が好きだ。
石野真子って歳取ったなあ…
『おなかすいたらどうすんの?』って
いまどき、こんな上京風景はないと思う。
でも、なんか うるっと来てしまうのは、俺も歳をとったからだ。
それはそうと、スマートフォンでは音声検索ができるのか。
『中野坂上…』って
『うーしっ、もう一軒いこうっ、もう一軒。』
『京橋行こう、京橋っ』
『おねーちゃん、どこいくのっ?』
『え?あの…「わたくしいち」ってところに行きたいんですけど
乗り換え案内が出なくて…』
『あー、そりゃあ「私市」で「きさいち」っていうんだようー』
『読めなきゃあ、音声ガイドの意味はないよなあ…』
『京橋いこっ。おっちゃんと京橋っ。』
『え、えーと…「きさいち」…』
『きょーばしきょーばしきょーばしっ。』
『わはははは。ほら京橋の案内が出てきた。』
『きょーばしはっ、えーとこでっせ。な、一緒にいこっ。』
読めない地名なんて、いくらでもある。
『登戸』と書いてあったら、日本人の90%は『のぼりと』と
読むだろうが、千葉市民だけは『のぶと』と読む。
京成電車に、そういう名前の小さな小さな駅があるのだ。
『別府』と書いたら日本人の99%は『べっぷ』と読むが
加古川市民だけは『べふ』と読む。
そういう名前のかわいいかわいい鉄道があったのだ。
『神戸』と書いたら、たいていの人は『こうべ』と読んでくれるが
こう書く地名は日本中にあって、『かんべ』だったり『こうど』
だったりする。
スマートフォンはどこまで対応してくれるんだろう。
『キャット・スープ・カレー』は
意味を考えたら、間違えるはずがないと思うんだが
いちびった中華料理屋のメニューを読み切る自信はない。
東坡肉のことを、ずーっと『とうぼうろう』だとおもっていた。
豚ばら煮込み、
といってしまうと実も蓋もないな
中野坂上のことを、『なかのさかがみ』だと思って
東京の友達に笑われたことを思い出した。
奴には京阪電車の駅名を、端から全部言って聞かせてやりたい。
でも、『なかのさかがみ』と吹き込んで
『もしかして、なかのさかうえ?』
と、音声で聞き返されたら、叩きつけて壊すと思う。
『ぷっ、あの娘、読めないのよ。』
『田舎ものが出てくる季節よねえ…』
なんて言われちゃったら、泣きながら郷里に帰る。
3Dで、いるかが出てきても、壊す。
消えろ、こら
いらいらしてる時にこいつが出てくると、腹立つよね。
では『今日の真子。』
狼なんて怖くない。
昭和36年生まれ。
今年めでたく50歳。
うひゃー。
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コメント
京橋のくだりで爆笑で
3Dのイルカのところで
吹き出しました
いつも楽しい記事をありがとうございます
石野真子さん 50歳でも綺麗ですね
いえ、別に熟女趣味ではありませんが・・・
投稿: レイ | 2011年2月24日 (木) 21時54分
レイさんありがとうございます。
ほんとに、知らない土地で
読めない地名が出てきたら
どうするんでしょう。
石野真子さん、このCMは
老け役を作ってるんでしょうが
ファンだったのに…
投稿: natsu | 2011年2月28日 (月) 22時31分