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2011年2月 8日 (火)

JR四国の阿佐線復活法募集

JR四国が牟岐線と阿佐線の旅客増のアイディア募集、

というニュース。

(読売新聞の記事へのリンク)

     

 

 

 

 

 

 

 

徳島県から高知県に向けて走る、JR四国の牟岐線と、

その先の阿佐海岸鉄道の阿佐東線はとんでもない赤字線。 

なんとかなりませんかねえ、というニュース。

 

 

 

なにが阿佐線かというと

四国の東南の果て、室戸岬を回って

『阿波』と『土佐』を結ぼうとしているから阿佐線。

 

 

牟岐線は昭和47年に海部まで開業。

その先の区間も工事も進んでいたのだが

昭和50年代に入ると、国鉄本体が怪しくなって工事は中止。

 

でも、殆ど完成していた区間については開業しようよ

ということで、とりあえず甲浦(かんのうら)駅まで開業した。

 

しかし、全線区が赤字線のJR四国は、その区間が維持できず、

第三セクターの阿佐海岸鉄道になったのだが、

『本体』のはずの牟岐線の経営も怪しくなって

こんな広告を出すようになった。

 

 

 

もはや、土讃線とつながる見込みはなさそうだ。

せめて、途中の室戸岬まで開通できたら

そこそこ観光客が来るような気もするのだが、それも無理らしい。

 

 

 

今回の募集では、

いいアイディアを出してくれたら、

1万円相当の地元の特産品をくれるのだという。

 

 

 

 

 

しょぼっ。

 

…1万円…

 

 

 

希望する人がいれば、現金じゃなく

サボ(行先標)やシートなんかの

鉄道グッズをくれるんだという。

 

 

 

そっちの方が金になるんじゃないのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『やっぱり駅名を生かすべきじゃないか?』

 

『だけど、JR四国は、この日記が以前提案した

『学駅の入学券』プランも無視しやがるし…』

 

『徳島に「開」っていう地名があるんだ。』 

 

000kai_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『小松島のそばですね。

となりに「運」っていう地名があれば、『開運』って…』

 

『残念だけどないんだなあ、そんな地名……』

 

『昔の北海道の広尾線の「幸福駅」みたいに

うまく行かないんですかねえ…』

 

『なんかもう、適当に作っちゃおうか。

「合格駅」とか「結婚駅」とか。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『それに、やっぱり名物駅長だろう。』

 

『もう、やりましたよ…』

 

『馬鹿野郎っ。めだかとか伊勢エビとか

そんな貧乏くさいことをやっているから駄目なんだっ。』

 

『…はあ…』

 

『ここは、うさぎだろう。』

 

『もう予讃線の卯之町駅にいますよ。』

 

00usa 

 

つばさ君です

 

 

 

 

『馬鹿野郎っ。うさぎは寂しいと死んじゃうんだっ。』

 

『じゃあ、だめでしょう…』

 

『一日20本しか来ない阿佐東線に客が来なかったら

寂しくて死んじゃうかもなあ。

って広告してみろ。』

 

 

『それじゃあ脅迫ですよ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『やっぱり、海部駅といえばトシキだろう。』

 

『元首相ですか?』

 

00tosiki 

 

トシキ 

 

 

 

『名誉駅長になって貰おう。』

 

『でも、あの人愛知県出身で、徳島と関係ないし、もう80だし…』

 

『だからなんだ?』

 

『うさぎより早く……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『じゃあ、牟岐線の名物といったらなんだ?』

 

『それはやっぱり、日和佐海岸の海亀の産卵でしょう。』

 

『海亀列車を走らせよう。』

 

『それ、40年前からやってます。

季節物だし、すぐに見られる訳じゃないから

結局観光資源にはならなかったでしょうっ。』

 

『違うっ。

「海亀を見る客を運ぶ」という点で間違っている。

海亀を列車に乗せちまうんだよっ。』

 

『…はい?』

 

『だから、卵をこぼしそうに孕んでいるメスを列車に積んで、

一両解放して、座席を取っ払って、砂を敷いて

卵を産むのを観察させるんだっ。』

 

 

 

『…またそんな、PETAに怒られそうなことを…』

 

『卵を産んだら、そこの駅で放す。

亀の子は場所を覚えて また帰ってくるらしいじゃないか』

 

『…帰ってきますかねえ…』

 

『そうなれば、20年もしたら

各駅停車で感動ドラマだっ。』

 

 

『20年後まで、この鉄道が続けばいいですけどねえ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローカル線の復活については

また別の機会に真面目に話したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では『今日の鉄道商法。』 

 

 

 

 

 

 

レールを売っちまう、という方法もある。

 

00iyotetu_2 

 

伊予鉄道で売っている「レール文鎮」 

 

 

 

伊予鉄のレールは10cmで1500円。

阿佐東線の終点の甲浦駅から隣の宍喰駅までは2.4km。

単線だけど、レールは2本だから、

売れば72億円。

 

 

 

全線なくしちゃうくらいなら、一駅廃止して売っちまえ… 

 

 

 

 

 

 

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コメント

今回の話も勉強になり
また、随所で爆笑でした
ありがとうございます

「レール文鎮」はいいですね
ちょっと欲しいです

でも、廃止にならないための案というのは
なかなか難しいですね
名物駅長よりも
やはりその地方の魅力ですよね

投稿: レイ | 2011年2月 9日 (水) 07時54分

レイさんありがとうございます。
あんまり調べないで書いちゃったんですが
伊予鉄のレール、
本物なら10cmで3kgになるんですよね。
レプリカかなあ。
地域の脚、といいながら人口が減って
観光客も来ないとなると辛いですよね。

投稿: natsu | 2011年2月12日 (土) 21時19分

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