プリンセス・○○○
『プリンセス・トヨトミ』という映画のCMが流れている。
『読んでいない本については書かない。』というのは
フリーダムなこの日記の、数少ない「自分ルール」なのだが
この小説の設定というのが、まるっきり理解できない。
うーん…
ただ、この『プリンセス○○○』というのを聞いて
そういえば、『もののけ姫』の予告編も
『プリンセス・モノノケ』って言ってな、
というのを思い出した。
『という事で、今ひとつ視聴率が伸びない
うちのドラマも名前を変えよう。』
『……』
『題して「プリンセス・ゴー」。』
『わーわーわーわー』
『どうした?』
『どおして、今現在やっているドラマの
タイトルを言っちゃうんです?』
『プリンセス・ハッとしてゴーでCHACHA』
『それ、今より もっと当たらないと思いますよ…』
『じゃあ、
「プリンセス・OYAYUBI 」。』
ある 日、 ひきがえるが
おやゆびひめを 見て いいました。
『わたしの むすこの よめに しよう。』
そして、おやゆびひめを
ベッドごと はこんで いきました。
『カエルの息子ってオタマジャクシですよね。』
『オタマジャクシなのに「嫁を取る」
なんて生意気だよなあ…』
『女に向かうのは、オタマジャクシだからじゃないでしょうか。』
『…映画には、ならないかな…』
『少なくとも、ぼくは見ません。』
『じゃあ、「プリンセス・人魚」。』
『せめて、マーメイドって言いませんか?』
そうよ、そうよ
『こいつ、上海万博で、本体が貸し出されちゃった間
コペンハーゲンにおいてあった骨だよな。』
『万博が終わって、今どうしてるんでしょうね。』
『じゃあ、じゃあ、じゃあ
「プリンセス・SHIRAYUKI 」。』
『それじゃ、酒の名前ですよ。』
『この話、原題がSchneeweißchen(白い雪)で
英語も直訳で、Snow Whiteなのに、
どこで「姫」が入ったんだろう?』
『酒の名前みたいだからじゃないですか?』
『じゃあ、じゃあ、じゃあ、じゃあ
「マダム・ヤマノウチ 」。』
『…誰です?』
『それ、もう「プリンセス」じゃないし…』
『でも、マダムって言うと印象が変わるよな?』
『「姫たちの戦国」の茶々、っていうと
運命に弄ばれる悲運の姫君って雰囲気がありますけど…』
『マダム・ヨドギミっていうと違うだろ?…』
『マダム・ニューみたいですねえ。』
では、『今日のプリンスとプリンセス。』
プリンス・トヨトミ
後世の肖像画らしいんだが、
もうちょっと、
ましに描いてあげたらいいのに。
実在の『プリンセス・トヨトミ 』
秀頼の娘、天秀尼。
大阪落城の時に助けられ、出家して80まで生きた。
彼女の死をもって豊臣家の血統は絶えた、とされている。
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コメント
豊臣の血筋って途絶えていたんですね
知りませんでした
薄学で恥ずかしいです
「プリンセス・トヨトミ」
あらすじ読みましたが
ホントにわけがわかりません(笑)
投稿: れい | 2011年5月30日 (月) 11時38分
れいさん、ありがとうございます。
秀頼は生き残って
ナポレオンになった、とかいう
話もあって
それはそれで楽しいです。
プリンセス・トヨトミ
…むー?
投稿: natsu | 2011年5月31日 (火) 20時12分