中国高速鉄道事故と新幹線とジャイアントロボ
事故が相次ぐ『中国新幹線』。
今回は、橋梁上で追突、列車が落下。
死傷者、数百人、だと。
日独の技術を取り入れたくせに、独自技術と言い張る。
事故直後に読売は、
『今回事故になった区間は時速250km/hで
いわゆる新幹線ではない。』と眠たい事を書いていた。
速いよ、250km/h。
中国の新幹線にしろ『高速新線』にしろ
外国技術の寄せ集めだ。
パクリ遊園地や、パクリガンダムではしっぽをまいたくせに、
今回の新幹線では妙に強気なのも生意気だ。
バガンダム
大体、フルシチョフが大嫌いで
大好きだったスターリン時代の
1960年代のMIG21のデッドコピーを
いまでも使い続けている国が
第五世代戦闘機だなんて、わらわせらあ。
1955年 MIG21
1967年 殲7型
1980年 殲8型
ここまでは、びっくりするくらいMIG21。
大きくなっているんだ、といういいわけはともかく
いつまで40年前の機体をつかってんだ、
と思ったらこうだよ…
2010年 殲20型
いやいやいや、最後の飛躍、おかしいよな…
しかし、まあ。
『中国新幹線』がトラブルを起こすと、
『ほら、やっぱり。』みたいな読売は
真底の嘘つきなので信じてはいけない。
開通初年の東海道新幹線は
雨で止まる、雪で止まる、架線が垂れる、路盤が沈む。
その当時ははもう、読売大喜びな勢いで
事故が続いた。
『初期トラブル』というのは、システムの大小にかかわらず
必ずあるのだが、これが出た。
だから、中国に偉そうな顔する理由は、読売には、ない。
さらに、
『中国新幹線は、突貫工事で急拡大したから駄目なんだ。』
何て、物知り顔でいう馬鹿がいるのだが
突貫工事という点でいえば、
東海道新幹線だってひどい。
なにしろ、工期5年だ。
総延長515kmですぞ。
『弾丸列車』時代に買収した用地が使えたという事はあるが
線路の設計から、トンネルの掘削から、車両の開発まで含めて
たったの5年だ。
なにしろ、試験線がなかった。
新幹線以前、日本国内で200km/h出した列車はなく、
列車がないから、線路もなかった。
仕方なく、小田原付近の30kmほどを先行して建設し
変電所や車両基地も作って、
200km/h運転の練習をした。
システムや、車両の研究、
運転士の訓練には役に立ったが
『本線』を『試験線』にするなんて無茶である。
万が一、路線や、橋梁やトンネルに
問題が見つかっても直せないのだ。
乱暴な話である。
でも、新幹線では死亡事故はないじゃないか。
というかも知れないが
それは、旅客に関しての事。
開業1ヶ月後、
連絡ミスで、本線に立ち入っていた保線係5人を
はね飛ばして殺してしまっている。
でもでも、中国の事故は
本線内の列車に追突しちゃったらしいじゃないか。
ATCがある、日本の新幹線では、あり得ないよねー。
なんていう馬鹿がいて、肩書きが「鉄道ジャーナリスト」
だったりするのだが、
うるせえよ、このうんこクソ馬鹿。
1973年、新大阪駅付近で回送列車が
ATCがあったにもかかわらず、本線に進入して脱線した。
幸いにして、本線上の列車は正常に停止したため、
事故(アクシデント)にはならず、インシデント扱いなのだが
そういう事故だってある。
日本以外もひどくて、19世紀末のアメリカでは
広い国土に鉄道網が張りめぐらされた。
ただ、あの国は『国鉄』という概念を持たなかったので
中にはひどい鉄道会社があり、
橋の崩落事故が続発した。
1887年には1年間で20件以上の橋が落ちた。
年間20回以上という事は、
3週間に一回以上だ。
ひでえ…。
だから、中国を許せ、という事ではない。
あんな国、信用できるか。
しかし、日本だってそんなに偉いもんじゃねえぞ。
『ほら、だから中国は…』
というのは、あんまりよくない。
もちろん、特許うんぬんは許せないが。
毛沢東同志が、
いまでも生きていたら、あの国に、
あんな生意気な顔はさせないのに、
と思うばかりだ。
『という事で、天安門の毛同志を復活させよう。』
『どうやって?』
『クローンを作るのは失敗した。
だから、今度は「メカ・マオツートン」だ。』
『ははあ…』
『大作少年が、リモコンで呼びかけると
「ま゛」っていって、『毛沢東廟』の天蓋が開いて…』
では、『今日のジャイアント・ロボ』
『これ、夏休みになると毎朝必ず見てたなあ。』
『いま見ると、びっくりするくらい
チープなセットですね。』
『でも、それがよかったんだよ…』
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