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2011年8月の投稿

2011年8月27日 (土)

日盛りの公園の砂場で女の子が、         泥団子をつくっている午後3時

先週は涼しかったが、今週は、また暑い。

 

私が住んでいるマンションには、

生意気にもエントランスホールがあるのだが

そこに、小学生が寝そべって、DSをやっている。

 

空調が効いているわけではないのだが、日陰だし、

一応、床も壁もコンクリだし、涼しいのだろう。

 

確かに小学生が、毎日何人も家に来たら

お母さんもキレるだろうな…

 

 

 

 

 

 

こないだは、蝉しぐれの中、公園の藤棚の下で、

機種まではわからなかったが、5.6人の男の子が

やっぱりゲームをやっていた。 

 

今の子は、外で遊ばないんだなあ、と思うのだが

藤棚の横の砂場では、

幼稚園くらいの女の子が、日盛りのなかで、

大変物憂げに泥団子をつくっていたから

もう、なんかDSでもいいような気もする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ニンテンドー3DSって、どうして立体画像になるんだろう。』

 

『まあ、画面が小さいから…』

 

『任天堂が、

元々は花札をつくっていたって事を知ってるか?』

 

『今でも売ってます。(任天堂ウェブサイトへのリンク)

有名な話ですよ。』

 

『そこで、わが社の新作ソフトも、「おいちょカブ3DS」。』

 

『…カブ?』

 

『シッピン、クッピンでどーんと3D。

嵐で、どどーんっと超立体。』

 

『カブなんて、今の子知りませんよ。』

 

 

 

 

 

『場所も時期も勘弁して欲しいんだが、

むかし現場小屋で

職人さんが、昼休みにカブやってんだよ。』

 

『一緒にやったんですか?』

 

『とんでもない。すごいレートだぞ。

腹巻きの中からざくざく万札を取り出して、

張っていくんだから。』

 

『だから、怒られるからやめようよう…』

 

『じゃあ、「こいこい3D」。』

 

『子供が遊べないでしょう…』

 

『赤たんで、どーん。青たんで、どーん。

五光で、どどーん。』

 

『花札から、離れなさいっ。』

 

『じゃあ、「坊主めくり3D DX」。』

 

『百人一首でいいじゃないですか…』

 

『坊主で、どどーんっ。』

 

 

 

 

 

 

 

『せっかくだから、

対戦型ゲームの特徴を活かしましょうよ。』

 

『じゃあ、「カミズモー・3D」。』

 

『カミズモー?』

 

『ボタン連打で、

突っ張り突っ張りつっぱりっ。』

 

『それ、大昔からある紙相撲と、なにが違うんですか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカではファミコンのことを『ニンテンドー』という。

従って、スーパーファミコンは

『スーパーニンテンドー』だ。

 

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『アメリカでは、ファミコンなんて言わないの。

日本人、馬鹿ね―。』という在米20年。

英語のテレビは見られるけれど

教養の骨格に基本的な欠損がある人が

『発言小町』に投稿していたりするのだが、

任天堂って、そういう会社で

ファミコンってそういう商品なんだよ。 

 

 

 

 

 

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そこが粋、なんじゃねえか?

 

 

 

 

 

 

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2011年8月26日 (金)

社長の名前は鈴木か佐藤

日本全国の『社長』の名前を調べたら、

1位は『鈴木茂』と『佐藤誠』だった、というニュース。

(読売の記事へのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『父さん、母さん。会って欲しいひとがいるんだっ。』

 

『ほう、茂もそんな歳になったか。』

 

『な、なんていうかたなのっ?』

 

『…え?鈴木…』

 

『まあっ。まあ、まあまあまあまあ、まあっ。

あなたムコになりなさい。

必ず「鈴木茂」になるのよっ。』

 

『で、彼女のおうちは、なにをやっておられるんだね?』

 

『なにをやる、って。「社長」が前提?』

 

『でも、ほら、230万社の中の160社に

肩を並べるためには、ねえ…』

 

『そうだ。すごく自慢しにくい「第一位」だが、

彼女のお家の、ご商売は、一体何だね?』

 

『え?いや。公務員…』

 

『自営じゃないの?』

 

『3代続いた老舗、とか?』

 

『…いや。』 

 

『………ちぇっ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『野田さんが、総理になれるとか、なれないとかで

千葉の野田市が大騒ぎだそうですよ。』

 

『なにやんの?』

 

『えーと、「醤油かけ」…』

 

『あのさあ、中途半端にリアルな嘘は

真剣に怒られるからやめようよ。』

 

 

 

 

 

 

『でも、野田といえば醤油。』

 

『キッコーマンだな。銚子ならヤマサだ。』

 

『千葉県のガキは、必ず社会科見学で

どちらかの工場に行くんです。』

 

『それで、帰りに小さな醤油差しを貰って帰ってくるんだ。』

 

『どっちでした?』

 

『あれ以来、

我が家では「ヤマサ」しか使わんっ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『「前原」って街も、大騒ぎらしいですよ。』

 

『…どこ?』

 

『えーと、新京成線に、そういう名前の駅がありますね。』

 

『あの駅、商店街なんかあったかなあ。

思いっきり住宅街だったと思うんだけど。』

 

『住んでいたわけでもない、

そんな、マイナーな駅を知っているなんて…』

 

『…』

 

『くすくすくす…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『えーと、他は誰だっけ?』

 

『樽床さんとか?』

 

『樽床、なんていう街、ないよなあ。』

 

『字名なら、結構、東日本にあるんですけどね。

市町村以上のレベルでは、ありませんね。』

 

『あいつが、去年の代表戦に出てきた時は

「誰だ?お前。」と思ったんだけどね。』

 

『その気持ちは、いまでも変わらないが

まあ、今回代表戦に出ても、駄目でしょうね。』

 

『駄目かね?』

 

『3位以下の票を集める秘策でも持ってるのならともかく

決選投票にも出られないんじゃないか?』

 

『しかし、去年は、意外だったですけど

挑戦し続ける、その意気や、よし、と。』

 

『101回くらいプロポーズしたら、

どうにかなるんじゃないか?』

 

『民主党代表の任期は2年だから、

101回目のプロポーズだと、202年後ですね。』

 

『冷静に考えると、

「101回目のプロポーズ」って、

ただの、ストーカーだよな。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の歴代総理。』

 

 

 

 

 

 

 

歴代総理の名字でのトップ3はこちら。

 

 

 

 

第3位……『加藤』っ 

 

0000000katotomosaburo  

 

21代  加藤友三郎 

1922-1923

 

 

 

 

00000000ktakaaki      

 

24代 加藤高明 

1924-1926

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第二位っ、「鈴木」っ。

 

0000000000suzukik   

 

鈴木貫太郎。

42代 1945-1945

千葉県民の誇り。

 

 

 

00000000suzukiz2  

 

鈴木善幸

70代 1980-1982

 

 

 

 

 

 

 

 

『そしてっ。第1位っ(在任期間の長さで判別)。』

 

000giiti   

 

田中義一

26代 1927-1929

 

 

 

 

00000kakuei   

 

田中角栄

64・65代 1972-1974

 

 

 

 

 

 

 

 

いまの、あの馬鹿の気分。 

00000000jaian    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大丈夫、この騒ぎが終わったら

国民みんなが必ず貴様を殴る

 

 

 

 

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2011年8月25日 (木)

お茶・強炭酸

キリン・生茶・スパークリングというのが発売。

(KIRINビバレッジHPへのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お茶のソーダ?』

 

『カクテルのベースとしては、

昔から、ありそうですけどね。』 

 

『でも、お茶でソーダっていうのは意表を突かれたな。』

 

『そこを狙ってるんでしょうけど…』

 

『そういうことで言うと、ソーダにならない

飲み物ってなんだろう?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『カルピス、とか?』

 

『長澤まさみが

「もー、じれったい。」とか言いながら

川島海荷の所まで来ると、

バンっていって爆発するとか。』

 

『カルピスソーダって、大昔からあるよ?』

 

『でも、あのCM

「お前がじれったいよ。」って

思いませんか?』

 

『うん…』

 

『でも、…ねえ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『例えば、コーヒーソーダ、ってのはないだろう

と思ったら、ちゃんとあるんですよね。』

(マギーブイヨンのレシピ)

 

『うまそうじゃん。』

 

『「牛乳ソーダ」とかもあるんです。』

 

『うおっ。』

 

『だから、紹介はしませんが…

ココアソーダ、とかもあるんですよね。』

 

『へー。』

 

『そこでですね?

「素材で意外性を持たせる」みたいなことは

すでに、日本中でやっているわけです。』

 

『…うん』

 

『正統的な方向で、

ソーダの極北を目指したらどうでしょう。』

 

『ソーダの極北?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ということで、「限界コーラ」。』

 

『はい?』

 

『だから、今回の生茶にしても「微炭酸」なわけですよ。』

 

『うん。』

 

『そんな、軟弱なことでどうする、と。』

 

『…えーと…』

 

『微乳だ、草食系だ、弱冷車だ、と。

世の中、どんどん軟弱になってると思いませんか?』

 

『時節柄、弱冷車は仕方ないけど。』

 

『それにしたって、なにが微乳だ。

乳房こそ母性、でしょう。』

 

『うわあ、言いにくいこと、言い切ったよ。こいつ…』

 

 

 

 

 

『だから、最強炭酸。

二酸化炭素最大配合、と。』

 

『ああ、炭酸水だから、CO2…』

 

『キャッチコピーは、

「温暖化なんか、どうだっていい。

いまこの一瞬、涼しけりゃいいや」。』

 

『…どうして無駄に敵を増やすんだろう…』

 

 

 

 

 

 

 

『しかし、そんな缶、危ねーだろー。』

 

『もう、缶パンパンですよ。

「絶対に揺らさないで下さい。」って書いてあるんです。』

 

『飲めないじゃん。』

 

『コーラを一気飲みして山手線駅名暗唱、なんて

芸をするひとがいましたが、

もう始発駅で、げっぷ。』

 

『それ、うまいか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ガキの頃、「缶コーラ・チキンレース」って

やりませんでしたか?』

 

『なに、それ?』

 

『缶コーラを、空高く投げあげて、

みんなその場から逃げないんです』

 

『なんじゃそりゃ?』

 

『逃げた奴は、「チキン野郎」と。』

 

『1回投げても、すぐに爆発する訳じゃないだろう?』

 

『だから、爆発するまで続けるわけです。』

 

『うわあ。』

 

『ここで重要な、お知らせです。

コーラも食品です。食品を粗末にしてはいけません。』

 

『全然、そう思ってないよな。』

 

『とにかく、いつ爆発するかはロシアンルーレットというか…』

 

 

 

 

 

 

 

 

『でも、面白いでしょう?

お茶でもカルピスでも

「強烈炭酸」っていうことにすれば…』

 

『…売れるか?』

 

『絶対無理だと思いますけどね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日のメントス。』

 

 

 

 

 

 

 

 

以前も紹介したけど、

コーラにメントスを入れるとえらいことになります。 

 

 

 

 

 

 

これをビールでやったらどうなるか、という

カールスバーグのCMが、こちら。

 

 

 

く、くだらねえ。

 

 

 

 

 

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2011年8月23日 (火)

トイレに閉じ込められました

フィンランドの観光船で船長が便所に閉じ込められて座礁、

というニュース。

(ロイターの記事へのリンク)

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

船のことは全くわからないのだが

乗員乗客60人の船の操船が

便所から出られない船長ひとりに任されるだろうか?

 

記事による『減速に成功した乗船スタッフ』は

おそらく航海士ではあるまい。

 

なにしろ、『減速に成功はしたが座礁しちゃった』ので、

たぶん、ちがう。

 

下手をすれば、売店のおばちゃんだったかも知れないわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、それよりも不思議なことは、この船長が

『鍵の故障で個室に閉じ込められた。』と

言っていること。

 

便所の個室に閉じ込められる、ということは、

『普通の建物』であれば、あり得ないことなんですよ。

 

すべて、便所の扉、というのは

外から開けられるようにつくられている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで、扉の一般知識。

 

 

屋内の扉、しかも開き戸、だったら

ほとんどが内開きです。

これは、住宅の部屋からオフィスからホテルの個室まで

基本的には、同じ。

 

屋内廊下に向かって、どん、と開くような扉だと

間違いなく、怪我をさせてしまう。

 

だから、内開きが原則。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど、例外が二つだけあって、

ひとつは、劇場の扉。

 

可燃性のセルロイドがフィルムだった時代には

映画館の火事というのがたびたび、あった。

 

劇場で火事になるとみんな出口に殺到するので

いまでも、シネコンを含めて

映画館の扉はみんな外開きである。

 

『パニックドア』という奴ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一つの例外が『住宅の便所』。

 

目的は、劇場の扉と同じで

『室内の人間をいかに早く救助するか?』

ということ。

 

住宅の便所は、介護の関係などあって

最近は、開き戸は減っていて

引き戸が主流になっているのだが

それでも、私ごときが扱う物件は開き戸が多い。

 

もっとも、オフィスやショッピングセンターの共用トイレのように

乗り越えられるブースで出来ているトイレだと内開きだが

密閉された、住宅のトイレは外開き。

 

 

 

どうしてそうなっているか、というと。

便所の場合、

いきんで、脳の血管を切っちゃう人とか

いきんで、痔を破って

大出血しちゃう人とかがいるので、

室内で倒れてしまうと、

内開きでは、物理的に扉が開かない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

便所といえば、プライバシーのかたまりで

これはもう、鍵をかける。

 

『にえええええ。けっして扉を開けてはなりませぬぞ。』 

なんていったところで、

 

『でもでもでもでも、おつう、我慢できねえべさ。』 

なんていう妙なパッションなひとがいて、

 

『きええええええええ、あれほど開けてはならぬと

申したでしょう。信じられませんわ。お別れだわ。

よひょー。』

 

 

と、言われたりするのだが

実は、マンションの便所の扉であれば

10円玉を持っていれば開錠できる。

 

扉の外側にマイナスねじの頭のような所があって

ここに10円でも1円でも入れてくりっと回せば、鍵が、開く。 

 

非常時のために、わざとそうしてあるのだ。

だから扉を開ける事が出来るのだが、そんなことをすれば

 

『信じらんないわ。よひょー。』

といって確実に逃げられるだろう。

 

もう、知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

便所の扉が外開きになっている理由はもう一つあって

蝶番の外開きの扉であれば、開けられる。

 

蝶番の心棒を抜いてしまえばいい。

 

蝶番を外してしまうと、扉ごと外せるので

外開き扉、というのは実は怖い。 

 

日本のマンションの玄関扉は外開きが多い。

 

雨仕舞いを理由にする奴が多いのだが

日本の集合住宅はとても狭いので

玄関扉を内開きにしたら、開け閉てのたびに

三和土の靴をうぞぞぞぞぞーと 集めてしまう。

 

だから、日本のマンションの玄関扉は外開き。

 

そして、外開きである以上、

ダブルロックだなんだと、

『いくつ鍵をつけた』と

生意気なことをいっても無力である。

 

(蝶番を破壊することは犯罪です。

けっしてそういうことはしないように。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『しかし、今回の事件。

「船長」がトイレに閉じ込められたという時点で

『いじめ』なんじゃないでしょうか?』

 

『いじめ?』

 

『だって、いまなら、

「気分が悪い時にはこのボタンを」なんていう

トイレは珍しくありません。』

 

『ああ、まあ…』

 

『ケータイで救助を求めることだっていくらでも出来ます。

この船長は、瞬間に昏倒した訳じゃなくて

しばらく助けを求めたらしいです。』

 

『船長をトイレに閉じ込めてどうするつもりだったんだろう?』

 

 

 

 

 

 

 

 

『閉じ込めたのは

「船長」じゃなかったかも知れませんよ?』

 

『…というと?』

 

『よひょーじゃなかったんじゃないでしょうか?』

 

『よひょー?』 

 

『「働けぇ。まだまだ働けぇ。」と。』

 

『え…?』

 

『まだまだ、恩返しをして貰ってないなあ。

もっと、織って貰わないと。』

 

『ひどいわ、よひょー。

外に出してっ。』

 

『えーと、船長が、おつうで、よひょーは、誰?』

 

『売店のおばちゃん…』

 

『よひょーよ、今夜もありがとう。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きれいなジャイアン

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お前もな。

 

 

 

 

 

 

 

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2011年8月20日 (土)

819で俳句の日

「8月19日は「俳句の日」だそうです。』

 

『うわっ。かっこわるっ。』

 

『8.1.9って、もう少し、ひねりが欲しいですよね。』

 

『毎月29日は、「にくの日」とか

「電話は4126」と変わんないよな。』

 

『いやしくも、「言葉のプロ」だったら、819で俳句って。』

 

『こんな馬鹿が、俳句のえらい人なんですか?』

 

『これの主催者は、さすがに

俳句界のメインストリームからは

黙殺されているらしいがな…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『でも、短詞型が流行った時代ってあったんです。』

 

『例えば「ヘビ・ながすぎる」。』

 

『誰だっけ。』

 

『ベルナール。1897年の詩です。』

 

『日本でも、三好達治とか短詩を作る人は増えました。』

 

『俳句も変わって、

自由律俳句なんていうのが出来た。』

 

 

 

 

 

『例えば、種田山頭火。』

 

『「まつすぐな道でさみしい」

「また見ることもない山が遠ざかる」 

「分け入つても分け入つても青い山」。』

 

 

 

『あるいは、尾崎放哉。』

 

『「咳をしても一人」

「肉がやせてくる太い骨である」

「いれものがない両手でうける」。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『せっかく「俳句の日」なんだから、

なにかつくってみましょう。』

 

『季語も、五・七・五もわからんよ。』

 

『そこはまあ、自由律、ということで、

感情を出して頂ければ。』

 

 

 

 

 

 

『…うーん』

 

『うーん…』

 

『まっすぐな道なのに「キープレフト」ってうるさい。』

 

『ああ、まあ…』

 

『気持ちはわかるけど、俳句じゃないですね?』 

 

 

 

 

 

『大体その、はなくそ俳壇とかにいて、

言葉の感性がどうの、というのは喧嘩売ってるんだな?』

 

『日本の文学史は歌の歴史です。

平安時代から、例えば在原の業平のような…』

 

在原の業平はただの色キチガイだ。

美濃の守までやった人物だが

行政官としての実績は、実にきれいになにもない。』

 

『そうなんですか?

 

『なんでありがたがるんだろう…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『じゃあ、「訳いっても訳いっても青山」。』

 

『なんですか?これ。』

 

『いやあ、太ちゃってさあ。

もう既製品が合わないんだよ。』

 

『…それで?』

 

『吊しの安もんじゃ合わないから、B体とか出してもらうんだけど

5万出すのに「青山」?みたいな顔される訳よ。』

 

『痩せろよ。』

 

『それでまあ、言い訳ばっかりの日々だなあ、と。』

 

『そういうふうに状況説明が必要な時点で

俳句としては、負けてるんだってば。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『じゃあ、「席替えしてもひとり。」。』

 

『うわあ。』

 

『男が多いんだ。

男が多いから、フォークダンスでもなんでも余るんだ。

我慢できるわよね、って言われて12年だ。

馬鹿野郎。』

 

『放哉よりも、魂のそこから叫んでますね。』

 

『いや、そうかもしれないけど、盗作じゃないですか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

『じゃあ、「お一人様ですね。

席はひとつでよろしいですか?」。』

 

『ああっ。』

 

『なるほど…』

 

『スタバに行くだろ?いや、なんだっていいけど

普通、テイクアウトの店なら、まずは

「こちらでお召し上がりになりますか?」と、聞くだろう。』

 

『はあ…』

 

『それが、ひとりだと、「お持ち帰りですか?」と聞く

店で喰う、というと、というとスマイルまで出し惜しんで、

席はひとつでいいですね?と来る。』

 

『昼休みとかで混んでいる時間ならそうでしょう?』

 

『夜中の閑散帯も、こうなんだ。』 

 

『うちに帰って、ビールでも飲んだ方が

気遣いをしなくて、いいですよね…』

 

『でも、寂しい…』

 

『…え?』 

 

『…わーん…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の三枚。』 

 

 

 

 

 

『席にいてもひとり…』

000kann   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関といえばナンシー

000000nannsye  

 

 

消しゴムはんこ

といえばこの人

 

 

 

小松左京か?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナンシー関といえば

辛口の消しゴムはんこ。

0000000nansey  

 

 

 

 

こういう絵は

いいよね。 

 

 

 

 

 

まあ、嫌いだったんだな。と思う。

 

 

 

 

 

 

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2011年8月19日 (金)

どーもくんは初めての方にはお譲りできません                          WTC撤退とか軽すぎるぞ、おい

大阪の橋下知事が

咲州庁舎(旧WTC)への府庁移転を断念、というニュース。

(読売の記事)

 

 

 

 

 

 

 

『なんで?』

 

『3.11の地震で、だいぶ揺れて、

エレベーターは止まるし、壁は割れるし、

専門家からの指摘を受けて、断念、と。』

 

『1995年の竣工ですから、倒れることはないですよね。』

 

『倒壊はない、と思うけど。

長周期の地震でびびったのは確かだな。』

 

『神戸の中層のRCの建物にいても、

あのゆんわりした揺れ方は気持ち悪かったです。』

 

『耐震改修は出来るんだろう。』

 

『補強する事も出来るし、固有周期を変えることも出来ます。

制震や免震にすることも出来ます。』

 

『なんでやらないの?』

 

『金がかかるんです。

1100億円でつくったWTCが、大阪市の力では売れなくて

85億で買い取って、やったぜ、と思ったら、

耐震補強するなら120億、だって。』

 

『安物買いの銭失い、と?』

 

『東南海地震が直撃するんならともかく

大阪に来た3.11くらいじゃ倒壊しませんよ。』

 

『そこを曖昧にしちゃいけないんだ。

新耐震以降の建物も駄目なのか?

1995年と言えば、阪神大震災だけど

その時の建物も駄目なのか?という話になってしまう。』

 

『WTCから、なにか貰ってます?』

 

『この程度のことで

なにか貰えるんならいくらでも書くわ

俺は貧乏なんだっ。』

 

『そんな、力一杯言われても…』

 

『ふんっ。』

 

『まあ、提灯記事で喰ってる奴はいくらでもいますけどねえ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『橋下さんの台詞は、どうも唐突だし

言葉が軽くて、ついて行けないな。』

 

『なんか、思いつきで発言している気がするんですよね。』

 

『もう、買っちゃったんなら、責任取れよ。って感じだよな。』

 

『WTCでケチがついて、今回の件でまた見捨てられたら、

ほんとにあの辺り、スラムになります。』 

 

 

 

 

 

 

『この話、南港だけの話じゃないですよね。』

 

『黙っていても、ベイエリアが売れたのは

バブルの頃だけだ。』

 

『お台場にしたって、田舎者は

「フジテレビがあってゼップがあっておしゃれだべさあ。」

と思うでしょうが…』

 

『実際には

ガンダムを建てちゃうくらいに空地だ。』

 

『幕張もまるっきり駄目らしいですね。』

 

『オフィス用地をマンションにして切り売りしている。』

 

『東京エリアが駄目なのに、大阪が売れますか?

今回の件は南港だけじゃなく

大阪にとどめを刺すかも知れません。』

 

『橋下さんは、目先の損得、というか

2.3ヶ月のスパンでしか、物事を発言しないなあ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『おいっ。そこの「どーもくんセット」をくれっ。

1000円の奴じゃっ。』

 

『初めての方には、

どーもくんセットは、お譲りできません』

 

『ど、どうしてじゃ。』

 

『初めての方には、無料お試しセットをお送りしています。

これで、良さを実感して頂いて…』

 

『そ、そんな昼間のテレビしか

見ていない奴にしかわからないような事を言われてもっ。』

 

『とにかく、いま夏休みですから

7日通って頂けると、「銅のどーもくん」

14日なら「銀のどーもくん」を無料でプレゼント。』

 

『ほ、ほたら、21日通ったら「金のどーもくん」やねんなっ。』

 

『違います。』

 

『な、なんやと?』

 

『銅、銀、と来たら次は、

「パールのどーもくん」ですっ。』

 

『おおっ。』

 

『あれ?』

 

『逆じゃね?』

 

 

00000000000000000000000000domo 

あきらめないよっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

閑話休題。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪市で、事業仕分けに蓮舫を起用、というニュース。

(読売)

 

 

 

 

 

 

 

 

『ここまで力を抜いて紹介する、ということは?』

 

『なあにが「仕分けの女王」だ。

ただのドサまわりだろ?』

 

『もう、可哀想だから、いじめなくても…』

 

『もしも、内田裕也がな?』

 

『はい?』

 

『シェケナベイベーって言いながら、大阪まで来るんなら

あいつを評価してやるよ。』

 

『どっちの「あいつ」ですか?。』

 

『…さあ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の二枚。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この夏のガンダムは

もはや、本体ですらなくて、首。 

000gandumn   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千葉県と千葉市がものすごく仲が悪かったが故に

幕張駅で降りても、県が経営する

幕張新都心には行けなかった。

 

000makuharihongo  

 

幕張のすべては

幕張本郷にある。 

 

 

 

そんなことやってるから、

駄目になるんだろうっ。

 

 

 

 

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2011年8月15日 (月)

8月15日の意味

8月15日は『終戦記念日。』

(Wikiの記述) 

 

 

 

 

 

 

 

昭和天皇の玉音放送が流された日である。 

 

日本国民は、これで、『国家の敗北』を

決定的な形で、知らされる。

 

 

さすがに勝てないよな。とは

当時の日本人も思っていたはずなのだが、 

そして、天皇陛下自らがマイクの前に立つ

という経験は日本に緊張を与えた。

 

 

 

 

周囲が心配したのはもちろん

当時46歳だった、当の昭和天皇も、

大いに緊張したらしい。 

 

 

 

天皇の肉声を聞く機会などなかったし、

いかにNHKが全力を挙げて正確に録音したとはいえ

ちょっと、声が高い。

 

 

緊張してるなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天皇陛下の声の音程がどうでも、この『玉音放送』は

当時の日本人に決定的な印象を与えた。

 

さすがに私はその時代を生きていないので

いろいろと本を読むだけだが

『日本は、終わった』という文章はいくらでも見ることが出来る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『外国では「8月15日」の扱いはどうなんでしょう。』

 

『ポツダム宣言の通告は、1945年7月26日だ。』

 

『でも、その時は日本は無視するんですよね。』

 

『連合軍も、当初はあんまりオープンにしてなかったらしいが

日本は、とどめの 長崎原爆を受けてもう駄目だ、

と思ったらしい。』

 

『外国に流れたんですね?』

 

『8月11日には「日本が降伏した」という

ニュースが流れて、一気に南方戦線は弛緩した。』 

 

 

 

 

 

 

8月11日にアメリカに流れた、『号外』

 

000yierld

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ピース。』

 

『戦争は、終わった。』『日本は天皇の…?』

 

『その後は、なんて書いてあるんだろう…?』

 

 

 

『もっと直截な新聞のほうが多かったですね。』

00019450810_2  

 

 

 

 

 

ジャップ降伏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『フィリピンの捕虜収容所で、

「捕虜」だった日本兵が、アメリカ兵に

「ウォー、イズ、オーバー」って愛想取りに行って

『not yet(まだだ。)』っていわれたらしいけどな。

 

『でも、この米兵、振り向いた時に笑顔だったんでしょ?』

 

 

 

 

『8月15日が記念日なのは、他の国にもある。』

 

『…ほう。』

 

『朝鮮半島とか、中国のように

日本帝国のくびきの下に置かれていたところでは

8月15日はいまでも「光復節」、といって祝日だ。』 

 

 

 

 

 

 

『こんな日付のことなんか、正直言ってどうでもいい、といえる。』

 

『でも、ここでこだわらないといけないですよ。』

 

『うん。』

 

『北方領土の問題がありますから。』

 

『…うーん。』

 

『露助だけは、8月9日の中立条約侵犯以来、

9月まで作戦、という名の殺戮を繰り返したんですよね。』

 

 

 

 

 

 

 

『スターリンは、8月9日に中立条約を破って満州に侵攻した。』

 

『条約違反だなんて、ひどい国ですよね。』

 

『露助の満州侵略を、単に「日ソ中立条約違反」と

眠たい文脈でいう馬鹿がいる。』

 

『国際法違反という意味では、

天下御免の卑怯者ですな。』

 

『あ、ちょっと、ゾルゲの墓に行ってくる。』

 

『露助は、生意気に北千島に上陸してきます。

しかし、徹底的な反撃を受け損耗率で4倍以上という

ざまあみろな惨敗を喫して沈黙します。』

 

『そろそろ、表現を和らげた方がよくないか?』

 

『露助は、さらに生意気に南樺太にも侵攻しますが

物量に劣る日本軍は、それでも熊笹峠などで

徹底的な反撃を行い、

8月中ついに、軍事的な降伏はしませんでした。』

 

 

 

 

 

 

『VJ dayはミズーリの降伏文書調印式の9月2日だ。

なんていう事をいうやつがいる。

おー、これがワールドスタンダードねー。なんて

露助ばかりか、Wikiの容共主義者が、

そんなことをいう。』

 

『でも、法律上は、そういう扱いなんじゃ?』

 

『9月2日まで戦争だということになったら、

北方領土の居座りに根拠を与えるんだ』

 

『…あっ。』

 

『だから、それは違うといわねばならん。』

 

『ちょっと、ゾルゲの墓に行ってきます…』

 

『満州や、朝鮮や樺太で、8月15日を超えて戦った、

勇者達がいるから、

スターリンは、北海道上陸をあきらめた。』

 

『え?でもそれはトルーマンに言われたからだって…』

 

『ひとに言われて、いう通りにするような国か?

既成事実を作られる危険は、あったんだ。

「8月15日」を否定した勇者たちによって 

いまの歴史が出来ているのかも知れん。』

 

『でも、戦争は嫌いです…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の、VJ day(対日戦勝記念日)』

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の『ポツダム宣言受諾』が伝えられて

沸き返る、8月14日のアメリカ市民。

000000vj0814  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日付の計算が合わない気がしたが、

アメリカは日付変更線を超えて、

一日日付が戻るから。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

従って、ほぼ、同じ時刻の日本。

000000gyokuonn  

 

 

 

 

 

 

 

焼失と、喪失。

 

 

 

 

 

 

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2011年8月14日 (日)

みいちゃん日記

うちの近所ののらねこ、みいちゃんの日常。

 

 

 

Ca3g0003   

 

記録から察するに6月末のみいちゃん

 

 

 

Ca3g0005_2   

どでえ

 

 

 

Ca3g0006   

ぐでえ。

 

 

 

 

同じ日に撮っているわけではない。

毎日、こうなのだ。こいつってば。

 

 

 

Ca3g0007_3     

ふにゃあ

 

 

Ca3g0010     

向きだって変えるわ

 

 

 

Ca3g0011     

でも、寝るのよ。

 

 

 

Ca3g0012  

今日はこっち向きよ。

 

 

 

Ca3g0013  

ぐう

 

 

 

Ca3g0015  

ほら、時間だって変わってるじゃない。

 

 

 

Ca3g0016  

ふにゃあ…

 

 

 

Ca3g0024  

 

 

お口直しにひまわりを

 

 

 

 

 

もうめんどくさくなったので、みいちゃんの毎日。 

000000miityann 

 

 

 

 

いついっても寝てる。

びっくりするくらい、寝てる。 

 

いいなあ、こんな人生、

というか猫生を生きたい。

 

日付の割に枚数が少ないのは

あんまりおんなじ絵ばっかりなので、めんどくさいせいもあるが

彼も、暑いとどっか、違うところにいるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

でも、

この子は遊んでくれないのだ。

 

 

彼、(か、彼女かも知らんけど)が

いつも寝ているところは

マンションの公開空地の植栽帯の中。

 

たぶん、植木鉢を置くための棚で、

竣工後に住民の人が設置したのだろう。

 

管理の行き届いた庭なので、いつも散歩させて貰っている。

公開空地だから、入っても構わないと思いつつ、

どきどきしてしまう。

 

そして、一昨年、みいちゃんにあった。 

夏休みのこどもたちに「みいちゃん」と呼ばれていたから

彼はきっと、みいちゃんだ。

 

でも、彼がいる棚は、よほど、

植栽帯の中に踏み入らないないと接近できない。

さすがにそれは、やりかねる。

 

みいちゃんちには、今年の春に子猫が生まれた。 

しろぶちと、みいちゃんそっくりのきじとらと

合わせて、3匹いたのだが、最近、見ない。

 

 

 

 

彼は、いま

ただ、孤高を守って昼寝するだけだ。

かっこいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

今年5月に撮影された、

おそらく、みいちゃんの子猫。

Ca3g0023_2    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こいつも、寝てる…

 

 

 

 

 

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2011年8月13日 (土)

大文字と市章山

『…ほおら。わしの言う通りになったやろう?…』

 

『しかし、京都の田舎もんは偉そうなことをいいますが

「五山の送り火」と「大文字焼き」は違うらしいですね。』

 

『五山、のうちのひとつが大文字だ。』

 

『でも、京都の人間は「大文字焼き」っていうと

「そんなもん、おへんなあ」って…』 

 

『で、まあ、田舎者に騒がれて、また薪を持ってきたら…』

 

『皮ごとの薪ではセシウムが出たらしいでっせ。』

 

『薪の皮をむいてもっって来たら、

セシウムなんか、出やせんにやかったんに。

しやから、わしがいうたんやっ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

『あの事件以来、わしら、文字保存会は

「お高くとまりやがって」、「京都1300年の恥」

といわれてきたが、胸がすく思いですな。』

 

『とにかく、われわれは、文字保存会だ。

、じゃないぞ。』

 

『そこは、はっきりさせときましょう。』

 

『会員の田舎寺やくそ商店のシャッターなんかに、

『摂氏有無御免』なんて

心ない落書きが書かれてたが…』 

 

 

 

 

 

 

 

 

『大体なんでで今回の薪は皮をむかなかったんにや?』

 

『皮をむくのは日本人だけですっ。』

 

『お?なんだこの野郎。刃向かいやがって。

大体外人は、割礼とかいって

物心つかない頃にむいちまうだろう。』

 

『そんなことでコンプレックスを煽って、

それで商売してる医者がいるのは日本だけですよ。

 

『ヨーロッパでは、みんな皮を剝く。

例えば、古代ギリシャ建築というのは、

いま遺っているのは石造だが、元を正せば木造だ。』

 

『古代ギリシア建築には屋根もあるし垂木もあるし。』

 

『古代建築には、柱にフルーティングっていう装飾が

施されている。』

 

『あの、縦に筋が入った奴ですね。』

 

0000000furuteing   

アテネ、パルテノンの丘の

なんとかいう神殿。

 

フルーティングというのは

柱の縦の溝。

 

 

 

『だからなんです?』

 

『むかしのギリシア建築ではみんな皮をむいていたんだ。』

 

『この神殿だって軽く3000年くらい前の物ですよ?

これだって、石造でしょう。』

 

『でも、その昔は、木造だっただろう、というのは定説だ。』

 

『木造というと?』

 

『ギリシア本土でも、木材が取れたはずだが

種類でいえば、おそらく杉だ。』

 

『レバノンでは、杉が国家のシンボルです。

ギリシアや小アジアでは、

たくさん杉が生えてたらしいですね。』

 

『で、杉で、縦に溝が入ってるというと、日本と同じだ。』

 

『床柱?』

  

 

 

 

 

 

『例えば北山杉、なんていうのがある。』

 

『名産の床柱ですね。』

 

『床柱の値打ちは、縦に入った、「しぼ」といわれる溝だ。』

 

『あれの9割は嘘つきです。

割り箸を針金で幹に結んで無視やり溝をつけて…』

 

『え?そうなの?』

 

『そうですよ。くっきりした「しぼ」ほど、嘘です。』

 

 

 

 

 

 

『しかし、北山杉は皮をむくわけだろう。』

 

『そうですね。

乙女達が、冬の寒い中皮をむいた北山杉をね、

丁寧に丁寧にしごくわけです。』

 

『まあ、艶が出るわね…』

 

『堅くなりますし。』

 

『下ネタはやめようよ。』

 

『いや、ほんとです。』 

 

『で、長々話してきたけど、

それが、ギリシア神殿となんの関係がある?』

 

『だから、「しぼ」があるって事は

皮を剝いてるわけですよ。』

 

『…あ、そうか…』

 

『ギリシア神殿のフルーティングと、変わらん、と。』

 

 

 

 

 

 

『で、この話の結論は?』

 

『皮を剝け、と。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の「カウベ」。』

 

 

 

 

 

 

 

 

この広告は、すごい訴求力、だけどな。 

 

0000000000000kame  

 

若者よ

だまされるな。

 

 

 

剝かなく立って、それなりに役に立つぞ。

ただし、ちゃんと洗っておけよ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、『今日の市章山。』

 

 

 

 

これは、神戸の市章山(右)と碇山(左)。

戦前から点灯されている。

0000000000sisyouyama2

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トア・ロードあたりからだと

真正面に神戸市章が見えるので

事情を知らないとちょっとびっくりします。

0000000000sisyouyama_2  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なに?なんの祭り?って

毎日ついてんだもん。

 

 

ちなみに、京都と違って初めから電飾。

いまはLED。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、神戸市章。

 

0000000000sisyou3_2 

「カウベ」 のカ。

 

 

 

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2011年8月12日 (金)

次期総理に関する「ハゲフサ理論」的考察

『ところで、次の総理なんだけど…』

 

『誰でもいいですよ。』

 

『しかし、明日の朝刊の一面を4段、開けてるんだから、

憶測記事でもなんでも書いとかないと。』

 

『これほど期待されない「次期総理」もないですよね。』

 

『記事で、ガンガン煽ったら、

そいつが総理になるかも知れないぞ。』

 

『だって、総選挙も党員選挙もしないって言うんだから

世論もくそもないでしょう。』

 

『操作のしがいがないなあ…』

 

 

 

 

 

 

 

『あー、編集長。今日が締切ですよ。』

 

『わかってるって、

いま考えてるんだから「次期総理」。』

 

『記事じゃなくて、編集部内のトトカルチョのほうですよ。』

 

『あー…』

 

『「新総理の支持率はどうだ?」トトカルチョの方は、

倍率高いですよ。一口千円からです。』

 

『あ、俺「菅さんは一年持つか?トトカルチョ」で

確か勝ったはずだぞ。』

 

『ちぇ…、覚えてました?』

 

『じゃあ、この勝ち分で、3点買いといこう。』

 

『こういうトトカルチョが、いま、

日本中の新聞社、放送局でおこなわれてるでしょうね。』

 

『いま捜査が入ったら、日本のマスコミは壊滅じゃないか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『しかし、編集長が3点買いするんじゃ、

ほんとにわからないってことですね?』

 

『興味がないんだよ…』

 

『明日の一面はどうするんです?』

 

『もう、政治記事やめるか?』

 

『どうするんです?』

 

『まなちゃん、お泊まりデート、か?とか』

 

『臨海学校でしょ?』

 

『か?のところで字を小さくして、折りたたんだ時に

ちょうどそれが隠れるように…』 

 

『なんで天下の読捨新聞が、そんな大スポみたいな記事を…』

 

『東京で言う東スポだな。』

 

『むかし、湾岸戦争の時、

地下鉄で大スポ読んでるおっさんがいて、その一面が

「本紙独占 フセインの秘密作戦の全貌」って

記事だったんです。』 

 

『へー、どんな作戦?』

 

『あ、いや、大スポにスクープされるようじゃ

フセイン負けだな、って思いました。』

 

『ちゃんと、当ててるじゃないか。』

 

『すごいですよね、大スポ。』 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『日本の総理には

ソビエト-ロシアの『ハゲフサ理論』みたいな、

わかりやすいルールはないのか?』

 

『それが意外と、日本の総理には

ハゲがいないんですよね。』

 

『そういえば、最近の、

安倍、福田、麻生、鳩山、菅にしたってみんな毛があるな。』

 

『戦後に限って言えば

総理にはつるっぱげが、いないんです。』

 

『調べたの?』

 

『Wikipediaって、便利ですねえ。』

 

『あんまり、

そういう使い方をするひとはいないと思うけど。』

 

『しかも、今回「民主党代表候補者」って呼ばれてる連中にしても

ハゲがいないんです。』

 

『つまんねー。』

 

 

00000000minnsyu_2 

 

 

 

 

 

『めんどくさくて、解説する気も起きないな。』

 

『誰が誰だか、当てて見ましょう。』

 

『全問正解でも、なんの自慢にもならない…』

 

『さすがに馬淵さん、顔長いっすね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『で、日本の総理にハゲがいないって?』

 

『割とハゲ、という印象があった吉田茂にしても

かろうじて、1・9ハゲを守ってるんですよね。』

 

000yoshida_sigeru  

バカヤロー

俺は、太郎のおじいさんだ。

 

 

 

 

『これ、レーニンだったら、ハゲ面さらしてるよな。』

 

000000iriiti  

君が好きだよ。クループスカヤ。

 

 

 

『これ25歳の時の写真だそうです。』

 

『まあ、「抜け毛はお医者さんに相談するべき」、ですし。

あんまり責めちゃ可哀想です。』

 

『本人の責任じゃないしね。』

 

『思想信条、キューバ危機なんかを抜きにすれば

フルシチョフのハゲなんかじつに、男らしい。』

 

『ゴルビーの、アザハゲも、男らしいですよね。』

 

 

0000000001989_gorubi 

ハゲは男らしいが

1989年、人民大会議で

反体制派のサハロフ博士の

演説を中止させるゴルビー。

こんな奴、

『教科書に載せたい』か?

 

 

 

『外人は、ハゲに対しては抵抗がないんでしょうか?』

 

『日本人は、1・9にしてまで抵抗するけど。』

 

『外人に、バーコードって…』

 

 

00000bar_cord2   

 

久しぶりだな。

 

 

 

 

『何回見ても、このひと可笑しい。』

 

『外人も、未練があるんだよ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

『とにかく編集長、明日の一面、なんとかして下さいよね。』 

 

『…次の総理は誰なんだろう…』

 

『代議員会で髪の毛引っ張り合ったらいいんじゃないですかね?』

 

『ヅラだったら総理になれないって事?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の、歴代ハゲ総理。』

 

 

 

 

 

 

 

『戦前には、結構見事なハゲがいたんですよね。』

 

『とくに大正時代は、当たり年だな。』 

 

 

000terauti_masatake  

寺内正毅(18代総理 1916-1918)

日本総理大臣史上、

最初の見事なハゲ。

いい頭蓋骨。 

 

 

 

 

 

000takahashi_korekiyo 

高橋是清(20代総理 1921-1922)

名蔵相といわれているが

政党党争に入り込んで、

総理としては短命。

 

 

 

 

000kiyoura_keigo 

清浦奎吾(23代総理 1924-1924)

鰻香内閣事件、といい

ものすごく総理大臣になりたかった人。

この人も、ほれぼれするような頭蓋骨。

 

 

 

 

000tojo_hideki  

東条英機(40代総理 1941-1944)

意外なことに、つるっぱげ総理としては、

いまのところ、この人が最後。

 

 

 

 

 

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おまけ 

正解がないのは、あんまりだ、といわれたので、正解。

0000000002    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フルネーム調べるのが、めんどくさかった。

どうせ来月には忘れちゃうのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2011年8月10日 (水)

地下4階のラマダンと大文字焼き

『8月は、イスラムではラマンだそうな。』

 

『この暑い時期に大変なことで…』

 

『ところがだな?』

 

『はい?』

 

『高層ビルでは、上の方まで陽が当たってる。

日が暮れるのが遅いだろう?』

 

『まあ、高層ビルだから、

夕焼けは、遅いですよね。』

 

『だから、

世界一のブルジュ・ハリファでは

メシ食うの2分待て、と。』

 

『そんなに杓子定規なんですか?』

 

『太陽が地平線の下に入らないと駄目なんだって。』

 

『それだったら、北極圏で白夜にいるイスラム教徒は

メシが食えませんな。』

 

『宇宙船の乗組員とかも大変だ…』

 

『教条主義というのは嫌ですねえ。』

 

『高層ビルが駄目なら、

地下だったらいいんだろうか?』

 

『地下食堂では

毎日「イフタール」ですね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『今日はなんです?』

 

『薪火焼き。』

 

『暑いっすね…』

 

『文句を言うなっ。』

 

『五山の送り火で、

あんな差別なんかするから…』

 

『うるせえっ。

おれたちはこの夏中被災地の護摩を焚いて

薪を燃やさなくちゃいけねえんだ。』

 

『そりゃ、仕方ないでしょう。

ただでさえ、京都人は閉鎖的で嫌な奴だ、

と思われてるんです。』

 

『そりゃ事実だし…』

『まあ、「大文字保存会」はたった50名だそうですから。』

 

『明日の朝になったら

『摂氏有無御免』なんていう

落書きが書いてあるかもしれないな。』 

 

『保存会員の住所ばらすつもりですか?』

 

『まさか?そんな、くそつまんないことしない。

しかし、あそこで燃やしてるのは護摩、という名の

有料割り箸だ。いくら儲かると思う?』

 

『石投げてやりましょう。

マッカーサーのお情けで焼かれなかった田舎町が

なにを生意気なことを言っている、と。』

 

『…えーと…』

 

『「大文字保存会」で検索したら、

会員50軒、瞬間に出てきますよ。』

 

『はい、ストーップッ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

去年話題になった、

『ドイツのアマゾンで、金属バットを買ったひとは

他にこんな商品も買っています。』

 

000amazon

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『催涙スプレー』

『目出し帽』

『革手袋』………

 

 

 

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2011年8月 9日 (火)

日本も原爆を作ろうとした時代があったんだよ。

8月9日は長崎原爆忌。

1945年の今日、長崎市上空で炸裂した原爆は

7万人以上を殺した。

(Wikiの記述へのリンク)

 

   

 

 

 

 

 

 

広島に続く、長崎原爆の威力は衝撃を与え

さすがの日本も降伏した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本も、原爆開発をしていた、というのは、有名な話。

 

 

日本陸軍は『竹槍担いで万歳突撃』みたいなイメージがあるが

一部の科学研究に関しては、世界の最先端にいた。

そこは、もう少し評価してあげていいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

例えば、『暗号』。

 

日本の暗号は弱かった、

真珠湾も、ミッドウェーも察知されていて結局負けた、

ということは、なんとなく通説のようになっているのだが

弱かったのは、日本でも外交暗号や海軍暗号。

 

 

陸軍暗号は意外に強くて

大戦中、完全に破られることは、ついになかった。

 

日本陸軍は、周辺国の暗号解読でも

相当にレベルが高かった。

 

それ以上に、日本陸軍の恐るべき所は

『こういう作戦を出したら、待ち伏せされてる。』

『俺たちの暗号は破られてるんじゃないか?』

ということに気がついて

日本中の数学者を集めて「暗号研究会」なる組織を作った事。

  

普通、交戦中の軍隊で、

自軍の暗号が破られているんじゃないか?とは、思わない。

そんなこと言い出す参謀がいたら

たちまち銃殺刑だ。

 

実際そんな国はいくらでもあった。

 

 

日本陸軍は、それに気がついて、

『ごめん、日本の暗号駄目じゃね?』

という会合を開いた。

 

その勇気ある研究会は

昭和19年に東京で開かれた。

日比谷の防空壕の中で。

 

 

そんなことやってるから負けちゃうんだ。

 

 

ただ、人材は超一流だった。

 

その中には「理系の学生」なら、

私程度でさえ、ご高名くらいは存じ上げている

高木貞治先生などもいらっしゃる

 

 

ただし、おこなわれたのは、

防空壕の中で

借りた計算機は日本生命のものだ。

 

 

借りるというからには、サーベル鳴らして

奪い奪いとるのかと思ったら、そんなことはなかった。

 

そればかりか、日本生命は自社が所有する

世界最高の計算機の貸し出しに対して

制限を申し渡した。 

深夜6時間、と。

 

 

戦時中の日本って

案外、自由だったような気がする。

駄目だったような気もする。

 

ちなみに日生が所有していた計算機は

日本に2台しかないという、

素晴らしい性能のものだったのだが、アメリカ製。

 

負けるわけだよ…  

 

 

 

 

 

 

 

日本の原爆開発にも

似たような所があった。

 

日本が目指したのは、ウラン爆弾で『広島型』。

割と構造は簡単で、

アメ公は、実験さえしなくて、広島に落としやがった。

 

日本の原爆開発研究の着手は、アメリカのマンハッタン計画と

ほとんど変わらない。

人材も優秀で、ノーベル賞クラスの人間をごろごろ集めた。 

 

 

 

 

 

ところが、まず日本にはウランがない。

昭和世代なら、岡山県人形峠にウラン鉱山がある、

そのほか、朝鮮半島や満州など日本支配下の地域に

たくさんウランがあることは、いまならわかっている。

 

日本帝国も、延べ数千人という

日本帝国としては破格の大調査団を送り込むのだが

ついに見つからなかった。

 

 

原爆の原理は簡単でウラン235を50kg集めればいい。

ところが、ウラン235は天然ウランの0.3%しかなく

ウラン鉱石の品位は、ごく低い。

膨大な量の原石が要る。

 

 

それが、あつまらんのよ。

 

 

 

そして、日本の技術では濃縮も出来ない。

1年かけて濃縮筒を動かしたが、ちっともたまらない。

 

 

 

 

さらに、100万歩譲って、

『日本の原爆』が出来たとしても

もはや、それを運ぶ爆撃機はない。

 

 

 

 

 

 

さすがに、陸軍も、アメリカ式の爆弾を作るんじゃなくて

20%くらいの濃縮燃料でもって

敵の上陸地点にそういう材料を入れた原子炉を作り

それを暴走させちまえ、って

考えてたらしい。

 

それって、福島?ねえ福島?

 

 

 

 

 

 

 

それはそれで、恐ろしい兵器なのだが、実現しなかった。

そして、結局日本は負けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本は原爆が作れなかった。

泥仕合にならなくてよかったなあ。

 

個人の業績や責任に矮小化してしまうのは嫌なので

そういう趣旨で読まれてしまうと、こまる。

 

湯川秀樹の戦争責任、とか言い出すひとがいるからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、アメリカがマンハッタン計画に投じたのは

一説には20万人。

 

 

為替レートが存在しないので、

比較することに意味はないのだが

その費用は数千倍。

 

日本帝国最大の「地質調査団」は2年にわたったが

その費用は、アメリカ軍の文献調査費用にも及ばない。

 

 

 

 

日本なりの本気、なのだとしたら、

貧乏くささに泣けてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

菅さんが、原爆忌で原発依存を辞めることを

いったりしているのを聞くと

御説ごもっともだと思うが、

お前に言われたくねえよ、と思う。

 

 

 

 

もう、福島の始末はついたのか?

 

島耕作が女遊びをや、権力闘争を始めているのをみると

もう、いいんだな?

 

 

 

でも、3.11の直前、

やっぱり、島耕作が女遊びをしていたことを思うと

これは何かの啓示なのかも知れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では『今日の、はだしのゲン。』

 

 

 

 

 

 

  

ゲンは、広島が舞台だぞ、なんて百も承知だ。

少年ジャンプ時代は、リアルタイムで読んでいたんだから。

 

そして、どこの国のものであっても核兵器なんて、よくない。

 

 

 

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2011年8月 8日 (月)

詐欺師の森

『コメの先物取引市場』が大阪と東京で

72年ぶりに再開、というニュース。

(読売の記事)

 

 

 

 

 

 

 

『先物っていうと、小豆とか。』

 

『プルトニウムとか?』

 

『新入社員になると、会社の電話に

ガンガンそういう、勧誘の電話がかかってくるんだ。』 

 

『「小豆買いませんか?」とか?』

 

『買ってもいいけど、単位がトンだぞ。』

 

『買ったんですか?』

 

『…まさか…

でも知り合いに、買った奴は、いる…』

 

『マジっすか?』

 

『「摩耶第三埠頭で保管しています。

保税期限は3ヶ月後です」っていわれて、

やっと眼が醒めたらしい。』

 

 

 

 

 

 

 

『小豆なら、作柄の出来不出来って事も、あると思うんだけど、

「今年はプルトニウムですよ。」っていわれた時には

ぶっ飛んだね。』

 

『普通の人は、小豆の時点で、怪しさに気がつきます。』

 

『投機って怖いよね…』

 

『もう、投機する金もありませんけどね…』

 

 

 

 

 

 

 

『コメの先物っていう事は、

収穫前に、コメを買うわけだろ?』

 

『おおざっぱに言うと、そうです。』

 

『収穫の時点で値上がりしていたら、大儲け。』

 

『値下がりしていたら夜逃げです。』

 

『しかし、米の作柄なんて、あらかた予想がつくだろう。』

 

『それをいっちゃ、野暮ですよ。

これはギャンブルなんですから。』

 

『ギャンブル?』

 

『半年前に、収穫の予想なんてつきます。

そこに大金をかける奴はみんな、詐欺師で

投機を楽しんでいるわけですよ。』

 

 

 

 

『先物とかで儲けようとする奴の心根が

今ひとつわからないんだけど。』

 

『だから、そこですよ。

そうやって、儲かりそうだけど、怖いなあ。

っていう素人が金を出すとマーケットが動きます。』

 

『…うん』

 

『そこであいつらは利ざやを稼ぐわけです。』

 

『あいつらだけでやってたらいいじゃん。』

 

『それじゃ、タコが自分の足を食うのと同じです。

どこかで、素人の金を入れないと、

あんな詐欺師が生き残れるはずがないでしょう。』

 

『怖いなあ…』

 

『日本中のコメは汚染されているから大暴落、って

外電に流しまくりましょう…』

 

『それで?』

 

『われわれ日本人は、

東北産のうまい新米を食う。』

 

『おいしいお米、といえば…』 

 

『詐欺師にこそ○○○○米を、

喰わせてやりましょうとも。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『で、今回のコメ市場、なにか、愛称はないのか?』

 

『愛称?』

 

『ナスダック・ジャパン、とか…』

 

『ナスダックってのは、

すでにアメリカにそういう詐欺師の市場があって、

日本でもそういう詐欺市場を作ろう、ということから、

ジャパン、と…』

 

『ナスとアヒルが力を合わせて

みんなの幸せをー?』

 

『あの、のどに布を撒いて唄を歌うガキ

どうしましたかね?』

 

『あんな、伸びない声で生意気にCMソングだなんて

新垣結衣に謝れ。』

 

『…ほんとに、子役が嫌いなんですねえ…』

 

 

 

 

 

 

『コメックス・ジャパンっていう会社はあるらしいけどな。』

 

『マーケットの名前ですか?』

 

『…いやただの仲介会社…』 

 

 

 

『そこで、マーケットにも新しい愛称がついたそうです…』

 

『…ほう。』

 

『その名も…』

 

『その名も?』

 

『エキゾチック・ジャパン!』

 

『…あなた、その台詞を言いたかっただけでしょう…』

 

『いーのちのお米だ、エキゾチーック、

エキゾチーック・じゃぱーんっ。』

 

『だから、オチの理由をいえ。』

 

『いやあ、「なでしこジャパン」とか

「ナスダック・ジャパン」っていうのを聞いて、どうしても、

この歌が頭の中で回り出してさあ…』

 

『…この歌?』

 

 

 

 

 

では、『今日のエキゾチックジャパン。』

 

 

 

 

 

 

 

まあ、見事にオチがない。

 

 

 

 

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2011年8月 7日 (日)

トランジスタラジオの日

8月7日はトランジスタラジオの日。

(Wikiの記事)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RCサクセション

『トランジスタラジオ。』

 

 

 

 

『授業をサボって屋上で、ラジオを聴く』って

ちょっと新鮮だった。

青空の下のラジオ。

そういう感覚を共感できたことを、幸せに思うよ。

 

ポータブルの意味って、そういうことだったのか。

今の若僧にはわかるまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トランジスタラジオ、というのはかような次第で

われわれの世代にもなじみがある。

 

なじみがある、どころじゃない。

中坊なら、必ずハンダを握ってジオを作る。

トランジスタなら『三石ラジオ。』だ。

 

もちろん、それでは尊敬されなかった。

「工作少年」と呼ばれようと思ったら

『石』では駄目で、『真空管』を使わねばならなかった。

 

『真空管ラジオ』の単位は『球』だ。

真空管もトランジスタも、信号を増幅する機能しかないので

たくさんあれば、偉い。

 

小学校三年生で『三球真空管』が作れたら

ちょっとした物である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真空管は

暖めたら電子線がでる、という不思議な仕組みのおかげで

暖めないといけなかった。

 

暖めるために時間が必要で

暖めるために真空管テレビは、映るのに時間がかかった。

 

暖めるために

真空管テレビは、余分な電力が必要で

でかくて、無駄で、それゆえに駆逐された。

 

バッテリーがびんびん、

になるには時間がかかったのじゃよ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「RCサクセション。『雨上がりの夜に。』

 

 

今の時期は、あんまりよくないな。

春先に聴くと、泣くんだ、これ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

真空管。一般的な三極菅。

カソードが、でかい。

000sinnkuukann  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真空管テレビの裏側。 

000sinnkuukann2  

 

 

 

 

 

 

 

いかに冷却効率が悪かったとはいえ、

これだけ、機械が少なかったのが昭和の先端メカ。

 

 

 

 

 

かっこいいぞ、こんちくしょう。

 

 

 

 

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2011年8月 6日 (土)

原爆爆撃機長の栄達と消沈

8月6日は広島原爆忌。

1945年のこの日、朝8時15分、広島市上空で炸裂した

この爆弾は14万人を超える死者をだした。

(Wikiの記述)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原爆投下機の指揮を執ったのは、当時30歳の

陸軍大佐ポール・チベッツ。

 

広島に原爆を落とした『エノラ・ゲイ』号には12名の乗員がいた。

『乗員選抜』の基準はよくわからないが

アメ公の教育は徹底していて

乗員は、戦争中も戦後も原爆投下について

批判めいた事を言わなかった。

 

最たる人物は、機長のチベッツで、このおっさんは、

原爆についても、自らの原爆投下についても

潔いくらい、謝罪しなかった。

 

 

 

 

 

 

 

Wikiによると、このひとは、

栄達に包まれた戦後を送ったように書かれているが

そんなことはない。

 

任官して、たったの8年で大佐で、爆撃隊長に進級したのは

いかに勝ち戦で『手柄つかみ取り』の時代でも

異数の出世だったと思うのだが

このおっさんは、さらにそのうえに、

戦術的には困難な『世界初の原爆投下』をやってのけた。

 

           

当然、米軍的には

もっと評価されてよかったはずだ、と思う。

 

 

 

ところが、アメリカ軍は、あんまり評価しなかった。

 

 

 

『世界初の原爆投下』という

イデオロギーを超えて偉大な実績を上げたにもかかわらず

戦後の評価は、第三者的に見ても、低い。

 

戦後20年以上在籍して、最終階級は准将。

戦中と戦後の階級を比べるのは難しいのだが。

1つしか階級は上がっていない。

              

マネジメントとか、戦略研究とかで才能があれば

『原爆を落とした男』として、もう少し出世したはずだが、

アメリカ軍中央は無視した。

 

 

 

 

 

その程度に、馬鹿だったらしい。

そして、

その分、本人は悔しかったらしい。

 

 

 

 

実際、戦争が終わって冷静を取り戻した

まともな世論から批判を浴びると

『命令があれば、もう一度原爆を落とす。』といって

自ら操縦桿を握って、

原爆の模擬弾を投下するショーに参加したりした。

        

『ウルトラ右翼』の連中には大いに受け、

国がでかいから、あの馬鹿と、

その一家を養うくらいの寄付金は、じゃぶじゃぶ集まったらしい。

       

もちろん、日本はもとより、アメリカをはじめ

地球上のすべての知性を敵に回すことになった。

 

 

 

米軍が、エノラ・ゲイ号の乗員を忌避したわけではなく

チベッツの部下のウィリアム・スターリングなどは

戦後すぐに、チベッツよりも、格上の少将になっている。

 

ざまあみろ。と思う。


















『エノラ・ゲイ』は、彼の母親の名前。

不肖の息子の馬鹿な思いつきのせいで

母国で息子を思いやってたのであろう

おそらくは善良だった「アメリカおばちゃん」の名前は

『地球初の原爆機』の名前、として

日本人はおろか、

すべての地球人類にとって

悪魔の名前になっている。







ジ・親不孝、じゃないのかなあ?













チベッツは、憎まれっ子世にはばかりやがって

2007年まで生き、92で死んだ。

キノコ雲の上をとんだのだから、

奴も充分に被曝したはずだが

アメ公には効かなかったらしいのが口悔しいじゃないか。





















もちろん、

『原爆投下』を機長の個性に帰着させてしまうのは

問題の矮小化だ。

 

たとえ、1945年のテニアン島基地の爆撃隊長に

ドナルド・キーンしかいなくても

アメリカは原爆投下を命じて、それを実行しただろう。

        

だから、勝ち戦の作戦で、実行隊長の個性など、

なんの影響も及ぼさなかったと考えた方がいい。

      

それでも、チベッツは、准将止まりだし

母親の名前は、今でも悪魔の名前だ。

 

チベッツ家の係累が何百人かいるだろうが

恥を感じてへそを噛め。





















菅さんが、原爆忌で

『原発依存を減らす』といったそうな。

       

当初考えられていたより、軟らかい表現だったようだが、

ここまで書いたような理由で、

個人が残せる爪痕などには期待していない。

 

個人がなし得る力は無力だ、といってしまうと寂しいが

菅さんに関しては

『俺がなにか歴史に痕跡を』と足掻いているところが見苦しい。

 

        

お前は、逆の意味でチベッツだ。

母の名前を、悪魔の名前にしちゃうあたり

いくら『正義』のためとはいい、

ずいぶんと、頭の風通しがいい。







取りあえず、廃炉になる福島1号機を

『NOBUKO』とでも名付けたらどうだ?

       

機嫌を損ねると、

いくらでも飲んで制御できない、という意味では

ぴったりじゃないか。































では、『今日の一枚。』 














原爆で焼き付けられた、影。

Renz          

 

 

 

 

 

 

 

 

         

 

 

もちろん、ここに映っている人も、

梯子も残っていない。

 

そもそも、この『影』自体が、もはや、ない。

 

 

 

        

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2011年8月 5日 (金)

クールビズの次はウォームビズ

イギリスで、『クリスマス商戦』がスタート、というニュース。

(ロイターの記事へのリンク)

 

 

000we_wish_you

 

 

お土産なら欲しい

 

 

 

 

 

 

『去年も、こんな事、書いてなかったっけ。』

 

『一年すぎるのは、早いですねえ。』

 

『…むう。』

 

 

 

『「あったか肌着」商戦も、もうスタートだそうです。』

 

『「あったか肌着」?』

 

『ほら、去年、ヒートッテックとかが大流行したでしょう。』

 

『「ヒートテック」ってのは素材の名前じゃないんだな?』

 

『素材でもあり、製品ブランドでもあり、と…』

 

 

 

 

 

 

 

『ジーパンみたいなもんか?』

 

『ジーパンの「パン」は「パンツ」ですよね。

ジーってなんでしょう?』

 

『あれは布地の名前だ。』

 

『ジーが?』

 

『ジーが…』

 

『…へー。』

 

『ジージャンってのもあるよな。』

 

『違いますよ、かっこわるぅ。

ナウなヤングは「デニム」って言います。』

 

『だから、ジーンズもデニムも布地の名前だってば。』

 

『そうなんですか?デザイナーの名前とかかと思ってた。』

 

『ジーンズはジーン島の毛織物。

デニムは、フランスのニーム地方の綿織物という意味だ。』

 

『服と、なんの関係もないですね。』

 

『チュニックなんていうのも、もともと男の服だった。』

 

『ファッション用語って、よくわかりませんね。』

 

『たぶん、マルキューの店員も

わかってないと思うよ』

 

 

 

 

 

『それにしても、「ウォームビズ」なんですね?』

 

『ファッション業界の人は、2シーズン先を考える、

とは聞いたが…』

 

『今年の冬も、電気は足りないって

いう事ですね…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『では、内閣総理大臣、菅直人君。』

 

『…ゴホッ、ゴホッ…

ただいまのご質問にお答え致します…』

 

『おいっ、なんだっ。その服装はっ。』

『どてらを脱げ、どてらをっ。』

 

『ははは、まあ、これが私の「ウォームビズ」ということで。』

 

「確かに議場も寒いな。」

「設定温度、16度だそうです。」

 

『昨日から、熱がありましてね…』

 

『だったら、とっとと辞めろっ。』

『もう12月だぞっ。』

 

『ははは、まあ。今日はふらふらしておりましてな。』

 

『それなら、辞めて家で寝ろっ。』

『玉子酒でも作ってもらえっ。』

 

『ははは、昨日、嫁に頼んだら、

全部自分で飲んじまいましてなあ』

 

『いいから、とっとと帰れっ。』

『その服装は国会への侮辱だっ。』

 

『でも、熱があってもがんばる。

僕って偉いですよね?』

 

『うるせえっ。』

『貴様を冷温停止させてやろうか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『しかし、「あったか肌着」?』

 

『インナーとかに、保温性の高い商品をどうぞ。

しかも、分厚いわけではなく、美しいボディラインを

より美しく…』

 

『むかしさあ、「究極超人あーる」っていう漫画で

ツナギの中に「ホカホカカイロ」を

集合体で入れた、という話があったが…』

 

『それ、「温かい」どころじゃ済まないですよね。

低温やけどで死んじゃうんじゃないでしょうか…』

 

『そもそも、ホカロンとかホッカイロって鉄の粉なんだよな

重たくて着られないんじゃないだろうか?…』

 

『…さすが鳥坂先輩…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『では、今日のプレゼントコーナーです。

今日は、「遠赤外線アンダーウェアー」

ご紹介します。』

 

『うわあ、とっても軽いですねえ。』

 

『今回ご紹介する商品は、

繊維の中にセラミックを織り込んだ新製品。

びっくりするくらいに軽いんです。』

 

『ほんとうですねー。』

 

『しかも、遠赤外線を発生して、

とっても暖かいんですねえ。』

 

『繊維の中にセラミック?』

 

『ええ、ですから、腹筋するとバキバキに割れます。』

 

『そういう製品は、すでにあるような気がするんですが。』

 

 

 

 

『さあっ、今日のプレゼントコーナーでは3名の方に、

この『スーパー遠赤外線ババシャツ』をプレゼント。』

 

『無視しましたね…

しかも、さいてーのネーミングだし…』

 

『今なら、色違いの高枝切りバサミ2本もおつけします。

どしどしご応募下さい。』

 

『先週の当選者は、

「素敵なお米、宮城さん。

素晴らしい肉牛、岩手さん

かっこいい稲わら、福島さん」

三名の方でしたー。』

 

『どうしてこんなふうに、全方位にまんべんなく

敵を作るんでしょう。』

 

『ご応募、お待ちしていますー。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の二枚。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おむつ・デ・ニーム

Denim

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ババシャツ・デ・猫

000babasyatu

 

 

 

 

 

 

まあ、こういう猫って、いるよね。

 

 

 

 

 

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2011年8月 4日 (木)

水戸黄門・ルネッサンス

『水戸黄門』打ち切りに、水戸市をはじめ

茨城県の首長がTBSに「直訴」というニュース。

(東京新聞の記事へのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『直訴されても、こまるわなあ。』

 

『地元の気持ちもわかりますけどね。』

 

『しかし、視聴率1割以下の番組を

ゴールデンタイムに置いておくことも出来ん、という

TBSの主張も、もっともだ。』

 

『国民的番組、といいながら、ねえ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

『ゴールデンじゃなかったらいいんですよね?』

 

『あ、また、ろくでもないことを…』

 

『早朝番組にしましょう。』

 

『はい?』

 

『それで、戦隊ものにするんです。

早朝なら、年寄りは起きてるし

不思議と戦隊物の放送は早朝なんですよね。』

 

『まあ、子供も早起きだから…』

 

『それに、パターンが大体決まってるでしょ?

残り15分で乱闘が始まって、残り10分で印籠が出て

それで悪党が恐れ入る、って。』

 

『ジャイアントロボみたいなもんだよなあ…』

 

『年寄りと、孫が早朝のテレビで見る。

これが新しい

水戸黄門の形だと思いませんか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『それで、どういう内容で…?』

 

『「助さんブルー」「助さんレッド」

「格さんグリーン」「格さんパープル」って』

 

『パープルって、おかしくない?』

 

『それで、最後に「コーモン・イエロー」って

出てきて、「インロー・フラッシュ」って。』

 

 

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この紋所に恐れ入るんなら

とっとと出せ。

 

 

 

 

 

 

 

 

『…イエローがセンターってのはちょっと…』

 

『あ、そこ?』

 

『イエローって、ドロンジョはおろかボヤッキーでもなく

トンズラーみたいな役回りで…』

 

『でも、「黄門」ですから…』

 

『格さんレッド、ってのも…』

 

『だって5人揃わないんだもん。』

 

『あとは、うっかり八兵衛、しかいないしなあ…』

 

『あの三人以外、がっくりと格が落ちるんですよね…』

 

『お銀をレッド役にするってのも、

ストーリー的に無理があるし…』

 

 

 

 

 

 

 

 

『じゃあ、黄門を5人揃えますか?』

 

『黄門を5人?…』

 

『コーモン・ブルー、青門

コーモン・グリーン、緑門

コーモン・パープル、紫門

コーモン・レッド、赤門

コーモン・イエロー、黄門っ。』 

 

 

『いや、それ。「赤門」の方が偉そうだし…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『じゃあじゃあじゃあ、「戦隊もの」を離れましょう。』

 

『でも、お前、自分で、早朝番組にするって、言ったじゃないか…』

 

『でもね?「水戸黄門」で人気だったのは

由美かおるの入浴シーンだったりしたわけですよ。』

 

『…ああ、まあ、ねえ…』

 

『いまは、雛形あきこですぜ?』

 

『…いや、「ですぜ」っていわれても、全然…』

 

『だから、深夜帯にやるんですよ。』

 

『はい?』

 

『しゃばだば・しゃばだばー

イエロー・ピーエーム、とか言って。』

 

『……』

 

『「お銀だらけの水泳大会・黄門様大乱入」とか。』

 

『ポロリもあるでよ?』

 

『受けると思いませんか?』

 

『無理。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の「こんな入浴シーンはどうなんだ?」。』

 

 

 

 

 

 

 

 

お湯入れちゃったらどうするのよう。

Cat_bowl

 

 

 

 

 

 

 

にゃー。

 

 

 

 

 

 

 

とらがいるの…

Toragairuno

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かわいい。

 

 

 

 

 

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2011年8月 3日 (水)

あんたからは貰いたくない…

『なでしこジャパン』国民栄誉賞、綬賞決定。

(読売の記事へのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『エディが説明した、受賞理由、

「大震災など大変困難な中で勇気を与えた」

って、おかしいよな。』

 

『彼女たちの努力と

地震を結びつけちゃうのは、失礼ですよね…』

 

『大地震があったから、くれてやるって事か?』

 

『…まあ、そこまで言っちゃうのは…』

 

 

 

 

 

 

『なでしこたちの

栄誉や努力にケチをつけるつもりはない。』

 

『この日記の場合、最初に

ことわっとかないと、確実に悪口だと思われます。』

 

『でもな。』

 

『あ…なんか言うつもりだ…』 

 

 

 

 

 

『ワールドカップ以降、というか

今回の綬賞決定以来、彼女たちのコメントが

つまらなくないか?』

 

『面白い必要はないし、

大体、以前の事を知らないでしょう?』

 

『それにしたって、優等生すぎるだろう』

 

『「光栄に思ってます。」

「…チームとして、頂いた物で…」

「…栄誉ある賞を…頂きまして」ってねえ。』

 

『カンペがあるんじゃないか?』

 

『…まあ、ちょっと台本くさいかな、とは…』

 

『せっかく盛り上がった「女子サッカー」を

つまらない失言でつぶしたくはない、って

気持ちはわかるんだけどな。』

 

『放送局が、なにも言わないのも不自然ですよね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

『誰と誰が合コンしたとか、

どうだっていいじゃねえかよ。』

 

『でも、「地元商店街」もこんな調子ですよ。

三流紙に、こんな記事があります。

 

大安亭市場(神戸市中央区)でエピソードを聞くことができた。

「澤さんがよく買うのは100g100円の豚小間肉

100g130円の豚ミンチ肉」(「ミートのマエダ」奥藤英和店主)

「夕方の安売りを狙って来ますね。みんな買い物上手ですわ」

(「フルーツのながお」長尾賢一店主)

「みんな酒も飲まずに5人前、6人前と

ひたすら食べるから変やなと(笑)」

(「立呑み処七輪炭火ホルモン田でん」松永英樹店主)」

 

『うわあ、しょうがねえな。春日野道…』

 

『名前を出す以上、

本人の了解を得ているのかも知れないですけど

「ミートのマエダ」や「フルーツのながお」では買い物したくないし

「ホルモン田でん」なんか、死んでも行くもんか、と思いますね。』

 

『神戸の恥だな。』

 

『豚ミンチで、安売りを狙ってきて、大食いだ、と。』

 

『嫁入り前の娘達に、なんて事を…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『それはともかく国民栄誉賞ですよ。』

 

『それも、どうも利用されているような気がする…』

 

『まあ、スポーツ選手としては

高橋尚子以来、11年ぶりです。』

 

『Qちゃんの時の総理って誰?』

 

森内閣ですね…』

 

『うわあ、最低…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『だから、今回も授賞式に来て

官邸で、菅さんから賞状を貰うんだろう。』

 

『賞状、なんですかね?』

 

『その時に、

「てめえなんかから、貰ったら

あたしたちの格が落ちるんだよっ」

って言ったら。』

 

『痛快ですねえ。』

 

『「ロンドンはテレビで見てろよ」とか。』

 

 

 

 

 

 

 

『とにかくそれなら、日本中が大絶賛。

女子サッカーの未来のためにも是非やって欲しいです。』

 

『あの馬鹿、文科省とかに、手を回さないだろうな?』

 

『霞ヶ関だろうが、どこだろうが、いまや

あの、おっさんに味方する奴なんかいません。』

 

『お遍路なんか始めたら…』

 

『「お接待」っていって、

セシウム投げましょう。』

 

『でも一応、元総理だからSPがつくんじゃないのか?』

 

『それこそ、国費の無駄、ですね。』

 

『れんほーに石投げさせるか?』

 

『なでしこ、どっかいっちゃいましたね。』

 

『こんな危ない話題に、乗せられるか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では。『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

おおう。 

Auch

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2011年8月 2日 (火)

『T子の部屋』と、あのひと

らーりるれれろ、らーりるれれろ、

らーりーるれーるーるるー

    

 

 

 

 

 

 

 

『こんにちは、「T子の部屋」です。

本日のお客様は、

「窓際のナオトちゃん」として有名な

イラー・カーンさんです。』

 

『ははは、どうぞよろしく。』

 

 

 

『いつ、お辞めになるんですか?』

 

『ははは、それはまあ、メドが立つまで…』

 

『こんな事やってる場合じゃ、ないんじゃございませんの?』

 

『だって、あいつらだってひどいんですよ?

こっちが譲歩してるのに、ちょっとずつハードルをあげて…』

 

『…お辞めになりたくないんですね?』

 

『だから、メドが立たなきゃ9月までだってやりますよ…』

 

『わかりました。

以前の、松本某もそうでしたが、あなたは、

「お客様」じゃないんですか?』

 

『え?僕は、あいつとは…』

 

 

00000000baka

 

入院したら許されると思ってないか?

とっとと退院して地球に謝れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『わかりました。もう、お帰り下さい。』

 

『え?まだ、始まって2分ですよ?』

 

『もう結構です。』

 

『…いやだっ。』

 

『そこを、おどきっ。』

 

『いやだっ。俺はこの椅子を離れないぞっ。』

 

『お客様とて許せぬっ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『いよう、さだやん、これからどうしよう?』

 

『でもなあ、そろそろ世論も厳しいから

いつまでもいじわるしているような印象はまずいし…』

 

『そんなこと言ったって、

あんたが言ってるからやってるんだぜ?』

 

『そろそろ、解散してくれたら…』

 

『解散しない代わりに、

なにか、ポストを用意してくれるって

約束だったじゃないか!』

 

『でもなあ…』

 

『頼むよう、

せめて30人は連れて行くから、副首相とか…』

 

『自民党会館の管理人はどうだい?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『キリキリ働けっ。』

 

『ちょ。ちょっと休ませて下さい。』

 

『馬鹿野郎っ。

まだ俺のメシもまだだろうっ。

それから、うちの2頭の子供が泣いてるじゃないかっ。』

 

『すいませんっ。』

 

『せっかく、メガソーラーの掃除人夫として

雇ってやったんだっ。

まだまだ拭いて貰わないと駄目だぞっ』

 

『無茶ですよ、東京ドーム10っ個分なんて…』

 

『てめえが柔らかバンクで働きたいっていったんだろ?

保守率を上げるためには、掃除しなきゃいけないんだ。

とっとと拭けっ。』

 

 

 

 

俺たちのメシも頼むぜっ。』 

00000kai

 

おとおさーん 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の、お客様とて許せぬ。』

 

 

 

 

 

 

 

みんな、おどきっ。

000senn2

 

 

このくらいでも

怒られそうなところが怖い。

 

 

 

怖いならやるな、という話はもっともだ。 

 

 

 

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最近ひどいな、と我ながら思う。

いろいろとごめんなさい。 

 

 

 

 

 

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2011年8月 1日 (月)

冷房車の日

7月31日は、国鉄の通勤電車に冷房車が走り始めた日。

(昭和毎日の記事へのリンク)









1970年のこの日から、1編成10両が走り始めた。

今まで35℃だった満員電車が、26℃になったそうだ。

 

それにしても、

設定温度じゃなくて、測定温度で26℃って

ずいぶん豪快に冷やしたものである。

 

節電の今日からは信じられない。

















だから、当時でも、

新幹線や、在来線の特急の大部分には冷房がついていたし

私鉄では、通勤電車にも冷房車があった。

 

注釈の多い日本初、なのだが、

『1970年から国電に冷房車』っていわれても、

どうも実感と違う。













70年代は、

電車で冷房車に当たると『ラッキー』と思ったもんだ。






地域差もあるだろうが、個人的にはそう思う。

千葉県は、労組がつよくて国鉄当局から嫌われており、

意図的に車両の更新を遅らされていたという事情は、ある。

国鉄という組織は利用者に関係なく、そういった嫌味をやる。



千葉の私鉄といえば、京成なのだが、これもひどかった。

冷房車は重いので、江戸川を渡る橋が落ちちゃう、という

情けない理由のせいで

大手私鉄中、冷房化率は常に最低だった。













それでも、80年代になると、

ずいぶん冷房車が増えたな、と思うようになったが、

大阪に来て、ここの地下鉄御堂筋線には驚いた。

 

駅のホームに巨大な送風筒が立っていて、

ごんごんと冷たい風を送っている。

 

電車にクーラーがないのだ。

代わりにホームを冷やす。

『駅間冷房』という方式で、電車を冷やさない。

トンネルの中ごと冷やしときゃいいでしょ、というわけだ。

 

もちろんそんなものが、満員電車で役に立つはずはなく

ホームは涼しいが、電車に乗ると暑い。  

     




クーラーというのは、車内の熱を集めて外に捨てる。 

ルームエアコンの室外機から、温風が出るのと同じで

そんなことを地下鉄でやられたら

熱がこもってたまらない、ということ。

 

余談だが、エレベーターにクーラーがなかったのも、

同じ理由です。

(今は、そういう不思議なエレベーターが存在する。)

        












さらに、大阪の地下鉄に冷房がなかったのには

もう一つ理由があった。

 

御堂筋線なんかの古い地下鉄は

トンネルの断面を小さくするために、架線がない。

だから、屋根に室外機が積めなかった。 

    






これも余談だが、パンタグラフなしで

どうやって電気を取っているか、というと

レールの横に第三軌条という3本目のレールがあって

そこに電気を通して、それを拾う。

 

梅田駅のホームで立ち小便をしたおっさんがいて、

小便が第三軌条にひっかかって、

感電して悶絶したという都市伝説がある。

(絶対に真似しないように。) 









そうはいっても、暑くてかなわんぜということで、

クーラーだけじゃなく、車両全体の排熱を減らし、

室外機を小型化して、

1979年から御堂筋線にも冷房車が走るようになった。

 

もっとも冷房化が完了するのは、つい最近で、1993年だが…





















最近、電車が暑い。

階段を駆け上がって、乗り込んだら弱冷車だったり

『節電のために冷房の温度を28度にしております。』

なんていうのを訊くとがっくり来る。

 

まあ、そういう文句が言いにくい時代なんだけど。























『日本初の冷房車』ということだと、

1970年より、もっと古いことは確かなのだが、

南海だ、名鉄だ、京王だ、と、

みんな日本一を主張するので、よくわからない。

 

『世界初』だと、さらにわからないので

どなたか教えて下さい。











建築用の空調機の発明でさえ1902年、

しかも、工場用のでかい奴だった。

日本では、東宮御所(いまの赤坂離宮)に

採用されたのが最初で1906年。

これだって、でかい。





南海の『冷房車』が1936年だから、

小型化することを考えると、冷房車の登場は

恐るべき早さだったと言っていいとは思う。












1906年というと、明治末で

すでに日本には満員電車が走っていた。 

 

もちろん、市電なのだが、当時は

『若い奴、特に男が座席に座るなどとんでもない。』

という風潮が、今の発言小町以上に強く、

『君、席を譲り給へ。』

なんていう事を、大声で言うおっさんがいて、

車内で大喧嘩が起こったりしたそうである。

















さぞや車内も暑かったはずだ。







だから、冷房車は必要によって生まれた。

贅沢だとは思わない。





1970年の山手線の26度は冷やしすぎだが、今年の夏は

『誰のせいで節電せねばならんのか』、と

多くの人が怨みながら、

ぬるい満員電車にゆられているのである。










なんとかせえよ、ほんまに…
































では、『今日のクーラー。』

















キャンピングカーに

ルームクーラーを積んじゃうひともいる。

 

000cool         

      

わかりやすい室外機

 

 

 

 

ナンバーがついてるから、

これは合法な改造なんだろうけど

電源とか、どうしてるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家より、クーラー。 

Atuiyone    

 

    

ひっそりと室外機 

 

 

 

 

 

だから、電気はどうした。 

 

 

 

 

 

      

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