« 地下4階のラマダンと大文字焼き | トップページ | 大文字と市章山 »

2011年8月12日 (金)

次期総理に関する「ハゲフサ理論」的考察

『ところで、次の総理なんだけど…』

 

『誰でもいいですよ。』

 

『しかし、明日の朝刊の一面を4段、開けてるんだから、

憶測記事でもなんでも書いとかないと。』

 

『これほど期待されない「次期総理」もないですよね。』

 

『記事で、ガンガン煽ったら、

そいつが総理になるかも知れないぞ。』

 

『だって、総選挙も党員選挙もしないって言うんだから

世論もくそもないでしょう。』

 

『操作のしがいがないなあ…』

 

 

 

 

 

 

 

『あー、編集長。今日が締切ですよ。』

 

『わかってるって、

いま考えてるんだから「次期総理」。』

 

『記事じゃなくて、編集部内のトトカルチョのほうですよ。』

 

『あー…』

 

『「新総理の支持率はどうだ?」トトカルチョの方は、

倍率高いですよ。一口千円からです。』

 

『あ、俺「菅さんは一年持つか?トトカルチョ」で

確か勝ったはずだぞ。』

 

『ちぇ…、覚えてました?』

 

『じゃあ、この勝ち分で、3点買いといこう。』

 

『こういうトトカルチョが、いま、

日本中の新聞社、放送局でおこなわれてるでしょうね。』

 

『いま捜査が入ったら、日本のマスコミは壊滅じゃないか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『しかし、編集長が3点買いするんじゃ、

ほんとにわからないってことですね?』

 

『興味がないんだよ…』

 

『明日の一面はどうするんです?』

 

『もう、政治記事やめるか?』

 

『どうするんです?』

 

『まなちゃん、お泊まりデート、か?とか』

 

『臨海学校でしょ?』

 

『か?のところで字を小さくして、折りたたんだ時に

ちょうどそれが隠れるように…』 

 

『なんで天下の読捨新聞が、そんな大スポみたいな記事を…』

 

『東京で言う東スポだな。』

 

『むかし、湾岸戦争の時、

地下鉄で大スポ読んでるおっさんがいて、その一面が

「本紙独占 フセインの秘密作戦の全貌」って

記事だったんです。』 

 

『へー、どんな作戦?』

 

『あ、いや、大スポにスクープされるようじゃ

フセイン負けだな、って思いました。』

 

『ちゃんと、当ててるじゃないか。』

 

『すごいですよね、大スポ。』 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『日本の総理には

ソビエト-ロシアの『ハゲフサ理論』みたいな、

わかりやすいルールはないのか?』

 

『それが意外と、日本の総理には

ハゲがいないんですよね。』

 

『そういえば、最近の、

安倍、福田、麻生、鳩山、菅にしたってみんな毛があるな。』

 

『戦後に限って言えば

総理にはつるっぱげが、いないんです。』

 

『調べたの?』

 

『Wikipediaって、便利ですねえ。』

 

『あんまり、

そういう使い方をするひとはいないと思うけど。』

 

『しかも、今回「民主党代表候補者」って呼ばれてる連中にしても

ハゲがいないんです。』

 

『つまんねー。』

 

 

00000000minnsyu_2 

 

 

 

 

 

『めんどくさくて、解説する気も起きないな。』

 

『誰が誰だか、当てて見ましょう。』

 

『全問正解でも、なんの自慢にもならない…』

 

『さすがに馬淵さん、顔長いっすね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『で、日本の総理にハゲがいないって?』

 

『割とハゲ、という印象があった吉田茂にしても

かろうじて、1・9ハゲを守ってるんですよね。』

 

000yoshida_sigeru  

バカヤロー

俺は、太郎のおじいさんだ。

 

 

 

 

『これ、レーニンだったら、ハゲ面さらしてるよな。』

 

000000iriiti  

君が好きだよ。クループスカヤ。

 

 

 

『これ25歳の時の写真だそうです。』

 

『まあ、「抜け毛はお医者さんに相談するべき」、ですし。

あんまり責めちゃ可哀想です。』

 

『本人の責任じゃないしね。』

 

『思想信条、キューバ危機なんかを抜きにすれば

フルシチョフのハゲなんかじつに、男らしい。』

 

『ゴルビーの、アザハゲも、男らしいですよね。』

 

 

0000000001989_gorubi 

ハゲは男らしいが

1989年、人民大会議で

反体制派のサハロフ博士の

演説を中止させるゴルビー。

こんな奴、

『教科書に載せたい』か?

 

 

 

『外人は、ハゲに対しては抵抗がないんでしょうか?』

 

『日本人は、1・9にしてまで抵抗するけど。』

 

『外人に、バーコードって…』

 

 

00000bar_cord2   

 

久しぶりだな。

 

 

 

 

『何回見ても、このひと可笑しい。』

 

『外人も、未練があるんだよ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

『とにかく編集長、明日の一面、なんとかして下さいよね。』 

 

『…次の総理は誰なんだろう…』

 

『代議員会で髪の毛引っ張り合ったらいいんじゃないですかね?』

 

『ヅラだったら総理になれないって事?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の、歴代ハゲ総理。』

 

 

 

 

 

 

 

『戦前には、結構見事なハゲがいたんですよね。』

 

『とくに大正時代は、当たり年だな。』 

 

 

000terauti_masatake  

寺内正毅(18代総理 1916-1918)

日本総理大臣史上、

最初の見事なハゲ。

いい頭蓋骨。 

 

 

 

 

 

000takahashi_korekiyo 

高橋是清(20代総理 1921-1922)

名蔵相といわれているが

政党党争に入り込んで、

総理としては短命。

 

 

 

 

000kiyoura_keigo 

清浦奎吾(23代総理 1924-1924)

鰻香内閣事件、といい

ものすごく総理大臣になりたかった人。

この人も、ほれぼれするような頭蓋骨。

 

 

 

 

000tojo_hideki  

東条英機(40代総理 1941-1944)

意外なことに、つるっぱげ総理としては、

いまのところ、この人が最後。

 

 

 

 

 

にほんブログ村 その他日記ブログへ    

 

 

 

 

おまけ 

正解がないのは、あんまりだ、といわれたので、正解。

0000000002    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フルネーム調べるのが、めんどくさかった。

どうせ来月には忘れちゃうのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

|

« 地下4階のラマダンと大文字焼き | トップページ | 大文字と市章山 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 次期総理に関する「ハゲフサ理論」的考察:

« 地下4階のラマダンと大文字焼き | トップページ | 大文字と市章山 »