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2011年9月20日 (火)

シュピーゲル、シュピーゲル, シュピーゲル

ドイツの経済誌、シュピーゲルが、

提携破綻を受けた自動車メーカーの、

VW首脳がスズキの買収に乗り出す意向である、

と報じた、というニュース。

(読売の記事)

 

 

 

 

 

 

 

 

『シュピーゲル、というとこれか?』

 

 

 

 

『ついに、ニュースの内容にさえ、

触れなくなりましたね。』

 

『でも、この曲かっこいいと思わないか?

富田勲だぞ。』

 

『ええ、ドラマのテーマソングとしては

出色のできだと思います。』

 

『新鮮だったなあ…』

 

『この中の「シュピーゲルッ、シュピーゲルッ、」っていうのが

意味がわかりませんでね。』

 

『ドイツ語だよな。』

 

『鏡、っていう意味ですね。』

 

『へー。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『それはともかく、ワーゲンがスズキを買収?』

 

『今すでに19.8%の株を持ってるからな。

スズキがフィアットのエンジンを買って喧嘩しちゃったから

敵対的買収って事で、力ずくででもやるつもりなんだろう。』 

 

『まあ、難しいことはわかりませんが…』

 

『いや、この話題に触れるブログは、

大抵、そこをテーマにするぞ。』

 

『経済のことは、よくわからんのです…』

 

『スズキの体力じゃ敵対的買収に耐えられないから、増資か?

日産がホワイトナイトか?とか。

そして、インド市場はどうなる?とか?』

 

『1980年代までのインドってのは、

高かろうが古かろうが、徹底して国産でしたね。』

 

『車はアンバサダー

原爆から核ミサイルまで国産にする、という徹底ぶりだ。』

 

 

000ambasader  

アンバサダー

基本設計はモーリス1956

 

 

 

『スズキはどうやって、そこに入っていったんです?』

 

『合弁企業をつくったんだ。

しかもその資本比率は、インド側が51%だ。』

 

『よく我慢しましたねえ。』

 

『その時代に耐えたおかげで、外国メーカーとしては、

いまでは、あの10億人の国でナンバー1だ。』

 

『で、ワーゲンは、それを横から取ろうとしている、と。』

 

『少なくとも、あの会長はそう思ってるんじゃない?』

 

『あの会長。

たぶん、漫画「山口六平太」の社長のモデル、

だと思うんですよね。』

 

『そういえば、似てるかな。』

 

0000kaichou    

 

鈴木修会長

 

 

 

00000roppeita 

六平太のいる、大日自動車の田川社長 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『二輪のことはわからないけど、スズキって、

時々へんな車つくるんだよな。』

 

『へんな車?』

 

『例えば、スズキが最初につくったスズライト。』

 

 

000suzulighit  

スズライト

1956年製

 

 

 

『エンジンブロックもサスペンションもつくれないから、

外国車のコピー。

しかもエンジンそのものは、バイク用の2ストローク。

(2ストエンジンは、その後のスズキ車の特徴になる。)。』

 

タッカ-・トーペードみたいですね…』

 

『この車は1970年代まで、たくさん走ってたから、よく覚えてる。

トラビかと思ったよ。』

 

『日本でトラバントを見つける方が難しいでしょう…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『もうちょっと、ほかには…』

 

『フロンテ・クーペなんてかっこよかったな…』

 

『過去形で言うって事は、いまはないんですね…』

 

『でもすごいぞ。

当時の軽自動車排気量制限枠の360ccで37馬力。

サスペンションはダブルウィッシュボーン+コイル。

ちょっとした、レースカーよりスペックが高い。』

 

『市販車で1PS/10ccはすごい…』

 

『しかも、デザインは117クーペなんかで有名な

ジウジアーロだ。』

 

 

000suzukifronte1974 

スズキ・フロンテ1974

 

 

 

『それで、軽?』

 

『それで、軽。』

 

『そんなことやってるから、

>運輸省に怒られちゃうんですよね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では『今日の一台。』

 

 

 

 

 

 

初代、スズキ・アルトのCM。

 

 

 

うわあ、なつかしい。

 

 

はっきりと、女性をターゲットにした車、というのは

これ以前には、なかった、と思う。

新車で50万円以下というのもショックだった。

 

そのかわり、内装はびっくりするくらいチープだった。

CMの最後にさりげなく「4人乗りもあります」と書いてあるが

実はこれが大事で、4人乗りで荷物室を取ったアルトは

軽自動車のくせに、商用車で、維持費も安かった。

大人が4人乗るのは、ほぼ不可能なくらい狭かったが。

 

初めて乗った時、『なんじゃこれは』と思ったのだが

その後、ホンダ・シティなんかの模倣をうんだ。

 

 

いろんな意味で、

エポックメーキングな車だったなあ。

 

 

 

 

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コメント

シュピーゲルの話からスズキの買収話まで
勉強になり、また笑わせてもらいました
natsuさんのセンスに憧れます

スズキの社長って、変わり者で好きです
80歳を越えていても現役バリバリ
いいことか、悪いことかは分かりませんが^^

投稿: れい | 2011年9月20日 (火) 18時56分

れいさん、ありがとうございます。
スズキって好きな自動車メーカーです。
だから、がんばって欲しいです。
大変だと思いますが…
私なんかに、同情されても、
どうしようもないでしょうが…

投稿: natsu | 2011年9月22日 (木) 22時49分

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