よくもこんなに粘ったもんだ。
『しぶとかったねえ、カダフィ…』
『2月の政変から8ヶ月以上ですぞ。』
『なんであんなに長く持ちこたえられたんだろう』
『カダフィ派ちゅう人もおったから、
メシや兵士は補充できたんでしょうが。』
『……』
『……』
『こんないいかげんな、ニュース解説も
ないですよね。』
『このカス日記に「解説」を
期待するひとなんかいないって。』
『不思議なのは武器なんですよ。』
『NATO軍の空爆開始以降、制空権はなく、
正規軍が寝返ったおかげで、戦車なんかも
なくなったけど、
銃も砲も弾も、山ほどあったもんな。』
『どこか援助してたんでしょうか?』
『中国が武器を供与している、
なんてニュースがあったけど
海上は封鎖されているし、
陸路でも大量に運ぶのは無理だっただろうし…』
『補給なしで8ヶ月?』
『太平洋戦争末期の日本も、
もういい加減、戦争をやめようぜ、
ということで
講和派の鈴木貫太郎を首相にした。』
『…おお、わが千葉県の偉人…』
『ところが陸軍は、じいさんや子供まで
根こそぎ動員して
「まだ、我が方に、無傷の皇軍200万あり」と
吼えあげた。』
『…新しく動員したんなら「無傷」ですが…』
『ところが武器がない。
大阪・桜宮の砲兵工廠は徹底的に爆撃されたし
援助してくれる国なんかないし、
外地にいる軍隊を呼び戻そうにも船がない。』
『ないないづくしだ…』
『本土決戦用の精強部隊、と鳴り物入りで
配備されたはずの部隊が、
木製の大砲で訓練してるけど、本番用の武器は
隠してあるんですかなあ、と
噂になっているので調べたら、
ほんとうにそれしか用意してなかった。』
『兵隊もやけにならなかったんですかね。』
『まさか正規軍にも竹槍を持たせるつもりじゃ
ないだろうな、と、問い詰めたら、陸軍は
「本土決戦用武器展示会」というのを行った』
『鈴木首相以下が参観した、と。』
『そこには、弓矢が置いてあった。』
『はい?』
『ご丁寧に、「有効射程30m。発射速度
熟練者で1分5発。」という解説付きだ。』
『弓?』
『小銃もあったが、先込め銃だ。
性能は種子島以下。』
『そりゃ負けますな…』
『展示会を見終わった鈴木首相は
「これはひどいな」と周囲に語ったそうだ』
『総理大臣が、そこまで軍の装備について
知らされていなかった、というのも問題ですが』
『本土決戦を思いとどまってくれてよかったけどな。』
『だから、カダフィの兵器ですよ。』
『貯め込んどいたんだろうなあ。』
『弾薬も?』
『だって、あいつら、あちこち拠点を移して、
というか逃げ回ってたけど
あれだけ、どかどか撃ちまくって
武器弾薬を移動させてたんだろうか?』
『たぶん、あの国には
国中に武器、兵器弾薬が、あふれてるんですよ』
『困った国だなあ…』
では、『今日の、国家スタイル。』
読売新聞日曜版には
英語の4コマ漫画が連載されている。
漫画の内容は、びっくりするくらいつまらないのだが
面白いのは、その駒ワリ。
『田の字』で四コマなのだが、
こんな感じになっているのだ。
つまり、こんな感じ。
番号がふってなかったら読めない…
これは、日本だったらこうなると思う。
日本語は縦書きで、英語は横書きで左から
というあたりがこの理由だ。
昔、日本で横書きの看板があると 右から左だった。
『一本品質』と読んでしまうが、
右から読んでみよう。
もっと大きいことをいっている。
「一行が一文字」だと思えば
『右から左へ』のこういう書き方になるのも
理屈で説得されたら、わからんではない。
しかし、『左書教育』で育って来ちゃった
私たちには、違和感がある。
『油・サマヤ』って。
リビアを始め、アラビア語の国では
文字を右から読むそうだから
4コマ漫画はきっとこんなふうになっている。
まあ、4コマ漫画があるかどうか、知らんけど
おまけ。
『30年後のサザエさん。』
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