浩くんの日
2月23日は皇太子殿下のお誕生日。
52歳になりました。
去年は東日本大震災が起こった。
天皇陛下もご高齢だし、手術もした。
今月からは国事行為の代行など、陛下のご名代を務められる。
実際以上に喧伝されている部分があると思うのだが
嫁も娘もストレスで大変だ、だという。
いろいろ、心労が絶えないだろうな…
この人自身が一番大変なんじゃないか?…
そうはいっても52になっても『襲名』さえできないというのも、
おかしな話だ。
もちろん、殿下ご自身はそういうことに、コメントはしない。
ソ連の書記長じゃあるまいし
『終身現役』なんていうのは残酷だと思うのだが
『天皇定年制』とか
『女系天皇』とか
『女性宮家創設』とか大変そうだな…
当然、そういう重たい話は例によって、この日記ではやらない。
今日は、この方の お名前の話をします。
1991年の立太子礼以降、つまり皇太子になってからは
『皇太子様』『皇太子殿下』と呼ばれることが多いと思うのだが
この人にも、ちゃんとパーソナルネームがある。
『浩宮』、と『徳仁(なるひと)』。
皇族の名前を私ごとき下々のものと比べても意味がないのだが
『浩宮』の方が名字のような存在で
『徳仁』の方が、『太郎』とか『花子』にあたる
名前の部分に当たるらしい。
もちろん厳密には違うのだが、
小・中学校では出席の時に
『浩宮徳仁(ひろのみやなるひと)』様と
呼ばれていたはずである。
テストの答案にも、そう書いていたんだろう。
皇太子殿下が車を運転するかどうかは知らないのだが
天皇陛下と秋篠宮殿下は
車の運転をなさっているのを見たことがある。
免許証には、なんて書いてあるんだろう…
浩宮殿下が生まれたのは1960年。
前年に皇太子殿下(今上天皇)ご成婚があったから
間、髪を入れず、である。
世間は熱狂した。
皇太子殿下は、私とだいたい同世代なのだが
クラスには、必ず1人は『浩くん』や『浩子ちゃん』がいた。
実際、『浩くん』は、1960年から『男の子の名付け』で
10年連続トップ10入り。
『浩』という字を使った『浩一』や『浩二』、『浩之』もいれると
1960年など、トップ10のうち4つが『浩くん』である。
『おお、これが孫か…お疲れだったね、愛さん…』
『ふふふ…鼻なんか、浩おじいちゃまにそっくりですわ…』
『そ、そうかなあ…』
『親父、だっこしてみるかい?』
『ええっ?大輔…いいのかい?…怖いよ…』
『ははは、いいからいいから。
おっ、悠翔も来たのか…ほおら、妹だぞお…』
『ところで、この子の名前は決めたのかね?』
『やっぱり「絆」かな、と…』
『……』
『……』
『年齢詐称ができない一家だなあ…』
『この子は芸能人になれないな…』
『……』
『……』
『いつも以上に怒られそうな会話だ…』
『どっちにしても、この話題。
浩宮殿下や悠仁親王とは、何の関係もないけどね。』
『この日記で書くと、そんなふうに思えないけど…』
では、『今日の一枚。』
一昨年、50歳のお誕生日を迎えられた
皇太子殿下と雅子妃殿下と、愛子内親王と
愛犬のピッピ。
ザ・グッドファミリー
もう一頭、マリちゃんという犬がいましたが
2009年に亡くなってしまいました。
ちなみに2頭とも、
東宮御所に紛れ込んだ、迷子の雑種犬だとのことです。
警備隊長が腹を切りかねない話だが、
ほんまかいな…
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