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2012年2月の投稿

2012年2月29日 (水)

2012年は閏秒のある閏年で、1日と1秒長い。

今年は閏年。2月が29日あります。

1年が、いつもの年よりも1日多いわけです。

(Wikipedia 閏年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

閏年は、夏のオリンピックの年で

アメリカの大統領選挙の年。

 

今年は、ロシアやフランスや韓国の大統領選挙も重なる。

結果はわかっているが、中国の政権交代もある。

台湾の総統選挙は、この間終わった。

 

 

 

 

 

 

イベントがあると、何となく記憶の栞になりますね。

 

1988年、といわれても急に思い出せないが

『ソウルオリンピックのあった年。』と言われると、

『88(パルパル)Tシャツ』を着て興奮していた

韓国の留学生を思い出す。

 

バブル頂点に向かって全速力で舞い上がっていた

あの頃の空気を思い出す。

アメリカでは、父ブッシュが大統領になった年だった。

 

 

といいつつ、1988年って、もう24年も前かい…

ふわあ…

 

 

それぞれの世代に、それぞれの閏年があるんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、2012年は閏年で1日長いだけじゃなく、

『閏秒』というのもあって、いつもの年よりも1秒長い。

(Wikipedia 閏秒)

 

 

0000_uruubyou23時59分60秒、という

奇跡の一秒が現れます。 

 

 

タイトルの書き方が悪いので、

勘違いする人がいてはいけないのだが、

閏秒で1秒長くなるのは

2月29日ではなく、6月30日。 

 

もうちょっと先です。

 

 

 

 

 

 

 

『なんで1秒長くなるんですか?』

 

『地球の自転が遅くなってるから。』

 

『だからなんで?』

 

『月と海があるからさ。』

 

『どういうことです?』

 

『月ってのは、でかいだろ?』

 

『地球の直径の1/4。

「衛星」じゃなくて「双子星」だ、というくらいでかいです。』

 

『そこで、地球上の海水は月に向けて

ぞぞぞーっと引っ張られてる。』

 

『こんな感じですね。』 

 

0000_tyouseki 

 「Wikipedia 潮汐」

 

 

『月が地球を回るのは29日がかりだが、

地球は1日で自転するから、潮の満ち引きが起きる。

摩擦が起こって、地球の自転はおそくなる。』

 

『この、青い塩水の中を地球が高速で回ってるわけですね。』

 

『大体1年で0.000015秒遅くなってるんだそうだ。』

 

『…というと?』

 

『えーと…10億年で4時間半くらい、らしい。』

 

『…あんまりスローライフな感じはしないですね。』

 

『まあ、そんな先のこと知ったこっちゃないよな。』

 

『でも、ジュラシックな時代には1日が短かったわけですよね。』

 

『うん…』

 

『それなら、映画「ジュラシックパーク」の設定は

おかしいんじゃないですか?』

 

『あ…』

 

『古代の遺伝子の記憶を持つ恐竜が

夜中に起きられるはずがないでしょう…』

 

『そもそも古生代は、いまよりずっと暖かかったはずだから

冷血動物が起きてられるはずがないよな…』

 

 

 

 

 

 

 

『そこでな。』 

 

『また、ろくでもないことだ…』

 

『そんな、手の届かない過去や未来の話じゃなくて…』

 

『はあ…』

 

『今年の6月30日は、1秒長いわけだ。』

 

『ええ…』

 

『そこでな…』

 

『銀行も為替も株式も、コンピューターは

全部閏秒を見込んで設定されてます。

「閏秒サギ」なんてできませんからね。』

 

『違う違う違う。

NHKの「2355」のエンディングがどうなるのかな、

と思って。』

 

『あ…』

 

『やっぱり、1秒待つのかな…』

 

『2355が明日が来るのをお知らせします。』

 

『でも、今日だけは

1秒余計に待ってください。って。』

 

『楽しみですね…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

2月29日は、

スカイツリーの竣工の日でもあるんだと。

(毎日新聞の記事へのリンク)

 

0000_skytree  

 

 

素直に写真を載せないのは

この日記の意地。

 

 

 

 

 

一般公開は5月22日。

29日は施工会社から引き渡される日、です。

 

 

こういう珍しい日を記念日にすると、後で後悔するぞ…

 

 

 

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2012年2月27日 (月)

『出席率100%』という高校に            君は行きたいか?

まずはこれを読んでください。

(東海大学付属第四高等学校・中等部通信)

 

 

 

0000baka_3 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(クリックすると、生意気にも大きくなります。)

 

 

 

 

 

 

札幌市にある、東海大学付属第四高校の3年5組が

『クラス全員の年間全日登校』を成し遂げた、というのを

自慢しているのが、この馬鹿記事。

 

しかも、高校のHPに堂々と載せているあたり、

北海道の中学生とご父兄の皆さん、

こんな高校に行ったらえらい目に合うぞ。

 

 

 

 

 

この、頭の悪い『3年5組』は

小学校ではなく、高校。

 

 

 

 

 

これから始まる怒濤の罵詈雑言の前に

まずは冷静に、この学校通信の中身を読んでみましょう。

 

まず、文章の主語がわかりません。

体裁から考えて、担任の河上清孝(60歳・自称教師)

書いているはずだが…

 

 

60歳?

 

 

還暦?

 

 

 

 

『「出席率100%」は担任を持てば誰でも達成したい。』

『私は3年5組の担任になって「出席率100%」の思いは

初日からあったが、「続くわけがない100%」であった。』

 

どうも日本語が怪しいが、

まあ、本人が書いていると見るべきでしょう。

 

しかし、後に述べる

『病気の女子生徒をクラスメートがメールや電話で叩き起こす。』

という事件以降、

『私』という一人称が、『担任』という言い方に変わっている。

 

 

それ以外にも、文章の主語がわからない箇所があって

これが60歳の高校教師が書く文章か?と思うのだが、

この『一人称の読み替え』は卑怯だ。

 

 

本題に入る前にこんな話を書いているのは、こいつが

この、『出席100%』の達成を、あくまで

『生徒の自主性による美談』に仕立て上げようとしている、

ということを心に留めておいて欲しいからである。

 

 

 

 

 

 

では、ここから再び引用。

 

 

『6月17日に事件が起こった。女子生徒の親からで

「体調が悪く休みます。」と。

「大会前でもあり無理です。」とのこと。

(筆者註::この学校はスポーツ大会に出る子が多い)

私は朝のSHRで「終わりました。」と(クラスメートに)報告。

「は~」怒りマーク100%であった。

…1時限目の体育を終えた生徒が

「○○さん来ました。廊下で吠えてます。」担任は走った。

「おー来たか~!偉い!」と。しかし彼女からは

「なにさこれ~!100%なんて、うちには関係ないし!

こんなんで無理して学校来て体壊したら

誰が責任とるのさ!明日から大会だよ~~~」

後からわかったことだが、クラスの何人もが

「休むなよ!」と、メールやら電話をしていたらしい。』

 

 

 

体調が悪いのに

学校に出てきた彼女にかけるべき最初の言葉は、

『偉い!』ではなく

『大丈夫か?』だろうっ。

 

 

馬鹿野郎っ。

 

 

 

 

 

 

しかもこの馬鹿(60・自称教師)は、自らがかけた『偉い!』という

言葉に続く彼女の台詞への接続詞に

「しかし、彼女からは…」と

逆接の「しかし」を使っている。

 

生意気な態度が不満だったらしい。

 

 

 

「廊下で吠えてます。」という台詞も

たとえそれが事実であっても、北海道の方言だとしても

教師が『学校通信』で使うべき言葉ではない。

 

記録をつぶしそうになった彼女への悪意を感じる。

 

 

 

 

 

 

そしてこの事件に対して、

彼女の体調を気遣ったということもなく

電話やメールで叩き起こした、『自称』クラスメートに

「そんなことやめろよ。」説教したということもなく、

『この日をきっかけに3年5組は一つになった。』

ときたもんだ。

 

 

 

 

なんだろう。

この1960年代の社会主義国のプロパガンダみたいな文章。

 

気持ち悪い。

 

 

 

 

 

 

『…その後は、40度近く熱があっても点滴を受けての登校や

インフルエンザか否かで高熱の中、病院と学校を

行ったり来たりした生徒もいた。』

のだそうだ。

 

 

それで、その「高熱で病院と学校」とを右往左往した生徒を

気遣うのかと思ったら、

『インフルエンザと(生徒が勝手に)判断して

欠席していたら(記録達成は)

すべて終わっていた。』だと。

 

 

 

もう、おまえ

教師以前に、人間じゃねえ。

 

 

 

 

 

 

 

それで、この後、クラスの団結力は高まり

なんと、ドッジボール大会で優勝したりしている。 

 

こどもかよ…

 

 

 

 

 

 

 

そして、この うんこみたいな文章の掉尾を飾るのがこの一節。

 

『今、こうして「卒業式」に臨み、

「出席率100%」の祝いができること。

これはすべて偶然の賜。』

 

 

故意だっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

で、まあ。さすがにこのアホみたいな『美談』は

ツイッターなどで大いに叩かれているのだが

朝日新聞だけは『地域の教育の鑑』と大絶賛である。

 

 

 

 

(朝日新聞 教育 2月26日) 

 

達成なるか、クラス全員年間無欠席 

東海大四高3年5組

 

 札幌市南区の東海大四高校(白川裕久校長)3年5組のクラス全員35人(男子25人、女子10人)が、1年間無欠席で学舎(まなびや)を巣立とうとしている。記録達成は1964年の開校後一度あるだけで、残る登校日は29日の卒業式練習と3月1日の卒業式の2日間。学校側はこれまでの生徒の頑張りと団結の強さに拍手を送っている。

 担任の河上清孝教諭(60)によると、クラスでは昨年4月下旬、「無欠席・無遅刻・無早退」が続いたことから、クラス全体が「記録」を意識し始めた。けがをした運動部員や具合が悪そうな生徒をクラスメート同士で気づかい、携帯メールや電話で励ましあった。

 昨年9月、体調不良で欠席が確実と思われた女子生徒が登校した時は、教室内に「来た~」と歓声が響きわたり、「クラスが楽しいから来たんだよ」と女子生徒は答えた。河上教諭は「感激しました。生徒全員の心が一つにまとまっていたんでしょう」と振り返る。

 授業は1月31日に終わり、現在は家庭学習期間中。生徒たちは「クラス全員1年間無欠席」の快挙達成を目前にしながら、3月1日の卒業式を待っている。(亀山敏)

 

 

 

 

いつも以上に著作権的によろしくない気がするが

この『美談』について、東海大学付属第四高校と

担任の河上孝彦くん(60歳・自称教師)と朝日新聞は

広く事実を公開して、世界の審判を受けなければならない。 

 

 

言っておくが、引用した文章は、明らかな誤字の訂正をのぞいて

句読点に至るまで原文の通りである。

 

ただし、( )内の記述は筆者が追記した。

だって日本語として意味がが通らないんだもん。 

この還暦の馬鹿、本当に日本人か? 

 

 

この60歳が多用する、『来たか~』という、

『~』マークまで忠実に再現したから、

あーめんどくせえ。

 

 

 

 

 

さて、受験生の皆さん、ご父兄の皆さん。

これでも東海大学付属第四高校に行きたいですか?

 

残念ながら今年の入試は終わってしまったらしいのだが、

入学なんかしたら、40度の熱が出ても、叩き起こされるぞ。

 

それでも、河上くん(60歳・自称教師)は君を気遣うことはなく

病人を叩き起こしたクラスメートの方に

『ミスタードーナツの差し入れ(笑)』をするのだ。

 

 

やめとけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の「丸坊主」。』

 

 

 

 

 

東京マラソンで14位、という不本意な結果に終わり

丸坊主になって記者会見する川内選手。

0000bouzu  

 

 

 

 

 

 

 

 

『また、全然違う話を出してきたな。』

 

『まあ、お口直しということで…』

 

『なんで坊主になるんだろう?』

 

『誰に謝るつもりなんでしょうね?』

 

『パフォーマンスもビッグマウスも、べつに構わないけど

それはプロ選手がやることだよなあ。』

 

『この人、埼玉県庁の職員でしょ?』

 

『…うーん。』

 

『…うーん。』

 

『あ、そうか。』

 

『なんです?』

 

『丸坊主にして、空気抵抗を下げて

次の選考レースには勝ちます。ってことじゃないかな?』

 

『やめなさいよ。』

 

『いま、あの国に帰化したら

「猫ぶっちぎり」で代表になれるのに…』

 

『やめいっ。』

 

 

 

 

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東京マラソンはこの仮装で走れ。

26日は東京マラソンが行われた。

(読売の記事)

 

 

 

 

 

 

 

『日本人選手では、藤原新が2時間7分で2位。

ロンドンに向けて、王手なんだそうだ。』

 

『藤原新なんて選手知りませんでした…』

 

『歴代の「藤原姓」のランナーでは一番速いという男で

今回出した記録は「藤原新」だと…』

 

『うん、間違いじゃないと思うけど、本名だそうですよ?』

 

『うそっ?』

 

 

 

 

 

 

 

『例によって仮装ランナーがいたな。』

 

『スカイツリーが三人並んで走ってましたよ。』

 

『仮装がかぶったら恥ずかしくないんだろうか?』

 

『今年はスカイツリー多いだろう、ってのは

予想がついたでしょうにねえ…』

 

『かぶってることに気がついても、

当日じゃどうしようもないからなあ。』

 

『あれは、「鳥人間コンテストのおもしろ部門」

みたいな人なんでしょうか?』

 

『いや、一般部門の変な人。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『今年はこんな人もいたらしいです。』

 

0000crist 

 

走るキリ○ト

 

 

 

『馬鹿でぇ…』

 

『しかもこの人、途中で暑くなったらしくて

服を脱いでるんです。』

 

0000crist2 

 

 

よく止められないな…

 

 

 

 

『十字架を降ろせよ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

『毎年思うんだけど、ケムール人になって走る奴がいたら

面白いと思うんだけどな。』

 

『ケムール人?』

 

 

 

『この女の人、かわいいっすね。』

 

『こういう仮装で、この走り方をしてくれたらなあ…』

 

『この走り方で42km走ったら

下半身ばらばらになりますよ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

『カルガモの仮装したら抜かれないんじゃないだろうか?』 

 

『1984年のカルガモ騒動?』

 

『三井物産のビルの池から皇居のお濠に

カルガモ親子が引っ越す姿がかわいいって言うんで

その前後にはマスコミや見物人が押しかけたという。』

 

『いざ引っ越し、となると

車もなにもみんな止められちゃったんですよね。』

 

『騒動の大きさにあきれた景山民夫が

「食わせろ」というエッセイを書いていた。』

 

『もう、絶版ですけどね。』 

 

『でも、これは傑作だぜ?』

 

『だけどいま、画像を探したら当時の様子を記した記事が

一切ないんです…』

 

『うわあ…』

 

『ここまできれいに消去されていると

怖いですよ…』

 

 

 

 

 

 

 

『あ、そうか。』

 

『なんです?』

 

『皇居の歩道にカルガモを放せば

あの憎たらしい皇居ランナーもいなくなるわけだ。』

 

『ほんっとに、マラソンが嫌いなんですね?』

 

『うんっ。』

 

『東京マラソンの話、

どっか行っちゃったし…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

だから、どうして

まじめな記事が二日続かない。

 

Barcord4_2  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うん、ごめん…

 

 

 

 

 

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2012年2月26日 (日)

二・二六事件の『伝えられ方』

 

『その朝はかなりの雪が積もっていたので、長靴で出かけた。

……

満員の帝都電鉄に六、七分揉まれて渋谷に着くと、

こんどは市電に乗換える。

ハチ公は一年前に死んで、すでに銅像になった渋谷駅前から

「9」という運転系統番号を示す四角い札を下げた両国行きか、

あるいは「10」の隅田町行きに乗るのが私の日課であった。

……

ところが二月二十六日の朝は市電が止まっていた。

…私は雪の青山通りを二キロ近く歩いた。

学校に着くと先生が沈痛な面持ちで

「今日は東京が騒がしいので、

これからまっすぐ家に帰りなさい。」と言った。

私たちは大喜びで雪を投げ合いながら帰った。』 



(宮脇俊三 『時刻表昭和史』より。)



 

2月26日は『二・二六事件』の日。

 

昭和11年のこの日、

陸軍将校に率いられた反乱軍1400余りが官邸ほかを襲撃、

霞ヶ関・永田町などを占拠した。

 

 

 

 
この事件の詳しい経過はWikipediaの記事でもどうぞ。

5W1Hがわかりにくくて、恐ろしく読みづらい悪文だけど。

 

 

 

 

 

この文章は、当時小学校三年生であった宮脇先生が

府立青山師範附属小に登校した時の様子を記したものである。 




市電が止まっている程度で、

東京市内は意外と平静だった様子が伝わってくる。



しかも、封鎖線が敷かれていた三宅坂から

『宮脇少年』が通っていた小学校がある青山五丁目までは、

たった3kmくらいしか離れていないのだ。




それなのに、『大喜びで、雪を投げ合いながら帰って』きてるし…










そして意外なのが、直後の報道。

0000_2262 




















(クリックで大きくなります) 







2月27日の『長野』報知新聞 号外。

『国家革新』

『青年将校蹶起』

という表現に注目して欲しい。










この事件については、いろんな立場から解釈できるのだろう。



しかし、Wikipediaの記事のように

陸軍内部の皇道派と統制派との対立が大きな原因であり

個人のキャラクターが大きな影響を持ったかのような解釈は

面白くないし、本質を見誤る。


そして、この事件の結果だけは はっきりしている。

これで、戦前の『政党政治』が終わった。

完全に軍部独裁の時代になっていくわけです。










我々の世代が受けた教育だと

太平洋戦争前は、真っ黒に軍隊が政治を牛耳っていた

と教えられていた。 






しかし戦前にも不完全ながら『政党政治』の時代があった。

明治31年の大隈内閣(隈板内閣)が始まりとされる。 






大正時代になると、一応普通選挙制度もできて

二大政党制が定着し、『選挙による政権交代』も実現する。


『衆議院の第一党から首相を出すのが憲政の常道だ。』

という時代になった。






ところがこれが機能しなかった。







関東大震災後に、地主の利益を優先する政友会が

大蔵省や、伊藤巳代治と一緒に後藤新平

帝都復興案をつぶしたことは以前にも書いた。




党利に走って全体を見なかった訳です。








いまと同じじゃねえか…









世界大恐慌が起こると、日本でも失業者があふれ

『大学は出たけれど』と、今日以上の就職難が起き

凶作も相まって、東北の農家は『娘、売ります。』

という看板を軒先に立てる。

 

 

 

0000_2264_2

伊佐沢村(現在の山形県長井市の一部)の

村役場に掲げられた

『娘身売の場合当相談所へ』という張り紙。

隣の『健康週間』のポスターが哀しい。 










『悪いのは政治家じゃないか?』と

憤った青年将校がいた。



そこまでは、間違いじゃない気もするのだが

『それなら政府を倒しちまえ。』と、

神経が2・3本足りない連中が起こしたのがこの事件。




しかし、『暴発はよくないけど、気持ちはわかるよな。』

という気分はあったらしく、それが最初にあげた

報知新聞の号外の好意的な表現になっている。



もちろん、彼らを利用しようとした『皇道派』とやらの意向も

反映されているのだろう。 









海外では、この事件は

明確に『クーデター』として報じられた。



正規軍の一部が完全武装で決起し、

政府首脳を殺して首都の中心を占拠したんだから当然だ。




普通の国のクーデターだと、この後

反乱軍のトップが革命議会議長とか大統領になるのだが

二・二六事件の場合、反乱軍の連中は

愛宕山のNHKを襲って、国内外に声明を出すこともなく

対外的には沈黙を守る。  






『ジャポン、変な国ねー。』ということで外国人は困ったらしい。












反乱軍の思いは『昭和天皇だけはわかってくださる。』

ということらしかった。





もちろん、わかってくださる筈はなくて、

事態を穏便に済ませようとする連中の慌ただしい動きに

陛下は大いにご不快の念を示された、という。





ただし、26日の段階ではこの程度。 

元老や襲撃を逃れた連中は

事件を追認にする事になってしまう内閣の交代はしなかった。

そのかわり、鎮圧命令も戒厳令も出さなかった。










 翌日7日の朝日新聞朝刊。


0000_2263

















(クリックで大きくなります) 











まだ、『青年将校の襲撃事件』という、

曖昧な表現を使っている。



岡田首相は一命を取り留めるのだが

26日の段階では、死んだものと思われていた。




そうはいっても、総理の生死の情報が、

未確認のまま一面記事になっちゃうあたり

誰も報道規制なんか考えていなかったらしい。




今日であれば、株価も円相場も大混乱で

日本は沈没してしまうだろう。












27日も慌ただしい動きは続くのだが

ようやく戒厳令だけは敷かれた。


 

これ以降、新聞報道は沈黙する。


この日も、鎮圧への動きは鈍く、
ついに陛下は

『朕自ラ近衛師団ヲ率ヰテ、此レガ鎮定ニ当タラン』

とまで仰せになる。

 

これで、『青年将校の襲撃部隊』は『反乱軍』となる。

実際の動きはまだぐずぐずするのだが、

29日になって討伐作戦が発動される。


といっても、鉄砲一発撃つわけではなく、

兵士たちに、『原隊に帰れ。』という説得が始まっただけ。

このとき、戒厳司令部がばらまいた有名なビラが、これ。


0000_226_2







『下士官兵に告ぐ』

となっていることが大事。

将校には呼びかけてない訳です。













『お前達の父母兄弟は皆泣いておるぞ。』と言われても

兵隊の立場からしたら迷惑な話だ。



命令に従っただけで、反乱の趣旨はおろか

出動の時には『演習』だと思っていた連中がほとんどである。



命令に従って配置についてから、

『なんか大変なことになってるぞ?』と動揺する。










この時、反乱軍の一員として動員された中に小林という兵隊がいた。

後の人間国宝、柳家小さん。


『みんな緊張しているから落語をやれ』と言われて

演じはじめるのだが、やっぱり緊張して誰も笑わない。


『面白くないぞッ!』のヤジに、

『そりゃそうです。演っているほうだって、

ちっとも面白くないんだから』と返したそうである。




兵隊はなにも知らされていなかったわけだ。













29日にこのビラがまかれると

反乱部隊は帰順して、あっさりと『事件』は終わる。


戒厳令は同日に解除される。





再び報道が堰を切る。

0000_2265





















(クリックで大きくなります) 








上段左の号外の日付は29日。



右端で『後継内閣問題』を論じて元老の西園寺公望の顔を

でかでかと載せているのは、3月2日。


事件収束二日後に政局の話をするなよ…

もうちょっと総括の仕方があるだろう…







『意外、首相は生存』って 

おまえが『意外』だ。
















では、『今日の226』














1989年の映画『226』の予告編。

(見られない場合はこちら http://youtu.be/MahzyRPqQmw



実際に、出動に際して こんな訓辞が行われたという記録はない。

兵隊は作戦を知らされなかったし、知る必要もなかった。

そして、それ故に日本軍は強かった。








それにても、竹中直人も三浦友和も若いなー。

そしてモックンは、こういう役柄を

この時代からやってたのね…










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(引用した新聞記事の日付の記載に一部誤りがありました。訂正します。)

 

 

 

 

 

 

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2012年2月25日 (土)

ニセ夜間金庫事件の日

『御利用のお客様へ

鍵の接損事故に困り投入口開閉不能となりましたので、

誠に御足労ですが、

当銀行専用通用口の仮金庫迄御廻り下さい。

                           三和銀行 』

 

 

 

 

 

 

1973年2月25日、夜8時40分

三和銀行梅田北支店の夜間金庫にこんな張り紙があった。

金庫の鍵は、使えない状態になっていた。

 

『仮金庫』までの道は、丁寧な案内が出ており

それに従うと銀行の通用口に『仮金庫』があった。

 

それは、一応それらしく見える見栄えになっており

何より、そこにはもう一つの張り紙があった。

 

 

 

 

 

 

 

『鍵は不要です。その儘御入れ下さい。

投入後、右のレバーを下方に一杯迄押して下さい。

レシートが出ます。

  
猶仮金庫ですのでレシートは成可く御持ち帰り願います。

                           三和銀行 』


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか、『注文の多い料理店』のようだが

実はこれは詐欺。

 

 

しかも精巧に仕組まれた奇抜な窃盗事件だった。

実際、『指示』に従って『レバーを押すと』

ちゃんと、『SANWA 0000-0000』と刻印された

プラスチックの券辺が出てきたのだ。

 

だまされて『入金』した人は26人もいた。

 

 

 

 

 

 

 

夜間金庫というのは、サラリーマンには縁遠い代物ではある。

 

文字通り、銀行の営業時間外に入金のみ受け付ける。

 

個人商店や飲食店など、現金商売の店で

夜間に多額の売上金を持ち帰るのは嫌だなあ、

という人が利用する。

 

 

 

 

 

 

 

セキュリティについては知らないが

箱の仕掛け自体は簡単で、要はダストシュートである。

しかるべく手続きをして扉を開けるとふたが開いて、

お金が入れられる。

 

お金を入れて、またしかるべく手続きをすると

札束はドサリと落ちて、セットされている麻袋の中に入る。

それを、次の営業日に出勤してきた行員が、

入金記録とともに回収する。

 

 

貴様ごとき貧乏人が何故かような機密を知っているのか、

といわれると、実は

私は銀行の改修工事ばかり担当していた時代がある。

 

場末の銀行のATMコーナーなど…

…ふっふっふっ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際、この事件は、よく考えられていて

銀行のセキュリティシステムの虚を突いたものだった。

 

 

まずは日付で、1973年2月25日は

給料日直後の土曜日。

 

さらに、狙ったのが夜間金庫だったということも盲点だった。

 

土曜日の午後8時40分に偽金庫をセットしても

月曜日の朝まで、行員は来ない。

『払い戻し機能』がない夜間金庫は

当時はセキュリティが甘かった。

 

 

犯人は、そういった事情を知り尽くして、

この時間帯と夜間金庫を狙ったのである。

 

 

 

 

 

 

三和銀行梅田北支店というのは、大阪駅の目の前。

大阪一の繁華街で、それこそ物販、飲食、風俗と

いくらでも現金商売の店があった。

 

給料日直後だから、各店の売り上げは順調だったらしく

『偽金庫』には続々と『客』がやってきた。

 

ここまでは、犯人の予想通り。

 

いや、むしろ予想以上で、予想以上だったが故に、

この事件は間抜けな結末を迎える。

 

 

 

 

 

 

お金が入りすぎて、

偽金庫が壊れちゃったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は犯人は、偽金庫を見張っており、

適当なところで現金を回収するつもりでいた。

事件後の捜査で、そういった証拠が見つかっている。

 

『本金庫復旧につき、仮設金庫閉鎖致します』

という、第3の張り紙を用意していたのだ。

頃合いを見て、正規の金庫の扉にそれを張って、

偽金庫を撤去すれば完全犯罪だ、と。

 

 

 

 

ところが、『客』が途切れない。

 

犯人はじりじりしながら待っていたらしい。

この『偽金庫』を見通せる場所に吸い殻が複数落ちていた。

その横には、『第3の張り紙』も放置されたまま置かれていた。

 

 

 

 

 

 

ところが、たった30分で2600万近い現金が集まり

ベニヤ板で作った『偽金庫』は

メリメリと膨らんできてしまった。

 

 

怪しいと思った顧客が通報して、事件は露見。

その様子を見ていた犯人は『第3の張り紙』を残して

そのまま逐電した。

 

 

 

 

 

 

 

 

結論から言えば、

犯人は一文も儲からず、頭はいいけど間抜けな事件、

というイメージで報道された。

 

しかし、午後8時台の30分で2500万円も集まるのか。

そして、犯人は捕まっていないじゃないか。

ということで、この事件は、多数の模倣犯を生む。

 

 

 

1983年に埼玉、1986年に東京、2006年に静岡、と。

 

『ベニヤ板で貸金庫』と言うことが強調して報道されたので

模倣犯の『金庫』は、どれもお粗末で

金の詐取どころか、あっという間に逮捕されている。

 

 

 

 

 

『本家』の方の犯人も、

現金が略取できなかったのが悔しかったらしく、

3ヶ月後に『大丸大阪店恐喝事件』というのを起こしている。

 

こちらは梅田の『偽金庫事件』よりは、だいぶ泥臭い事件なのだが

犯行車両に使われていたベニヤ板が

『梅田の事件』と同じものである、ということで、

二つの事件は同一犯の犯行と見られている。 

 

しかしこの事件も、犯人は捕まっていない。

 

 

犯人が、金を取れなかったことも共通だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭の『案内文』の漢字の使い方から見て、

1973年当時でも、相当に年配の人物だったと思われる。

 

『誠に御足労ですが、…仮金庫迄(まで)御廻り下さい。』

『その儘(まま)御入れ下さい。』

『猶(なお)仮金庫ですので…成可く(なるべく)御持ち帰り…』

って、書けないよ…

 

 

『本来の金庫の封鎖。』

『案内板と誘導案内の貼り付け。』

『偽金庫の搬入と設置。』を

数分で行っているので複数犯である事は間違いないのだが、

いったい、どんな人たちだったんだろう。

 

 

 

 

 

 

もちろん、今の貸金庫でこんな犯罪はできない。

監視カメラ社会では牧歌的ですらある。 

 

もう時効になってからでも30年経つ。 

 

 

子孫の人でいいから真相を話してくれないかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『3億円犯人』と『グリコ・森永事件犯人』と一緒に

『覆面討論会』でもやってくれないだろうか…

 

 

 

 

 

 

『どうも…』

『よろしく…』

『久しぶり……』

 

『ははあ、皆さん話が始まりませんね…』

 

『そりゃ、まあ…』

『お会いしたことはありますけど…』

『そもそも、こんなインタビューで

お互いなんとお呼びしていいのか…』

 

『じゃあ、3億円事件の方は「府中さん」

グリコ犯の方は「江崎さん」、偽金庫事件の方は「三和さん」

ということで…』

 

『そうですね…』

『実名じゃまずいですもんね…』

 

『どうです?事件以来景気がよくなったんじゃあ。』

 

『とんでもない。』

『あたしも江崎さんも、現実にお金はゲットしてないわけです。』 

『そうです。まるっきり赤字ですよ。』

 

『なるほどなるほど。

お金を手にしたのは、府中さんだけだ、と。』

 

『ちょ、ちょっと待ってください。

もう、お金なんて残ってません。私だってむしろ貧乏ですよ…』

『なにいってんだい。俺たちの方がよっぽど赤字だ。』

 

『ははあ、皆さんも大変ですなあ…』

 

『三和さんは、あの偽金庫を作るのににいくらかけました?』

『いや、意外と安普請で数千円ですけど…』

 

『なるほどなるほど。

しかし、皆さん傷害事件を起こしていない、という意味で

「スマート・クリミナル」と呼ばれていますが…』

 

『いやあ、暴力沙汰は嫌なだけです。』

『でも、三和さんは恐喝事件を起こしてるじゃないですか?』

『…あれは、若かったから…』

 

『どうです?皆さん。この際、

現代の「シティ・ハンター」として復活してみたら…』

 

『いや、もうこの年じゃねえ…』

『そもそも、犯罪なんて割に合いませんよ…』

『レオタードも着れないし…』

『え?』

 

『じゃあ、もう皆さんおとなしく暮らしてらっしゃる、と。』

 

『あ、でもうちの35の娘はデブで太ってるけど、

練炭と睡眠薬で、君を夢見心地にさせてくれるぞ。

月額150万で、つきあってみないか?』

『うちの嫁なんか霊能者で「神のプランニング」が見えるんだ。

彼女にあったら、必ずみんな太る。

今度おまえさんにも紹介してやろう。』

 

『ははあ…そういう方向に行きますか?』

 

『そうだ。そういう詐欺みたいなことはいけない。』

『うん、今度俺がやろうとしているのは、

「景子と行く。マインドコントロール解放の旅」だ。』

『…おー。』

『ああいう「復活の仕方」もあるのか、と感心したよな…』

『ゲストには、数子と無道が同行して

全国のパワースポットを巡る…』

『参加料は?』

『一人500万円。』

 

 

 

『あんたたち、何にも変わってないよ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

 

『偽・夜間金庫』の実物。

表側(左)と、裏側(右)。

 

0000nisekinko  

 

 

 

 

 

 

 

 

現金投入口、レシート発行口などが確認できる。

さらに、『搬入』しやすいように、

真ん中で二つ折りにできるようになっているあたり

なんということでしょう。

 

基本的に木製だが、顧客側は金属にみえる「なにか」で

覆われている。

 

『ステンレス版』だったり、『アルミ板』だったり『アルミ箔』だったり、

資料によって違うのだが、アルミ箔はばれるんじゃないかな?

 

いずれにしても、表面から押縁で止めているあたり

金属加工に関しては素人の仕事だ。

 

こんな細工に引っかかるもんかなあ…

意外に、正規の金庫の横に

張り紙があったら信じちゃうもんだろうか?

 

大阪の商売人なんて、

日本一騙しにくい人種だと思うんだけど…

 

 

 

おもしろい事件だなあ…

 

 

 

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2012年2月23日 (木)

浩くんの日

2月23日は皇太子殿下のお誕生日。

(Wikipedia徳仁親王)

 

 

 

 

 

0000naruchan_2  

 

 

52歳になりました。

 

 

 

 

 

 

 

去年は東日本大震災が起こった。

天皇陛下もご高齢だし、手術もした。

今月からは国事行為の代行など、陛下のご名代を務められる。 

 

 

実際以上に喧伝されている部分があると思うのだが

嫁も娘もストレスで大変だ、だという。

 

いろいろ、心労が絶えないだろうな…

 

 

 

この人自身が一番大変なんじゃないか?…

 

 

 

 

 

 

そうはいっても52になっても『襲名』さえできないというのも、

おかしな話だ。

もちろん、殿下ご自身はそういうことに、コメントはしない。

 

ソ連の書記長じゃあるまいし

『終身現役』なんていうのは残酷だと思うのだが

『天皇定年制』とか

『女系天皇』とか

『女性宮家創設』とか大変そうだな…

 

 

当然、そういう重たい話は例によって、この日記ではやらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、この方の お名前の話をします。

 

 

 

1991年の立太子礼以降、つまり皇太子になってからは

『皇太子様』『皇太子殿下』と呼ばれることが多いと思うのだが

この人にも、ちゃんとパーソナルネームがある。

 

『浩宮』、と『徳仁(なるひと)』。

 

皇族の名前を私ごとき下々のものと比べても意味がないのだが

『浩宮』の方が名字のような存在で

『徳仁』の方が、『太郎』とか『花子』にあたる

名前の部分に当たるらしい。

 

 

 

もちろん厳密には違うのだが、 

小・中学校では出席の時に

『浩宮徳仁(ひろのみやなるひと)』様と

呼ばれていたはずである。

テストの答案にも、そう書いていたんだろう。

 

皇太子殿下が車を運転するかどうかは知らないのだが

天皇陛下と秋篠宮殿下は

車の運転をなさっているのを見たことがある。

 

 

免許証には、なんて書いてあるんだろう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浩宮殿下が生まれたのは1960年。

前年に皇太子殿下(今上天皇)ご成婚があったから

間、髪を入れず、である。

 

 

 

 

 

世間は熱狂した。

 

 

皇太子殿下は、私とだいたい同世代なのだが

クラスには、必ず1人は『浩くん』や『浩子ちゃん』がいた。 

 

実際、『浩くん』は、1960年から『男の子の名付け』

10年連続トップ10入り。

『浩』という字を使った『浩一』や『浩二』、『浩之』もいれると

1960年など、トップ10のうち4つが『浩くん』である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『おお、これが孫か…お疲れだったね、愛さん…』

 

『ふふふ…鼻なんか、浩おじいちゃまにそっくりですわ…』

 

『そ、そうかなあ…』

 

『親父、だっこしてみるかい?』

 

『ええっ?大輔…いいのかい?…怖いよ…』

 

『ははは、いいからいいから。

おっ、悠翔も来たのか…ほおら、妹だぞお…』

 

『ところで、この子の名前は決めたのかね?』

 

『やっぱり「絆」かな、と…』

 

『……』

 

『……』

 

『年齢詐称ができない一家だなあ…』

 

『この子は芸能人になれないな…』

 

『……』

 

『……』

 

『いつも以上に怒られそうな会話だ…』

 

『どっちにしても、この話題。

浩宮殿下や悠仁親王とは、何の関係もないけどね。』

 

『この日記で書くと、そんなふうに思えないけど…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

一昨年、50歳のお誕生日を迎えられた

皇太子殿下と雅子妃殿下と、愛子内親王と

愛犬のピッピ。

0000naruchan3  

 

 

ザ・グッドファミリー

 

 

 

 

もう一頭、マリちゃんという犬がいましたが

2009年に亡くなってしまいました。

 

ちなみに2頭とも、

東宮御所に紛れ込んだ、迷子の雑種犬だとのことです。

 

 

 

警備隊長が腹を切りかねない話だが、 

ほんまかいな…

 

 

 

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2012年2月22日 (水)

南の島に、東北の雪が降る

青森県十和田市の自衛隊基地から雪を運んで、

沖縄の子供たちに楽しんでもらおうという、

今年18回目になる伝統のイベントが中止。

  

東日本大震災で市内に避難している人から

「放射性物質が含まれ、被曝する可能性がある」

との声が相次いだためという。 (後半読売記事原文ママ)

(読売の記事へのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『何なんでしょうね。これ…』

 

『「原発万歳」の読売の記事だから、割り引いて

読まないといけないところはあるが、

イベントが中止になったことは、確からしい。』

 

『「東日本大震災で那覇市内に避難している人で

このイベントに反対。」というのは

ほぼ、個人が特定されるような気がしますが…』

 

『まあ、たぶん本人もそれを望んでると思うよ?』

 

『だいたい福島原発から青森までは、宮城、岩手を超えて

直線距離で500kmあるんですよ?』

 

 

0000japan 

 

福島ー東京よりも倍くらい遠い。

抗議をした人は日本地図が

描けない人なんだろうな。

 

 

 

『沖縄からだったら、台湾に渡れるくらいの距離だな…』

 

『沖縄まで避難して、

東北からの善意の雪に文句をつけるんなら

この人は、放射能以前に

精神が病んでいるんでしょうね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『しかし、問題なのは、こういうニュースが配信されると

「避難者は危ない人だ」という偏見が流れることだ。』

 

『阪神大震災の時にも、被災者を乞食のように扱う

マスコミや政党がありました。』

 

『「いつまで仮設住宅に住み着いていやがるんだ。」とか…』

 

『「とっとと自立しろ。」とかいって。』

 

『一般の被災者はそうじゃないと思いたいんだ。』

 

『しかし、今回の抗議は

明らかに精神医療の守備範囲でしょうね。』

 

『…そうかなあ…』

 

『どういうことです?』

 

『誰かが、

世論を動かそうとしてるんじゃないか?』

 

『「反原発」が狙いなら逆効果じゃないですか?』

 

『そっちのほうが狙いなのかもよ?』

 

『キチ○イを紛れ込ませておく?』

 

『…さあ?…』

 

『とにかく、気持ちの悪いニュースです。』

 

『…まったくだ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

 

1961年に出版された小説、『南の島に雪が降る』映画。

これは、1995年のリメイク版のビデオパッケージ。

0000minaminosimsni  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニューギニアに放置された日本軍部隊。

 

戦闘がない代わりに食料がない。薬もない。 

そして、何より情報がない。

いつ帰れるのか、いつ戦争が終わるのか。

 

希望がない。

 

 

すさみきった部隊を慰労するために、急造の演芸分隊が作られ

その演目のひとつとして行われたの『瞼の母』。

 

紙切れで作った雪を降らせた舞台は、

熱帯に倦いた兵隊たちを大いに沸かせた。

 

 

しかし、あるとき、いつもは盛り上がるはずの雪の場面で

客席が沈黙している。

 

彼らは東北出身の部隊だった…

 

 

 

 

 

 

馬鹿野郎っ。

 

 

 

 

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2012年2月21日 (火)

光市の恥

『光市母子殺害事件』の犯人に死刑判決が確定、

というニュース。

(読売の記事へのリンク)

 

 

 

 

 

で、犯人はこいつ。

 

 

0000hukuda

 

 

大月孝行

 

 

 

 

 

 

こいつの凶行については、語るのも反吐が出るので

こちらでもどうぞ。

(無限回廊 山口母子殺人事件)

 

 

 

 

 

 

この犯人に同情する気は全くない。

処刑日にはハンギングツリーの歌を唄ってやる。 

死刑判決は当然のことだと思う。

 

 

 

そして、この魯鈍の強姦犯が犯した凶行は、 

『永山基準』の見直しになった。とか

『刑事裁判への被害者家族の参加に途を開いた。』とか

いろんな社会的・歴史的な意義があるんだと思うが、

例によってこの日記ではそういう大きな話はしない。

 

 

 

 

 

 

 

実を言うと、冒頭に掲げた、この犯人の写真は

ネットの世界では、かなり前から流れていた。

 

 

 

 

今回、マスコミのメジャーどころも、

『もう、死刑だし少年法関係ないよね。』

ということで、一斉に実名報道に踏み切った。

 

 

しかし、こいつの写真は、旧姓の『福田』という名前で

とうの昔から知られていた。

初出を調べる気は起こらないのだが、

1審判決の直後には、すでに流れていたらしい。

 

 

 

 

 

『山口県光市』で検索すると、

この事件がトップに出てくるあたり、光市の人もやりきれまい。 

とんだ郷土の恥である。

 

 

0000hikari

 

光市の市章。うん、『光』だ。

 

 

 

 

インターネットって、おっかないなあ。

 

 

冒頭の写真は10年前から晒されているものだが

今回、メジャーなマスコミが流している写真も同じ。

 

おそらく中学校の卒業アルバムなのだろう。

 

 

 

 

 

 

いや、インターネットが怖いんじゃないな。

世間が噂好きなのは、ネットができる以前から同じだ…

 

 

 

 

光市は、工業都市。

人口 52,000人で、山口県の中では大きな街だ。 

しかし、この事件に関しては

地元の人には周知のことだったらしい。

 

『被害者宅の近所の少年。』であったこいつの身許は

あっという間に知れ渡り、

こいつの父親は勤めていた工場を辞めている。

 

この父親は、マスコミのインタビューの答えていて

それを見たことがあるが、この父親もろくな人物ではない。

(動画もあると思うけどリンクする気は起きませんよ。)

 

 

 

 

 

 

 

こいつも、再審請求を繰り返して

生命に執着するんだろう。

 

この先何年生きるか知らないが

『死刑囚』というのは、『首を吊されること』が刑の執行。

したがって、『刑の執行』までは基本的に暇である。

 

しらんけど。

 

 

短歌を作って投稿するかもしれない。

手記くらいは書きそうな気がする。

 

 

売れないと思うけど。

 

 

 

 

『殺した赤ちゃんを押し入れに入れたのは、ドラえもんが…』

という、差し戻し審での供述は、

精薄を装うために弁護団に言わされていた臭いが強いが

ドラえもんを信じるんなら、

がんばって呼び出してみたらどうだろう。

 

『どこでもドア』があれば、脱獄できるかもしれないぞ。

 

 

 

 

こいつは、生命のベクトルを、

そういう、あさっての方向に向けたまま吊されていくんだろうな… 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の郷土の偉人。』

 

 

 

 

 

 

『光市出身の有名人』には、この人もいる。

 

0000hirohumi

 

 

 

 

ちょー迷惑…

 

 

 

 

 

 

と語る、伊藤博文さん。

 

 

 

 

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2012年2月19日 (日)

ネーミングライツ・ルネッサンス

自治体が所有する施設の命名権(ネーミングライツ)が

ちっとも売れない、というニュース。

(読売の記事へのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ネーミングライツって、なんだっけ?』

 

『「大阪ドーム」が「京セラドーム大阪」になったみたいに、

公共施設に企業や商品の名前をつけていいから

お金ちょうだいっていうビジネスですよ。』

 

『そういえば一時期流行ったな…』

 

『でも今はちっとも売れないそうです。』

 

『不景気だからねえ…』

 

『大阪府立体育館なんて、

2008年に「年間5000万」で募集したら応募ゼロ。』

 

『年間5000万…』

 

『どんどん値下げして、今年は

「年間2500万」と半額にしてるのに全然駄目なんだそうです。』

 

『大阪府立体育館ってなんか聞いたことあるな…』

 

『大相撲の春場所をやるところですよ。』

 

『あぁ…それでも駄目なんだ。』

 

『大相撲の中継で言ってくれないんですかね?』

 

『今日は春場所千秋楽。

ここ「スーパー玉出体育館」

優勝争いで盛り上がっています。とか?…』

 

スーパー玉出?』

 

『1円セールでおなじみ。』

 

『買ってくれますかね…』

 

『……』

 

『そもそも、NHKじゃ放送してくれないんじゃないでしょうか?』

 

『うーん、あの放送局は懸賞幕が回ってる時に

画面を切り替えるくらい神経質だからなあ…』

 

『じゃあ、「満員御礼」っていう、

あの下がり幕に広告を入れる。』

 

『そんなことしたら、幕そのものを映さないだけだ。』

 

『うーん…』

 

『そこでな…』

 

『あ、ろくでもないことだ。』

 

『力士の回しに広告を入れちまえ。』

 

『はい?』

 

『琴欧洲の化粧まわしが

「明治ブルガリアヨーグルト」の広告だったことは有名だ。』

 

 

0000kotoousyuu

 

 

 

ブルガリアという国を

日本人に親しく感じさせた

最強タッグ

 

 

 

 

『でも、土俵入りの時とか微妙なアングルで隠してましたよね。』

 

『だから、回しそのものに広告を入れる』

 

『はい?』

 

『つまりな…』

 

 

 

 

 

『さあ、全勝対決。琴欧洲、白鵬に強く当たった。

白鵬、右を差して琴欧洲のブルガリア上手を取った。』

 

『琴欧州、負けじと白鵬のパオを取るっ。』

 

『ブルガリアかパオかっ?』

 

『……』

 

『……』

 

『…駄目だと思いますよ?』

 

『F1なみに,広告の面積を

平方cm単位で金が取れると思ったんだけどなあ…』

 

『どっちにしても、

回し広告じゃ大阪にお金は入りません。』

 

『ちっ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

『じゃあ、大阪市営地下鉄の駅名を売りに出そう。』

 

『今でも「次は○○駅。○○病院ご利用の方はこちらが便利です」

なんて、バスみたいな広告が車内アナウンスで流れてますよ。』

 

『違う違う。

駅名そのものを企業に売るんだ。』

 

『はい?』

 

『えー、「松屋中津2丁目店前駅」です。

左側の扉が開きます。』

 

『…松屋?』

 

『次は終点、「松屋梅田中通り店前駅です」。』

 

『松屋独占?』

 

『松屋谷町線ご利用の方は「松屋東梅田駅」でお乗り換え、

松屋四つ橋線にお乗り換えは「松屋西梅田駅」に…』

 

『めんどくさっ。』

 

『でも、駅名に企業名が出せたらすごいぜ?』

 

『そうですかねえ?…』

 

『だって、お前。駅での案内だけじゃない。

google mapにも載るし、不動産広告にだって載る。』

 

『あ…』

 

『「松屋中津2丁目店前駅」まで徒歩20分。』

 

『……』

 

『松屋中津2丁目店から松屋中津2丁目前駅までは

徒歩2分の至近距離。』

 

『松屋まで18分ってことですね?』

 

『マンション名も「グラン・ハイツ松屋中津」。』

 

『マンション名はどうでしょう…』

 

『そうかな…』

 

『ネーミングライツの契約更新の時にはどうなるんですか?』

 

『吉野家の逆襲が始まる。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『名前が売れない施設ばかりじゃないだろう。

中之島公会堂なんか売れるんじゃないか?』

 

『渋谷公会堂が、

「C・Cレモンホール」になったときは,ぶっ飛びましたね。』

 

『大塚製薬と条件が合わなくて、

渋公は元の名前に戻るらしいよ?』

 

『へー…』

 

『でも、中之島公会堂なら売れる。』

 

『たとえば?』

 

コエンザイムQ10公会堂。』 

 

『まだ、「サントリー公会堂」とかの方がいいと思いますよ?…』

 

『駄目かな?』

 

『うーん…』

 

『年寄りの中には、

「え?小円遊さんに座布団10枚?」

とか言い出す奴がいそうだな。』

 

『あ、そっちの方が受けるかも…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の二枚。』

 

 

 

 

 

でも、やっぱりこの建物は

名前を売って欲しくない。

0000nakanosima

 

 

 

 

 

 

 

 

正式には『大阪市中央公会堂』です

でも、中之島公会堂の方が呼びやすい。

 

 

 

 

 

 

超かっこいい夜景。

0000nakanosima2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2012年2月17日 (金)

東京オリンピックと、東北オリンピック

2020年東京五輪招致委員会が、

オリンピックに向けて提出した計画書を公表,というニュース。

(毎日新聞の記事へのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

 

『2016年の招致に惨敗し、

去年の大地震で、まさか東京は立候補するまい。

と思ったんだけどな。』

 

東北でやれよ、って地震の直後に書きましたよね。』

 

『ところが、ちんぽこ障子野郎は大いに乗り気で、

「被災地ニッポン」をアピールしてやがる…』

 

 

 

0000yujiro

 

 

 

 

兄さんの嘘つき…

 

 

 

 

 

 

 

『花見はやめろ、パチンコは駄目だって言ってたくせに…』 

 

『どうもこの人、頑固そうに見える割に

世間の勢いに流されやすいですよね。』

 

『そりゃお前、太陽族と裕次郎人気のおかげで

参院全国区という人気投票で一位当選した男だ。』

 

『橋下人気が出る前には

「大阪都なんて生意気だ」と言ってました。』

 

『それが維新旋風の後は

「船中八策は大変結構」という有様だ。』

 

『なんて節操のない男でしょう。』

 

『もう、男じゃねえよ。』

 

 

 

0000sinntaro

 

 

この頃には

まだ障子なんか、いくらでも…

 

 

 

 

 

 

『だけど、困ったことに

東京は勝っちまいそうなんだ…』

 

『オリンピック招致の競争相手はどこなんです?』

 

『最有力候補のローマが辞退した。』

 

『母国の経済が怪しいのにオリンピックどころじゃない、と。』

 

『日本だって大変なのに…』

 

『ねえ…』

 

『でも ほかの候補は、もっと頼りなくて、

マドリード、イスタンブール、ドーハ、バクーの4都市。』

 

『頼りないんですか?』

 

『イタリアが駄目なのに

もっと貧乏なスペインのマドリードでできるわけない。』

 

『なるほど…』

 

『イランの真向かいのカタールのドーハで

オリンピックなんかできると思うか?』

 

『ああ、戦争が起こりそうだから?』

 

『バクーにいたっては、アゼルバイジャンで、この国は

ナゴルノ・カラバフ紛争という内戦の処理が終わっていない』

 

『じゃあ、イスタンブールは?…』

 

あそこも景気はよくなさそうだし、

キプロス問題があるからなあ…』

 

『そこを理解していないあたりが、

共産党西宮支部が決定的に馬鹿なところですよね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『だから、オリンピックも東北でやればいいんだよ。』

 

『だからお金がないし…』

 

『2020年の東京オリンピックにしたって

「コンパクト・オリンピック」とか言いながら

実際は施設の新設や更新で75億かかる。』

 

『でも、半分は民間の拠金を仰ぐって。』

 

『見積もりが、そのまま通るプロジェクトなんかあるか。』

 

『まあ、土建屋ならわかりきったことですよね。』

 

『75億が750億でも金を出すのが悪いことじゃない。

被災地の復興につながるんならいいんだ。』

 

『でも、慎太郎先生は

「被災地でもサッカー予選や聖火リレーを」って。』

 

『そんなお情けがいるかっ。』

 

『ひっ。』

 

『そんな聖火リレーがきたら、セシウム投げてやれ。』

 

『いい加減、おとなしくなりませんか?

オーランチオキトリウムにしたって、ライフストローにしたって

ほかのサイトは「マンセーマンセー」の大合唱でしょう。』

 

『俺はへそ曲がりだといっただろうっ。』

 

『それは、よくわかります…』

 

 

 

 

 

 

 

『だけどな?この調子でいけばかなりの確率で

東京が当選する。』

 

『結構なことじゃないですか。』

 

『でも、被災地に金が落ちる訳じゃない。

海外の観光客が行く訳でもないだろう。』

 

『そうですかね?』

 

今の報道の調子だったら

「あんな放射能被害にあった町でも、新しい生活が…」と

チェルノブイリみたいな扱いになるに決まってる。』

 

『そういう可能性はあります…』

 

『オリンピックが終わった国に行って、

「聖火リレーの跡」や

「サッカーの予選会場」を見に行くか?』

 

『いきません。っていうか、知りませんよね?』

 

『興味もないわ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

『でも、今更「東北オリンピック」では、立候補できませんよ?』

 

『福島原発の敷地を東京都に編入しろ…』

 

『へ?』

 

『東京が、東西南北の広がりで言えば

日本一広い都道府県だということを知っているか?』

 

『北海道より?』

 

『田舎者が勘違いしているのが「東京は狭い」ってことだ。

「荒川を越えたら埼玉じゃないか…」

「江戸川さえ越えたら東京なのに。浦安だなんて…」と。』

 

『あまり具体的な地名は…』

 

『でも、多摩川を越えても「田園調布」っていう大学や

マンションがあるんだぞ?』

 

『それは、芦屋でも…』

 

『とにかく、西は檜原村、東と南は沖ノ鳥島まで東京だ。

小笠原を始め、伊豆諸島以外の島の大半が東京だ。』

 

『三宅島の全島避難の時

「なんで三宅島の軽トラが品川ナンバーなんだよー」と

不謹慎で的外れなことをいう馬鹿がいました。』

 

『東京は広いんだ。

排他的経済水域の面積でいえば、中国に匹敵する。』

 

『それと福島と何の関係が?』

 

『どうせ福島原発は閉鎖だろ?』

 

『そうでしょうね…』

 

『今後数十年間、原発敷地内に関してだけは

ノーマンズランドになるんだ。』

 

『原発敷地内だけ、ですよね…』

 

オリンピック会場にしろよ…』

 

『そこの飛躍が、よくわかりません…』

 

『だって、そこの電気は、みんな東京に行ってたんだろ?』

 

『ええ…』

 

『東京都に編入して、陸上競技をおこなえっ。』

 

『整地だけして?…』

 

『そこで100m走とかやるんだよお…』

 

『スタジアムは?』

 

『そんなもんつくらない。ニコ生で生中継するんだ…』

 

『まあ、入場料より動画配信の方が儲かる時代ですけどね。』

 

『ア○ンの火渡りみたいに、

「アチチチチっ」ってことになれば、

きっと,すごい記録が…』

 

『はい、ストーップっ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日のチューリッヒ。』

 

 

 

 

 

 

 

チューリヒの物価が世界一高い、というニュース。

(ロイターの記事へのリンク) 

 

 

 

 

 

 

『一番高いって評判なんだよ?』

 

『物価が?』

 

『英経済誌エコノミストが世界の130都市にわたって、

食料や衣料、家賃など400以上の価格を調べたんだって。』

 

『東京や大阪より高いのか?』

 

『東京は2位よ。

チューリヒは去年の5位からジャンプアップなの。』

 

『もう、日本の時代じゃないんだなあ…』

 

『ほら、早く。』

 

 

 

『えーと…』

 

『はい…』

 

『このCMを出したかっただけだよな。』

 

『はい…』

 

『しかし、円高の日本よりも物価高の国があるのか。』

 

『チューリッヒはスイスです。スイスはユーロじゃないから

通貨不安のEU諸国から資金が流れ込んで物価高に…』

 

『…ふーん。』

 

『ほんとは、この話題で記事を書こうとしたんだけど、

経済のことなんてわからないから、

なんかもう、めんどくさくなっちゃって…』

 

『海外から、ジャブジャブ資金が流れ込んでるんなら

スイス銀行の金利が上がって、

ゴルゴ13は大喜びなんだろうな…』

 

『あの…』

 

『なんだ?』

 

『「スイス銀行」っていう名前の銀行は

ないらしいですよ?』

 

 

 

 

000golgo

 

 

なにっ?

 

 

 

 

 

 

 

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2012年2月16日 (木)

どこがわからないかな?

『「教科書と画用紙。大きさの比べ方を考えてください。」

…小学校1年の算数の時間。次々と手があげられる中

手を上げられないでいる子供に、学生ボランティアの

20歳の女子大生が優しく声をかけた。

 

 

「どこが分からないかな?」…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこがわからないかが、

わからないんだよっ。 

 

 

 

 

 

 

この鼻くそみたいな文章は、例によって読売だ。

「教育ルネッサンス」というコラムで、

署名記事なので名前を挙げないと

相川さんに失礼だろうから書く。

 

奥田祥子という女だ。

 

 

 

 

 

 

馬鹿か?おまえは。

 

 

 

 

 

 

 

         

このコラムには「20歳の女子大生」の実名と学校名も載っている。

しかし、これから書くであろう罵詈雑言のことを思うと

将来のためを思って堪えてやる。 

 

おれも、大人になったなあ……

 

 

 

 

             

 

それはともかく『○○学園大学こども学部』という、

冗談みたいな名前の学校に所属しているこの学生は

本気で先生になろうとしているんだろうか。

  

『どこがわからないのかな?』というせりふは

教師が絶対に言ってはいけない言葉だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わからないところが,わからないんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

それを、

 

 

『なんで分からないの?』

『どうして分からないの?』

『なんでこんな点数なのよ。』といわれて、子どもはグレていく。

 

 

 

 

 

そういうせりふはよくない、ということは

この『こども学部』も一応教わっているらしいが

気を使ったつもりのせりふがこれ。

 

 

          

『どこがわからないのかな?』

 

 

 

 

それがわかんねえんだろ?

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、この読売のコラムは、

教育欄の1/3を占める長文なのだが

  

『それなら、どういう訊き方をすればよかったのか?』

ということには触れていない。

  

『お兄さん、お姉さん感覚で触れ合える

学生ボランティアが増えるのは結構ですなあ。』という

能天気な結論をみちびく導入部にしたかっただけで、

この問いへの答えや、

あるべき誘導の仕方についてはどうでもいいらしい。

 

 

 

 

 

 

 

ここで、ボランティアのねーちゃんが子供に聞くべきは

『どっちが大きいと思う?』という質問だ。

 

 

  

おそらくこどもは、小さな声で、

『画用紙…』

と答えるだろう。

 

 

 

             

そうしたら、大きな声で、

『そうよ、見たらわかるわよね。』といって

教壇の先生の所へ連れて行こう。

 

 

 

おそらく教師は、

『えー?そんなのは算数の答えじゃないなあ…』と

鼻で笑うだろうが、そのせりふが終わらないうちに

その教師を右ストレートで殴れ。

 

  

黒板が砕けで脳漿が飛び散る勢いで、

殴り飛ばしてかまわない。

 

 

 

 

 

 

おそらく、教科書的に理想的な正解は、

『定規で、各辺の長さを測る。』とか

『小さな紙片でそれぞれを丁寧に覆い、その枚数を比べる。』

とか、なんだろう。

  

小1には、そういった『対象の抽象化』は難しい、というのなら

『画用紙と教科書を重ねてみる』ということなのかもしれない。

 

 

 

だけど見りゃわかるじゃねえか。

 

 

 

         

もちろん、

測定の方法をどう具体化するか?

                   

いかに第三者に納得させられるか?ということは重要なスキルで、

それを得ることは、

大人の階段を一歩登ることになるんだろう。

 

 

『大きさ』という概念を紙片とか、別の『単位』に置き換えることは

数学的にも何か重要な進歩を得ることになるのかもしれない。 

 

 

 

 

 

しかし目の前に、明らかに大きさの違う二つの物体を置かれ、

『どうやって比べたらいいでしょう。』って言われて、

歴然と『見りゃわかるだろ?』と思うんだけど、

そんな答えじゃ駄目だよなあ。

  

ああ、みんな手を挙げてるなあ。

 

なんか知らないおばさんが来て

『どこがわからないの?』とか聞いてくる。

  

うるさいなあ…恥ずかしいなあ…

あああ…いやだなあ。

 

ということで算数嫌いの子供が増えていく。

 

 

 

 

そっちのほうが大問題じゃないのか? 

 

 

 

 

             

優しく訊けばいいってもんじゃねえや。

そもそも、小1から見たら

20歳はおばさんなので『お姉さん』ではない。

 

いとこの子供に『おばちゃーん』といわれて

世界中の女性が、ムッとするのだが

それは、こどもが続柄を正確に理解しているから、ではなくて

彼ら、彼女らが

『第2次性徴を超えたら、大人のひと。』と見ているだけのこと。

                

正規の教員だって下手したら20代なので区別できない。

単に、『知らないおばちゃん。』である。 

『学生ボランティア』をありがたがっているのはだれなのか?

 

    

少子化の時代、東京都下であれば、

ひとクラス15人なんて言う学校が珍しくない。

                          

それでも、学級の中に教師以外の手を入れるのは

賛成できないこともないのだが

それで入ってくる、20歳の『こども学部』が

こんなマニュアルトークしかできないんでは

 

  

百害あって、邪魔なだけだ。

 

 

建学の精神にのっとって、主体的に判断し,行動しろっ。 

 

馬鹿野郎っ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の「沈黙の子ども」。』

 

 

 

 

 

 

 

       

公共広告機構のCM、『黒い絵。』

http://www.youtube.com/watch?v=SNv4hBbu8K4&feature=share&list=PL3E430CF39675C871

 

 

病院の先生の愛想笑いは、子どもの心を開かないし、

マニュアルの中に正解は、ない。

 

 

 

 

 

 

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2012年2月12日 (日)

トマト・ダイエット・ラプソディ

トマトに含まれる物質に

中性脂肪を下げる作用があるものが見つかった。

一日あたり、トマト6個かトマトジュース600ml飲めば痩せるぞ。

というニュース。

(読売の記事へのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

『お、お姉さん。ト、トマトあるよ…』

 

『あら、頂戴。どこのスーパーでも売り切れなのよ。』

 

『そうだろう。痩せるためなら隣町まで走る、

3時間並ぶ、というのが日本人さ。』

 

『そこまでやれば、痩せそうなものだけどねえ…』

 

『とにかく、昔も、テレビが紹介したら

納豆やレタスが消えたでしょう。』

 

『…だからいま、トマトなんて手に入らないわよ…』

 

『生の果実は高くなったねえ。

でも目端が利く奴は、もうトマトジュースを買い占めている。』

 

『だから、あなたは何を売ってくれるの?』

 

『の、濃縮トマトさ。

完熟トマトを3日3晩煮詰めたものをピュレにしたんだ。』

 

『…でも、あたし。トマト嫌いなのよ。青臭いじゃない。』

 

『そ、そういうことをおっしゃるお客さんのために、

スパイスと砂糖を加えてさらに煮詰めたものがこの商品さ。』

 

『……』

 

『……』

 

『それって、ケチャップじゃない。』

 

『まあ、そうともいう、かな…』

 

『ケチャップ食べてもやせないわよ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『しずちゃんっ。体重が増えてるぞっ。』

 

『うすっ。サーセンっ。』

 

『君はもともとヘビー級だ。

そのウェイトをミドル級にまで落としてるんだ。』

 

『うすっ。つらいっす。』

 

『でも、ヘビー級はオリンピック種目じゃないんだっ。』

 

『うすっ。カンボジア人になってもオリンピックに出るために

苦労している、猫先輩のことを思えばっ。』

 

『そうだっ。日本人女子のボクシング選手枠は3人だっ。』

 

『うすっ。』

 

『「ボンバー・ジャパン」の一員になれるように減量しろっ。』

 

『…あの、そのニックネーム、何とかなりませんか?』

 

『不満なのかっ?』

 

『だって、「なでしこ・ジャパン」とか「サムライ・ジャパン」とか

かっこいいのに。』

 

『馬鹿野郎っ。』

 

『ひっ。』

 

『サムライ・ジャパンがカッコイイってのはおかしいだろうっ。』

 

『あ、そっちですか?』

 

『2軍だったら「ヒャクショウ・ジャパン」っていうのかっ?』

 

『…さあ…』

 

『大した実績もないくせに偉そうに解説とかする奴は

「公家さん・ジャパン」って呼べばいいのに…』

 

『あ、それ、いいっすね。』

 

『とにかく、君は太る体質なんだ。

明日の計量までは水を飲むなっ。』

 

『ええっ?』

 

『何も口にするなよっ。』

 

『…はい…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『しずちゃん、食べないと体に毒よ?』

 

『葉子お嬢さん。大丈夫ですよ…』

 

0000rikiishi2  

 

いいんだ、

料理を下げてくれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『おおいっ。どけっ。』

 

『山崎さんっ、』

 

『水…水っ…』

 

『山崎さん。だめですっ。

水を飲んではいけませんっ。』

 

『おおう、トマト…トマトならいいんだっ。』

 

『山崎さんっ。』

 

『どけいっ。』

 

『……』

 

0000rikiishi 

ああっ、

トマトに針金が

巻かれているっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の葉子お嬢さん。』

 

 

 

 

 

 

 

『もういいのよ。このトマトをお食べなさい…』

0000rikiishi4_2 

 

お嬢さん、

トマト用意しとくなよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お気持ちだけいただきますよ…』 

0000rikiishi5  

 

 

 

 

 

 

『し、しずちゃんっ。…』

 

 

 

 

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2012年2月10日 (金)

バレンタイン・ラプソディ 2012

『さあっ。いま、東京電力本社前では

カカオ豆をもった、多数の群衆が集まっているようです。』


『おいっ。君達っ。解散したまえ。その豆をどうするつもりだ?』


『当然撒くのだ。』
 


『暴力や暴行は許さんぞっ。』 


『馬鹿野郎っ。バレンタインは縁起ものだっ。』
 

『愛だろ?愛っ。』 

『去年の凶運を払ってやろうという愛じゃないか。』 


『むう…』 


「しかも、今回用意したのはジャコウネコのふんからとれる、

という「コア・ルピック」という高級豆だ。』



『おお、100g 10,000円という最高級カカオ…』


『俺は、そんな高級豆は持ってこられないから

ジャコウネコのうんこを持ってきたっ。』 

「ジャコウネコのふんだって日本じゃ手に入らないから

うちの猫のうんこそのものを持ってきたっ。』 



『待て待て待て。』 

『あっ。西沢社長がいるぞ。』 

『前社長の清水もいやがる。』 

『うんこ撒け。うんこ。』















『あのですね?』


『…はい。』


『こういう小学生みたいなことを書くな、と言ってるんです。』


『…でも、止められないのよ…』


『あんたは気持ちいいかも知んないですけどね。

こないだ、同じようなことを書いたでしょう。』


『…はい。』


『そうしたら、「閲覧履歴」に「○○○tohoku-epco.co.jp」って

人が複数来てたんです。』


『誰?それ。』


『東北電力ですよ。』


『うひゃあ。』


『私に読み取れるようなIPアドレスを使うあたり

たぶん、個人で見に来てくださったんだと思うんですが。』



『…うーん。』



『あたしゃあ、

インターネットってのは怖いなあ、

と思い知りましたよ。』

















『よう、江崎。帰りかい?』


『ああ。』


『じゃあ、いっしょに帰ろう。』

『さみしいな森永。彼女がいないわけだ。』

『うるさいなー。こうやって下駄箱を開けたら

チョコが入ってるかもしれないだろ?』


『あ…』


『どうした、江崎っ。』


『チョコが入ってる。』


『なんだって?』

『やったなグリコ。』

『見せろ見せろ。』


『あ、おいっ。やめろよう。』


『ちくしょう。きれいな箱じゃねえか…』

『カードがあるぞっ。』

『「世田谷育ちのグリコさんに」。

って書いてある。』


『カードを開けるのはやめてくれっ。家で一人で見させてくれっ。』


『かまわんっ。』

『そうだっ。開けちまえっ。』

『なんて書いてあるっ?』


『あ…』



『どくいり きけん たべたら しぬで』





















『だからね?』


『…はい。』


『こういうことを書くな、と言ってるんです』


『…はい。』

















では、『今日の三枚。』














コピ・ルアック

0000_kopic   

 

 

 

 

 

 

 


うんこそのもの。








ジャコウネコ

0000kazde  

 

 

 

 

 

 

 

タヌキみたい。

かわいい。










うちの近所のみいちゃん。

0000miityan  

 

 

 

 

 


これほど無防備な野良猫を君は見たことがあるか?




かわいー。








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2012年2月 5日 (日)

ハチロクはヨタハチでもなく、2000GTでもない。

トヨタが新しいスポーツカー『86(ハチロク)』を公開した。

(朝日新聞の記事へのリンク)

 

 

 

 

 

 

『ハチロク』の走行シーン。  

 

ぐりぐりとドリフトするのは

FRだから、ということのアピールらしい。

 

 

 

 

FRというのは、

F(フロントエンジン)・R(リアドライブ)という意味で

『後輪駆動』ということ。

 

加速するときに、背中からばうんっと張りが出るので

なんか、スポーツカーはFRだよね、という時代があった。

このドリフト走行なんかは、最たるもの。

 

むかし、大型車やスポーツカーはFRという時代があった。

ドライブシャフトが床板を押し上げるので

後席中央に座らされる、新人サラリーマンは泣いてしまうのだが

大型車はFR、スポーツカーもFRという時代があった。

 

しかし、1970年代から小型車はFFは主流になっていく。

そのなかで今回の86の元のモデル、

スプリンター・トレノはFRだった。 

 

 

もちろん「ハチロク」に限らず、公道で

こんな風にドリフト走行するのは違法だ。

 

 

 

 

 

そうはいっても、「スポーツカー」。ということで

トヨタの社長も、このありさまだ。

 

 

レーシングスーツを着た、豊田章男社長。

0000toyoda     

 

止める奴はいなかったのか? 

 

 

この人はライセンスをとったレースドライバーなので、

コスプレではないのだが、まあ、社長の道楽ではある。

 

 

 

 

 

ちなみに、この人だ。

0000akio  

 

 

リコ-ル問題で

アメリカ議会で頭を下げる

豊田社長。

 

 

 

お辞儀の角度が足りないという批判を浴びた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここで問題にしたいのは

なぜ「ハチロク」なのか?ということ。

 

トヨタにはたくさんのスポーツカーがある。

そのなかで、なぜ?という素朴な疑問。 

 

「ハチロク」というのは1983年に発売された

「スプリンター・トレノ」型式名。

 

なぜ、それを選んだ?

 

 

 

正直、去年だかおととしだかに

「トヨタがライトウェイト・スポーツカーを出すらしい。」

という話を読んだとき、この車だと思ったのだ。 

  

0000yota8  

ヨタハチ

 

 

この車のことは、後で説明することにして

スポーツカーにもグレード、という名のヒエラルキーがある。

 

初代ハチロクは1600cc

今回のハチロクは2000cc。

ヨタハチは790cc、

TOYOTA 2000GTは、文字どおり2000ccだ。

 

今の自動車は、エコカーだなんだということで

トヨタで一番売れている車は、ハイブリッドカーのプリウス。

 

ところが、ほかのメーカーもエコカーを出して

低燃費、リッター30kmがアドバンテージではなくなってきた。

それならば、とトヨタはリッター60kmの

プラグイン・ハイブリッド・(PHV)プリウスを発売する。

(TOYOTA プリウスPHVのウェブサイト)

 

 

 

 

 

その一方での、

この古典的な『スポーツカー』だ。

 

トヨタって、体力あるなあと思うわけだが

この会社は、自動車をどこに着地させたいのか

自分でもわからなくなってるんだろうな、とも思う。

 

 

 

 

 

 

 

なにしろ今の人は、新車はおろか免許も取らない。

 

しかも、圧倒的な「少子化社会」の中で

そもそも、若い衆がいやしねえ。

 

だから、トヨタは、「ドラえもん」まで動員して

車に乗ろうよ、免許取ろうよ。

というキャンペーンをやったわけだが

その受け皿の一つが、この「ハチロク」。

 

さて、売れるだろうか? 

 

 

 

 

 

 

 

まず「ハチロク」という名前が半可通で嫌だ。

 

車の名前を「型式名」で言うのが 

いかにも「通」であるかのように報じる、 

馬鹿マスコミがあるのだが 

お前ら、車になんか乗らなかったろ? 

 

86トレノはリアルタイムに知っているので 

朝日ごときの若造を論破する自信はいくらでもある。

かかってこい。

 

 

 

 

 

 

 

「鉄道マニア」は、多少世間の認知を得たおかげで

さまざまな流派があるのだ、ということが知られるようになった。

 

ところが「自動車マニア」にも流派がある。

「ハチロク」なんていうふうに「型式名」で呼ぶのは

「峠族」や「改造派」と呼ばれる、ごく一派だ。

 

Wikipediaに「漫画の影響」ということが書いてあって、

「頭文字D」という漫画がのっている。

実は私も、読んでいたのだが

漫画なんかで車を選ぶか、馬鹿。

 

しかし、ファン層の偏りを切り取っていたような気はする。

実際、トレノという車は

『チープな走り屋の車』というイメージがある。

 

だけど、そんなのに媚を売ってどうする。

 

 

 

 

 

 

そもそも、「ハチロク」というのは

もとをただせば所詮は「カローラ」だ。

当時のトヨタのスポーツカーの、最廉価版。

 

それを、当時流行の3ドアハッチバックにして

「ライトウェイト・スポーツ」を作ろうとしたのが「ハチロク」。

 

発売当時の1983年、というのはバブルに向けて

日本中が『雷雲』を目指して、「坂の上」を目指して

駆け上がっていた。

 

若造にそこそこ受けた。

そして、そこそこ速かった。

 

私が、箕面の山道を

グロス85馬力のホンダ・スーパーシビックで駆け抜けていくと

そこをあっさりぬかしていくのがこいつだった。

 

にええええ、にくらしい。

 

 

みんなCVCCが悪いんや。

 

 

 

 

 

 

 

 

この「初代86」が登場した当時、

トヨタにはもっと高級なスポーツカーがあった。

セリカ・XXという車。

 

トレノが1600ccだったのに対して、セリカは2800cc。

差別化とマーケティングはトヨタのお家芸で、

XXはそののちスープラというバブル車になって

泡と共に昇華して消える。

 

0000_supra 

 

スープラ type1986

 

 

スープラ、という名前は輸出仕様車に使われていたのだが

1986年、日本市場に登場するとき

『TOYOTA 3000GT』という新聞広告を打った。

 

 

これは、多少自動車に興味がある人にはすぐにわかる。

この車へのオマージュだ。

 

0000_2000gt  

 

 

TOYOTA 2000GT 

 

 

 

 

それぞれの車についてたくさん話したいのだが、

例によって話が拡散してきたので元に戻そう。

 

 

 

初代トレノは、カローラベースの手軽な車。

私も乗ったことがある。

 

この型式ではないが、

スプリンターのオーナーだったこともあるので

トヨタの人に怒られる筋合いはない。

 

さほど速くはなかった。

 

正直、ミラターボに乗ったときのほうが、その加速に驚いた。

 

 

 

 

しかも、日本がバブルの坂を駆け上がると、

バブル女どもは、『えー、トレノー?』なんて言うようになる。

 

もちろん、マーケティングのトヨタはそんなことわかっていて

上級モデルとして、スープラやソアラを御用意するのだが

思い上がった馬鹿バブル女は

 

『えー?国産なんていやー。』

『BMも、3シリーズじゃ嫌よねー。』

『190Eなんてコベンツじゃーん。』

『かろうじてサーブかなあー。』

 

とか憎体なこと言いやがってっ。 

 

 

 

と、友達の山田君が言ってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、そうなるとトレノに乗るのは

本当に走り屋を気取る峠族と、改造族だけになる。

 

彼等が愛用したコードネームが型番の86だ。 

今回それを商品名にするあたり、

トヨタの考えがよくわからない。

 

 

 

 

2000GTみたいな超高級車は論外だが、

スープラの様な車でさえ、受けいれられる世の中じゃない。

『エントリー・カー』としては、ライトウェイトスポーツがいい。

 

というところまではわからんでもないんだが

『走り屋』っぽい車を与えたら喜ぶんじゃないか?

というのは、

消費者舐めてるよな?

 

 

 

 

 

 

ヨタハチで、いいのに。

あれは名車だぜ?

 

1960年代。戦後の安定を得た西側諸国では

一斉にスポーツカーブームがおこる。

ところが、ぜいたくな車に乗れたのはアメリカ人だけで

貧乏なイギリス人は、ミニクーパーなんてのを造った。

 

軽自動車よりも小さい車体に

1000cc、55馬力のエンジンを載せたこの車は

『羊の皮をかぶった狼』というニックネームで、

世界中から愛された。

 

0000mini_kooper_s 

 

ミニクーパーS 

 

 

 

日本でも、ホンダがミニスポーツカーを造る。

S500から始まってS800に結実する『Sシリーズ』で

有名なのがS600

 

0000s600_2 

 

S600

 

 

606cc、57馬力をたたき出すこの車は

浮谷東次郎が乗って

クラブマンレースでミニクーパーを破ったりした。

 

 

 

 

 

 

 

乗り遅れたトヨタが投入したのが

トヨタスポーツ800、通称『ヨタハチ』

 

0000yotahachi_2  

 

ヨタハチ

 

 

ブームに乗り遅れただけあって 

DOHCエンジンから作ったホンダと違って

エンジンも車台も大衆車パブリカの使いまわし。

リアサスペンションに至っては板ばねである。

 

800ccなのに47馬力しかなかった。

非力なエンジンでホンダに勝つ方法は軽量化。

 

徹底的に軽くして、まるんとした空力スタイルで

この車は、意外に速かったらしい。

 

 

 

 

伝聞形になっているのは私が乗ったことがないから。

エスロクは数が出ているが、

ヨタハチを中古車で見ることは、まずなかった。

 

もっとも80年代初めは、エスロクの中古車も高級品で

速いも遅いも体感できませんよ。

徳大寺有恒じゃないんだから。

 

 

 

 

ついでに余談だが、117クーペに乗ったこともある。

いすゞは今は乗用車を売っていないが

昔はジェミニとか、面白い車を売っていた。

 

ただ、売る気はほとんどなかったらしく

メーカー直系の乗用車販売店は大阪北部でたった2店。

10年くらい時間が止まっっているような素寒貧としたフロアで、

営業カウンターには誰もおらず、

何度か声をかけて出てきたのは意外にも若いおねいさんだった。

 

苦労して探し当てた117クーペの試乗には、

そのおねいさんが同乗してきた。

 

暇だったのか?

怪しげな奴、と思われたのか?

誘われていたのか?

 

 

 

 

 

ほら、余談だ。

 

 

 

 

 

とにかく、トヨタは既成車に新しい皮をかぶせて

スポーツカーとして『ヨタハチ』を造った。

 

『羊の毛を刈った羊』だ。

 

0000me  

 

 めー

 

 

 

 

でも、速かった。

 

スバルからエンジンをもらうのもいいけど、

中途半端なマニア用語の『86』なんていうのを

商品名にしても、おそらく、

のびたは買わない。

 

『ドラえもん。ドリフトってどうやるの?』

とか、言い出しそうな気がする。

ドラえもんが、ヒールもトゥもないのに

華麗にシフトを操りそうなのも怖い。

 

 

ヨタハチのほうがよかったと思うよ?

廉価版の車を改造してこそ、

トヨタじゃないのかなあ?

 

 

 

 

 

 

『トヨタのスポーツカー復活』と聞いて期待したのに

それが、2000GTでもなくヨタハチでもなく

同時代の私でさえわかりかねた『ハチロク』だった

というあたりに、

『トヨタの迷い』を感じるのです。

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日のいすゞ。』

 

 

 

 

1980年代の、いすゞジェミニのCM集。 

 

これ、いっさい特撮がないそうです。

もちろんCGもない。

 

車より、ドライバーがすごいわ。

 

 

 

 

おまけ

 

 

 

TOYOTAの新作CMはこちら。

 

免許取るところまで行くのさえ、大変。 

 

 

 

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2012年2月 4日 (土)

猫カフェは夜間禁止

『猫カフェ』が午後8時以降禁止になる、というニュース。

(読売の記事へのリンク)

 

『動物愛護法』に基づく環境省令の改正によって

今年6月1日から 夜8時以降、

猫や犬を『展示』することが禁止される。

 

たしかに夜中の繁華街でペットショップが開いていたりする。

覗いているのは、たいてい酔っ払いで

 

『あ、この子かわいー。』

『お、そうか?買ってやろうか?』

『きゃー、マーさんうれしー。』

 

とかいう、馬鹿っぷるなので

30万のアメショーを買って行ったりするのでざまあみろ。

 

しかし、『ウサギカフェ』というのがあるとは知らなかった。

もちろん、それも、6月1日以降夜間禁止になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お、お兄さん。ね、猫見たくないかい?』

 

『あー?もう終電間近だぞ。

「猫カフェ」は夜間禁止になったんだろうっ。』

 

『ち、違うよ。き、禁止になったのは、て、「展示」さ。

飲みに行く店に,たまたま猫がいたって

おとがめはないんだ…』

 

『ああーん?』

 

『スナックや居酒屋で、ママやマスターが飼っている猫が

店内を歩き回ってることがあるだろう。』

 

『…うん。』

 

『それはそれで、

飲食店としてどうかとは思うんだけど

き、規制はされないんだ。』

 

『まあ、ねえ。』

 

『う、うちの店は、猫がたくさんいるけど、

みんなママの飼い猫さ。』

 

『よくもまあ、毎日毎日ろくでもないことを…』

 

『だ、だから、うちの店はすごいよ。』

 

『…なにが?』

 

『こ、この写真が、今日出ている子たちさ。』

 

『おおう。アメショーにロシアンブルー、アビシニアンに

ああっ、オッヅアイのペルシアンブルーまでっ。』

 

『さ、触り放題だよ…』

 

『むう…』

 

『へ、へへへ。ご案内しますよ。』

 

『しかし、ぼったくられるのはごめんだ。

スピークイージーみたいなのはいやだぜ?』

 

『う、うちは明朗会計さ。』

 

『いくらだ?』

 

『テーブルチャージ6000円からさ…』

 

『……』

 

『……』

 

『たっけー。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『大体ですね?

猫が弱いという論拠そのものが間違いなんですっ。』

 

『田嶋議員、唾を飛ばさないように。』

 

『女性は弱いんですっ。

あたしは守られなくても大丈夫ですけど、

猫は強いんですっ。』

 

『あなたを見ていると複雑な気持ちになります。』

 

『ネコ科の動物といえばライオン。百獣の王でしょう。

「ライオン・カフェ」もだめなんですか?』

 

『いや、ライオンと親しみ合えるのは

ムツゴロウさんと、松島トモ子さんだけだと思いますよ?』

 

 

0000tomoko_2  

 

ライオンにかまれ、

ヒョウにも噛まれました

 

 

 

『そもそもワシントン条約的に駄目です…』

 

『…虎も?』

 

『ええ…』 

 

0000tiger  

 

 やあっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の二枚。』

 

 

 

 

 

 

 

なごむライオン。

0000lion2  

 

 

 

 

 

おはようからおやすみまで。

 

 

 

 

 

 

 

でも、実際は、おやすみばっかり。

0000lion  

 

 

 

 

 

射殺体、ではなく寝てるだけ。

道路で寝るなよ。

 

野生のかけらもない…

 

 

かわいー…  

 

 

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2012年2月 3日 (金)

恵方巻・ラプソディ

『さあっ、「テレビビビショッピング2012」のお時間です。

今日は2月3日。

これにふさわしい商品を用意していただいているとか?』

 

『ええ、今日は節分です。』

 

『はい…』

 

『そこで本日ご紹介する商品がこちら。』

 

『海苔巻ですね?』

 

『恵方巻き、と言ってください。』

 

『ははあ、何か中身が変わっているとか?』

 

『ええ、こちらから「納豆巻き」、「ピーナッツバター巻き」。』

 

『豆尽くしですね…』

 

『ええ…』

 

『そのくらいなら、日本中のスーパーに売っていそうですが。』

 

『そして、最後のこちらは

「炒り豆そのまま巻き」。』

 

『あの、そこまでして豆を食わなくても。』

 

『不信心者っ。』

 

『はあ…』

 

『いいように、海苔屋の策謀に乗せられやがってっ』

 

『はあ、昔の節分は豆まきでしたね…』

 

『日本人なら豆を食えっ。』

 

『それで、納豆、ピーナツバター、なんですか…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『さらに、今年の恵方を指し示す、自動方向指示器

「どこでも恵方君」をお付けいたします。』

 

『今年の恵方は「北北西」ですよね?』

 

『違います。本来は24方位で壬の方位。

16方位の「北北西」とはちょっと違うんですね。』

 

 

Ehoudirection  

 

   壬の方位は

   ちょっと北。

 

 

 

 

 

『確かにわかりにくいですねー。』

 

『それが、この「どこでも恵方君」を使えば

たとえ、地下街にいようが、豪雪で太陽が見えなかろうが

必ず正しい恵方を指示してくれます。』

 

『方位を表示するだけだったら、

スマホのGPS機能とかでもわかるような気がします。』

 

『不信心者っ。』

 

『信心とは、関係ない気がしますよ?』

 

『しかしスマホの画面を見ながら食べるのは大変でしょう。』

 

『はあ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『さらにそういうことをおっしゃる方にご用意したのが、この

「オートジャイロ・北北西に進路をとれ」君です。』

 

『これは、一体なんです?』

 

『ちょっと、これを恵方巻きの先端につけてみましょう。』

 

『おおう、勝手に先端の向きが動いて変わっていきますね。』

 

『そうなんです。内蔵したオートジャイロの機能によって、

常に恵方巻の先端は北北西の恵方です』 

 

『オートジャイロ?』

 

地球ゴマと同じですよ。

回転している物体は最初に方向を与えておけば、

本人が向きを変えても運動のベクトルを変えません。』

 

『たしかに地下街とかにいると、

方角がわからなくなりますよね。』 

 

『そこで、この「どこでも恵方君」と「北北西に進路を取れ」君。

この二つを組み合わせれば強制的に恵方を向かせます。』

 

『勝手に、先端が北北西を向くから強制ではありますね…』

 

『どこでもエホー。エブリホエア・エホーの夢

南極点以外で実現しました。』

 

『ああ、これなら、地下街や遭難現場

どこで恵方巻きを食べたくなっても安心ですね。』

 

『はい。節分にお勧めしたい商品です。』

 

『では、気になるお値段は?』

 

『この「どこでも・恵方豆巻きセット。」

いまなら色違いの韓国海苔の赤と、

青海苔のシートをお付けして。』

 

『はい…』

 

『……19,800円。』

 

『……』

 

『たっけー。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『さあっ。いま、東京電力本社前では

豆をもった、多数の群衆が集まっているようです。』

 

『おいっ。君達っ。解散したまえ。その豆をどうするつもりだ?』

 

『当然撒くのだ。』

 

『暴力や暴行は許さんぞっ。』 

 

『馬鹿野郎っ。縁起ものだろう。』

『そうだっ。』

『去年の凶運をはらってやろうという親切心じゃないか。』

 

『むう…』

 

『あっ。西沢社長がいるぞ。』 

『前社長の清水もいやがる。』 

『豆撒け豆。』

 

『おいっ。』

 

『撒くぞっ。』

7.7mm重豆機関砲の準備完了です』 

『よしっ。いっせいに薙げいっ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の二人。』

 

 

 

 

 

東電の清水前社長と、西沢現社長。

0000sagishi   

 

 

 

 

 

 

なんか、上下関係が分かる気がする。

お前ら、どっちも外に行け。 

 

 

 

 

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『東電社屋や、関連施設に豆を撒いてはいけませんよ?』

 

『いちいち断らなくてもいいだろう。』

 

『犯罪の誘発はだめです。』

 

『ちぇー。』

 

 

 

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2012年2月 2日 (木)

堺屋太一よ。万博の時代に帰れ。

大阪府・市の特別顧問を務める堺屋太一氏が

統合本部会議で、大阪の知名度を世界的に高めるため、

「10大名物」を4年以内につくる構想を提案した。

というニュース。(読売)

     

 

 

 

 

0000tahoiya3_2  

ぼ、ぼくは

万博が好きなんだな…

 

 

 

 

 

『要望書』を受け取った、大阪府の松井知事の会見。

 

0000tahoiya2_3  

特別顧問の言うことですから

検討しますよ… 

 

 

 

 

 

 

で、

その太一先生の『10大名物』とは何か、というとこちら。

 

 

 

 

1)2015年道頓堀400周年に合わせて

 浮函式2kmのプールを道頓堀に作り、

 『2km世界遠泳大会』を開くと共に

 有料遊泳場にして収入を得る。 

 

2)2015年頃に「大阪都発都記念大博覧会」を開催、

  そのシンボルに

  大阪城公園と天満公園を結ぶ大歩道橋を造る。

 

3)御堂筋をデザインストリート化。

 

4)大阪府下に10,000㎡の映像を造る。

 

5)近鉄阿倍野タワーに「驚愕展望台」の設置をお願い。

  (例えば、メルボルンタワー)

 

6)JR大阪駅の屋根の下に「空中カフェ」を再開する。

 

7)北ヤード2期工事に高層マンションと空中緑地を実現する。

 

8)北ヤード1期の「ナレッジ・キャピタル」を

  世界の名物になるように改善。

 

9)咲州または南港にエレクトロ・ゲーム・センターを造る。

 

10)関空と舞洲を一体開発。「国際特区」にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

この人の脳みそは、

万博の手前で止まってるのだなあ。

 

 

 

 

 

とりあえず、「10大テーマ」の舞台の位置関係はこちら。

 

0000tahoiya_2  

クリックで大きくなります

咲州や南港はうんと海。

大阪駅はこの地図の少し北

阿倍野橋は少し南です。

 

 

 

 

で、まあ

いろいろ突っ込みたいところがあるんだけど、どうしよう。

 

 

 

「道頓堀がプールに?」ということで

インタビューされたミナミの街の人が、

「じゃあ、飛び込んでもいいんや。」

と答えていたあたり、

『大阪人、ナイス。』と思った。

 

 

 

『世界遠泳大会』とやらが開かれたら、

カーネル・サンダースの仮装で出場する奴が

100人はいると思う。

 

0000tahoiya4   

 

1985年阪神日本一に

興奮した群衆によって

道頓堀に放り込まれた

カーネルサンダース。

24年の眠りから覚めた姿。

 

 

 

 

 

 

 

 

5)の『驚愕展望台』とはなんのことだろう。と思って、

メルボルンタワーを検索したら、こんなのが出てきた。

 

0000tahoiya9  

タワーの外にせり出している

スペースがあって

下が見えて怖いぞって事らしい。

 

 

 

でも、そんなの東京タワーにもある。 

0000tahoiya10 

 

 

こども、超平気。

 

 

 

これが『驚愕』で『10大名物』ですって。

 

 

 

 

 

 

7)の『北ヤード2期に高層マンションと空中緑地を実現する』

というのは何だろう?

 

せっかくの駅前を、

分譲マンションにしてしまうのは『たわけ』というのだが

それ以前に、分譲マンションの上に

不特定多数が入れる公園なんか作れるかしら。 

 

梅田スカイビルの空中庭園は動線を分けている。

空中エスカレーターなんかで行くのだが、おお怖い。

 

でも、そういう演出があるから受けた。

 

スカイビルはテナントが全く入らず、

ビルの半分に家主の積水ハウスが入り

残りが空きテナントだったからでもある。

 

 

 

 

 

8)の

『北ヤード1期の「ナレッジ・キャピタル」を

世界の名物になるように改善。』 

に至ってはいったい何?

具体策が何もないぞ?こら。

 

 

 

9)の

『咲州または南港にエレクトロ・ゲーム・センターを造る。』

っていうのは、ゲーセンのでかいやつ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり この人、万博と花博から何も学んでない。

 

 

 

 

 

 

 

そして、いちばん許せないのが 2)だ。

 

 

『2015年頃に「大阪都発都記念大博覧会」を開催、

  そのシンボルに

  大阪城公園と天満公園を結ぶ大歩道橋を造る。

 

 

博覧会の名前のセンスのなさもひどいが

『大歩道橋』というのは何だろう。

 

大阪を知らない方のために言うと

堺屋先生が言う、「大阪城公園と天満公園」の中間部分、

京橋駅からOBPというオフィス街の間には

すでに歩道橋がある。

 

0000tahoiya7  

 

屋根があるから

雨にも濡れない。

 

 

 

こういうのを延長しよう、ということだろうか?

 

 

 

 

 

もう、そんな時代じゃないんだ。

 

ということが分からないのか?

 

 

 

 

 

 

 

戦後すぐ、モータリゼーションの発展で

歩車分離、ということが言われるようになった。

「車は地平、歩行者はペデストリアン・デッキ』ということが

流行った時代があった。

 

大阪駅前に、駅前ビルという高層ビルが4つある。

そのうち、駅前第2ビルと第3ビルの間だけに不思議な

ペデストリアンデッキがある。

 

0000tahoiya5 

 

御堂筋からの

ストリートビュー

 

 

 

 

緑の中にあって気持ちよさそうに見えるが

地図で見ると、こんな。

 

60000tahoiya 

 

 

短っ

 

 

 

 

本当は、このペデストリアンデッキは

4つの高層ビルをつなぐように造るはずだった。

 

歩車分離を実現したうえで、

安全が確保されたデッキの上を、うんと緑化しよう、と。

 

出典を忘れてしまったので申しわけないが、

このビル群と空中庭園の構想段階、

1950年代後半のスケッチを見た記憶がある。

 

息をのむように美しかった。

 

 

 

 

 

しかし、

『ビルやったら金になるけど歩道橋なんか銭とれんやろ。』

という、まことに大阪らしい理由によって、

こんな風に、ごく一部にしか作られなかった。

 

 

 

 

 

 

そして、いまや

「車のために歩行者を橋の上に追い上げる」時代ではない。 

 

むしろアスファルトを引っぺがし、車の流入を抑えて、

歩行者を増やし、街ににぎわいを取り戻そう、

というのが21世紀のベクトルだろう。

 

大阪城公園と天満のあいだは、

たしかに、オフィス街ともなんともいい難い

『場末の雰囲気』があるんだが、

京橋はええとこでっせ?

 

 

歩道橋で通り越してどうするよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

太一、お前。もう黙れ。 

 

 

「なにか名物を造る」、のはいいさ。

でも、『歩道橋』が名物になるか?

 

どんな橋を架けるつもりだ?

 

そもそも、『金をかけて名物を造る。』ってのが

許し難く『万博発想』で、通産官僚の発想だ。

 

 

 

大阪万博は日本史に意味があった。

花博はいい博覧会だったがバブル時代の東京人には無視され、

あんた、「愛・地球博」の「最高顧問」を解任されてるでしょう。

 

もう、君の時代じゃない。 

ハードを造って幸せという時代、じゃないんだ。

 

 

 

 

太陽の塔は42年経ったいまでも愛されているが、

エキスポタワーも、エキスポランドも、すでにない。

 

あの塔が独立採算で、金を取って客を入れていたら

とっくの昔になくなっていただろう。

そして、あの塔の功績はお前のものじゃない。

 

ソラードを歩いて、太陽の塔の根元で寝転べるから

愛されている。

 

功績を誇るべきは、あふれるほどの緑であり

それを育てた年月であり、なによりも

そこを使ってきた、たくさんの地元の人だ。

 

名建築も使わなければ、廃墟になる。

 

今でこそ通天閣は大阪名物だが、

あそこが30年前、どれだけ怖かったか教えてやろうか?

 

 

 

太郎は偉大だったが、太一は馬鹿だなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

 

松井知事の本音。

 

 

0000tahoiya2_3  

うるせえよ、くそじじい。 

そんな金どこにあるんだよ… 

 

 

どう考えてもこの表情は、そうとしか思えない。

 

 

年下の橋下さんに使われ、

ロートルの太一ごときに、あれこれ言われて

かわいそうな人だな、とは思う。

 

 

蹴飛ばしてごらん? 

そうしたら、日本中が君を見直す。 

維新旋風ウェルカムだ。

 

 

根性のほどを、とくと御笑覧しましょうぞ。

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

 

 

ソラードの展望台から見た

太陽の塔の横顔。

0000tahoiya8  

 

 

 

 

 

 

ソラード、というのは万博記念公園にある 空中遊歩道。 

きれいだなあ。

 

 

 

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