『がんばろう日本』を国債募集のCMに使うな。
なんのことか?というと、これ。
『あしたは3.11 だ。
日本中が、この「がんばろう日本」というセリフで
埋め尽くされるだろう。』
『ええ…』
『「絆」にしても、この言葉にしても
「作られた」っていう感じのセリフで、
あんまり好きになれないけど…』
『しかし、明日はこのセリフの大合唱でしょうね。』
『しかし国債募集の広告にしちゃうのは
ものすごく違和感がないか?』
『まあ、ね…』
『いっそこのくらいの事をやればいいのに』
『あのですね?』
『なんだ?政治家の肖像権なんか認めないぞ。』
『このブログのアクセス履歴に何回か
「mof (財務省).go.jp」っていう人がいたのを忘れたんですか?』
『「milt(国交省).go.jp」っていう人もいたな…』
『役所のパソコンから見てくれてるんですね。』
『出世に響かないといいけど…
一応財務省のHPへのリンクもはっとこうか…』
『…小心者…』
『でもな?』
『あ、まだろくでもないことを…』
『この財務省のウェブサイトもひどい。
国債募集の広告のくせに、一番肝心な利率の話が
トップページには出てこない。』
えーと、3年物で0.05%だそうです。』
『0.05%?』
『わかりやすく言うと、
50ミクロンですね。』
『すくなっ。』
『大体、このウェブサイトが、
「国債を買ってくれた人には感謝状進呈。」とか
「金貨、銀貨をもれなくプレゼント。」とか
そういうところを前面に出しているのが気に入らない。』
『金貨貰えるんならいいじゃないですか。』
『しかし、対象者は3年以上国債を売らない人限定。』
『投機屋を相手にしないってのはいいことでしょう?』
『しかし貰える金貨は、1000万円当たり1万円。
100万しか買わない貧乏人には1000円銀貨だ。』
『すくなっ。』
『…1/1000ってことは、えーと100ミクロンだ。』
『我が家の家計では、100万円も買えないがな…』
『そんな利率なら義捐金として寄付したほうが
役に立ちそうですけど…』
『日本国に金がないのはわかるけど、
「がんばろう日本」っていうセリフを
こういうところでは使って欲しくなかったなあ…』
では、『今日の1枚。』
うわー、はらたつ。
(註:すべての画像は無許可で引用しています、って書いたら
やっぱり怒られるかな。)
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