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2012年6月 4日 (月)

ミッドウェイ海戦の日

6月5日はミッドウェイ海戦の日。

   

   

   

太平洋戦争の天王山。

アメリカ軍の参加兵力、空母3隻を基幹とする50隻。

日本側、空母6隻を基幹とする100有余隻が激突。

       

     

       

     

日本軍が自ら企図して攻撃を仕掛け、

しかも参加戦力ではアメリカを圧倒した最期の海戦である。

   

そして負けた。

   

  

真珠湾から半年。

 

  

   

はやっ。

    

   

   

    

   

    

   

   

 

 

   

    

   

で、まあこの海戦の詳しい経過や敗因そのほかについては

ちゃんとしたWikipediaでも見てください。ちゃんとしてないのかよ。

  

 

   

 

負けた戦いなんかどうでもいいんだけど。

この戦いのあと、有名な「大本営発表が出される。

いわく。

『敵空母2隻沈没、

我が方の損害は空母一隻喪失、同一隻大破。』

  

   

『まあ引き分け。』

という雰囲気に持って行きたかったわけだが

実際の喪失空母は、

日本4隻に対してアメリカ1隻。

   

   

   

        

艦船の生産力や、飛行兵の教育システムの違いから、

日本帝国が、この時点のような戦力的優勢を持って

戦場に臨むことは、これ以降なかった。

    

   

   

    

この戦いについては、

   

『アメリカ舐めとったやろ。』

『南雲がアホや。』

『いや、うんと後方にいた五十六もアホやぞ。』

   

といった評価が多いのだが、実はこの戦い以前に

ニューギニア沖海戦というものがあり、

アメリカの空母レキシントンは沈没してるんじゃないのか?

そうじゃなくても戦線に戻れまい。

さらに空母サラトガも雷撃で仕留めてやったぞ。という

後世から見ても『こりゃ勘違いするよな。』という判断があった。

 

  

アメリカの空母は出てくるまい、出てきてもせいぜい2隻だ。

という判断を責めるのは簡単だが、

あなたが海軍参謀として同じ状況に置かれても

おそらく同じ評価以下しか下せないと思う。

   

   

   

しかし

   

    

   

海戦で散華した英霊に対してはもちろん、

国民を裏切ったのが、その後の「大本営発表」。

   

嘘満開なのはどうしたことか?

    

   

   

   

    

例によって前置きが長いなあ、おい。

   

海戦後、自軍の被害については

当たり前だが海軍は正確に把握していた。

  

しかし、それを半分以下にして国民に報じたばかりか

陸軍にも秘したのはひどい。

もっとも陸軍だけではなく、国民の広い層にも、

実は、『この嘘』は割と早い段階でばれていたらしいが…

      

   

   

ただ、こうやって『嘘をつく』のが癖となり

しかも、海軍の嘘は陸軍に伝わらないもんだから、

台湾沖航空戦でこんな誇大な嘘をついた。

    

●轟撃沈 航空母艦11隻 戦艦2隻 巡洋艦3隻

●撃破 航空母艦8隻 戦艦2隻 巡洋艦4隻

   

   

この戦果報告に天皇陛下から感状がくだされ

この戦果報告をもとにしたフィリピン決戦は惨敗に終わった。

   

   

   

    

    

    

    

     

もちろん宣伝の嘘は陸軍も同じようなものであり、

昭和19年から来襲したB29を、陸軍防空隊は、常に

『敵多数撃破、我が方の損害僅少なり』

報じた。

   

   

   

遠くの海でやっている海戦ならわからないが

毎日来ているB29はそんなに墜ちてないじゃないか、ということで

『大本営発表は信じられないぜ。』ということに

ようやく日本人も気がつき始めた。

      

    

  

  

   

   

   

   

で、まあこのことを

今回の福島原発の事故と、その後の対応に

関連付けようと思ったんだけど、なんかもういいや。

   

いま、『事故調査委員会』とかが開かれて、

エディが『いやあ、あの時は僕も自信がなくて

記者会見で困っちゃいました。』なんていう。

 

菅さんが、『官邸には何も情報が上がってこないから。

僕自らヘリで行って、現場の人とトモダチになれました。』

なんていう。

   

つくづく駄目だねえ…

   

   

   

   

  

    

   

あの頃は、ちょっとは信じていたのにな・・・

   

   

   

  

   

    

   

こんなニュースを聞くと、

    

この夏の電気だって、案外足りるのかもしれないし、

福井の原子力発電所にしたって、

1000年に一度程度の地震では大丈夫かもしれないが

エチゼンクラゲが大発生したら、取水口が詰まって

冷却水が取れなくてメルトダウンするかもしれない。

 

と思う。

    

   

 

 

あんまり心配しすぎるのは心の健康に悪いと思うけど、

ほんの1年前のことを、

簡単に謝ったり開き直ったりされたら

ニュースが信じられない。

   

  

 

むかし杞という国に

『いつか天が落ち、地が崩落して

身の置き所が無くなってしまうのではないだろうか。』と

心配して眠れなくなってしまった人がいるそうだが

いまの『日憂』は、

がれきを受け入れる市役所に脅迫メールを送る。

  

   

  

そんなことが笑い話になるようにしてくださいよ。

   

     

    

      

       

   

        

         

       

      

       

   

   

   

      

     

では、『今日のミッドウェー。』

   

   

    

    

    

     

    

    

     

    

    

当時のカラーフィルム。

   

   

 

   

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