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2012年6月25日 (月)

笛吹き男と『世界一ひどい一票の格差』

『坊や、むかしむかしの話をしてやろう。』

 

『うんっ。』

         

『むかし、ミンシュトウメルンと言う街に

色とりどりの布の衣装をまとった男がやって来てたんじゃ。』

  

『へー。』

 

 

 

350pxpied_piper    

 

      

怪しさ満開。

 

 

 

 

       

『たくさんネズミを捕ってあげましょう。と

この男が言うんじゃ、』

  

『その人はどこからきたの?』

 

『昔はジミントウメルンという町にいたんだけど、

そこでさんざんに偉そうにしたから嫌われて

その当時は、ジユウトウメルンという町にいたんだ。』

  

『それでなんでねずみ取り?』

        

『僕なら選挙で絶対勝てる、

というんだな。』 

  

『でもただじゃないでしょう。』

             

『もちろん街の人、ダブ山さんやカーンさん

ノディさんなんかはたくさんの報酬を約束した。』

  

『へー。それで成功したの?』

           

『素晴らしい成功じゃった。

こいつは、不思議な笛を吹いて、ネズミどもを踊らせ

さらに、その音で国民さえ誤らせて

たくさんのネズミを当選させた。』 

 

『ネズミ…?』

 

 

       

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忘れてると思うけど

小沢さん大好き。

 

 

 

  

 

0000yukiko    

        

 

ふっふっふっふっふっふっふっ 

 

 

 

 

 

 

『で、ミンシュトウメルンの街はその国で一番の

パーティーになったんじゃあ。』

  

『じゃあ、ノディも大喜びだね?』

           

『ところが、この笛吹き男は

自分はいつまでも処遇されていない。

刑事被告人なんてひどい。という。』

 

『でもそれはしようがないんじゃないかなー。』

           

『それが通らないんじゃよ。』

  

『へー。』

            

『しまいに、「ノディは選挙での約束を破った。」といって

再び笛を吹いてさっきのネズミどもを

連れて行ってしもうた。』

  

 

Kawauchi     

          

僕だって

ついて行きますとも。

 

 

  

 

『とにかくミンシュトウメルンの街の人は

報酬を出し惜しんだんじゃ。』

  

『それじゃあ、怒ったでしょうねえ。』

             

『怒った笛吹き男は街を後にしたが、伝説によると、

再び戻って来るんじゃ。そうして、

住民が国会にいる間に、笛吹き男は再び笛を吹き鳴らし、

こどもを街から連れ出していくんじゃ』

 

 

  

『…離党、と言うことですか?』

            

『60人のガキどもが

笛吹き男の後に続き、洞窟の中に誘い入れられた。

そして、洞窟は内側から封印され、

笛吹き男も、子供達も

二度と戻って来なかったという伝説じゃ』

  

『出てこなかったんですか?』

           

『…うん?』

  

『だから、笛吹き男に踊らされた連中は

洞窟に入って二度と出てこなかったんですね?』

          

『…うん。』

  

『じゃあ、素晴らしいじゃないですか。』

  

『あ、そこ?』 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『だけどな?ノディにしたって

解散なんかできないぞ。』

  

『もう、そういう話はどうでもいい気がします…』

         

一票の格差を解消できない立法府もいい加減だが

総理大臣に専権事項なんかあるか。』

  

『なんか、舐められてますよね。国民。』

           

『いいか?あのデブ・ノディが

「憲法第7条により衆議院を解散します」って言ったら、

その瞬間に『選挙差止め』の訴訟が無数に起こる』

  

『まあ、そうかな。』

               

『選挙終了の瞬間に、

選挙無効の訴えが無数に立つ。』

  

『ははあ…』


















 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『最高裁が違憲だって言ってるんだ。

これで裁判所が

無効判決を出さなかったら

三権分立の意味はどこにある』

    

『でもでもでもでも、アメリカの上院なんかは

「一票の格差」はもっと酷い。

アラスカ州の上院議員とカリフォルニア州の上院議員の

1票の格差は70倍以上。

それに文句を言うアメリカ人は誰もいない。

ニッポン遅れてるわねー。って

発言小町に書く馬鹿がいますよ?』

  

『馬鹿野郎っ。』

 

『ひっ。』 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

『そういう地球の田舎者を許すなっ。』

  

『でもぉ、「あたしぃ、駐妻だしぃー。

こどもを帰国させなきゃいけないんだけどぉ

うちのエンジェルが日本語をしゃべるなんてぇ

しんじらんなーい。」っていう農協女がいくらでもいますよ?』 

        

『言葉の基礎も出来ていない農協のガキがなに言ってやがる。』

  

『あんたは50年の鍛錬の上で、この日本語なんですよね?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『でもでもでもでも、アメリカの上院では一州二人。

人口に関係なく議員が選出されてますっ。』 

 

『アメリカは「合衆国」だから上院にはそういう機能がある。』

  

『日本とは成り立ちが違う、と?』

         

『そうともさ。』

  

『まあ、たしかに日本の議会は、戦後に限っても

憲法と同時に「地方自治」を与えられた訳だから、

1票に格差がある意味はありませんね。』

         

『日本中の田舎ものが、

「おらの1票は、街のもんの2票じゃ」

っていうんなら、憲法を改正するしかない。』

  

『田舎もんにそんな根性はありませんよね。』

             

『ふざけんじゃねえよ。馬鹿野郎。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『世界一有名で、

1票の格差が一番ひどい議会を知っているか?』

  

『はい?』

         

『国連総会だっ。』

  

『ははあ。』

           

『あそこで1票を持っている国は2012年現在193ヶ国。

そのうち、一番国民が少ない国はナウルで1万人だ。』

  

『えーと、日本が国家承認している国が194ヶ国で、そのうち

コソボとバチカン市国は国連総会の投票権を持ってなくて、

日本が承認してない北朝鮮は加盟国で投票権がある、と。』

       

『小さな国はややこしいね…』

  

『えーと、国連総会で一票を持っていて

一番人口が多いのは、14億人の中国ですね?』

 

『その格差たるや14万倍だ。』

  

『でも中国は拒否権のある常任理事国ですから。』

        

『それなら、インドは10億人で1票だ。

インド人10万人が

ナウル人一人に匹敵する計算になる。』

  

 

『そりゃ、インド人もびっくりですね。』

       

『日本人だって1億2千万人以上いる。

しかも、国連の予算の過半を出している。われわれは、

あの働きもしないないナウル人より下等な民族か?』

  

『えーと、そろそろ表現を押さえた方が…』

           

『日本が主張する、

「安保理改革」の正当性というのが

わかるだろう。』

  

『だから、国連ってのはそういう組織じゃないし。』

                

『United Nationsって言葉は、戦争中は「連合国」だった。

それを、戦後、同じ言葉なのに「国際連合」って

訳し直したのは日本だけだ。』

  

『…ははあ。』

          

『あそこはいまでも「戦勝国クラブ」、なんだよ。』

 

『じゃあ、国連総会の意味ってなんです?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『この間。パレスチナが国連に加盟するって言うんで

大騒ぎになったことがあっただろう。』

  

『アメリカが拒否権を使ってましたね。』

        

『国連に加盟すれば国際的には「独立国家」だ。』

  

『まあ、そう言い切っちゃうといろんな問題がありますが。』

 

「総会に加盟する」ことに意味があるんであって、

「1票の格差」なんて誰も気にしてはいない。』

 

『確かに、「国家の体裁」としては

ナウルよりもはるかにしっかりしている台湾は、

あらゆる国際機関から締め出されていますからね。』

         

『台湾と中国は、ナウルに対して

「国家承認」を争って競って援助を与えている。』

 

  

『ナウルは、援助の金額によって、

中国、台湾の国家承認を数年おきに変えているんですよね。』

             

『国家ってなんだよって話だよな。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『で、きょうの話の結論はなんです?』

 

『国会の1票の格差なんてゆるさん。

っていうことさ。』

 

『あ、そこ?』

 

『最近政治ニュースがつまらないから

いろんな話題てんこ盛りだけどな。』

 

『ハーメルンの笛吹きは?』

 

『馬鹿だなあ。ってこと。』    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

        

 

ナウル全景。

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『国家の主要外貨獲得源である燐鉱石がほぼ枯渇し、

現在その収入だけでは

操業費用すらもまかなえない状況にあるほか、

他にナウル経済を支えるめぼしい産業もなく、

経済状況はさらに厳しい状態である。

国内 には自給可能な食糧産業はなく、

食糧及び生活物資のほとんどを

海外からの輸入に頼っているため、

世界的な石油価格上昇の影響を受け、物価も上昇している。

通貨は豪ドルを使用しているものの、

国営銀行も機能しておらず、

経済活動が破綻状態であるため、

正確な経済活動の動きは把握できない。』

 

 

 

罵詈雑言に等しいこの文章は、当然私のものではなくて

日本国外務省が書いたもの。(外務省 ナウル)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1996年に新進党公認候補として出馬した

野村沙知代氏と小沢一郎党首(当時)。

 

福田議員に恨みはないんだけど

あまりにもそっくりな構図の写真なので使わせてもらいました。

 

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さすがに有権者も、このおばさんを落とす。

という程度の常識はあったのだが、選挙後に

 

アメリカのコロンビア大学を卒業しました。とか言う

嘘満開の経歴がばれて

いまはテレビの世界からも消された。 

 

あれだけ出たがっていたのに。

 

 

 

ざまあ。

 

 

 

 

 

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もうひとつおまけ。 

 

 

『ホーンテッドハウスからの脱出。』

 

へへん。解けたぞ。

 

 

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