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2012年7月 5日 (木)

ロリコンの日

7月4日は『不思議の国のアリス』の出版の日。

(Wikipediaの記事へのリンク。)



1865年のこの日、ルイス・キャロルという人物が書いた

この本が出版された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「不思議の国のアリス」という物語は

懐中時計を見ながら、『遅れちゃう。遅れちゃう』と

走っていたうさぎを追いかけて井戸の底に飛び込んでいった

アリスが体験した不思議な話。

 

 

 

 

 

 

知らない人についてくんじゃないっ


 

 

 

 

 

で、 

 

 

 

井戸に落ちていくところの

スローモーションのような描写から、

体が大きくなったり小さくなったり鍵が合わなくて迷ったり、

お茶会をしていると枝の上で猫が笑っていたり

くるくるとした場面転換のおかげで

子供にも飽きさせない。

 

 

というか、この物語は、ひとりの少女のために書かれた。

 

 

 

 

このアリスというのは実在の少女である。

というのは有名な話。

Alice_liddell



実在のアリス。

Alice Liddell

1852-1932

これは7歳の時








随分上品な服装の女の子だな、というのは正しくて

この子はとんでもない上流階級の人間だ。


学生時代、ビクトリア女王の4男

レオポルドと交際して、結婚直前まで行った。

















それと、物語との関係があるのか?というと

この娘の家庭教師がルイス・キャロルだったのだ。





ルイス・キャロルという名前はペンネームで

本名はチャールズ・ドジスンという。


王子様とロマンスに落ちちゃうようなアリスの

家庭教師を任される人物だから

優秀であることはもちろん

志操堅固であることは当然であった。




しかし、こいつはロリコンだった。



冒頭のアリスの写真もこいつが撮った。


1850年代というと、

日本人は『写真で魂が抜かれる。』と

ビビっていた時代である。


写真一枚がとんでもなく高価で、

そもそも、今以上に撮影や現像やプリントに

専門技術が必要だった時代だ。



それをこいつはアリスと、その姉妹だけで数百枚、

ほかの少女を含めると数千枚の写真を撮った。







Wikipediaにはあれこれ言い訳が書いてあるが

要するに変態である。

 

250pxalice_liddell_2



アリスに植民地現地人風の

装束をさせたコスプレ写真。  

乳首が見えててキュート







アリスとその姉妹たちとボートで過ごした数時間のあいだの

与太話は、特にアリスのお気に入りとなって、

せがまれるがままにドジスンくんは自ら物語を筆写して製本し、

彼女に、クリスマスプレゼント、として手渡す。






うわあ、気持ち悪い。





手作りの本を送るやつなんて、今日はもちろん

19世紀でも相当に重たいぞ?






もちろんドジスンくんは大人であり、

ジュヴナイル小説で身を立てようとしていたから、

10歳のガキに渡したところで

どうにもならないことは百も承知で、

同じ原稿をロンドンの出版社に送っていた。



従って出版されて、今日我々でも読むことができる。

実際、夢を筆記したかのように

場面転換のタイミングなどは絶妙で、大ヒットした。






ただし、日本人には読みにくい。


この本の原本は割と手軽にいまでも読めるのだが

英語の早口言葉や故事成句、古典文学や絵画

当時の風俗についての知識がないとよくわからない、

んだそうです。


『お前の英語力が足りないからだ、』

と言われたらその通りなんだけど、

今の英語圏の人でも注釈なしに読めるかしら。


小学生くらいの時、初めてこれを読んで

当然翻訳版なのだが、本文よりも分厚く

注釈がついているので驚いた。










ドジスン改めルイス・キャロルくんは

人気作家となって、第2作として

『鏡の国のアリス』を出版する。


ただし、同じアリスでも『不思議…』のほうの

アリス・リデルは既に20になっていたので

このロリコン野郎は別のアリスを見つけて

その娘にこの物語を捧げている。


(比喩ではなく本当にアリス、という名前の少女だったので

こいつは、中身よりも名前が好きだったのかもしれない。)

 

220pxcameron_pomona_1872



20代のリデルさん

なによ、

あたしを忘れたってのね?













『鏡の国…』のほうは、

『不思議の国…』より以上に読みにくい。


そう思ったのは私だけではなかったらしくて、

この人は、この2冊の『アリス』以外は

ほとんど作品を発表していない。


この人は66歳で亡くなっているのだが

『鏡の国…』の出版が40歳の時で

『不思議の国…』の方は32歳なので

うわあ、変態。











ううむ。筆名を上げるためには

変態にもならねばならぬか…

 

Imagesca5orszx




本当だからねっ 








うん、変態になっても名前が上がるかどうかは

別問題だよな。

 

この写真を見てると、そう思う。

 

 

 

 

いや、変態はいいんだ。

変態を責めてるわけじゃないんだ。

 

 

ただ、この天は二物を与えず、というか

一物二価というか、


























では、『今日の二枚。』

 

 

 

 

 

 

 

先生が優しく教えてくれたので

20101006013744075_2



小学校で

姫はじめって













チェシャ猫

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とっとろ

とっとーろー













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