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2012年8月の投稿

2012年8月17日 (金)

かわいそうなぞうの日

8月16日は、童話『かわいそうなぞう』のモデルになった、

上野動物園の猛獣の殺処分が命令された日。









昭和18年、本土空襲が必至となり、

万が一猛獣が街中に出てしまった場合危険である。として、

当時の東京都長官、大達茂雄が都内の動物園に対し

猛獣14種27頭の殺処分を命じた。

  

東京都長官という聞き慣れない職名はいまで言う都知事のことで

戦時措置として、この年に東京市と東京府を合併した『東京都』

というのが出来る。

この人は、その初代の『長官』。











小型の猛獣は薬殺された。

蛇は頭を飛ばされた。

     

しかし、こまったのが象だ。

注射針は刺さらない。

敏感な彼等は、毒餌も食べなかった。






飼育係たちは、悩んだ末に

餓死させることにした。







当時、上野動物園には3頭の象がいた。  

象たちは餌をもらおうと、弱った体で芸をした。



最後の象、トンキーは

絶食30日後の9月11日に餓死する。













この命令を出した、大達という人は

生え抜きの内務官僚で集権主義で

バリバリの右翼だった。

   

日本の都市計画史では、

ちょっと変わった人物である。






戦争中だから右翼でも構わないが

それまで市議会の互選で選ばれていた

東京市長職を廃して、官選の知事を最高職に据え、

特別区の区長まで官選にしたこの人が

最初に行ったのが、この猛獣殺処分である。




そのことは覚えておいて欲しい。





そして『東京都』というのが

戦争のための臨時措置だった、

ということも知っておいた方がいいと思う。













で、 



この日記では、『大阪都の是非』とか

そういった大きな問題は意地でも扱わないのだが、

この『猛獣殺処分』は過去のことか?というと

どうだろう?




昨年の東日本大震災では、

多くの動物園も被害にあった。

津波をかぶった施設もあるし、死亡した動物もいる。 

(社団法人日本動物園水族館協会が

震災後一週間目にまとめた被害状況のレポート。)






昨年の時点では、

施設管理者を責めるのは酷だろうが

万が一動物が逃げたらどうなっていたのか?










動物園の園舎というのは鉄骨に金網、とか

軽い構造なので地震には強い。

過度に心配する必要はない。


阪神大震災で、震度7を食らった

王子動物園では、動物の被害はなかったという。

(王子動物園と阪神淡路大震災)











しかし、水族館というのは、

海水が必要なので海辺にある場合が多い。


東日本大震災でもマリンピア松島、という水族館が

津波の直撃を受けている。

       

幸いにしてサメが逃げたりとかはしなかったらしいが

『ほら奈良時代の地震が』という風に

1000年に一度の被害まで心配するくらい

先見の明がある人たちは

海遊館が津波を浴びて、ジンベイザメが大阪湾を泳ぐ事も

想定内な訳だな?

(ジンベイザメは人間を襲いません。念のため。)







いまでも被災地には半ば野生化した牛などの家畜がいる。

それを殺せといっているわけではけしてなく、

管理者であった飼い主を責めるつもりもない。



だけどどうするんだ?









今日の話に結論なんかない。

こんな間抜け日記が、

こんな重たい問題の結論なんか書けるか。






だけど、そういう問題もある、ということは考えて欲しい。 


そして、急に冷たくなった飼育員の気をひこうとして

死に至る最後の瞬間まで

人間の気配があると芸をしようとしていた

3頭の象の気持ちを考えて欲しい。 


























では、『今日の一枚。』













阪神大震災の後、神戸の姉妹都市である

ラトビアのリガ市から贈られた象、『ズゼ』の娘、モモ。

人工飼育下では、日本初の誕生となったインド象。

0000_momo   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       

なんで、ラトビアなんていう

寒そうな国から象が来たのか?

とかいうのは、野暮だ。

 

 

 

  

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2012年8月16日 (木)

終戦記念日とVJ DAY

8月15日は『終戦記念日。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昭和20年のこの日、正午。

全ての日本人がラジオの前で佇立して、

昭和天皇の玉音放送を聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

国家の敗滅と喪失を、全ての日本人が思い知った。

これを体験した人がたくさんの記録を残している。

 

そして、唯一共通しているのが

『とてつもない青空で暑かった。』ということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、8月15日は日本国内での『敗戦宣言』にすぎず

国際的にはどうだろう。

というのが今日のお話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この前後の時間関係を簡単に記しておこう。

日付は全て日本時間である。

 

 

 

 

 

 

昭和20年7月26日  ポツダム宣言が米・英・中によって発表。

                (ここで大事なことはこの宣言にスターリンが

                              署名していないこと。

                 ソ連としては、まだ有効だった『日ソ中立条約』が

                あったからポツダムには行ったが署名してない)

 

     7月27日  政府がポツダム宣言の存在を国内に公表

     7月28日  鈴木首相がこの宣言を『黙殺』すると会見。

            (この単語は『ignore(無視)』『Reject(拒否)』と

               意図的に翻訳されて世界に配信される。)

 

     8月6日   広島への原爆投下

     8月9日   長崎への原爆投下

             中立条約を無視してソ連が参戦。

     8月11日  『国体護持』を条件にポツダム宣言受諾を回答

            アメリカは、これを拒否。

           (天皇の地位はGHQに『Subuject to』されるべきだ。

              という回答。『隷属』か『支持の下』かという解釈で

              無駄な3日を過ごす)

 

    8月14日 御前会議。ポツダム宣言受諾を決定。               

          中立国を通じて無条件降伏を回答。

          最後の本土空襲。大阪、秋田伊勢崎熊谷

          小田原岩国が空襲を受ける。

    8月15日 玉音放送

    8月16日 大本営が戦闘行為の停止を命令。

    8月29日 ソ連、択捉島上陸

    8月30日 マッカーサー厚木上陸

    9月 2日 日本降伏

          (東京湾上の戦艦ミズーリで日本全権、外相重光葵と

             連合国総司令官マッカーサー並びに連合国代表団が

             降伏文書に署名。

 

 

(これにはソ連代表も署名している。)

 

450pxjapanese_instrument_of_surre_2

 

 

ミズーリで署名された降伏文書 

クリックで大きくなります

筆記体だから読めないけど

上から4番目にソ連全権のサインがある。 

 

 

9月 5日 露助、北方領土を占領。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『日付が大事だ。』ということを

わかって貰えましたか?

 

 

 

 

ソ連は8月9日に『参戦』という名の侵略を行う。

 

 

 

満州西部と、満州・朝鮮の隘部を狹断するための

沿海州に主力を置いたソ連軍は

さすがに3年間ナチスと戦ってきただけに強かった。 

 

 

主力と補給を失っていた関東軍が

さっさと撤退したこともあって多数の居留民が殺害された。

軍民合わせて多くの捕虜が出た。

 

 

捕虜の大半がシベリアに送られ、

57万人以上200万人以下という多数が

シベリアに抑留された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その一方、ソ連は当時日本領だった

北千島、南樺太にも侵攻する。 

 

こっちは『自衛戦闘』に徹した日本軍の強力な反撃に遭う。

北千島北端の占守島では損耗率4割という、

軍事的にはほとんど全滅という損害を受ける。

 

樺太でも、国境線を越えたソ連軍を

日本軍が撃破するのだが

8月14日のポツダム宣言受諾以後は戦闘行動が鈍くなる。

それでも卑怯露助が樺太を完全に占領するのは8月末だ。

 

 

そして、いまでこそ当たり前のように

樺太や北千島にも露助がいるが、あれも違法だ。

 

 

日本はサンフランシスコ講和条約で、

これらの地域の領有権を放棄するのだが

ソ連はこれに参加していない。

 

 

 

 

 

 

南樺太や北千島に関しても

ロシアの支配に法的な根拠はない。

というのが、日本政府の公式な立場。

 

 

 

 

 

もちろん、その中に

日本固有の領土である

北方領土は含まれていない。

 

 

法的根拠もくそもなく、違法だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

樺太と北千島で意外に手間取ったスターリンが

北方領土に上陸してくるのは、あきれたことに

8月28日から。

 

 

すでに日本軍は積極的な抵抗を行わなかったから、

北方領土の占領はソ連軍の展開のスピードでしかない。

 

 

露助はまともに舟も操れないらしく、

北方領土の『完全占領』は、あろう事か9月5日だ。

 

 

ソ連全権が、東京湾のミズーリで降伏文書に署名した

後になって『占領』を行っている。

 

 

 

 

ふざけんなよ?

 

 

 

 

 

ソ連の言い分としては、

『ヤルタ会談』で『千島』の領有は認められており、

9月2日までは日本は降伏していなかったんだから

戦闘は当然だ、というもの。

 

 

うん、ほらちょっと時間がすぎちゃったけど

ロシア人おおらかだから、そのくらいいいじゃん。

というもの。

 

 

 

 

 

 

 

ふざけんなよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤルタ会談は米英ソの秘密協定で

日本がそれに拘束される理由はない。

 

 

 

一時的な占領ならともかく、

現在に至るまで居座り続けているのは

違法を通り越して、無法だ。

ちょっとゾルゲの墓に小便してくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貧乏なエリツィン時代には多少色気も見せたが

メドもプーチンも返す気がないらしい。

内向きな政治家、というのは

イ・ミョンバクにしても慎太郎にしても

とてもくだらないのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからふざけんなよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国際社会を味方にして粘り強く主張するしかない。

個人的には北方領土に爆弾を仕込んだ

1000匹のタマちゃんを(以下3026文字自粛)

 

 

そして、この場合、『戦争終了の日付』というのが

法的な根拠、というか説得材料として

非常に重要だと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むしろ、ロシアのほうが『日付の重要性』を理解している。

 

 

2010年9月、当時大統領だったメドベージェフは

9月2日を『第二次世界大戦が終結した日』とする

法律にサインしている。

 

 

 

8月15日の意味なんか認めない。

それ以降の軍事侵略は合法だ、

というわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、日本人も含めて世界は8.15の重要性を理解していない。

 

 

日本人はさすがに忘れないが、

センチメンタルに捉えすぎているような気がする。

 

 

 

8.15の意味は、いま現在も生き続けている。

そして、日本人はそのことを

ちっとも世界にアピールしていない。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昭和20年8月15日の時点で

大日本帝国と実際に戦っていたのは、

アメリカ、イギリス、中国(中華民国)、ソ連である。

 

 

 

 

露助の卑怯については先に述べたとおりだが

アメリカとイギリスの国民

は日本が『無条件降伏を受け入れた』という

ニュースを8月14日に知った。

 

 

トルーマンがラジオを通じてこの事実を国民に流したのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカ国民は狂喜する。 

8月14日のニューヨークの映像がこれだ。

0000_vjday_19450814      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイムズスクエアに集まって

『ジャップ降伏』を喜ぶ人たち。

 

 

 

 

 

 

250pxktr700series_at_yuragawa01        

 

 

 

 

おそらくVJ-DAYに関する

もっとも有名な写真。

タイムズスクエアのキッス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

同じ日のホノルルで撮られた映像。 

VJ Day, Honolulu Hawaii, August 14, 1945 from Richard Sullivan on Vimeo.

 

 

車の型式が古いことさえのぞけば

『先週撮られた。』といっても不思議ではないくらい

みずみずしい映像。

 

 

悔しいけど、

これだけ新鮮だと敗北感が強いな。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

『日本に勝った。』

ということに関してはアメリカはかような具合で

国民感情としては8月14日(日本時間15日)である。

 

 

  

 

『ポツダム宣言って国体護持はどうなるのかなあ。』

という問い合わせがあった、8月11日をもって

『対日戦争終了』を報じたイエロー・ペーパーもあった。 

 0000_vj19450812_2  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1945年8月11日(中部時間)に

『日本降伏』が伝えられて歓喜する 

テネシー州オークリッジの皆さん。

 

 

 

  

 

 

ところがこれがWikipedia日本語版だと

『世界的にVJ-DAY(対日戦勝利記念日)は9月2日よ』

書いているあたり、露助が投稿しているのかと思う。

 

 

  

 

それが『世界標準』ではない証拠に、

Wikipedia VJ-dayの英語版では

平然と、『8月14日だよ。』と書いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから世界はどうだったか、というと

8.15を意識している国もある。

していない国もある。

 

 

統一してはいないのだ。

 

 

 

すくなくとも日本軍は8月20日までに停戦命令を出すのだが

おそらく末端までは通っていない。

実際に戦闘は続いた。

最後の日本軍将校、小野田さんが帰国したのは1974年である。

 

 

 

外交的にも日本が、サンフランシスコ講和条約を結んで

西側諸国と戦争状態を終えるのは1951年。

中華民国と平和条約を結ぶのは1952年。

日ソ共同宣言を結ぶは1956年なのである。

 

 

 

 

 

 

 

中華民国、並びにその後の中華人民共和国では

日本が降伏文書にサインした9月3日が祝日である。

 

 

これを記念した『九三街』というのが中国のあちこちにある。

 

 

その一方、8月15日の時点で

中国人が大喜びしたのも事実だ。

 

 

00000_shanghai          

上海で8.15に歓喜する人びと

 

 

 

 

 

朝鮮半島では、『日本降伏』の報が伝わると

直ちに歓喜の行動が起こった。

いまでも『8.15』は『光複節』といって

朝鮮半島では祝日だ。

 

 

イ・ミョンバクがこのタイミングを狙って挑発行動をした

理由がわかりますね?

彼等にとっても。8.15は記念日なのだ。

 

 

 

  

8.15を『終戦記念日』と思っているのは日本人だけ、

とまでは言わない。

しかし、日本人が思うほど『終戦記念日』なんだろうか?

 

 

 

 

   

少なくとも露助は、

平然と侵略と殺戮を進めた。

 

 

 

 

そのことを知っておこう。

そして、それを世界にもっとアナウンスしよう。

 

 

8.15以降のあらゆる軍事行動は

無効だったのだ、と。

 

 

 

 

 

 

  

『9月2日がVJ-DAYですよね。』とか半可通な

ことを言う奴がいると、

それは露助が北方領土に居座る

根拠を与えてしまうことになるのだ。

 

 

 

 

それを許すな。

 

 

 

 

 

 

 

 

8.15をセンチメンタルに捉えるだけでは駄目なのだ。

 

 

いや、それも大事なことかも知れなし、

戦争を知らないこどもたちに孫がうまれる御時世だ。

 

 

いまは、記憶の伝承が大切なのかも知れないが、

だからこそ、日付の意味も伝えようぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

では、『今日の三枚。』

 

 

 

 

 

実はさっき挙げた

『VJデイの、タイムズスクエアでのキス』については

誰が被写体なのか未だにわかっていない。

 

 

撮影者はわかっていて、アルフレッド・アイゼンシュタッドという

カメラマンなのだが混乱の中で撮影したために

発表された時に被写体となったカップルの名前はなかった。

 

 

ところがあまりにかっこいい写真だったために

戦後有名になる。

 

 

そうなると、『あの白いドレスの少女はあたしよ。』

という連中がぞろぞろ出てきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

有名なのがこの2人。

 

200pxedith_shain      

 

 

エディス・シャーイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

300pxgeorge_mendonca_and_greta_frie      

 

 

グレタ・フリードマン

 

 

 

 

 

 

 

男のほうもわかっていない。

すでに撮影者のアイゼンシュタッドさんがなくなっているので

永遠の謎、なのだろう。

 

 

 

しかし、こんな風に『あたしが。』とか言って

ばばあが出てくることは野暮だなあ。

 

 

  

 

しかし、悔しいけどいい写真なので

アメリカでは有名で、映画や立体造形のモチーフとして

よく取り上げられている。

 

 

 

O_which_represents_a_famous_photo_2      

 

 

 

 

サンディエゴ現代美術館にある

『無条件降伏』

というふざけた名前の彫刻

 

 

 

  

 

 

 

くっそー

 

 

 

 

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2012年8月15日 (水)

「マイルドセブン」がなくなる

たばこのブランド「マイルドセブン」がなくなるというニュース。

( ロイターの記事へのリンク)

  

 

 

0000_mild7_family_2

    

 

マイルドセブンファミリー

(クリックで大きくなるよ。)

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

以前も、『キャスターとチェリーがなくなる』

という記事を書いた。 

 

 

 

 

 

 

このふたつの場合は、完全に『ブランドの消滅』だった。

嫌煙と東日本大震災のおかげで生産が出来ずに

ブランドが消えてしまったのだ、

 

 

しかし、JTの主力である『マイルドセブン』の場合は

生産量が減っているのは同じだが

まさか無くすわけにもいかないので

ブランド名を変えてイメ-ジの一新を図るのだ、という。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『なんていう名前になるんだね?』

 

『えーと、メビウス。だそうです。』

 

 

200px1

    

 

わしの名前を

たばこに使うんじゃないっ 

 

 

 

 

 

『誰?このじいさん。』

 

『「メビウスの輪」で有名なドイツの数学者、

メビウス先生です。』

 

『この人の名前から取ったのか?』

 

『綴りが違うから違うんじゃないですか。』

 

『いっぺん入ったら抜けられない、ってことか?』

 

『裏表なく欲望に忠実、

っていうことじゃないでしょうか?』

  

220px2

  

 メビウスの輪

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『で、なんでブランドを変えるのよ。』

 

『えーと、ひとつは1箱400円以上もする

「プレミアム価格」としてのブランドイメージの確立

だそうです。』

 

『どういうこと?』

 

『名前を変えてパッケージも変えて高級品を装おう、と。』

 

『たばこが400円になったのは増税のせいじゃねえか。』

 

『そりゃそうですが…』

 

『しかし、「ブランドイメージ」って大事だぜ。』

 

『だからそのために新ブランドを作るんでしょう。

マイルドセブンなんて野暮ったい名前じゃなくて

テコットとかメビウスとか。』

 

『島耕作もJTも、そこがわかってない』

 

『そうですか?』

 

『たばことか酒とかの嗜好品を使う人は

意外にブランドにこだわる。』

 

『バーボンや日本酒にブランドがあるみたいなもんですか。』

 

『安いブランドでもこだわる人がいる。

たばこの「エコー」ってのを知ってるか?』

 

『…いえ。』

 

 

0000_echo

  

オレンジ色の憎い奴

 

 

 

 

『このたばこがなんだっていうんです?』

 

『むかし知り合いだった人がこれしか吸わない訳よ。

20年前でも、もう珍しいたばこだったからな。』 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『いつからあるんでしょう。』 

 

『俺がガキの頃には、つまり40年前にはあったな。』

 

『ガキの頃にたばこを吸っていた、と?』

 

『違う違う。たばこ屋の店番をしていたんだよ。

セブンスターが100円の時代に40円だった。』

 

『安かったんですね?』

 

『いまでも安いよ。

マイルドセブンが410円の時代に240円だ。』

   

『味はどうなんです?』

 

『癖がある。香料がきついのか葉っぱがそういう匂いなのか

確かに癖にはなるけど一般にはどうかなっていう味かな。』

 

『ファンにはたまらないんでしょうが…

そうなると戦略商品にはなりにくい、と…』

 

『1960年代の主力商品としては

『ハイライト』があったが、ちょっとつよい。

軽くしたおかげで一気に受けたのがセブンスターだ』

 

『「マイルドセブン」っていうのは意外に最近で

1977年の登場なんですね。』

 

『名前を見てもセブンスターを弱めたものだ、

ってことがわかるよな。』

 

『マイルドセブンのもとがセブンスターだなんて

もう、みんな知らないでしょうね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『しかし、そういう意味で言うと消費者ってのは

ブランドに対して案外保守的だと思うんだよ。』

 

『むかし、企業名を連呼するCMってのがありましたよね。』

 

『明るいナショナル、とか。』 

 

 

 

 

 

 

 

『この木なんの木、とか』

 

 

 

 

『このCMはいまでも流れてますよ?』

 

『しかし、こうやって企業名や商品名を

メロディとともに連呼することで「刷り込み」を図る

ってのはバブル以前には普通だったな。』

 

『ロート製薬とか。

キャバレーロンドン、とか。』 

 

『でも、いまや「ナショナル」というブランドはなく、

韓国メーカーに追い立てられてへろへろだ。』

 

『最近こういう風に

企業名や商品名を連呼する広告ってありますか?』

 

『あるよ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

からんからんからん

 

 

 

 

 

『いらっしゃいませ。』

 

『あ、俺いつもの。』 

『俺も。』

 

『お待たせしましたあ。』

 

『あー、帰ってから見積書の作成か、しんどいなー。』

『喫茶店で息抜きくらいさせて欲しいですよね。』

 

『ミルクいる?』 

『あ、いや、いらないっす。』

 

『ふーん、ブラック派か…胃を悪くするぜ?』 

『いや、これココアですから。』

 

『へえ、うわっ、なんか匂いがするな。』 

『ええ。「ニンニクココア」だから。』

 

 

『へ?』 

『ココアニンニク健康家族…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あのですね?』

 

『…はい…』

 

『こういう風に敵を作るだけで

さして面白くもないショートコントを入れるな

といってるでしょう。』

 

『「ぐるぐるぐるぐる江沢民」っていうのも

考えたんだけど…』

 

『や・め・な・さ・い…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

『でね?』

 

『なんだよ。』

 

『もうひとつ理由があって…』

 

『マイルドセブンが駄目な理由?』

 

『この「マイルド」っていう言葉がまずいらしいんですよ。』

  

『そうなの?』

 

『「マイルド」ってつく名前はヨーロッパでは

たばこに使えないんだそうです。』

 

『なんで?』

 

『健康への害がないかのような誤解を与える、と。』

 

『確かに「マイルドセブン・エクストラライト」とか

言われると、日本人でもむかっとするよな。』

 

『どんだけ軽くするんだ、と。』

 

『まあ、日本人は「ノンカロリー」とか

「アルコール0」なんていうビールも好きだし。』

 

『もう国内じゃたばこの需要が増える時代じゃないですからね。』

 

『それで輸出か…

超小型車と同じだ…』

 

『名前を変えて輸出しよう、と。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『じゃあ、「ワイルド・セブン」。』

 

『このニュースを見て、そういう反応をした人は、

たぶん1000人以上いましたよ。』

  

『デンジャラス・セブン。』

 

『同じだ、同じ。』

 

『大体ヨーロッパのほうが

嫌煙運動はうるさいんじゃないのか?』

 

『少なくとも、キャリー・ネーションは多そうです。』

 

『ヨーロッパ語風にする必要はないだろう。』

 

『どういうことです?』

 

『やわらかセブン。』

 

『セブンは英語でしょう。』

 

『じゃあ、「やわらか北斗」。』   

  

『やわらか戦車みたいですね。』

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の「やわらか戦車」。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うわあ、なつかしい。

  

 

 

 

 

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2012年8月12日 (日)

軽減税率・ラプソディ

消費税増税法案が国会を通過。

現行の一律5%が、2014年4月からから8%、

2015年10月からは10%になる。

(読売の記事へのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨーロッパの国ではもっと高率の消費税が取られている。

日本の5%なんてまだ甘い、というのが

財務省の言い分だった。

           

そのかわり、ヨーロッパでは、生活必需品に対する

『軽減税率』というのが認められている。

 

 

 

 

  

水とかパンとかは低くしましょう。

ひとはパンのみに生きるにあらず、なのかも知れないけど

食べなきゃ死んじゃう。

  

 

生活必需品は貧富にかかわらず供与の公平を

保障しなくてはいけない。

だから軽減する。

消費税といってすぐに言われる『逆進性』という批判への回答、

というか言い訳でもある。 

        

 

 

その一方、

ドーナツは店で食べるんなら『食料』だから軽減するけど

6つ以上なら『お土産』だから贅沢品で通常税率な。

とか、大変にややこしい。 

       

2012y08m11d_105931159

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(軽減税率の例。クリックで大きくなります。)

 

 

 

 

 

 

『大臣、ナベツネさんから電話。2番です。』      

  

『えー、いいよー。』

       

『取ってくださいよ。怖いんだから。』

  

『どうせ用件はわかってるんだ。

「新聞や活字媒体に関しては税率を下げろ」って。』

        

『駄目なんですか?』

  

『読売だってろくでもないのに、「活字文化」とやらの

どこに境界線を敷くんだ?』

       

『というと?』

  

『読売は軽減して大スポは通常税率

って訳にはいかないだろう。』

  

『そうですかね。』

  

『「薔薇族」は?「AKB写真集」は?

漫画はどこまで「クール・ジャパン」だ?』

  

『まあ、ある意味ディープな文化、だと思いますが。』

  

『ライトノベルや一般小説にしても

山羊が下痢を起こしそうなくらいに

くだらない小説はいくらでもあるぞ?

作家ごとに税率を変えるのか?』

  

『それはそれで面白そうですけどね。』

  

『そう?』

          

『「あー、やっと8%作家になれた」とか。』

  

『あいつ、直本賞で「5%作家」として

スタートしたんだけど

いまは30%作家なんだって、とか。』

 

 

 

 

 

 

 

 

  

『大臣、3番に電話です。』

  

『こんどは誰だ?』

           

『ナカソネさんです。』

  

『ヒロフミさんか?』

          

『いえっ。「超勲位閣下」です。』

  

『ええー?』

          

『早く出てくださいよ。』

  

『ええ?やだなあ。

…はい。あ、これは先生お久しぶりです。

は?君の財政再建への取り組みは評価しているよ?』

         

『へえ、褒めてくれるんだ。』

『本題はなんだろう?』

  

『軽減税率の対象品目は決まったか?

いえ、それはまだ、これからということで。

はい?

こんにゃく?』

  

『ああ、やっぱりこういう話題か。』

『ナカソネは群馬。群馬といえばこんにゃくだから。』

   

『はい?

こんにゃくは日本人のソウルフードだ?

あ、いえ。それはその通りですが。

田楽に使う味噌なんかは贅沢品だが、こんにゃくは5%?』

           

『もうむちゃくちゃですな。』

『ほら、あのひと名古屋が嫌いだから…』

  

『は?1400%の関税で守られていたこんにゃくを増税したら

70%の増税で獲りすぎだ?

いえ、それ計算間違えてますし。』

 

 

 

 

 

 

  

『大臣、4番に電話ですっ。』

  

『こんどは誰だ。』

        

『O渕U子さんですっ。

「群馬出身のこんにゃく娘として

一言いいたい」と。』

  

『切れっ。』

 

 

 

 

 

 

  

『はーい、たこ焼きたこ焼き。大阪名物「犬たこ」やでえ。』

  

『おうっ。「たこ焼き」ひと舟くんなっ。』

         

『はい、おおきに。500円ね。』

  

『おいっ。これは5つしかないじゃないか。

前は6つだったのにっ。』

         

『5つまでは軽減税率の5%なんだけど

6つからは10%なんです。』

  

『だからなんだよ。』

            

『5つ、500円のものが5%なら525円。

6つが10%なら660円。』

  

『…うん?…』

            

『一個あたりの単価も

105円が110円になるんですよ?』

  

『あっ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

        

『大臣。5番に電話ですっ。』

  

『こんどは誰だ…』

       

『レンホーさんです。

「あたしには息子がいるけど、

子育ての費用は軽減されて当然ですよね」

だそうです。』

  

『なんだよ、その発言小町みたいなしゃべり方。』

        

『子育てして働いて、あたしってば超偉い。

おむつ代も塾の費用も、息抜きの海外旅行の費用だって

母親は無税が当然ですよね。って』

  

『名分はもっともだけど、どこに線を引くんだよ?

あいつのいうことはいちいちみんなこの調子だ。』

        

『「なでしこを見て

2位でもいいかなって思いました。」

だそうです。』

  

『切れっ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こういった懸念があるから

野田総理は軽減税率の導入に慎重である。 

 

0000_nody_2    

 

 

 

 

 

 

 

 

        

もっともこの人が2014年の段階で

引き続き首相であるのか?というと、

大変心許ない。 

 

 

 

 

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2012年8月11日 (土)

いい子じゃなくてもいいんだよ

なでしこが銀だったり、吉田が金だったり、ボルトが勝ったり

かと思うとアニマルの娘が初戦で負けたりした今日この頃。

 

  

眠たいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんであの親からあの娘が生まれるんだろう。

という気はする。

 

0000animal_kyouko

   

プロポーズに行きにくい両親。 

本人はきれいなひとなんですけどね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、

いくら自営業で時間が自由になるとはいえ、寝る。

 

 

 

 

 

 

 

なんだよ。

朝の三時にキックオフって。

イギリス人早起きだな。 

(違います。時差があります。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールドメダリストが二人いる会社ってすごいな。

ブランドイメージも上がっただろう。

 

こんなステレオタイプな泥棒もいないだろうが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、みんな。オリンピックにも飽きてきませんか?(小声)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近更新頻度が落ちているのも

世間がオリンピック一色なのがなんとなく腹が立つからだ。

 

 

あ、いや。

ちゃんと仕事もしてます。

今週はちょっと忙しい。

  

我ながら気合いの入ったへそ曲がりだな、と思うが

 

 

 

 

でも、

仕事ください。(魂の叫び)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに食傷するのが、日本選手のコメントが

みんなすごく『いい奴』なのだ。

 

『応援してくださった皆さんのおかげで…』

『僕個人のメダルではなく、チーム全員のもので…』

 

 

 

 

  

嘘つけ。

  

 

 

 

とまで言うのは酷だろうが、

なんか、こう。『言わされている。』感じがする。

 

 

 

なでしこが、表彰台の上で手をつないでウェーブしたら

さっそく批判したりする馬鹿がいるからだろう。

(J-CASTニュース)

 

  

 

 

あのくらい、いいじゃん。

 

 

 

 

こうなると、腰パンで開会式に臨み、

記者会見で舌打ちしたあげく惨敗した

スノボ小僧が懐かしく思える。

 

 

0000_baka3

   

うるせえな。

 

 

 

この馬鹿は許さない。

目の前に来たら躊躇なく殴る。

いいか?

躊躇なく、だ。 

  

英語で言うと。NO,躊躇。だ

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう少しはっちゃけていいのに。

 

もちろん、いろいろと迷惑がかかる立場ではあるだろう。

自分のつまらないひと言で

後輩が迷惑したらたまらない、という気持ちもわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、弱い奴がビッグマウスを吹いても寒いだけだ。

強い奴がやるからかっこいい。

  

0000_bolt

   

いえーい

  

   

 

 

 

  

 

でも吉田沙保里なんか、あれだけ強かったら、

次のオリンピックでは、

ジョイナーみたいにばちばちに化粧して

つけ爪をして試合しても

いいんじゃないか?

(つけ爪は危険です。違反です。)

 

0000_joina

  

 

勝てるんならかっこいいよな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリンピックの間は戦争はしない、っていうのが

世界のルールなのに、日本では『政局』をめぐって

消費税を盾にごたごたしている。

 

 

人気と任期のない韓国の大統領は竹島に来た。

 

 

 

 

 

 

 

もうやだ。

 

クーベルタン男爵もがっかりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では『今日の猫。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このままなら、オリンピックの話題を取り上げるのは

閉会式になると思います。

 

 

よっぽど、ひょっとこなことが起こらない限り…

 

 

 

 

 

例えば、『ロンドンに猫乱入。』

とかいうサプライズがあれば面白いのにと思ったら

猫はこんなことになっていた。(毎日の記事)

 

0000_neko3

  

 

山口の

観光大使になりました  

 

  

 

 

あんた、カンボジア人に

なったんじゃなかったのか?

  

 

 

 

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2012年8月 8日 (水)

男子も女子もともにサッカーの夜を                そして野球の復活を

日本人はいつからこんなにサッカーが好きになったんだろう、

と思う今日この頃。

 

 

眠たいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『大体、男子サッカーなんて大会前には

注目もされてなかっただろう。』

 

『まあ、活躍してるんだからいいじゃないですか。

釜本以来だから、えーと44年ぶりのメダルだそうです。』

 

『せめて愛称くらいつけてやれよ…』

 

『なでしこみたいに?』

 

『男は桜木、だっけ?』

 

『正しくは「花は桜木 人は武士」ですね。』

 

『へー。誰の言葉だっけ?』

 

『一休さんです。

そのあとに、「 柱は檜  魚は鯛  小袖はもみじ  花はみよしの 」

と続きます。』

 

『魚は鯛?』

 

『一休さんが好きなものを並べたんでしょうか?』

 

『坊主が殺生するなよ。』

 

『例によって話が進みませんが、男子サッカーの愛称は?』

 

『桜木・ジャパン』

 

『外人に通じませんね。』

 

『じゃあ、チェリーボーイズ・ジャパン…』

 

『却下ですっ。』

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『しかし、今回は前評判の高くない選手が活躍する一方、

男子柔道なんか金メダルに届かなかったって言われて

可哀想ですよね。』

 

『オリンピックで入賞できるだけで超人だとおもうがな。』

 

『それにしても、アーチェリーやフェンシングをじっくり見るのなんて

オリンピックの時だけです。』

 

『フェンシングなんか速すぎて、さっぱりわからん。』

 

『一撃の後に両方の選手がガッツポーズをするのは

アピールの上でも大事なんでしょうけど

審判までいきなりビデオを囲んでましたもんね。』

 

『今回は誤審騒ぎが多いから、

判定に慎重なのはいいことだが…』

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『それにしても今回は

野球とソフトボールがないのがさみしい。』

 

『ああ、ねえ…』

 

『柔道や水泳とか階級が多すぎないか?

その分2種目くらい増やしても…』

 

『でも、野球とソフトはそのための

専用スタジアムを作らないといけないから嫌われたんです。』

 

『…くっそー…』

 

 

 

 

 

 

 

 

『2020年には東京オリンピックがあるんだろう。』

 

『開催地が決まるのは来年の秋ですけどね。』

 

『慎太郎のドや顔を見るのは腹が立つが

競争相手が貧乏国のスペインや、

キプロス紛争を抱えたトルコじゃ勝っちまう。』

 

『まあ、可能性は高いです。』

 

『東京ドームで野球とソフトをやれよ。』

 

『はい?』

 

『イギリスみたいな野球後進国じゃ、

専用球場を作るのは負担だったかも知れないが

日本なら、野球のインフラは世界一だ。』

 

『真夏のシーズン中に、オリンピックをやるんですか?』

 

『高校野球の時には、阪神は甲子園を開けるために

「死のロード」に出かけるんだぞ。』

 

『そんなことやってるから優勝できないんです。』

 

『…駄目かな…』

 

『ナベツネが許すと思いますか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『さあっ、2020年トーキョー・オリンピックから採用される

新競技「ベーゴマ」が始まります。』

 

『東京の新名所、スカイツリーを見上げるベーゴマの聖地

浅草、花やしき遊園地特設コートからお送りします。』

 

『センターコートにはオフィシャル・バケツとそれに

オフィシャル・ゴムシートがかけられています。』

 

『日本代表の両津選手にはメダルの期待がかかります。』

 

『さあっ。両選手、ひもを堅く巻き終えたっ。』

 

『アゼルバイジャンの公式審判が右手を挙げたっ。』

 

『レディ?』 

 

『……』

 

『……』

   

『チッチノチッ。』

 

 

 

 、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の自由形。』

 

 

 

 

 

 

 

『前から不思議だったんだけど、水泳の「自由形」ってのは

どう泳いでもいいんだな?』

 

『古式泳法でも何でもいいんじゃないでしょうか?』

 

『走ってもいいんだな?』

 

『走れればね。』

 

 

  

 

『ほら、走れる。』

 

『まあ、走れれば速いでしょうけどね。』

 

『だって自由形じゃん。』 

 

『でもこれ水泳っていえるんですかね?』

  

 

 

 

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2012年8月 5日 (日)

大人の階段1000本ダッシュ

こんな新聞記事があった。

『女子も「草食化」、経験率減る』

(朝日新聞の記事へのリンク)









SEXに淡泊な『草食化』が女子の学生も進んでいるという。 


0000sex











ほら女子学生も『経験率』が落ちている。というわけだ。

そもそも未成年がSEXしていいのか?


おおお、おとおさんは許しませんよっ。






このグラフは

『全国11地点の中学、高校、大学生

計約7700人を対象にし』て行われる 

6年ごとのアンケートを元に作成されているのだそうだ。










例えば、野郎の4割が『やらずに二十歳』、いわゆる

『ヤラハタ』であることを知る事ができる。











女子大生が前回調査より

15ポイント近く下がっているのに対して

じょじょじょ女子高生の落ち方は数ポイントでしかない。 


それでも、男子高校生に比べると

10ポイント以上高く、

ほぼ1/4が経験者だ。











クラスメートのあの娘だってあの娘だって、ひょっとしたら

食われている。


まんべんなく1/4ではないことはもちろんだが

それでも1/4だ。

君のクラスの女子が20人いたら5人だぞ。




やーい。




これが50歳の文章か?と思わなくもないのだが

へへん、クラスの女の子たちは

この夏休みが終わったら、

『あれ、お前なんか変わった?』

『なんでもないわよ。』

なーんて、ヒグラシが遠くに聞こえる

河原の草原でなんだか眩しく見送った彼女のセーラーカラーは

きっと剥かれているのだ。





やーい。





しかも夏休みが明けたら経験率はさらに上がっているので

もっと、ざまあみろ。










さらに、ふがいない大学生、高校生と比べると、

中学生が男女ともに堅調な伸びを示しているのが

まことに頼もしい。






おおお、おとおさんは許しませんよ。






で、



さらに1970年代には『経験率』は男子20%女子10%という。

この時代、男子で大学生になれた奴は

経済的に恵まれていたか左翼だったので

相当に母集団が偏っていると見ていい。



1974年のじょじょじょ女子大生ということになれば

経済的、教育的に恵まれていて

母集団が実情を反映していないことは

男以下である。



それが80年代から男女とも『経験率』が急増する。

特に女子が顕著で1987年から1993年の調査にかけて

20ポイント以上上昇していて、ほぼ倍増だ。





この間になにがあったか、

というとバブルだ。






バブル時代にはみんなぱっこんぱっこんやっていたのだ。

ええのう…






そして、男女とも進学率が増えて

母集団が変わったこともある。


総じて、学生が金持ちになったからでもあるだろう。

赤い手ぬぐいマフラーにして2人で銭湯に行って

四畳半で一戦終わっても、恥ずかしくて

同じ風呂屋には行けないのである。


よく考えたらきたねえな。









さらに不思議なのは男子の『経験率』は

99年を鈍いピークとして落ち始めているのだが

女子大生のほうは2005年まで急進して

一瞬とはいえ男子に追いついている。


この6年間になにがあったんだろう。









この手のアンケートは無記名だろうから

『もう、毎日ぱっこんぱっこん。』とか

頭の悪い冗談を書いている奴が2.3割いるはずなのだが

それでもこのグラフは面白い。



例えば、中学生の『経験者』のうち

女子は間違いなく淫行で、

男は100%嘘つきだ。



中坊が、そうそうま○こ出来るかよ。

したっていいけど、街であったら無言で背中から殴る。










別に若い年齢から、

性交渉があるのは悪いことだとはいわない。

病気と避妊に気をつけてくれ。


性欲そのものがなくなるはずはない。



それはもう、

夜になると買えるようになる不思議な自販機の前を

5往復もしてビニール本を手に入れた時代も、

パソコンでエロ動画のサイトをクリックして

後になってどえらい請求書にびっくりするいまも

変わりはしないのだ。


リアルな恋愛が面倒になってはいるんだろうな。と思う

『SEX』はして見たいけど、

手をつなぐところから始めるのはめんどくさい。


でも、それは世代や世相のせいだろうか?


大昔だったら、そういう連中は先輩が風俗に連れて行った。

『見合い』が当然の時代なら、

相当ひどくても結婚できた。


いまはそれがない。



だからバーチャルに行く。

2次元だったり、アイドルだったり。



いま、ちまたで量産されている『AKBもどき』が

そこそこ受けているのは、『距離感』が近いからだろう。


20前後の女の子が『恋愛禁止』ってのは不自然だが

そういう仮構を立てないと成り立たない。

裏切り者を博多に飛ばさないといけない理由はそこにある。










その一方で

『男子も女子も草食化・いや絶食化か?』

とか言うことを、おそらくあがったであろう

おばさんが本に書いていたりすると笑止である。


『世代』でも『時代』でも『世相』でも

そういう簡単なくくり方をしてしまうと

途端に結論が小さくなる。






それよりもこの『○○系男子(女子)』という表現が大嫌いだ。

よほど頭の悪い奴が使っているのだろう。



『両刀使い』は『雑食化』で

『出家』したら『断食化』

『レズやホモ』は『偏食化』

『ロリコン』は『ヌーヴォー化』

『熟女好き』は『ヴィンテージ化』

というのだな?






あほらし。
























では、今日の『大人のペントハウス。』












『や、山田くんっ。』


『どおしたんですか、せんせえっ。』


『ききき、きみはこの間のアンケートで、

ももも、もう処女じゃないと書いていたね。』


『はい、いとこのお兄さんにしてもらいました…』


『違う違う違う。

君が昇った大人の階段はまだ最初の一歩だ。』

 

『…そうなんですかあ?』


『先生が、

大人のペントハウスに連れて行ってあげよう。』


『…ペントハウス?』


『階段の最上部さ。傷だらけの天使の萩原健一や

美味しんぼの山岡史郎が住んでいたのがここさ。』


『いやっ。ペントハウスなんて暑いし寒いし、

そもそも人が住むことは違法だわっ。

傷だらけの天使は好きだけど…』


『さあっ。大人の階段千本ダッシュだっ。』














傷だらけの天使

 

 

こういう朝飯にあこがれたよね。

それで鼻からマヨネーズ吹くんだ。

 

くすん。







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それならお前の結論はなんだ?といわれても、

そういうことは書かないのが

この日記の心意気なのだが…

 

 

 

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2012年8月 4日 (土)

無気力試合の日

ロンドンオリンピックのバドミントン女子の試合で

明らかな無気力試合があり

中国・韓国・インドネシアの4組、8人が

失格になったというニュース。

(韓国・中央日報の記事へのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

あの、韓国のメディアがここまであしざまに言うのだから

さぞ本国でも嫌われているのだろう、と思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしそれなら、予選突破をすでに決めていたなでしこの

佐々木監督が『いやあ、ドロー狙いでしたから。』

というのもおかしいよな。 

 

  

 

 

なでしこに関しては、

『いやあれは戦略だ。』

『無気力試合とは違う。』

『選手はそんな戦略を知らされていなかった。』

と言うことで 免責されている雰囲気が強いのだが

それもどうだろう。

   

 

 

 

 

そこまで言うなら、決勝戦では

全員足を折る勢いで

試合するわけだな?

 

 

 

 

 

当然、監督の佐々木某はロンドンダンス100連発である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうはいっても、このオリンピックは

選手の正々堂々とは違う局面が現れた大会でもある。

 

 

柔道の試合では、明らかに優勢な日本人選手を判定で落とし

『ジュリー』という聞いたこともないおっさんに

審判が怒られていた。

 

 

 

 

 

 

 

なぜ、この動画が台湾で流れているのか、訳がわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日は、ボクシングの試合で

日本選手がアゼルバイジャンの選手から5回もダウンを奪う。

  

 

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ダウンを奪い

ガッツポーズをする清水選手 

 

 

 

プロでもそれはTKOだろうという試合だったのだが

判定で日本の清水選手(赤いユニフォーム)が負けた。

 

 

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うそっ?

 

 

 

さすがにこれはひどい、ということで

日本選手団が抗議、IOCが調査に入り、

判定は覆った上で、この審判は追放処分になった。

(Yahooニュースの記事へのリンク)

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『アマチュアリズム』に幻想を持つひとなんて

もういないだろうが

根性がなかったら卑怯するなよ。

 

卑怯がいけない訳じゃない。

覚悟があれば、きれいな卑怯は褒めてやる。

  

 

しかし、それがこの程度かよ。

 

 

 

 

泉下のブランデージ会長もびっくりであろう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では『今日の「無気力相撲」。』

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

『無気力相撲』で検索したら

ごろごろ出てきたのが2009年5月場所のこの相撲。

 

 

 

正直映像を見ても、八百長かどうかわからない。

 

 

冒頭の中国や韓国の選手も

もう少しうまく演技したら良かったのに。 

あれじゃ、確かに

アテナもニケも怒るだろうとも。

  

 

 

 

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2012年8月 2日 (木)

テキサスタワー乱射事件の日

8月1日は『テキサスタワー乱射事件の日』でもある。

(Wikipediaの記事へのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1966年のこの日、アメリカのテキサス大学本館の時計塔

通称『テキサスタワー』にライフル銃やピストルなど

大量の武器を持ち込んだ男が塔の頂部に上り

地上にいる歩行者を次々と狙撃した、という事件。     

 

 

 

 

 

 

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テキサスタワー

26階建+時計塔+尖塔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓があるオフィス部分のてっぺんがパラペット(頂壁)で

それに囲まれた回廊状の展望台がある。

 

展望台は一般に開放されており 

犯人はここに入り込んで

パラペットを防壁にして下界を銃撃。

30人以上の死傷者を出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、犯人が当時25歳の

チャールズ・J・ホイットマン。

 

 

200pxwhitman1963   

 

 

25にしちゃあ

だいぶザビエルだな。

 

 

  

 

 

犯行の理由はどうでもいいや。

こいつの親父がとんでもないDV野郎だったとか

チャールズには脳腫瘍があったとかいうが

犯行の直前まで、こいつは至極冷静だったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、

 

 

 

個人的にこの事件が印象的だったのは

たしか、学校の授業で紹介されたからなのだ。

  

もちろん、アカデミックな意味で世界史的な価値のある

建物ではない。

        

 

ただ、展望台に上がる階段が1カ所しかなく

この馬鹿を制圧した人間も、

ここを上るしかなかった、という意味で、

ジャップにさえ非常に有名。なのだ。

 

 

  

 

 

 

もっとも。オフィスの階上にあるのは

露天の展望台と時計塔であり、

そんなことであれば階段が1箇所でも別に違法ではない。

      

いまの日本でも同じだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしこいつはこのことを熟知して

屋上に立て籠もった。 

       

 

ホイットマンは、犯行に当たって妻と母を殺し

母校であるテキサス大学にやってくる。

      

ここで、最上階に上がり、居合わせた受付嬢を撲殺し

唯一の階段をいすで封鎖する。

  

ところがこれを突破して入ってきた6人の見物客に対して

彼は逆上した。

即座に発砲、2人を殺し2人を重傷にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、彼は無人になった展望台に陣取り

およそ100分間にわたって地上の一般人を殺した。

   

26階建ての頂部、ということであれば

高さは、およそ100m近い。

 

 

 

 

 

 

そこに陣取って狙撃する。

  

しかも、この展望台は高さ1mほどのパラペットに守られている。

さらに、このパラペットには、雨水の排水のために

吐水口が各方位に3カ所ずつ設けられており

そこを銃眼にしたこのザビエルは

『どこから弾が降ってくるのか?』と

周辺をパニックに陥れた。

 

 

 

 

0000_texastower_murder2      

           

制圧されるホイットマン

パラペットの内側の煙

 

 

 

   

もちろんすぐに通報されて、

勇気ある警官が立ち向かう。

  

すぐに展望台が犯行現場だと気がつくのだが

気づいたところでピストルと狙撃銃では勝負にならない。

あっという間に殺された。

 

 

 

 

  

何しろ奴が持ち込んだ武器はこれだけある。

 

 

0000_texastower_murder          

銃4挺ピストル2挺 

銃弾数百発

 

  

 

彼は100分間にわたって殺戮を繰り返し

胎児を含む11人を殺害し、数十人を負傷させた。

 

 

 

 

 

ホイットマンは、屋上展望台に突入した3人の警官と

ひとりの民間人によって殺害された。

  

 

即座に対応できないのは

なにより問題だ。ということで

この事件がSWATを作った、

とも言われる。

 

 

 

 

 

犯罪者なんてぶちのめしてもいいと思うが

こんな事件は、やっぱり幸せじゃないよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        

では、『今日の「瀬戸内シージャック事件」。』 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

1970年の瀬戸内シージャック事件と

犯人の狙撃映像。

 

 

 

 

広島・宇品港からフェリーを乗っ取った川藤展久。

  

狙撃によって犯人が射殺された、

日本初の事例でもある。

 

 

 

  

 

そして、それが記録されている

唯一の事例でもある。

 

 

 

 

 

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ハッサクの日

8月1日は『八朔』。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『一日』のことを、かっこよく『朔日』とも書くので

八月一日は『八月の朔日』。

だから『八朔。』

 

 

この日は、家康が江戸に入府した日でもあるので

江戸時代、『八朔』は祝日であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

果物に『ハッサク』というのがあるが

これは、この頃に実がなったから。

 

『ハッサクって冬の果物じゃない?』と思うあなたは正しいのだが

この場合の『八』は旧暦で、いまの九月から十月。

 

 

 

 

 

 

 

ハッサクが栽培されるようになるのは江戸時代末期。

そして、ハッサクは2か月くらいおいた方がうまいぞ。

ということに気がつくのが明治中頃。

『八月朔日』を名乗りながら

真冬の果物であるのには、こんな理由がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『…ということでですね。』

  

『…なんだ?』

     

『我が村の特産なんだけど、ちっとも売れないハッサクの

名前を変えましょう。』

 

『…なんて?』 

 

『いしんハッサク。』

          

『……』

 

『……』

  

『そうやって、オールラウンドにあらゆる政治勢力に

喧嘩をふっかけるのはやめないか?』

        

『でも、うちの村のハッサクはまずいんです。』

  

『「うちの村」の、ね…』

       

『ザボンのように皮だけ分厚くて、果実はカスカス。

たねばっかり多くてジュースにもならんと。』

   

『……』 

     

『……』 

  

『しかし、商品力の向上を図ることなく

名前だけ変えてイメージで売ろう、なんて

まるでバブル時代の発想じゃないか。』

  

ハッサクそのものの商品力の向上は無理です。』

 

『無理なのかよ…』

      

『そのかわり派生商品で勝負します。』 

  

『…派生商品?』

 

 

 

 

 

 

 

 

      

『我が村のハッサクの欠点は皮です。』

 

『分厚いよなあ…』

 

『剥く気も起きないこの皮を商品にします。』

  

『…皮を?』

      

『こちらが、「シトラス・ハッサク・ピール」。』

  

『ピール?』

      

『皮の表面を削いで、切って砂糖漬けにするんです。

ケーキやパンに入れて焼くと香りが立ってうまいでっせ。』

  

『へー。しらんかった。』

      

『いちびったスーパーに行くと、スパイスの棚に

「オレンジ・ピール」ってのがあるでしょう。』

  

『…うん。』

       

『あれは、みかんの皮です。』

 

 

『まじでっ?』

 

 

 

 

 

 

  

『もうひとつの商品がこちら。「朔皮」です。』

  

『そのまんまじゃん。

皮が一体なんの役にたつんだ?』

      

『漢方薬です。』

  

『はい?』

      

『漢方薬店に行くと「陳皮」ってのがあるでしょう。』

  

『…さあ?』

        

『咳止めなんかに使われます。』

  

『へえ…』

        

『あれはみかんの皮です。』

  

『まじでっ?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       

『さらにまだあります。

うちのハッサクは皮だけ厚い。』

  

『白身が分厚いよなあ。』

      

『これをそぎ取って細かく切って

アロマオイルに浸けたのがこちら、

「ハッサク・シトラス・アロマキャンドル」です。』

  

『あ。これは売れるんじゃないか?

ハッサクのいいにおいがする。』

       

『略して「H.C.A」。』

  

『いや、略さなくていいし。』

        

『細かく切った皮の部分だけを集めて乾燥させて

枕に入れたらいいにおいだぞ。っていう

ハッサク・シトラス・ピローもあります。』

  

『あ、これもいいにおい。』

        

『略して、H・C・P。』

  

『しかし、肝心の中身は?』

       

『使えませんねえ…』

  

『うちの村のハッサクの中身、な?』

        

『でも、あの道頓堀プール。

本気でやるつもりらしいですぜ?』

  

『まさか…プールってのは単なる水たまりじゃないんだ。

給水、濾過、循環のために莫大な固定設備が要る。』

       

『いや、常設じゃなくて仮設らしいですが…』

  

『イベントごとにプールを作る気か?』

       

『そうらしいですよ。』

(読売の記事へのリンク)

          

 

『まじでっ?』

 

 

 

 

 

 

 

      

『つまりあれか?「いしんハッサク」は皮だけか?』

      

『馬鹿なこと言っちゃいけません。

うちのハッサクは見栄えだけは素晴らしいんです。』

  

『観光客が手にとって

「いやに軽いな。」って言ってるよな。』

      

『しかも、足が速くて3ヶ月もするとカビだらけになります。』

  

『まるで「いしんハッサク」じゃないか。』

  

『…ハッサクの話ですよね?…』

  

『いつまでも総選挙がなかったら

新鮮味が薄れて、あそこも

そうなるんじゃないのか?…』 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の二枚。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、ザボンの皮を砂糖漬けにした

『皮だけお菓子』というのはすでにある。

00000zabonn1     

 

       

大分銘菓柚餅子

ザボン漬け 

 

 

 

税込み525円。

皮じゃん。

高えー。

 

 

 

 

  

もっと豪快にザボン丸ごと砂糖漬け、

というのもある。

00000zabonn3        

 

おばあちゃんのザボン漬

 

 

 

まあ、そういうお菓子はアンズとかほかの果物でもあるか、

とも思うんだけど

一袋1500円って一体何だよ?

 

 

 

 

 

 

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2012年8月 1日 (水)

右側通行と左側通行

7月30日は『730』の日。

(Wikipediaの記事へのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

730とはなんだ、というと、1972年の沖縄返還から6年目、

1978年のこの日の深夜から早朝に沖縄の道路交通の

『左右切り替え』が行われたというもの。 

 

 

 

 

戦争中にアメリカに占領され、

戦後27年間アメリカ軍の統治下にあった沖縄は

アメリカ式に右側通行にされた。

  

戦前の沖縄にはろくに車が走ってはいなかった、

ということはあったが日本なんだから左側通行だ。

しかし、アメリカ人は軍民ともに車で移動する。

当たり前のように右側通行にされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、復帰が決まると本土と同じ左側通行にしよう、

ということになる。

     

 

ところがこれが大変だ。

   

 

標識、信号、案内標識、路面標示

あらゆるものを切り替えないといけない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

もっと怖いのは運転者の意識であった。

  

私自身は右側通行の国で運転したことは1回しかないが

まっすぐな道なら、すぐに慣れるが交差点が怖い。

   

どっちの車線に入っていいかわからなくなる。

間違えたら事故になって、下手をすれば命に関わる。     

実際、730で左右が切り替えられた沖縄では

その後しばらく事故が絶えなかったという。

 

 

 

 

 

  

車の問題もある。

日本のように左側通行の国だと運転席は右側だが

左側通行の国の車はこれが逆になる。

 

 

運転する人にはわかると思うのだが

対向車線に近い方に座った方が運転が楽なのだ。

安全でもある。

 

 

ところが左ハンドルが右に変わると

ペダルは変わらないのに、手で動かす全てのもの

ウィンカーからシフトレバーまで全部逆になる。

 

 

交差点でワイパーを動かして笑われる奴、

という人はまだいるのかどうか、

とにかく、ウィンカーレバーとワイパーも逆になる。

 

 

左ハンドルなんか滅多に運転しないが

状況で運転せざるをえない時があって

そんなときは、なんだかたこ踊りをしているようだ。

 

 

  

だから、コストはともかく、

危険を伴う、この左右切り替えが行われたのは

大変な決断だったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左側通行と右側通行は、国によって違う。

 

  

400pxcountries_driving_on_the_left_         

 

赤が右

青が左

 

  

 

 

 

そしてこれを見ると、旧宗主国と植民地が

必ずしも同じではないことがわかる。

 

 

 

 

           

日本は1945年まで朝鮮半島と台湾を植民地にしていた。

当然左側通行だった。

 

 

Tainan_eki_mae         

 

戦前の台湾。『左側通行』って書いてある 

 

 

  

北朝鮮はソ連に、韓国はアメリカに、

台湾は中華民国に占領されたから

戦後すぐに右側通行になった。

 

アメリカやソ連だったらわからなくもないのだが

蒋介石の中華民国なんて、

モータリゼーションという点では

日本以下だ。

 

  

日本は嫌われていたんだなあ。

 

 

 

 

 

 

 

       

730の左右切り替えは復帰直後から周到に準備され

当日の深夜、たった8時間で切り替えられた。

     

偉業である。 

 

 

 

 

        

しかしこれは道路だったから出来た、ともいえる。

鉄道だとこうはいかない。

 

 

 

 

 

1978年当時、沖縄には鉄道がなかった。

戦前には『沖縄県営鉄道』というのがあったのだが

沖縄戦で徹底的に破壊され、復活しなかった。

         

沖縄に『鉄道』が戻ってくるのは

2003年の『ゆいレール』である。

 

 

 

 

 

 

 

  

ところが朝鮮や台湾には日本が敷設した鉄道がある。

 

  

日本は鉄道も左側通行だ。

大阪環状線や、山手線などまあるく走る路線だと

『内回り』『外回り』という表示がしてある。

         

大阪で暮らすようになって、これがわからなかった。

しかし、『鉄道は左側通行』ということを覚えてくと

『大阪-京橋』や『渋谷-新宿』くらいなら

時計回りのほうが近いから外回りだな、とわかる。

 

 

 

  

しかし、もしも鉄道で『左右の切り替え』をやると

こうした案内から駅の施設、

信号や分岐のポイント、標識や側線、車両の構造まで

変更しないといけない設備は道路とは比較にならない。

  

なにより、

乗客の意識がついて行けない。

 

 

 

 

  

ソ連もアメリカも鉄道は右側通行なのだが

朝鮮半島も台湾も日本時代の路線と、

それに接続する路線は左側通行である。

          

しかしこれが戦後に作られたものは

そうではなくなっていくのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ソウルには9つの路線の地下鉄がある。

このうち1974年に開通した1号線は左側通行だが

それ以降の路線は右側通行なのだ。

  

1号線は郊外鉄道との相互乗り入れが計画されていたから

それに合わせた、というが

同じ街の鉄道で、路線によって右と左が違ったら

乗客は迷わないんだろうか?

 

  

日本は嫌われていたんだなあ。

 

 

 

 

 

 

 

『親日国』といわれる台湾はどうか。

  

日本時代の路線はもちろん

敷き直した台東線や、新設した南廻線

台湾新幹線などは左側通行だ。

 

 

250pxtaiwanhighspeedrail700ttestrun      

びゅーん 

 

 

 

 

 

しかし、1993年に開通した新交通システムは

右側通行なのだ。

 

 

0000taowan_mrt       

台北にも

板橋区があるんだぜ。

 

 

 

     

日本は嫌われてるんだなあ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

そういう意味で言えば、沖縄の『730左右切り替え』にしても

『本土並み』を目指す、県民の願い

があってのことだったのだろう。

 

 

 

Wikipediaには、

『一国一制度を守らないと車の輸入を認めないぞ条約』

のおかげだ、と書いてあるが嘘である。

 

 

 

 

       

『本土』だ、『沖縄だ』という表現は大嫌いなのだが

これは沖縄の人自身が使っている言葉でもある。

  

復帰から40年。

730からでも34年。

       

沖縄は『本土並み』になりましたか? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の730』

 

 

 

 

 

 

 

 

いまから10年前、復帰30年の記念番組、

後半に『730キャンペーン』とその興奮と混乱が

描かれています。

 

具志堅用高、若い

 

 

 

 

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最近、日付がずれてやしないか?と思ったあなたは愛読者さん。

ありがとう。

 

うん、間に合ってないんですね、単純に。

ごめんなさい。

 

 

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