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2013年1月 7日 (月)

秘宝の護り方

1月6日は『聖イシュトヴァーンの王冠返還の日。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほらまた。訳のわかんない事柄を持ち出してきよったぞ、こいつ

と思うだろうが、大丈夫。

僕だって知らない。

従って今日、この王冠に関しての記述は

すべてWikipediaの受け売りだ。

 

 

ほかの資料を探してもみんなハンガリー語なので

目当ての項目のページにさえ行き着けないのである。

 

 

広告のタグに「恋人募集」みたいなのがあって

デフォルトで『現住所・ブタペスト』って書いてあって

「やっぱり首都がいいんだー。」と思うだけである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、

 

 

 

  

 

 

問題の王冠がこちら。

 

800pxcrown_sword_and_globus_crucige

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとなく、『王冠』っぽくないですよね。

って言ったら、ハンガリーの人に怒られるのかな?

 

 

 

しかし、『王冠・王冠』していない。 

 

00000milkcrown

  

ミルククラウン

 

 

『王冠』って言うとこんなイメージ

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

この「王冠」は、伝承を信じれば

西暦1000年に戴冠したイシュトヴァーン1世のもの。

要するに1100年以上『権威の象徴』が遺っているわけで

ハンガリーの人は誇りを持っている。

  

しかしまあ。王冠のてっぺんの

十字架の傾きくらい、直せよ。

 

 

 

この故障がWikipediaによってさえ

『王冠をしまう時に蓋が当たっちゃった。』

みたいに書かれているあたり

由来があってのことならともかく、事故なら直せばいいのに、

と思うのに直さない。

  

  

 

頑固である。

 

   

 

ハンガリー王国は近代に入って、

「オーストリア・ハンガリー帝国」ということになるのだが

ハプスブルグ家の皇帝がハンガリー王として

行動する場合には、この王冠をかぶる。

     

464px1

     

 

ハンガリー王冠をかぶる

フランツ・ヨーゼフ1世。

すげえ偉そうな顔だけど

だから十字架が

曲がってるってば    

 

 

  

第二次大戦後、アメリカが保管していたが1978年のこの日、

ハンガリーに返還された。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

で、まあ

 

  

   

 

 

 

 

 

よそ様の国の王冠の話なんかどうでもいいや。

  

ただ、『王権の象徴』としての、この王冠と

笏、劍が西暦1000年のイシュトバーン1世から続いていて

世界的にすごいんだぜ、みたいなことを書かれると

日本人的には、へへん、と思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本には『三種の神器』というのがある

『古事記』では天照大御神が天孫降臨の際に、って

要するに皇紀2673年の日本国においてハンガリーなんかよりも

超昔に天照大神がくださったものである。

 

  

『三種の神器』という言葉自体は有名だと思うが

これを正確に言える人はどのくらいいるだろう。

  

  

 

少なくとも私は言えなかった。ごめんなさい。

 

 

なんとなく、『鏡』と『劍」と『玉』だとは思っていて

それは正解なのだが、正式名称がめちゃくちゃややこしい。

 

ちなみに、こうだ。

 

 

 

八咫鏡(やたのかがみ)

天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)

八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま) 

    

 

 

絶対覚えられねえ。

 

 

 

 

 

 

鏡に、勾玉に、剣、

イメージとしてはこんなもんか?

2

  

 

 

   画像はイメージです。

 

 

 

 

 

日本において皇位の象徴としての『三種の神器』は

あまりに有名だがその姿は知られていない。

だから、学問的な調査も行われていないらしい。 

 

 

『安徳天皇と一緒に壇ノ浦に沈んだんじゃないのか?』

『南北朝の分裂の時に本物は隠されちゃったらしいぞ。』

ということで

『そもそも存在するのかどうか』

という時点で、議論がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば八咫鏡は、伊勢神宮にある。とされている。

皇居の中の『賢所』にも鏡はあるのだが

これは「形代」(かたしろ)といって、コピー。

   

皇室の権威が決定的に墜ちた終戦後に

GHQの兵士を引き連れたのか引きずられたのか

大蔵省の馬鹿役人が

『皇室の財産目録を作るから、賢所の扉を開けよ。』と迫ったらしいが、

皇居の人間たちは『この中に、ある。』とだけいって

開封はさせなかったそうである。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

伊勢神宮に本体がある、というが本殿の中にはないらしい。

 

ちなみに伊勢神宮に行って神楽殿で満足したり

出雲大社で拝殿に行って、

『俺、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)とマブ。』

とかいう人がいるが

私のような俗人は

本殿さえ拝むことができない。

 

 

 

 

なにより、公式HPの画像でさえこうだ。

00000000000000000ise_2

  

 

このサイズでも解像度が粗い

 

   

この杉垣の向こうの建物が本殿。

だから俗人は入れないのよ。

   

 

 

 

 

 

 

図面は、ある。

式年遷宮と言って20年に一度建て替えるから。

 

ちなみに次の式年遷宮は平成25年で、今年だ。

427pxise_shrine_meizukuri

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拡大したんだけど平面図はわかりにくいな。

『ここに、八咫鏡がある。』という人もいるらしいが

昭和21年の段階では存在していなかった。

 

  

皇室の権威が墜ちて、

ここにも調査の手が入ったので中の様子がわかる。

中に入ったのは学者の人だったらしいのだが、

そういう「御神体」のようなものはなく

中途に切り飛ばされた柱があった、と。

 

 

『神様の依代』だろう、という説がある。

従って空間そのものに意味がある、というのだが

最も有名で、格の高い神殿の中が空っぽだなんて

なにか痛快ではある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと、剣は熱田神宮に、

玉は、皇居の劍璽の間』にある、というのだが

実物を私ごとき俗人が拝むことはできない。

 

だから、写真はもとより

一体どんなものなのかということさえわからなくて、

Wikipediaがへろへろなのがおかしい。

 

 

 

 

 

 

 

『国家にとって秘密の部分』がある方が

なんとなく奥ゆかしい、とは思う。

   

冠であれば、たとえばナポレオンが

ローマ法王を呼び出しておきながら

自分で戴冠する、といった『演出』をすることもできる。

 

しかし日本では、

年頭の一般参賀で、天皇陛下が腰に剣を佩き、

勾玉を首から下げ、皇后陛下が鏡を捧げている

なんていうことは決してないのである。

 

ちょっと残念だ。

 

 

 

 

悠仁さまが八咫鏡でもって、

マスコミのカメラを

日光の反射で狙い撃ちしたりしたら面白いのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の正殿の儀。』

 

 

 

 

 

 

 

 

いまから24年前、今上天皇が即位する際に行われた儀式。

そして映像が残っている唯一の儀式。

  

『高御座』で、陛下の右側に置かれているのが『(勾玉)』 

放送では『玉璽』と呼ばれていて、それでは『御名御璽』の

はんこのことになってしまうのだが、

先例と式典の意味を考えたらこれは『神器』であるはずだ。

 

左に置かれているのが『劍』。

 

 

姿は分からないが大きさはわかるか?

 

 

 

 

 

 

 

 

勾玉でかくね?

 

 

 

 

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おこられませんように」カテゴリの記事

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「やたのかがみ」は「やたがらす」が熊野本宮までくわえて飛んで行ったという噂
「やさかにのまがたま」は京都のヤサカタクシーが保存していて、それをこっそり教えるために4つ葉のタクシーを走らせているとか
私は今まで、同社の4つ葉に遭遇したことがありませぬ

「あめのむらくものつるぎ」をこっそり持ち出したお役人が高松塚古墳壁画修復の時に
うっかり雨ざらしにさせてしまって、錆びて朽ち果ててしまったので咄嗟に「熱田神宮にあったあ」と言い訳に作った話が有力ですな

        おこられませんように…

あ、そうそう
ハプスブルグ家のおうち、シェーンブルグ宮殿に昨年、
行ってきましたァ^^

投稿: FREUDE | 2013年1月 8日 (火) 06時07分

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