« ドライブスルー○○屋 | トップページ | ネッシーの日 »

2013年4月20日 (土)

ネット選挙必勝法

インターネットを使う選挙運動を解禁する

改正公職選挙法成立。

この夏の参院選から実現する。

具体的にはTwitter、ブログ、メール、動画サイトなどを

利用できる。(NHKニュースへのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『まず、ポスターにQRコードをつけよう。

 

『いきなり搦手から来ますね。違反じゃないんですか?』

 

『自分のブログにリンクしているんならOKじゃないのか?』

 

『…うーん?』  

 

00000000000000000000qr_2

 

QRコード

なんとこの日記が

ケータイで読めちゃうんだぜ

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『さらに、橋下さんみたいにツイッターで、

ばんばん政見を流す。』

 

『なにいってんですか。橋下さんみたいに100万人も

フォロワーがいるならともかくセンセをフォローしてる人は

僕を含めて3人じゃないですか。

ご家族もフォローしてくれないんですか?』

 

『馬鹿野郎っ。』

 

『ひっ。』

 

『「フォローを待つ。」なんて、受身の姿勢でどうするっ。

こっちからガンガンフォローしていく。』

 

『フォローすれば、

確かにその人のタイムラインに流れますけどね。

そんなもん嫌がらせじゃないんですか?』

 

『朝の8時に街宣車を走らせるのと何が違う。』

 

『そもそも誰が有権者かわからないじゃないですか。』

 

『うるせえっ。1億3千万人フォローしたら、

カバーできるだろうっ。』

 

『その気が遠くなるフォロー作業は誰がやるんです?』

 

『それはお前、第一秘書たるお前だよ。』

 

『「第一」もなにも一人しかいないじゃねえか。』

 

『どうせ、サクラを雇う候補は山ほど出てくるぜ。』

 

『で、そこで1億3千万人フォローしたとしましょう。

何を流すんです?』

 

『橋下さんのように怒涛の10連投。』

 

『あれだけ続くと読むのに苦労しますよね。』

 

『それをもっと頻繁にして

タイムラインを埋め尽くしてやる。』

 

『それはそれで選挙妨害なんじゃないかな?』

 

『「わーっ」とか、「がーっ」って入れるだけで

しばらくほかの候補の投稿を止められる。』

 

『意識的にやったら選挙違反ですよ。』

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

『さらに参院選の選挙期間17日間、動画をアップし続ける。』

 

『あ、やっとまともなことだ。

やっぱり景気対策とか、安全保障とか、少子化対策とかについて

センセの政見を?』

 

『うむ、最初の3日間は、そういった問題の

専門家の人に依頼して対談してもらえるようにしている。』

 

『おおっ。しかし17人もオファーすると、お金が…』

 

『それもあるから3日目以降、同じ選挙区の候補に

議論を呼びかけた。』

 

『金がないから公開討論?』

 

『ところがことごとく断られた。』

 

『そりゃ、センセみたいな泡沫候補は相手にされませんよ。』

 

『卑怯だと思わないか?』

 

『どうするんです?』

 

『挑発する。』

 

『どうやって?』

 

『マイクを持ってYou Tubeで

「俺の挑戦を逃げるな。」という。』

 

 

 

 

『ラッシャー木村、懐かしいですねえ。』

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『断られたんなら、普通に政見を流しましょうよ。

フリップとか使って分かりやすく。』 

 

『馬鹿野郎っ。』

 

『ひっ。』

 

『そんなんじゃあ、ほかの候補と差別化できないだろう。』

 

『政見討論会以外の動画を撮るってことですか?』

 

『当たり前だ。そういう動画を流す候補は必ずいるが

絶対に受けない。』 

 

『受ける必要もないと思いますが。』

 

『でも見ないだろう。』

 

『まあ、政見放送くらいつまんないテレビ番組もないですからね。』

 

『だから最後の5日間は

古典的に徹底的に頭を下げるっ。』

 

『はい?』

 

『「山田太郎、最後のお願いに参りました。

太郎を男にしてやってください。」

っていう動画を。』

 

『Youtubeで流すんですか?

地球の恥だからやめましょうよ。』

 

『でも逆に新鮮で話題になると思わないか?』

 

『…悪い意味でね。』

 

『なんだっていいい。話題になればいいんだっ。』

 

『真似する人からは、アイディア料欲しいですよね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『それからメールも解禁だろう。』

 

『ええ。』

 

『ガンガン送ろう。』

 

『だから、有権者の人のアドレスがわかんないでしょうが。』

 

『ここに、「自動アドレス発生装置」がある。』

 

『なんですか、それ?」

 

『アドレスをランダムに自動生成して、勝手に送信できる。』

 

『いや、それスパム。』 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

では、『今日の三本。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『SPAM』 モンティ・パイソン。

 

 

日本語字幕版がなくなっちゃいました。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

素晴らしい政見放送2本。

まずは、東郷健候補。 

 

 

 

 

 

続いて、愛国党の赤尾敏候補。 

この時、御年90歳。 

 

『マスコミが選挙を左右している』というのは慧眼だな。

 

この人の演説は半分は罵詈雑言になってしまって

正当に評価されない部分があるが

信念だけは喉の奥に刺さるくらいうっとおしい。

ある程度は、今日でも通用する部分があると思う。

 

 

 

まあ。意見全部に賛成はできないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 その他日記ブログへ 

(クリックしてくださいな)  

 

 

 

|

« ドライブスルー○○屋 | トップページ | ネッシーの日 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

BBC SPAM TVって、やっぱり笑っちゃいます。
今回の動画三本のうち、パイソンズはもちろんなんですが、なんていうか「語り」の素晴らしさが光りますね。

赤尾さんなんて、どこぞの落語師匠かと思ったですもの。

投稿: ne_san | 2013年4月24日 (水) 01時22分

ne_sanさん、ありがとうございます。
この動画は傑作ですね。
でも、イギリス人が見たら
発音とか服装とかで、また違う笑いのツボが
あるのかもしれないなあ。
 
存命中の赤尾敏先生の街頭演説を
見たことがあります。
大体平日は日比谷公園のそばで
やっていたらしいんですが
それはもう、無数の幟を立てて
派手なものでした。
『観客』は数える程でしたが。

投稿: natsu | 2013年4月27日 (土) 23時07分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ネット選挙必勝法:

« ドライブスルー○○屋 | トップページ | ネッシーの日 »