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2013年7月20日 (土)

コマネチの日

1976年の7月16日は、モントリールオリンピックで

ルーマニアのナディア・コマネチが

オリンピックの体操競技では史上初の10点満点を出した日。

(Wikipedia ナディア・コマネチ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いま見てもすごい演技なので、是非ご覧ください。

(動画の埋め込みが出来ないのでYoutubeからどうぞ。)

 

http://youtu.be/Yi_5xbd5xdE

 

 

当時14歳。      

 

 

体操競技の技術的なことは何もわからないが

この演技は今の水準でも相当に高得点が

取れるだろう。

 

 

 

1974年から1989年までルーマニアの大統領で独裁者あった

チャウシェスクにとっては初めてのオリンピックであり

モントリオールでの個人金メダル3つ

というのは、彼を感激させ

彼女の待遇は、このあと飛躍する。

 

 

 

 

 

独裁者チャウシェスクが建設させた『国民の館』

共産主義国の大規模建築には無愛想なものが多いが

何とも、饒舌で様式不明の建物。とにかくでかい。 

こいつの『権力』の大きさを知ることが出来よう。

 

 

 

 

 

で、

 

コマネチだ。

 

それは、まあ、ステートアマの時代だから

9歳の時から国際大会で活躍していた彼女が

オリンピックで、いい成績を残すことは

想定のことであったかもしれないが…

 

もっとも いくら勲章を貰って、いい家に住んでも

共産主義、しかも独裁政権下での不満は 

彼女に限らずあったらしく、1981年のアメリカ遠征では 

同行したコーチが亡命してしまう。     

 

 

彼女の監視も厳しくなり、

1989年の革命直前に彼女自身もアメリカに亡命している。

 

その後、結婚してルーマニアにも戻っているが

現在もアメリカに住んで体操のコーチとなり、

オリンピック選手を育てているそうである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それよりも登場当時、演技もさることながら

彼女が世界を驚かせたのは

その若さであった。

 

 

 

それまでの体操選手というのは

チェコスロバキアのチャフラフスカのように

ある程度、というか、相当程度成熟して

いる女性であることが当たり前だった。

 

 

今でこそ女子体操選手、というのは小柄で

実もついていないんじゃないか?という少女が多いのだが

むしろ昔は、チャフラフスカように 

成熟した、いい女であることが当たり前。

 

あ、いや。今の体操選手がいい女じゃないということではなくて

成熟していたわけです。

 

 

 

14歳のコマネチは、そういう意味でもショックであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

コマネチ自身1981年のモスクワオリンピックで引退し、

監視生活におかれたのはさっき述べた通り

 

母国ルーマニアでは1989年の年末に革命が起き、

チャウシェスクは銃殺される。

00000000000000000000000000000000000

1989年

チャウシェスクと

妻エレナの銃殺

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、

 

最後に、チャフラフスカの話もしとこう。

 

チェコスロバキアも共産主義国だったが

この国は、1968年に共産党独裁の緩和を認める『プラハの春』

と呼ばれる改革を行う。

市民の側も、これに呼応してより進んだ民主化を求める

『二千語宣言』を出す。    

多くの著名人が署名し、ローマ、東京の金メダリストであった

チャフラフスカもこれを支持した。

 

ところがこれはソ連の軍事介入を招き、

プラハの春はつぶされる。

メキシコオリンピックに直前のこの軍事介入で

彼女の参加も危ぶまれたが

メキシコオリンピックでは金メダル4つという根性を見せる。

 

それだけの名誉をあげたのに帰国後のチャフラフスカは

職を追われた。

チェコスロバキアの民主化、『ビロード革命』も1989年。

彼女も復権し、要職に就いているそうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次のオリンピックがどこでもいいけど 

政治は持ち込まないで欲しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日のコマネチ』

 

 

 

 

 

 

 

 

で、

 

ここまで引っ張っておいて、この話題を出さないわけにも行くまい。

『コマネチ』といえばビートたけし。

 

これは、2011年に日本のテレビが

アメリカからコマネチを招いて 

2人で『ダブルコマネチ』をやるシーン。

 

 

とても激動の人生を歩んだ人とは思えない明るさだが、

それにしても、

コマネチ、巨乳。

 

 

あの14の時から、いったい何が…

 

 

 

 

 

 

       

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そんな時代もあったよね」カテゴリの記事

コメント

チャウシェスクの息子に支配されていた時期もあったようで
コマネチさんの人生も大変なものですね

日本は気楽な国でよかったです

投稿: FREUDE | 2013年7月20日 (土) 08時43分

FREUDEさん、ありがとうございます。
すいません、遅くなります。
    
コマネチさんの人生って
とてもまねできるようなものじゃなかったと
思いますが、あの明るさを見ると救われます。

投稿: natsu | 2013年8月 2日 (金) 11時27分

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