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2013年7月 7日 (日)

校門圧死事件の日。

7月6日は『高塚高校校門圧死事件』の日。

 

 

1990年のこの日、神戸市西区にある県立高塚高校で

当時その学校の教諭であった細井俊彦(当時39)が

遅刻取り締まりのために、

鉄製で質量230kgはあろうかという

スライド式の門扉を、加速をつけて閉鎖。   

 

この際、閉門直前に通行しようとしていた 

当時15歳の同校一年の女子生徒の頭蓋骨を

粉砕し、死に至らしめた。

 

 

 

 

 

 

 

被害者の名前は伏せるのに 

刑事処分の終わった加害者は実名かよ。 

と思われるかも知れないが 

これにはちゃんと理由がある。

 

 

 

 

 

こいつは、1審判決の直後に『実名』で

言い訳満載のこんな本を出しているのだ

 

 

 

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リンクしたアマゾンのページを見ると

「なか見!検索」という機能があって、

これを見ると、目次を始め本文の一部も

読むことが出来る。

 

読むとものすごくいらいらするが、

この本を買って、こいつに印税を払うつもりなど

ないから、そこで読める十数ページだけを

前提に話をします。

 

従って、この記事においては被害者は匿名だが

加害者は実名だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事件の結果だけ先に書いておこう。

 

 

 

 

 

まず、この細井という男はこの事件の後、

当然逮捕されて裁判にかけられる。

 

 

検察側の主張はこう。

 

『カウントしながら校門を閉める「校門指導」

というものは、以前から行われており、

当日も複数の教師が『従事』していた。

従ってこの指導は『反復・継続』するもの

として『業務』である。

 

その一方同僚教師が制止を担当する、

といった役割分担はなく

過去にも生徒が挟まれたような事例があった。

だから予見できたはずだが

今回の事故そのものは故意ではないので

『過失』である。

 

そのうえで、死に至らせた訳だから

『業務上致死』というわけで

交通事故で人が死んじゃったあ

という程度の軽い罪で起訴してやる、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

    

これに対して細井は『校門指導』は学校全体の

『教育活動』で自分はそれに従っただけだ、

という。 

 

こいつ個人の活動でなかったのはは事実で、

校門を閉めてどうしたかったのかというと

閉め出された生徒は、校庭2周という

ペナルティがあり、そうなると当然HRに

出席できないため遅刻扱いとなる。

高校生を経験した人にはわかると思うが

この『遅刻処分』というのは、重なると結構きつい。

 

そして、冒頭の本の中で、この男は、

『私は、はっきり言って校門事故当時は、 

校門を閉鎖して遅刻生徒を取り締まることは 

正しいと信じて疑わなかった。』と、

一行引用しただけでも怪しい日本語で、

なんか抜かしている。

 

そのうえで、死亡事故が起こるとは

見できなかった、として

この馬鹿、あきれたことに

無罪を主張していたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、この事故以前にも生徒を挟むような

事故があったなら、最悪の場合この事故の

ように、頭蓋を直撃することもあるはずで

本来なら『未必の故意』の殺人罪で

首を吊しても良かったんじゃないかと思う     

 

 

しかし、判決は禁固1年、執行猶予3年、

という軽いもの。

こいつが控訴しなかったため、判決は

1審で確定し、執行猶予がついたから、

この男は刑務所に入っていない。 

 

 

 

神戸地裁の判事なんて馬鹿ばっかりだ。

 

 

 

もっとも禁固刑なので、教諭の資格は失うこととなり

高塚高校を懲戒免職になっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、

 

この事件については、後でまた戻ってくるが

先月問題になった、桜宮高校の体罰自殺事件、とか

柔道連盟のコーチによる、体罰などと共通のものが

あるような気がする。

 

 

 

 

 

 

支持する人がいるんですね。

 

 

 

 

 

 

 

たとえば、運動部でも生活指導でも

体罰コーチのことを『熱心な先生』

『あのくらいやらないと強くならない』と

『評価』する人がいる。

 

 

 

 

この『事件』の細井も、冒頭の本で

かつての教え子が『細井先生を励ます会』

なるものを開いてくれた、という。     

 

その一方、自分が辞めさせられた後の高塚高校を、

現在は『生徒の服装は乱れ、長髪、

マニキュア、化粧…』

『校内は生徒の捨てたゴミだらけ。』

『調子に乗った生徒のために授業もままならない』と

 

一度は世話になった学校のことを 

よくぞそこまで悪し様に書けるな、という

『やっぱりこいつ、

神経が正常じゃねえよ』

という文章で締めている。

 

 

 

 

 

 

 

 

こういう『事件』を一個人の個性のせいにして

しまうと話がちいさくなる。

 

この事件の場合、 

学校が組織的に『校門指導』を行っていた

訳だからなおさらだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、『個性』として体罰をたしなむ

キ○ガイもいる。

 

 

たとえば、 

私が小学生だった時の担任だった、 

中村清孝という男がそうだ。

 

 

 

はっきりと固有名詞を出してしまうが

まず、この男は担任のくせに授業をしない。

 

組合活動の書類を作ったり、外出したりして

まったく授業しない。

 

ガキどもは騒ぎ放題である。

 

そして帰ってくると騒いでいた児童を並べて

往復ビンタをする。

腹を立てている時は2往復だ。

 

 

眼鏡をかけている奴がいると

わざと外させずに張り飛ばして

ガネをすっ飛ばす。

 

 

楽しんでいるのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

だから『個性』としてそういうものを持っている

人格欠陥者がいることも確かなのだが

てめえ、清孝。まだ生きていて

俺の目の前に出てきたら

こんどはこっちがビンタして

草葉の陰に沈めてやる。

 

残念ながらそんな機会はないと思うが。

捜す気もないし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういう特殊な人間の話とは別に、

日本人は金八先生とかが大好きだから、

こういう問題が出る。

 

テレビなんかでも、

『吹奏楽部の熱血先生の指導に密着!』

みたいな番組があるだろう。

日本人には受けるのだ。

 

 

あんな番組大嫌いだ。

 

 

 

保護者や生徒の側の、

そういったメンタリティが変わらないと

体罰防止のマニュアルなんか作っても

なにも変わらないよ。

 

 

 

 

 

 

高塚高校が『荒れた学校』だったのか?

細井がいなくなって、こいつが言うように

再び急速に荒れたのか?

それは知らない。

調べる気も起きない。

 

しかし、この事故が起きなければ、この男は

定年まで校門を閉め続けていただろう。

 

 

ふう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の金八。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よく考えたら

『腐ったみかん』とか、

『このバカチン』なんていうのは

言葉の暴力だよな。

 

 

 

   

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コメント

彼は高塚高校へ転勤する前に
西脇工業高校の教師だったようで、卒業生の知人は
彼の人柄を評価していました

根っから悪い人間ばかりではないのでしょうが
殺人は殺人、おっしゃるとおり未必の故意であり
単純な弁護合戦の勝利でしょう

職を失い人生が変わったかも知れませんが
遅刻をした女性は人生が終わり、その家族は
恥ずかしい思いをしているはずです

読解力のない国語教師を知っていますが
教師にウソを教わったり、いわれのない制裁を
今も忘れられません

世の中、仕事のできない人が多いということも
認識しておかなければならないのでしょうね

投稿: FREUDE | 2013年7月 8日 (月) 09時29分

FREUDEさんありがとうございます。
返事が遅くなって申し訳ありません。
  
彼の人柄を『評価』する人もいるんですね。
おそらく、磊落を装った
小心な人物だったのでしょう。
   
有期刑なのは仕方ないのかも知れませんが
執行猶予がついたのは信じられません。
   
この高校の卒業生を知っていますが
ちっとも不良っぽいところはなく
頭の回転が速くて仕事の出来る人でしたよ。

投稿: natsu | 2013年7月17日 (水) 23時20分

natsu さんのエントリーに賛成です

この記事を Twitter ブログ に引用・転載したいです。

今は地震等ですぐにアップはできませんが、公開時には再度、ご連絡いたします。

投稿: 香里園おおさか | 2018年6月23日 (土) 10時31分

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