秘密警察都市、小野
生活保護の不正受給などの情報提供を市民に求める
条例を制定した兵庫県小野市は
23日、4月の施行からこれまでに市民から寄せられた
情報が5件だったことを明らかにした。
というニュース。
さらに
『3件は過度の飲酒に関する情報だったが、
うち2件は受給者ではなかった。』だそうだ。
もちろんこれからはじまるであろう
怒濤の罵声の前にきちんと言っておく。
公平を旨とするこの罵倒ブログでは
同条例もちゃんと読んでいる。
関係項目を引用します。
『第5条の3
市民及び地域社会の構成員は、
受給者に係る偽りその他不正な手段による受給に関する疑い
又は給付された金銭をパチンコ、競輪、競馬その他の遊技、
遊興、賭博等に費消してしまい、
その後の生活の維持、安定向上を図ることに支障が生じる状況を
常習的に引き起こしていると認めるときは、
速やかに
市にその情報を提供するものとする。』
当然『提供された情報』は重複しているに決まっているので
まったく無効であった2件をふくんで
人口5万のこのくそ田舎町の住民が通報した件数というのが
どのくらいの勢いであったのか、
ということを考えると、慄然とする。
こんな情報になんの意味があるのか?
『生活保護』を求める人には
周囲から見て健康にみえるけど精神が病んでいる人がいる。
生活保護で生計を怠けている人がいる。
あるいは若干以上に頭が弱いが故に
生活保護の金を巻き上げられている人がいる。
どちらも、きちんとした納税者からしたら腹が立つだろうが
別に近所の人間が監視して市役所に注進申し上げるような
ものではない。
ギャンブルやアルコールに依存する人は精神を病んでいる。
金を巻き上げられているのは、はっきりと被害者で
生活保護とは別の形で救うべきだ。
それを近所に監視させて、
『あの人おかしい。』だと。
シュタージだ。
旧東ドイツの秘密警察で東ドイツでは
国民の半分が密告者だったという。
つまり隣の人間が『密告者』だ。
そうすることが『村の誇り』だったのだ。
誰かの強制ではなく、
自発的に犯罪に加わる、というあたりに50年代の
匂いを感じる。
まるで、くそ小野市じゃないか。
そんな組織が未来永劫持つか馬鹿野郎。
事実、東ドイツは1990年に滅んだ。
必ず革命してやる。
全国の人にも言う。
監視される街になんか行くな。
観光の価値なんかない。
金を落とすだけで罪悪だ。
宿屋でエッチしても後々脅されるぞ。
小野市で唯一見るべきは浄土寺だが
そのためにあんな街に行くな。
くそ田舎者っ。
しかし、こんな分かり易い例じゃなく
田舎に行けばそれこそ夫婦生活まで詮索される。
無職の弟とかいれば、
その経歴は、志を果たせなかった苦難の歴史に決まっているが
本人の知らないうちに
その挫折物語は四海に轟く。
それが田舎だ。
文句は言わせない。
こんな『密告公認』みたいな条例が当たり前のように通り
それに準拠した『密告者』の実績を
こうやって田舎新聞が取り上げる。
田舎者っ。
では、『今日の一枚。』
小野市の浄土寺にある
国宝、阿弥陀三尊像。
小野市にあると思うと腹が立つ。
小野市の名所はここだけだといっていい。
実際たいした観光地はない。
(公平なつやすみ)
みんな、行くなよ。
北条鉄道なんかに情けをかけるんじゃなかった…
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コメント
小野市役所の内情について、
過去のエピソードを含めて、いくつか知っているのですが
ここには書くことができません
浄土寺に向かって自浄作用を期待します
投稿: FREUDE | 2013年8月25日 (日) 07時50分
FREUDEさん、ありがとうございます。
とにかくこんなことは許せません。
とんでもない田舎町です。
むー。
投稿: natsu | 2013年9月 9日 (月) 21時40分