ブラック会社でもいいんだが…、 もう俺は限界かもしれない
『ブラック企業』の取り締まりがはじまる、というニュース。
『ブラック企業』の説明がいるのかなあ?
無給の長時間残業とか、指導や指示が滅茶苦茶な上司とか
『そんなことならやめてやらあ。』といいたいけれど
この御時世なかなかやめられない。
我慢したあげく体と精神を壊して辞めちゃう、という
『離職率』が高い会社が今回、お上が定義する
『ブラック企業』なのだそうだ。
2ちゃんねるで
『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 』
というスレッドが立てられており、
これが話題になって映画にもなった。
『電車男』と似たようなものだと思えばいい。
『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』
の映画予告編。
ひどい編集。
で、
『労働環境改善』というなら、そんなことは
GHQの時代からやっているだろう。
この小さなニュースが
『えー?ブラック企業ってなによう』という
地方のばあさんにわからない言葉で全国に告知されているのは
自民党公認で先の参院選で当選した
このおっさんのせいである。
たかが居酒屋の親父
『365日24時間死ぬまで働け』
と社内にお達しして社員が自殺。
すると、
『ワタミは天地神妙(原文ママ)に誓って
ブラック企業ではありません』だそうである
この『明らかにして妙な』日本語を操る馬○に
なにを遠慮することがあるのか、と思うのだが
政府はこの『調査』で、世間の『和民=ブラック』という
イメージを払拭したいらしい。
なにしろ、世間的には『和民=ブラック』のイメージは強烈で
参院選挙の開票特番で
池上彰からこんなインタビューを受けちゃうのである。
池上彰が言うから正論だとは思わないが
元々が2ちゃんねるだった、ということを考えれば
ネット世論、を一番気にしているのは自民党だろう。
『日本中には、千・万のブラック企業がある』
という、ミキティのいいわけには恐れ入った。
こんな○鹿、
放置しておいたらたまらない。と
思ったからこその、今回の決定だ。
私自身、長い職業遍歴の中で
ひどい会社に当たったことはある。
なにしろ『ソープの改装計画の調査』に行かされたくらいだ。
だから『ブラック企業』があっても驚かない。
しかし、おそらく今回の『調査』にしても
『十分な審査の結果、和民はブラックじゃありませんでした』
という報告書が、忘れた頃に
ひっそりと提出されるのだろう。
こんな馬○を選んだのも『民意』である。
和民に行ったら
店員が気の毒でわがままが言えないな。
それが狙いか?
では、『今日のブラック企業』
モンティ・パイソン
『ビルから落ちる。』
賢しらな解説をする気さえ起きません。
イギリスってこえー。
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