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2013年10月31日 (木)

火星人来襲の日

10月30日(日本時間10月31日)は『宇宙戦争の日』 

(Wikipedia 宇宙戦争-ラジオ-)

     

 

 

 

 

 

 

 

            

1938年(昭和13年)のこの日、アメリカのラジオドラマで 

当時23歳だった、オーソン・ウェルズ 

『火星人襲来』をテーマにしたH・Gウェルズの小説

『宇宙戦争-The War of the Worlds-を翻案して、放送。 

全米をパニックに陥れた。

 

 

番組に、嘘の『臨時ニュース』を入れたり

何カ所からもの『架空の中継』を入れたり、

爆音とともに音声が途絶えたり、藤原鎌足。

 

いまならBPO的にまずかろうという演出だったらしいのだが 

とにかく、臨場感あふれる中継は、 

一部の聴取者をパニックに陥れた。

 

 

 

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当時の放送の

復刻レコード

 

 

 

 

 

 

 

この時の騒動の様子が、1ヶ月半後に

日本で紹介された文章。

(クリックで大きくなりますともさ)

 

 

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とにかく、 

 

火星から飛来した隕石、かと思いきや 

その上部がぱかりと開いて、 

中から『土蜘蛛のような火星人』がいくらでも降りてきた。 

 

警察や州兵の攻撃を跳ね返し、

火星人はニューヨークへ『進軍』する。

人びとは恐慌にいたり、イースト川に飛び込み 

タイムズ・スクエアは毒ガスに覆われ、 

ああっ、このスタジオにもガスがっ、文明よ、人類よさらば…

 

といって放送は途切れる。

 

 

 

 

 

実際にも、警察や、放送局であるCBSに無数の電話がかかり、 

ニューヨークでは市電が止まったこともあって、 

セントラルパークに数千人があふれたそうな。

 

 

 

 

 

 

 

旧字体なので非常に読みにくいですが、

これでも全体の半分くらいなんです。  

 

当時は生放送だったはずだし、 

当のCBSにもがんがん電話がかかってきたんだから 

オーソン・ウェルズが番組を中止しなかったのはおかしくて 

おそらくは、アメリカの新聞をそのまま翻訳したらしい  

この記事は、だいぶ割り引いて読まないといけない。

 

Wikipediaなんか『問い合わせの電話が殺到したのは確かだけど

パニックなんかなかった。』とまでいっている。

 

(一応、番組の最初と最後に『これはフィクションです。』という

アナウンスがあり、新聞のラジオ欄には『ドラマ』と書いてあったそうです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、

 

この話から、『メディアにだまされるなよ。』 

みたいな、あたりまえな教訓を引き出すわけないじゃん、 

この、ひねくれ日記が。

 

 

 

 

 

ネットや、ツイッター、フェイスブックといった道具は

あくまでも道具だ。

 

文章を書いているのは人間だ。

しかも、こんなことを書く

馬鹿だったりする。

 

 

 

うんこ

 

なんてことを書くと、しかしネットが使える環境があれば

瞬時に全地球に伝わってしまう。

火星人がスマホを持ってきたら

彼らにもわかってしまうのだ。

 

 

 

 

 

 

 

昨日、この日記をアラビア語で検索して下さった方…

ななな、なにかお気に障りましたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          
で、

 

影響力の広範さはともかくとして、繰り返すが

情報を流すのは人間だ。

 

基本的には口コミの時代と変わらない。

それは、米騒動、トイレットペーパーの買い占め、

豊川信金取り付け騒ぎといった昔から

原発の風評被害の現在に至るまで、基本的には変わらない。

そして、それが騒動になることも変わらない

              

                    

メニューを偽装したあのホテルも、船場吉兆のように

つぶれ、まではしないと思うが売り上げに影響は起きるだろう、

現に、社長の首が飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

      
ただし、これを意図的にやられると、どうしようもない。

          

つい最近『食べログ』の評価を

故意に操作する不正があった。

 

『食べログ』なんて、口コミの最たるものだから

その意味をわかっている人間が悪用したら悪質だ。

 

                                   
            
店で悪ふざけをして、それをツイッターに投稿する馬鹿どもは、

その影響力を知らなかったわけですね。
        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       

しかし、こんな『マスメディア論』みたいな話はどうでもいいや。

『口コミ時代』でも、大蔵大臣の不用意なひと言で取り付け騒ぎが

起きるのだ。

 

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『渡辺銀行が危ないらしいよ?』

 

 

 

という間抜けな答弁をした片岡蔵相。

日本生命創業メンバーの一人として財界で強い影響力を持ち

第一次若槻内閣で1926年から蔵相。

 

問題の発言は1927年。

アメリカの『暗黒の木曜日』は1929年だが

経済規模が遙かにちいさかった日本は

アメリカと同じく第一次大戦の戦勝国であったにもかかわらず

反動不況に苦しんでいた。

 

片岡の発言はその中でのひとつの間抜け、として

捕らえることも出来る。

           

しかし、いくら混乱していたとはいえ、

民間銀行の信用問題を大蔵大臣が帝国議会で発言したのは

軽率でしかない。

 

 

舞い上がってたんだろうな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーソン・ウェルズがこのドラマを流したのには

政治的な背景はないらしいが、

世界恐慌以降の、アメリカの不安な世相を反映したものだ、 

なんてしたり顔で解説する本がたくさんある。

 

しかし、実は、放送のあった1938年の時点では 

アメリカは大恐慌以前の経済水準を回復している。

 

その一方、ヨーロッパでの戦争の不安があり

アメリカ国内でも不安はあった。

それでも、『全国に1200万の失業者があっても年額30億ドルの

救済金ばらまきで路頭に迷う者はいなかった』そうである。

 

 

ほんとかよ…        

 

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石油ショックや渡辺銀行のように『貧乏』が原因で

パニックになることもあるけど、

このラジオは、そういう意味合いとは

だから違うような気がする。

 

 

 

 

 

 

 

結局は、単なる『ツール』である

メールやネットを悪用したらだめだよな、

ということじゃなかろうか。

もちろん、『信用』してもだめだ。 

 

『Wikipediaには、ときどきとんでもない嘘が書いてある。』

というのは有名だが…。

 

 

 

 

 

 

放送法で厳重に保護されていたテレビやラジオだって

ニコ生やユーストなんかのネットテレビの登場で、

少なくとも『独占』は失われた。

 

いまだそれが主流にならないのは

ネットテレビのコンテンツが、

あまりに左右に偏っているのと

内容がくだらなくて支持が得られない、

というだけにすぎない。

 

 

 

しかし、いずれ地方のテレビ局などは 

淘汰されるんじゃないか?

 

才能がある奴がこの分野に出てきたら

ひとたまりもなかろう。

 

 

 

 

うーむ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚と、一本。』

 

 

 

 

 

 

 

この『事件』を記念して、

『初上陸の地』プリンストンに建てられた 

『火星人襲来の碑』

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全然『観光地』っぽくないね。

 

 

 

 

 

 

 

 

当時の『放送』の録音。

 

 

割と間延びした放送だな。 

これでパニックが起きるもんかな…

 

 

 

                

 

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