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2013年10月26日 (土)

偽装ホテルの開き直り

『最近相次いで発覚した、有名ホテルによる「メニュー偽装」。

本日は解説に「ホテルに詳しい評論家」のお二人を

お招きして、お話しを伺いたいと思います。』 

 

『どうも、リッツカールトン山田です。』

 

『ペニンシュラ渡辺です。』

 

『橋下さんと石原さんの密会以来のご登場ですね。』

 

『今回は君んとこのホテルが大変な事になってるそうやないか。』

 

『いや、ちゃうがなちゃうがな。

ほんのちょっと「ブラックタイガー」を「クルマエビ」、

「よそから買ったパン」を「自家製」って誤表示しただけや。』

 

『誤表示、ってのは通らないでしょう?』

(神戸新聞の記事へのリンク)

 

『だますつもりなんかおまへん。

その証拠に親会社の阪急阪神ホテルの社長も、

こんなふてくされた会見をしてますがな。』 

 

      

    

 

                
           
      

『これは…あの、有名な「頭が真っ白になって」会見?』

 

『いや、サッカーの解説者でうるさい人じゃないの?』

 

 

 

 

 

『カメラのフレームの外に小林一三の霊がいて、

「…ほら、頭が真っ白に」って言ってたらしいですね。』

 

『ちゃいますっ。我々は責任を感じているから

我がリッツカールトンでも、返金に応じ、

阪急阪神ホテルでは、過去7年に遡って

お金を返すように対応を始めてます。』

 
          

           
         

『過去7年?』

 

『おかげで払い戻しが大変ですっ。』

 

『どうやって確認するんです?』

 

『基本的には、レシートを持ってきていただくか

当時の来店記録と照合して…』

 

『7年前のレシートを持ってくるお客さんなんかいないでしょう。』

 

『だから、いま阪急阪神ホテルに行って、

「おうっ、7年前にここでフレッシュジュース、ちゅうのを

飲まされたけど、あれはお前、コンビニジュースやったぞ。」

っていえば、きちんと払い戻しをいさせていただきます。』

 

『それじゃ大損だ。』

 

『でもまさか文句を言うわけにもいきませんから…』

 

『…まあ、ね。』

 

『ちゃんと、「フレッシュジュースとコンビニジュースの差額 

500円を支払わせていただきます。」って言いますよ。』

 

『確かに、金利がなければ、レストランの飲み食いの差額なんて

たかが知れてはいるかな。』

 

『でも「過去7年」ってことになると、

そういった詐欺まがいのお客さんとか

偉そうにする人が増えちゃって…』

 

『…偉そう?』

 

『普通の支払いの時に、会計の半分だけ床に叩きつけて

「土下座して拾え。半返しだっ」

ってやるお客さんがいたりとか…』

 

『……』

 

『……』

 

『こういう事書くとまねする人いませんかね…』

 

『いや、読者層が完璧に重ならないから 

大丈夫だと思うけど。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『そこにいきますと、弊社、ペニンシュラ渡辺では

偽装表示を一切致してはおりません。』

 

『…おお』

 

『私、ペニンシュラ渡辺の存在を忘れきってたでしょう。』

 

『偽装表示をやめる、ってたって、阪急阪急ホテルでも

「鮮魚」は「本日の魚」、

「フレッシュオレンジジュース」は「オレンジジュース」、

「レッドキャビア添え」は忠実に「トビコ添え」って

「正直表示」を心がけるそうですよっ。』

(朝日新聞の記事へのリンク)

 

 

『馬鹿野郎っ。』

 

『ひっ。』

 

『うちのホテルの正直さは、

そんなもんじゃありませんっ。』

 

『…そうなんですか?』

 

『例えば「本日の魚」といっても水あげしたのは

今朝じゃないかも知れない。』

 

『遠海ものならそうでしょうけど、

あくまでも「本日のおすすめ」って意味じゃあ…』

 

『それなら細かく書くのをやめちまえって、産地をぼかして

「鮮魚と六甲山の自家製菜園の新鮮野菜の天ぷら」を

「海の幸と野菜の天ぷら」ってのも

表現が撤退しすぎでしょう。』

 

『たしかにフランス料理なんて、名前がやたらと長いと

びびるところはあるよな。』

 

『そこでうちのホテルでは、すべて「正直表示」。』

 

『…だからどうやって?』

 

『「っぽいもの」表記ですっ。』

 

『はい?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『せっかくだから召し上がっていただきましょう。』

 

『はあ…』

 

『本日の前菜、 

「シーフードカクテル、キャビアっぽいもの添え」です。』

 

『つまり、キャビアではない、と。』

 

『はい、「畑のキャビア」、とんぶりです。』

 

『うおう、クルマエビの生臭さととんぶりの青臭さがなんとも。』

 

『あ、それクルマエビじゃないですよ。』

 

『え?』

 

『川海老、だと思うんですよね…』

 

『…思う、って適当すぎるし、そもそもシーフードですら

ないじゃないですか。』

 

『では、メインディッシュ。』

 

『早いな。』

 

『但馬牛のビーフステーキ、アメリケーヌソース

六甲山牧場のバターを添えて、っぽいものです。』

 

『その料理名、すごく適当でしょう。』

 

『このアメリケーヌソースっぽいものに使われているのは

オマールエビ、ではなくてザリガニ。』

 

『そっちの方がソース取るのが大変じゃないですかね…』

 

『「六甲山牧場のバター」、は阪急六甲駅前の 

100円ローソンのバター。』

 

『六甲、意味ねーじゃん。』

 

『「但馬牛」はその辺の牛。』

 

『なんだよ、「その辺の牛」ってのはよ。』

 

『福島県の避難区域の中の野生牛。』

 

『……』

 

『……』

 

『メニューの偽装表示とは違うレベルの話になってきたな。』

 

『しかし、いまあそこに行けばビフテキが食べ…』

 

『やめいっ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の「偽装」。』

 

 

 

 

 

 

 

 

ごまかすんなら、

このくらいやってくれたら気持ちいいのに。

000000000000000000000000000000000_3              

 

サザエをハマグリに

ごまかすことに

メリットはないよな
     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どっちに謝ってんの?

 

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アングルのマジック。

 

 

 

 

 

 

 

 

           

 

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