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2013年10月 9日 (水)

窓がない。

例えば、いま中国が無人機を飛ばして日本に挑戦している。

容赦なく撃墜すればいいと思うのだが、

不思議と日本はそういうことはしない。

(読売 「日本窺う 中国無人機…尖閣沖 先月初の飛来」)

 

 

 

 

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なにを生意気に。

U-2のように

たたき落としてやる

   

      






それはそれとして、飛行機に関しては 

『無人戦闘機の時代』がくるとは

思っていたが、予想以上に速いペースで来ましたね。       

 

もちろん無人機だから窓がない。

スクランブルをかけた空自の戦闘機も

これには驚いたらしい。

 

まさか中国が既に無人機を実戦配備しているとは、と。

…大丈夫かなあ…




















ところが、いまや、あらゆる乗り物に

『窓がない』 時代がやってくる。
















たとえば


いま話題のリニア新幹線。
 
500km/hは出せるというこの車両の運転席には窓がない。
 

2013y10m09d_135533316     




2027年に開通予定の

リニア中央新幹線。

 

    
 
      
       
        






中央にある模様の部分は、
単に模様。

 

 

 

      
     

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モニターのようにみえるが

実際ただのモニター。
       





なんでこんなことになっているかというと、

時速500km/hの車両を運転士に操作させたら、逆に危険だ。

という判断があったらしい。





もっとも、東海道新幹線が出来た時も

『時速200km/hを運転士の根性に任せるのは無理だろう。』

ということで、窓が無くされかかった。



入線や停車の際に必要だ、として

実際には無くされなかったが、

ATSにATC。運転士を信用しないことにかけては

東海道新幹線、というのは徹底的に

『人間不信』な機会であり機械だった。















さて、



宇宙飛行船には窓がある。

世界初の宇宙飛行士、ガガーリンが

『地球は青かった』っていってんだから当たり前だろう。


と思うだろうが、アメリカ最初の有人宇宙飛行船

マーキュリー宇宙船の原設計には窓がなかった。


アメリカとしては『国威発揚』のために 

アメリカ人が宇宙にいければいいのであり 

宇宙船に窓なんか作ったらそこから壊れてしまう。










1950年代、イギリス製の最新ジェット機

デハビラント・コメットが次々と空中分解した。

         

原因は、高空を飛ぶ機体の与圧と

外気圧の差による繰り返しの圧力が機体にかかり、

窓の隅角部に集中したこと。

 

それによる金属疲労で空中分解した。








コメットは1964年に製造中止となり、

旅客機市場はアメリカメーカーが独占することになるのだが

その利益よりも、NASA(計画当初はNACA)は

宇宙船が破壊されることを恐れた。 

だから、窓なんて無くしてしまおう、と。

 

実際、この時代の宇宙飛行士は

『操縦』なんて出来なかったのである。

 

 





もちろん宇宙飛行士は怒った。




『マーキュリー7』と呼ばれるこの当時の宇宙飛行士は

黎明期のアメリカの宇宙開発の最先端だった。

誇り高い人達であったが、それ故に

自分達が、『窓のない宇宙船』に乗せられるかも知れない、 

と聞くと猛反発した。



『俺たちはライカ犬か?』と。














冒頭の話もそうだが飛行機の場合でいえば、

搭乗員がいなければ、無茶苦茶な運動が出来る。


いまや、人間の能力を超えて飛行機がすっ飛べる時代である。

逆にいえば、飛行機の機動力に

人間が耐えられないのだ。












さらに、


ステルス性だなんだといって、

飛行機が高い防御力を備えるのは

人間が乗っているからでもある。


『カミカゼ・アタック』にアメリカが驚いたのは

その能力もさることながら、

『自爆攻撃』という概念が、彼らになかったからでもある。

 

無人化してしまえば、兵器の損失なんか知れている。

『窓がなければ』、機体も効率的に強化できる。

 

 

だから、これからも『窓がない』乗り物は

増えていくだろう。兵器に限らないけど。

 

 

























そういう意味で『無人化』に向かっている 

もうひとつの兵器が戦車だ。

 

戦車のコックピットというのは

こんな絵しか手に入りませんでした。





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74式戦車










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そして、その操縦席。







って紹介してあるんだけどどうなんだろう。

 

74式は、マスコミに公開されて  

操縦席もオープンになっているとはいえ。

いくら何でもモニターとか古すぎないか?

と思うのだが、40年前はこんなもんだったのだろうか。



上部にある明るい窓は、文字通り窓。










主砲の105mm砲が軽く3,4kmの射程を持つ事を思うと

窓に意味はないと思うのだが、

日本の場合戦車は『大特車』といって

ナンバーをとらないといけないので

道交法上、窓がいる。



ところがいまや戦車の車長も砲手も外なんか見やしない。

戦車群自体が統一的に運用されるように 

システム化されてしまっているので 

遠距離砲戦であれば乗員さえも要らない。



もちろん、目の前にふとん地雷とか持って飛び込んでくる奴は

ピストルで撃ち殺さないといけないが、

『乗員を守ること』を諦めたら 

無人化の地平は、遙かに広い。










それがいいことなのかどうか知らないけどさ。




































では、『今日の一枚。』



















2013年富士総合火力演習。

 

 

 

 

かーっこいい。















大戦末期、血迷った日本陸軍は

『100t戦車』というのを作る。

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アメ公が上陸してきたらこれで叩きのめしてくれる、と。

勇ましかったが、1両しか作れず

神奈川の三菱重工の工場から出たところで

あまりの重さに路面にのめり込んで動けなくなった。



頼むぜ、もう…。        

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

 

 

せっかくだから、10月9日に公開された 

陸上自衛隊の新兵器、 機動戦闘車の映像もどうぞ。

 

    

 

 

かーっこいい。      

 

 

 

 

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