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2013年11月19日 (火)

マクドの宅配

マクドが関西でも『宅配サービス』を始める、

というニュース。

(朝日の記事へのリンク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『マクドの宅配ねえ…』

 

『首都圏では既に行われてるらしいです。』

 

『100円バーガー1個でもいいのか?』

 

『えーと、「1500円以上の注文で、

配達料が別途300円」、だそうです。』

 

『誰が買うんだろうね…』

 

『「外出しづらいお年寄りや子育て中の主婦のほか、

多忙でオフィスを離れにくい働き手に」だそうです』

 

『年寄りが1500円もハンバーガー食うか?』

 

『子供がたくさん友達連れてきた時とか、

残業している部下に課長が差し入れたり…』

 

『帰り道で

「差し入れマクドかよ」「課長ケチっすねー」

っていわれるんじゃないか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『でも、ケンタでもモスでも、宅配をやってる

んですよ?』

 

『え?そうなの。』

 

『あんたみたいに、出前っていうと

寿司とそばとピザだけだと思ってるのは

もう時代遅れですっ』

(出前館へのリンク)

 

『すごいラインナップだ…』

 

『弁当、中華、パスタ、パエリア、カレー、

天丼、とんかつ…』

 

『…でもなあ…』

 

『それだけ日常のものになったって事でしょう』

 

『なんか「出前を取る」ってのは、盆とか正月とか

親戚が集まって「もう寿司でも取ろうか」って

いう時とか…』

 

『おばあちゃんちのにおいがしますね。』

 

『あるいは「子供には味なんかわかんないわよね」

っていうことで、

ホームパティーのケータリングサービス、とか。

そんな非日常の感じ」があるんだよなあ…』         

 

『ピザなんかも、ひとりでは頼まないですよねえ』

 

『うーん…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『その辺の感覚を変えるために こうやって、

ファーストフードが宅配サービスを始めたんじゃ

ないですか?』

 

『しかし…』

 

『なんです?』

 

『ハンバーガーでもカレーでもどんぶり屋でも

店頭販売ってそんなに商売が苦しいのかなあ』

 

『若造が減ってるから、

市場は頭打ちなんでしょうけど』

            

『まあ、確かにマクドもケンタも

この年になると行かないけどさ』

 

『だから、そうやって、底辺を拡げる?…』

 

『しかし、こういうのがマクドとかの新しい形、

なのかねえ。』

 

『まあ、そんなことは我々が心配することじゃ

ないですけど、牛丼屋だってなんだって

24時間、客がいるでしょう。』

 

『うん…』

 

『マクドもモスも、「家まで届けて貰う」って

いうことで「ハレの食材」ということで

「お・も・て・な・し」の場に

上がりたいんじゃないでしょうか。』

 

『大月見バーガー、単品480円っていうのは

ちょっとした単品料理だな。』

(マクドのメニュー・価格一覧)

(時期、店舗によって違いがあります。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『いまでも、そばの出前をやっている店はあります。

そもそも、カブの荷台に汁物のどんぶりを載せる

「出前機」の発明をしたのは日本人ですよっ。』

 

 

00000000000000000000000000000000000            

 

出前機

 

 

 

 

『ああ、こういうの積んだバイク、

いまでもあるわ…』

 

『そばだのうどんだのラーメンだの、ってのは

庶民の食いもんですよね。』

 

『それだけ「出前」の需要があったっていう

ことなんだな。』

 

『この機械は1964年の東京オリンピックの

聖火リレーにも用いられました』

 

 

000000000000000000000000000000000_2                 

予備のトーチを運んだ

岡持出前機

 

 

『日本の象徴、って事だったのかなあ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『しかし、ハンバーガーだってホットドッグだって

もともとはスタンドやドライブスルーで売ってた

もんでしょう…』

 

 

00000000000000000000000000000000000                 

マクドナルド1号店はドライブスルーだった

アメリカらしいですな  

 

 

 

『寿司もそばも、最初は屋台で売るものだった

らしいからなあ…』

 

『ええ……』

 

『ファーストフードのデリバリーは

どこに行くんだろうねえ…』

 

『だから、「デリバリー・スナック」は

『原点に戻るべきだと思うんです。』

 

『原点?…』

 

『つまり宅配じゃなく、ホットドックの屋台や

二八そばの屋台の時代に戻れ、と…』

 

『屋台で夜泣きハンバーガーでもやるつもりか?』

 

『「おもてなしバーガー」っていう幟を立てて

「はぁーんばぁーがー、あつあつっ」っていう

テープを流して。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『受けないと思うな。』

 

『そうかなあ…』

 

『……』

 

『……』

 

『そこでな?』

 

『ろくでもないことですか?』

 

『大体ハンバーガーといえばアメリカ起源の

ものだろう。』

 

『…まあ、ね…』

 

『アメリカンな大型バイクにドナルドを乗せて

屋台を曳かせる。』

 

000000000000000000000000000000000_4オランダのビルダーが作った

カスタムメイドの

チョッパー・ハーレー

1700cc(103ci)。でけえ

 

 

『どろどろどろどろどろ、って?』

 

『国道なんかではばりばりばりばりって走って』

 

『走るんすか?』

 

『「はぁーんばぁーがー…」っていう声に 

ドップラー効果がかかるくらい…』

 

『ルート66を?』

 

『日本には、国道66号線ってないらしいよ』

 

『じゃあ、兵庫県道66号線。』

 

『淡路島だよ?』

 

『じゃあ、何号線でもいいけど、

そのドップラーなスピードで走るバイクを

客はどうやって呼び止めるんです?』

 

『そりゃもちろんサムアップした手を挙げて…』

 

『そのドップラーなバイクに屋台ひかせるんですか?』

 

『…だめかな…』

 

『違法でしょ?』

 

『じゃあ、もっとアメリカンな感じのサイドカーを

ひかせる』

         

 000000000000000000000000000000000_3

サイドカー

 

 

 

『それで?』

 

『「ハンバーガーとコーラ」っていわれたら、

サイドカーの蓋をぱかりと開ける。』

 

『蓋?…』

 

『サイドカーの半分が保温庫、半分が保冷庫に

なっていて保温庫からハンバーガーを出す』

 

『レタスやトマトがしなしなになりませんかね』

 

『コーラは保冷庫から出す』

 

『気が抜けるでしょう』

 

『ホットコーヒーはエンジンのラジエーターから

取る』

 

『バイクは空冷だからラジエーターはありませんね』

 

『文句ばっかりつけるなっ』

 

『ひっ』

 

『アイディア自体はおもしろいと思うんだよなあ…』

 

『まねする人がいたらアイディア料欲しいですね…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚』

 

 

 

 

 

 

おまえら            

000000000000000000000000000000000_2       

 

 

 

 

 

 

 

お・も・て・な・し

 

 

 

 

 

                    

 

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