ブレーキが効かない
東横線で電車のブレーキが効かなっくなって、
前方で停止していた車両に追突、19人がけが
というニュース。
アンストッパブルみたい。
今回の事故で、死者は出ていないそうで、
そこはなにより。
原因の調査はこれからだろうが、
読売の記事によれば『雪のせいだろう』と。
しかし運転士は怖かっただろうな。
だって、目の前に列車が迫って来るんだぜ?
最後まで運転席にいたんだろうか?
いくらなんでも逃げてるよなあ。
会社の調査に答えてるし…
ブレーキが効かない事故、というのは
結構たくさんあって、
1971年には近鉄の青山トンネルで
死者25名、負傷者227人という大事故が起きた
(Wikipedia 近鉄大阪線事故)
ブレーキが効かない状態で、
33/1000という急勾配の下り坂にかかり、
制御が効かなくなって、
トンネルを出たところで脱線、
そこに対向車両が入ってきた。
あいにくと単線区間だったため正面衝突。
この事故では運転士も車掌も死んでしまって
いるので、なんで『ブレーキのせい』とわかる
のかというと、事故車両を調べたら、
ブレーキに圧縮空気を送る弁が
閉じられていたらしいのだ。
つい最近、
1992年にも関東鉄道でブレーキの効かない
4両編成の満員電車が終点の取手駅に進入、
10/1000という下り勾配だったこともあって
車止めを破壊して駅ビルの壁に激突。
運転士は
『ブレーキが効きません。
後部車両に移ってください』と
アナウンスすると窓から脱出。
移れ、ったって満員だもん。
1人が死亡、251人の負傷者が出た。
これもブレーキに空気を送るシステムが
作動しないように不適切な操作がされていた。
(Wikipedia 関東鉄道常総線列車衝突事故)
しかし、今回の事故にしたって
なんぼ大雪でも、
ブレーキも、非常ブレーキも、ATCも
正常に作動していたのに
たった30km/hの電車が止まらない、って
だめなんじゃないか?
ほんとに雪だけか?
そして、
『つい最近』って書いたけど1992年って
羽生選手も生まれてないんだよな…
はあ…
では、『今日の新幹線大爆破』
1975年の映画、新幹線大爆破。
『時速80km/h以下に減速すると爆破する
爆弾をつけた。500万ドル用意しろ
(1ドル300円の時代)』
という脅迫電話から始まるストーリー。
『止まらない』のも困るが、
『止められない』ってのも厄介だよな。
(クリックしてくださいな)
| 固定リンク
« あしだママがこわい | トップページ | 寄生虫の日 »
「ぼくは鉄じゃない」カテゴリの記事
- 入『学』券(2018.01.08)
- ハーバーランドと神戸駅(2014.12.21)
- 東京駅裏物語 (2014.12.20)
- スト権ストの日(2014.11.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント