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2014年3月の投稿

2014年3月31日 (月)

消しゴム鉛筆の日

3月30日は『消しゴム付鉛筆』が発明された日。 

(Wikipedia Hymen Lipman)

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懐かしい










こんなもんにも、『記念日』があるんだねえ。








1858年のこの日、ハイマン リップマンなる人物が 

『鉛筆と消しゴムを合体させた文房具』の特許を取った。


発明のきっかけには諸説あるのだが、そのひとつが、こう。

リップマン先生は画家で

スケッチの時にしょっちゅう消しゴムをなくして困っていた。

だから『消しゴムと一体になった鉛筆』を作った。


別の説では、消しゴムをなくしていた間抜けな画家は 

リップマン先生ではなく、友人だった、とも。







たくさん置いとけ。










引用したWikipediaの年譜を信じれば

この人は若くして、フィラデルフィアの老舗の文房具屋を立て直し

26歳にして『全米初の封筒会社を作った。』とある。


『封筒会社』って、それ儲かるのか?と

思ってしまうんだが、儲かったらしい


嫁さんの実家も金持ちだったらしい。

『消しゴムをなくしてイライラしていた画家』は

だから、おそらく友人だろう。












だって、リップマン先生の鉛筆は、今日的にみると 

なんとも変な形をしているのだ。


   

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これは、1858年当時にリップマン先生が

特許に申請した『消しゴム付鉛筆』そのものである。



今日、われわれがイメージする

『鉛筆の軸の後ろに消しゴムがついて

金具でとまっている』、というのとは

だいぶが違う。



図面左側3/4は通常の鉛筆。なのだが、右側1/4が

消しゴムになっている。


いや、『なっている』というか埋め込まれているんですね。










普通、鉛筆というのは黒鉛と粘土で練った芯を

丸く伸ばして焼成し、油につけて熟成して

すでに半円形の溝を切ってある木の原版に据える。


その上から、やはり同じように溝を切った原版を当てて

ぎゅう、と押しつければ出来上がる。



原版は数十本の鉛筆が取れるだけの大きさがあるらしいが

芯さえ入ってしまえば、切り分けるのはどうにでもなる。


六角形にするのは大変らしいが。




ところがリップマン先生の『鉛筆』だと、芯と消しゴムの2種類の

溝を作らねばならない。

そして、鉛筆の芯と消しゴムを別々に入れないといけない。

そういった意味で、恐ろしく生産性が悪かった。



そのうえ、この『消しゴム』をどうやって使うのか、というと

鉛筆のほうは普通に削るとして

消しゴムのほうも木を削らないと中身が出ない。


上掲の図のように、両端から削るという

『貧乏削り』をしないといけなかったのだ。


その上、中身の消しゴムを固定するために

木の原版と消しゴムが膠でがちがちに固められていた。

しかも19世紀の消しゴムだ。ぼろぼろである。


これをむいて使え、と。












超めんどくさい。














リップマン先生は、なにしろ

『the first envelope company in the U.S.』

作った人で、商才はあったんだろうが、なにしろ金持ちだ。

こういう こまこました生産性とかは気にしていなかったらしい。


ただ、『商才』があるだけに撤退の決断も素早くて 

のちに述べるファーバー社との特許侵害の訴訟が起ると 

彼は1862年に 特許申請の権利

ジョセフ・レッケンドーファーなる人物に 

10万ドルで売り飛ばしている。


1867年にアメリカがアラスカをロシアから720万ドルで買った

ことを思うと、19世紀半ばの『10万ドル』という

この金額の非常識さが思い知れるだろう。










レッケンドーファーという人については

Wikipediaさんも黙っているし

まあ、熱心に調べるほどの人物でもないような気がするのだが

この人が10万ドルの大枚をはたいて買った

リップマン先生の特許で大儲けしたか、というと

これがざまあみろに、とんでもないのである。











ファーバー社、というのは『Faber-Castell』社という名前で、

現在も続いており、製図をする、絵を描く人はみんな知っている。

文房具や画材のトップメーカーである。



この会社が、リップマン先生の特許が認められる寸前に、

今日的な、いわゆる鉛筆の軸のお尻に

消しゴムがあって金具で留まっている

という『ニュー・消しゴム付鉛筆』

特許を出願した。















まあ、ずるいっちゃあずるい、かな?











当然、レッケンドーファー・リップマンの陣営は訴訟に訴える。 

『鉛筆に消しゴムをつけたのは俺たちだ』



うん、まあそうかもしんないけど

なんだか頭の悪い喧嘩だ。

連邦最高裁まで争うようなことかなあ。










注目の判決は。

『鉛筆と消しゴムをくっつけた?

だからなに?』

という痛快なもの。





組み合わせはともかく、鉛筆も消しゴムも

それぞれに昔からあるわけだから  

発明に『新規性(自明性)』がない。


特にリップマン先生の『作品』は、非常に使いにくく

その使いにくさは法廷でも不評だったらしい。










かような次第で、リップマン、ファーバーの特許は解放され

今や世界中のメーカーが 

『消しゴム付鉛筆』を作っているのである。





『発明の自明性』ということに関して、この裁判は

特許界(なんて狭い世界だろう)では、

非常に有名なのだそうだ。








ただ、まあ









『鉛筆に消しゴムをつけた』っていうことは 

もうちょっと評価してあげてもいいのにな























『ということでだな。』


『…却下です…』


『爪切りつきホッチキス。』


『危えよ。』


『リップマンの発明は、鉛筆と、消しゴム。

いわば入口と出口なわけだから』


『…だから?…』


『○○○と○○○。』


『やめろっ。』


























では、『今日の2枚。』

















貧乏削り

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うん、確かにやったよ

貧乏だもん…


















その極限。

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ここまで来ると『芸術』だよね。







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2014年3月29日 (土)

『名張毒ぶどう酒事件』の日

3月28日は、『名張毒ぶどう酒事件』の日。 

(Wikipedia 名張毒ぶどう酒事件)











三重県名張市の山中、まあはっきりいって僻地の葛尾地区で

昭和36年のこの日、農村改良を目指す集会が開かれた。


昭和30年代には、こういう薄気味の悪い会があったのだ。 

(と、思ったらいまもある。『山村女性を支援する会』だって。)






会の趣旨はともかく、集会後には酒食が出る。 

山中では貴重な愉しみで男性12人、女性20人が参加した。

男性には清酒、女性には白ワインが供された。

白ワインは、王冠で栓をされていた。











ところが、このワインに劇物の農薬が混入されており、 

15人が倒れ、5人が死亡。



逮捕されたのが、当時35歳の奥西勝。



この人は、逮捕後一度犯行を認めたらしいのだが 

公判では一貫して否認。


一審では無罪となるが高裁、最高裁では死刑。

その後の再審請求も棄却され続けるが、2010年に再審決定。

『足利事件の再来か?』と世間を騒がせるが

2012年に名古屋高裁は再審を棄却。


2013年に最高裁もこれを支持したことから 

奥西さんは再び『死刑囚』となった。




年齢を考えると刑が執行されることは、ほぼあり得ないとは思う。

そうはいっても、死ぬまで死刑囚を飼うことには反対だ。

以前も書いた。


でも、執行されないだろうな。
























今日的な視点でみれば

いろいろと不思議な事件ではある。


『第2の帝銀事件か?』と、大いに世間を騒がせた。

大量殺人致傷事件だったのは間違いない。



しかし、大金を奪う、とかではなく

ただの、『痴話げんか』だったのである。

というのが今のところの結論。

奥西死刑囚が、浮気相手と嫁を一気に殺そうとした、と



そして、集会そのものの趣旨もどうかと思うが

男は清酒、女はワイン。ってなぜ分ける?

被告人の奥西は、『酒好きの嫁も浮気相手も飲むだろう』と思い

農薬をワインに混入した、とされている。

『女はワイン』ということが知られていたから女性を狙った、と。


実際彼女たちも飲んで死ぬのだが、

死ななかった可能性だってある。

重篤な後遺症を抱えて二人とも生き残る、という

可能性もある。

そして、当り前だがほかにも被害者がいる。


彼が狙った『嫁と愛人』は仕留めたが

そのほかに3人の死者と、10数人の重軽傷者を生んだ。

判決の構図が事実なら、

リターンとリスクのバランスを考えると、

恐ろしく不当で許しがたく、頭の悪い犯罪である。



さらに、そのワインの栓が王冠だったという。 

被告である奥西死刑囚は、これを歯でこじ開けた、として

王冠に残った歯型が本人のものであるか、ということで

およそヤギが飼えるくらいの

無駄な鑑定記録 そのほかが出されている。


用いられた毒物は市販の農薬に由来したものなのか?

という点と共に、この裁判の争点となった。





そこ?






昭和30年代のワインはコルク栓ではなく、

ソムリエ、あるいはソムリエーヌが抜栓したコルクが

銀盆の上に置かれ、

『おおう、神よ』

とか、やることはなかったわけである。



っていうか栓抜き持ってこいよ。

それで王冠は持って帰れよ。




したがって、多数の人物でごった返す集会の準備中に

女ならまだしも、中年のおっさんが毒物を混入できたのか?

というのが大きな疑問で、裁判でもそこが争点になった。


















ただし、この人が疑われたのにも理由がある。
 

戸数にして、たった18戸の集落で不倫をしていたのだ。




嫁も子もいるのに未亡人をたらしこんでいた。

もちろん目立つ。




しかも、くそ田舎だ。 

そして昭和30年代だ。





奥西は疑われるべくして疑われた。

彼の逮捕は、『この集落』にとっては

『予定調和』の結論だった。






ここが恐ろしいんですよ。

強面だったとか、『地域の正業』である農業に就かず

石切り場で働いている、とか

もともと浮いている面はあったらしい。

(兼業で農家もやっていたそうだ。)








そんな目立つ奴が浮気すんなよ








とは思うが、それよりも恐ろしいのは

『地域の目力』である。



彼が逮捕されると集落は、『ほらやっぱり』

むしろ残された子供たちを助ける動きに出るが、

彼が否認に転じたと知ると、

『おらたちの村に真犯人がいるだか?』

と家族を村から追い出す。


いまでも『彼』の話題は、この、うんこくそ田舎の

限界集落ではタブーだそうである。






朝日新聞 三重2010年04月07日

■差し戻し、住民「複雑」 半世紀「早くけじめを」

名張毒ブドウ酒事件で、奥西勝死刑囚(84)の再審の判断が、

最高裁から名古屋高裁に差し戻された。半世紀にわたり、

事件にほんろうされてきた小さな集落の住民には、

事件が決着しないことへのいらだちと困惑が広がった。


急な坂に沿って約20戸が立ち並ぶ奈良県境の名張市葛尾地区。

事件のあった公民館は、

今は取り壊されてゲートボール場になったが、

そこから南西へ約50メートルのところに、

死亡した5人を供養するために住民が建てた

3メートルほどの供養塔がある。


事件があった会合に出席し、26歳の姉を亡くした70代の男性は

「お互い信頼していた中で事件が起きただけに、

えらいショックだった。みんな親類みたいなもんやんか」と振り返る。


姉の子ども2人は現在、家庭を持つ。男性は

「50年もたてば、事件ばかり考えて生きるわけにはいかない」

と語るが、裁判の行方は気になっていた。

「やっていないって言うなら、やっていない証拠がほしい」


70代の女性は事件当時、公民館にいた。

「みんなが急に吐いたり、

部屋を出入りして本当に怖かった」と話す。

女性は「何やろ、何やろ」と思い、

奥西死刑囚の様子は見ていなかったが、

奥西死刑囚が犯人だと信じてきた。

その思いと裏腹に出てきた再審の可能性に、

「複雑ですね」と言葉少なだった。


葛尾地区の区長を務める福岡芳成さん(61)は

当時小学生だった。

母親が毒ブドウ酒を飲み、1カ月以上入院した。

「50年もたって再審がどうこうと言っとる。 

振り回されるのはもうたくさん」と話した。


事件の2年後に結婚して集落にきた60代の女性は

「(奥西死刑囚が)無罪になったら、

他の村人に犯人がいることになる。

そんなん、恐ろしくて考えられん」。























最後の、おばさんのセリフが『ムラの本音』なんだろうな。




















ちなみに、3月28日は、4人の強盗殺人放火事件

『袴田事件』の犯人とされる袴田死刑囚の再審が決定され

彼が出獄を許された日、でもある。







『被害者』がいるのだから、

『加害者』は間違いなく存在するのだが

『犯罪者』を作っているのは、近隣住民のあなたかもしれない。










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樹木希林は『死刑囚の母親役』が似合うなあ。

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2014年3月25日 (火)

マックでは、二野宮では、駄目だったか…

注目の大阪市長選が投開票。 

結果は、以下の通り。

(朝日の記事へのリンク)



     

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クリックで大きくなります




















どうしたマック、橋下さんはともかく 

藤島とやらにも負けてるじゃないか。 



安定して2万票なのは、

頼もしいけどな。



『期待の新人』二野宮君が1万票以上を獲っていて、

田舎町だったら市長になれちゃうくらいの得票なのが素晴らしい。


残念だマック。

『泡沫票』を二野宮と分け合ったか。





合わせても3万票だけど。












しかし、この選挙での有権者数が214万人。

投票率は前回の60%を大きく下回る、23.6%。

ということは、投票数は50.6万人。


ところがこのうちの13%以上の6.7万票が無効票で、

これは過去最高。 

うち、白票が4.5万票。


橋下さんの得票は37.7万と前回の半分になったが、

有効投票に対する『占有率』は87%を超えているので、

圧勝といえば圧勝だ。






くそっ。 

4.5万の『白票』の大半はレモン汁で 

『マック赤坂』と書いてあったはずで、 

あぶりだせば、マック先生の得票は

6万票を超えたのに。




うん、まあそれでも負けだし

指定の筆記用具以外では、やっぱり無効なんだけどさ。













これほど盛り上がらない選挙も、最近では

少なくとも大都市ではなかったんじゃないか?


270万都市のトップが、人口の1/7の37万人の 

『しょーがねーな』という『冷たい信任』で選ばれたのだ。






任期途中での選挙なので、

橋下さんの任期は来年12月まで。


その時成長したマックが、二野宮が
 

再び君の前に立ちはだかるだろう。



待ってろよ。







いや、待ってないか…


二野宮、供託金用意できるか怪しいし…

(もちろん、今回の次点以下の候補は260万円の供託金没収)



しかし、もう『橋下さんは飽きた』、というのも民意なのだろう。

来年の冬の『新人』に期待しよう。





























では、『今日のGO!天正遣欧使節。』


















3月23日は、はるばる日本から渡った4人の少年が

ヨーロッパに渡り、ローマ法王の拝謁を受けた日。




という内容の日記を、実は去年にも書いているんですね。  

いやあ、1年たっても、変わらぬクォリティとクオンティティで 

馬鹿なこと書いてるな。










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2014年3月19日 (水)

プーチンの捨て台詞

ロシアの南にあるウクライナが親ヨーロッパになり

EUに入りたい、と言い出した。

















当然ロシアとしては看過できない。


ロシアの租借地であった、軍港セバストポリを拠点に軍を展開し

クリミア半島を支配する。

(ウォールストリートジャーナルの記事へのリンク)



クリミア半島内のウクライナ軍は陸海ともに、

あっさりと降参。

そのうえで『クリミア自治共和国の独立をめぐる

住民投票』を行うとして、欧米からの非難を浴びた。

しかし住民投票は実際に16日に行われ、圧倒的多数で 

クリミアの『独立』と(すでにロシくアの租借地であった)

セバストポリ特別市の独立を。宣言した。








この軍事行動と、住民投票の実施直前に

プーチンさんはオバマさんに電話し

『お前らがコソボでした事と同じだからな』



といったという。 (時事通信の記事へのリンク)


















すげえ、捨て台詞。


というのが、今日のお話。








と、いきたかったんですよ。

でも、事態の進行が早え。のろいこの日記じゃ追いつけねえ。

という話をします。








まず、『コソボ』って何だ?

























かつてユーゴスラビア、という国があった。

第二次大戦ではチトーというカリスマがいて、

こいつが指揮したパルチザンが、

ソ連の助けを受けないで

ユーゴをナチスから『解放』しちゃったもんだから

この国は、東欧諸国の中では戦後もソ連の干渉を受けず

比較的『自由』だった。



チトーは1980年に亡くなるが、
84年には旧東欧諸国で初めての

サラエボオリンピックを開く。



ところが、直後に東欧諸国では民主化の動きが強まり、

多民族国家であったユーゴスラビアでは、各民族の独立

他民族の排除、という方向に進み一気に国内は内戦に包まれる。






サラエボオリンピックスタジアム。

『平和の象徴』がこれじゃあね。


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10年前の写真。

でも、いまでも

こんなもんです

墓標だらけだ。











で、まあ今これを書いているのは3月18日。

クリミア問題に関して『なんでコソボ?』って

思って調べて、さあ書こう、っていう時に

ロシアがクリミアを編入しちゃうんだもんな。



もう事態の推移が早すぎて訳わかんないんですよ。










ユーゴの話をもう少し続けると、

この国はとてつもない内戦のあげく

国連やNATOの軍事介入もあり

スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、マケドニアの

4つの共和国が『独立』した。


残ったセルビアは『自分中心のユーゴ』を残したいので

モンテネグロを 抱き込んで『新ユーゴスラビア』という、 

新 加勢大周のような国を2003年に作る。



もちろん逃げられて、2006年にはモンテネグロも『独立』



こうして『ユーゴスラビア』は解体。 

連邦構成国だった、6つの国にわかれたはずなのだが、 

ここで、出てきたのがコソボ紛争である。


コソボ、というのはセルビアの南部にあるって言ったって、

日本人知らないよ。

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国境線が

点線になっているのは

理由があります。







ただし、ここは歴史的にはセルビアとはきっぱりと違い、 

民族的にも隣国のアルバニア系の人が圧倒して多く 

文字通りロシア系の『スラブ人の国』である 

セルビアの支配を受けるのは嫌だった。













したがって、コソボでは1996年から武力紛争が勃発。

ただし欧米の反応は鈍く

NATOが実力行使に出たのは1999年から

この時のNATO軍は

『我が軍は精密誘導兵器を使っていますぞ』

ということをアピールするために、

限定的に『戦場の画面』を公開して、

『コソボを救えキャンペーン』を張る。

『人道的な戦争をやっていますぞ』と、

つまり『残虐なセルビア』とは違う、と。





欧米が、コソボへの介入に慎重だったのは 

そういう『表の事情』以上にも理由があった


コソボ独立を認めてしまうと

『国境線の引き直し』

になってしまうからである。

   



ヨーロッパ人が『国境線』にうるさいのは

今の韓国人以上であって

『俺たちの国は全盛期には、あの地方も』とかいう

寝言を聞いていたら、

ヨーロッパ大陸が3つあっても足りない。


コソボ共和国はユーゴスラビア時代には

連邦構成国ではなく、

セルビア共和国内の自治共和国という、

言い方はよくないけど、

1ランク下の存在だったのだ。


これの『独立』を認めたら自分たちにも火の粉が 

かかってきかねない。

ヨーロッパにだって独立闘争をしている武装勢力を

抱えている国はたくさんある。



だから『コソボの独立』は危険だった。

しかし、セルビア軍のコソボ弾圧、が

多数報道されるようになって、

もちろん『報道』されるからには 

誰かの意思が働いているのだが、

つまり、そういうことによって、

NATO軍はセルビアをぼこぼこにたたきつぶす。


コソボは、国連の暫定統治を経たうえで

2008年に改めて『独立』を宣言した。



これでめでたくコソボは、

日本も承認する立派な独立国になった。

(外務省 コソボ共和国)

もちろん きちんと大使交換もしていて、

在日コソボ大使館は 

なんと立派なことに東京は港区にある。





西新橋の雑居ビルの10階にある、というのが

多少心許ないが。












もちろん日本とは仲良しなのだが

ホームページも開かないのはあんまりじゃないか?

お前ら日本人の観光客呼ぶつもりねえだろう。

とは、思う。



コソボ共和国は世界の100以上の国・地域の 承認を受けているが

もちろんセルビアは『独立』を承認していない。

セルビアと仲が良いロシアも承認せず、

国内にセルビア以上の民族問題を抱えている中国も

承認していない。



常任理事国の2カ国が承認していないから

『国連コソボ暫定統治機構』は、

もう『統治』なんか実際にはしていないだろうけど

名目上は有効で、

したがって、ここは国際法上厳密には独立国なのか

よくわからん。

だから、Googleさんの地図では、

コソボとセルビアの国境線が 

点線になっているのである。





いいじゃん、新橋に行けば大使館があるんだから。
















だから、プーチンさんが

『お前らコソボで好き勝手

やったんだから文句言うなよな。』

というのには、ある意味、凄味がある。


面子をつぶされた、と思っているわけです。





『お前が言うか?』という気もする。







 

 

ただし、こういった、旧ソ連構成国の分割はロシアにとっても 

避けたいはずなのだ。


現に70年も続いちゃったソ連のおかげで

旧ソ連構成国の中で『ロシア系の住民が多い。』

あるいは『豊かな地域をロシア系が占めている。』

というところが

いくつもあって、そうしたところでは、

『ロシアに併合してくれないかなあ』あるいは、 

『親露政権をつくって独立したいなあ。』

というところがある。







そもそもソ連時代の国境線はいい加減で、

今回問題になっているクリミア半島でさえ、

『フルシチョフがウクライナ出身だからプレゼント、』

ということで 編入された。

ロシアの主張は乱暴だが

フルシチョフのプレゼント、ということを聞いてしまうと

そうは、無茶苦茶でもないのである。





しかし、そんな『国境線の引き直し』 

みたいなことをはじめたらロシア自体が解体してしまう。



プーチンさんが抜いた、

『クリミア併合』というのは 

ロシアにとっても両刃の剣だ。


















『大国ロシア』が面子をつぶされたと思ったのは確かで

それが、今回のクリミア紛争、に曲げて続いている。

        

セバストポリ軍港、といっても

確かにロシアには貴重な不凍港なんだけど、

黒海の対岸にごろごろNATO軍の基地があって

それほどの戦略価値があるかしら。



大体、出口のダータネルス海峡は

NATO加盟国のトルコが押さえているんだ。


勝ち目はないぞ?
























しかし、今回のニュースで、プーチンさんが

『クリミアは常に分かちがたいロシアの一部だった』

と言って武力行使を正当化した、ということは

分かち難い北方領土の択捉島に、

自衛隊の精鋭が雪崩れ込んでも

文句は言わん、ということだな。




































では、『今日のキューバ危機。』















このロシアの内紛を他人事、として考えていていいのか 

というと、おそらく違う。


ロシアは、『旧ソ連圏内』、

バルト三国は初めから生意気だったからしょうがないけど、

それ以外の11カ国がEUに加盟する、くらいでも許せないが

NATOに加盟する、なんて 

それこそキューバ危機のきっかけになった 

トルコへのジュピターミサイル配備以上の危機であると

認識している。


実際バルト3国はすでにNATO加盟国だし東欧の

ポーランド、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアも

そうなっている。

トルコのNATO加盟は1952年、と非常に早い。



ロシアはまだ、『囲まれることの恐怖』から逃れていない。

『ウクライナがEU?

じゃ、何年かしたらNATOに入りたいって言いださないか?』

という未来を予想したとしても

それだけでは責められないところがある。





もちろん今回ロシアがやったことは無茶苦茶だが。










世界は、まだこの危機から

案外遠くないところにいる。


われわれは50年をかけて

なにを築いてきたのか?











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2014年3月15日 (土)

二度死んだ男

アメリカで先月27日、検視官に死亡を宣告された男性が復活。

(ロイターの記事へのリンク)



で、

その男性が 今月13日にもう一度死んだ、

というニュース。(ロイターの記事へのリンク)









ミシシッピ州のウォルター・ウィリアムズさん(78)は

検視官が死亡を宣告し、遺体袋に入れられていたが、

防腐処理を施される直前に『復活』した。


遺体袋が動いているのを見た葬儀場の職員が、 

あわてて袋を開けたら、 

ウォルターさんが袋から出ようとしていた。





葬儀場の人も驚いただろうな。





リンクした記事によると、

『検視官は脈拍を確認できなかったため死亡を宣告』とある。


しかし、検視官がいい加減な奴だったのか 

ウォルターさんの脳みそと心臓がとりわけ頑丈だったのか 

1日後に『復活』したのである。 

すぐに意識を回復し、家族と会話していたという。




で、

その彼が、もう一度『死亡宣告』を受けた。










もう一度復活してくんねえかな。










とは、私ならずとも、全世界が期待しているはずで

甥は、テレビのインタビューに対して、

『おじは今度こそ死んだと思う』と述べた、というから

塩っ気が効いている。



まあ、日本でも昔は、お通夜の時にお棺のふたを開けて 

『みんな、集まってなにしとるんじゃ?』 

なんて言う人がいたらしいけど、 

21世紀のアメリカで、ねえ…








今度は、3日ぐらい置いとくんじゃないか?

13日の3日後って明日じゃん。

 

3日後に復活したら、まさに『神』だよな。
























では、『今日の二度死ぬ』














『二度死ぬ』、といえば007。
     

















『あのー…言いにくいんだけどさぁ。…』


『…はい?』


『最近、「割烹着の女」シリーズ、売れ行きが悪くってさぁ…』


『あの、中止とか困ります。

すでに、研究者生命を絶たれてるものですから…』


『…AV業界も厳しくってねえ、』


『でも最初はあんなに…』


『最初こそ、話題性でもってそこそこセールスがあったけど…』


『お願いしますっ。』


『…うーん。もう、あなたピンでは無理だなあ…』


『じゃあ、割烹着 脱いでムーミンと…』



『…企画もの、ねえ…』


『……』


『正直に言うね。』


『…はい。』


『You 'd Already Dead Twice. 』


『そ、そんな…』





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あああ、どうして余計なことを付け加えるんだろう…

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2014年3月14日 (金)

万博の日

3月14日は、小保方さん降伏の日。


まあ、多分そうなるけど、大阪万博開幕の日である。












いまも、万博公園として残る広大な敷地で、 

1970年のこの日から半年間、日本初の万国博覧会が開かれた。



いま、万博公園に残っているのは、外構や庭園を別にすれば

復活が決まった太陽の塔と、

鉄鋼館をリニューアルしたEXPO'70パビリオンくらい。


『会期は半年』ってことは初めから分かっていたはずで、 

だから『仮設建築』でよかったのだが、

すべてのパビリオンが無駄に本気だった。





万博公園に行っても、みんな太陽の塔しか見ないだろうが、

すぐ横に『お祭り広場』の大屋根のスペースフレームが、

ほんの一部だけ残されているので、ぜひ見てほしい。


ものすごくでかいから。


日本国の本気、というか、高度成長時代の熱気が 

そこにだけ残っている。


各国のパビリオンのうちの中には、移設されたものもあったが

最後まで残っていた、三重県四日市のオーストラリア館も

昨年、撤去が決まった。

万博公園を歩くと、芝生や木立の中に『○○館』という、

黒い御影石のプレートだけが残っている。








その、オーストラリア政府監修の、大阪万博記念フィルム











今日は、『あの時 夢見ていた未来に、いま僕たちはいるのか?』

なんてことを書こうかと思ったんですよ。


動く歩道なんてあたりまえじゃねえか。

ケータイもFAXもマルチビジョンも、もう当然。

電気自動車だって、もう走っている。

アメリカ館で日本人を驚かせたエアドームだって珍しくない。

人間洗濯機だって、福祉の現場じゃ当たり前だ。



その一方、そのアメリカ館は月の石を展示し

たかが石なんだけど、日本人は5時間並んだ。


ソ連は対抗して、ソユーズ宇宙船を展示するのだが、

こちらは少し人気がなくて2時間で見られた。


冷戦時代の対抗心を感じるが、あれから40年

人類は月に行っていない。




こういったことを書こうと思ったんだけど(書いてるけど)

さっきの動画を見たら、もういいや。















万博の動画でYouTubeに漂っている奴を並べてみます。


個別に探すのがめんどくさいので、万博動画の詰め合わせ。 

11本もあるので、結構見応え、というか根性が必要ですが 

なんか、興奮は伝わってくる。







『新幹線に乗ることと京都のお寺を観に来るのが目的』

(って冒頭に書いてある)人が撮った、ついでの万博見物記。

こちらは、興奮は伝わってこないが

こういう視点で観光していたのか、というのが面白い。









日通の記録映像。

日通だから『運ぶ記録』なんだけど、

建設の苦労ってこんなだったのか。








しかし、個人的には並んだ記憶しかないな。

ご幼少のみぎりだったあたしは、

ソ連館でがっかりした後、熱中症でぶっ倒れましたよ。



























では、『今日の太陽の塔』











去年行われた、太陽の塔のプロジェクションマッピング。









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2014年3月12日 (水)

持ち上げるのも早いけど、落とすのも早いな

『弱酸性の刺激を与えれば細胞は甦る。』と、

国のハゲに希望をあたえたSTAP細胞

一躍有名になった、理研の小保方晴子氏だが、

彼女がリーダーとなって発表した論文が

国内外から、大きな批判にさらされている。


1.記述の一部に他人の論文の無断引用がある。

2.手順書通りに追試をしてもSTAP細胞が作れず、再現性がない。

3.『STAP細胞の生成に成功した証拠写真』までもが

 自身の論文の使いまわしである疑いが指摘されている。


理研と共著者らは、発表直後からの、こうした指摘に対して、

当初は『単純ミス』ということで突っぱね、

再現性の証明については、

より詳しい手順書を公開する等の対応で収拾を図る姿勢だった。


しかし、論文の共著者の一人である山梨大の若山教授が

3.の『まったく別の写真の流用』ということを問題視し、

『この論文は信頼できない。』、として

論文の取り下げを、ほかの共著者や理研に提案した。

(読売新聞の記事へのリンク)


また、文部科学大臣や官房長官までもが苦言を呈している。

理研はこうした状況を受けて14日に会見し、

経過説明と、論文取り下げの可能性について説明するそうな。












まあ、学問的なことはよくわからないんで、コメントしないけど。

この人は一体どこに行ったのだろう。





前日に入念に髪をセットし、きれいなべべ着て発表会に臨む。

縦ロールの女の人ってベルサイユのばらでしか見たことないよ。





しかしこの時が、この人の『得意の絶頂』だったのだろうな。





マスコミも最大級の賛辞を贈った。

『何度も挫折したけど、乗り越えて成果を結実させた根性の人』

『それでも研究室では白衣ではなく割烹着を着る気さくな人。』

『研究室にはムーミングッズを飾る、かわいらしい美人』


美人かどうかは、かなり評価が分かれると思うが

政府も、理研を、「特定国立研究開発法人」なるものに指定し、 

潤沢な資金提供を行うことを決めた。(日経の記事)


『リケジョ』なんて言う言葉が、

大きく取り上げられるようになった。


さっきの動画の会見と取材が、1月末だったから

彼女の『栄光』は、しかし

たった1ヶ月も持たなかった訳だ。








それにしても、マスコミの

『見捨てるスピート』の素早いことよ。



『女性で世界的成果』というのが、ニュースになるのはともかく、

『割烹着』、『ムーミン』、『30歳』、そして『リケジョ』だ、という

問題の本質と関係ない、余計なことで盛りたてる。

そういう佐村河内体質は、もうやめようよ。




そして問題が発覚すると、ことさらに大きく報じる。

朝日新聞に至っては、

彼女の博士論文 (STAP細胞とは無関係) の記述の2割近くが

他人の論文からの剽窃だとしている。(朝日の記事)


これからもそんな『人肉検索』が続くのだろう。

そして、さらに卒業アルバムや、プライベート写真、

住んでる家の情報なんかが、ポロポロ出てくるぞ。











彼女が1カ月以上沈黙を守っている理由はわからない。

まあ、人前に出たくない、という気持ちはわかるし、

理研から口止めされているのかもしれない。

しかし、14日の会見に出てくるのかどうかもわからない。


でも、学問的なことなんだから、共著者に丁寧に説明して

知恵を出し合えば、なんか違う道が見えてくるんじゃないの?


大学教授クラスの連中が14人も集まって共同で論文を書いたのに

彼女以外、一番肝心なSTAP細胞の生成について、誰も

きちんと確認していなかった、っていうのも信じられないけどな。




まあ、いいから一度出てらっしゃい。

そのときはもちろん髪の毛を切って、七・三に分けて…


















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わしも思うけど

出てきたほうが

いいって。











     

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もそう思いますっ







幅200ピクセルにしても暑っ苦しい顔だな




















では、『今日の二枚。』














前半でリンクを張った読売の記事がこんな広告を載せていた。

       


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こういうのは記事本文の『何か』に反応して

自動で出てくるはずだが、なぜ?











これか?

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STAP細胞、期待してたのに・・・





論文取り下げを訴えた、共著者の一人、若山教授







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2014年3月11日 (火)

パラリンピックと震災復興

東日本大震災から今日で3年。

この日も、ロシアのソチでは、オリンピックに続いて

パラリンピックが開かれている。 


大騒ぎのクリミア半島の対岸だから 

さぞや選手の皆さんも、余計な気苦労があるだろう。


しかし、日本選手団は大活躍。

メダルラッシュなのだという。めでたい。




しかし、なんだよ。 

座ってスキーして大回転で金メダルって。すごいな。(読売)


俺なんか二本の脚が立って、

もちろん真ん中にもあるんだけど  

三本ともまともに機能しないことは、

どどどどうしよう。



ふええん…










しかし、パラリンピックを見ていると

なかなか進んでいないらしい東北の震災復興のことを考える。


関東大震災で、東京は人口を回復するのに4年かかった。 

阪神大震災で、神戸は人口の回復に10年かかった。 

そして、被災した東北三県の人口回復はおそらく、ない。


さらに人口分布も震災前とはすっかり変わって、

震災後3年たって、仙台などの大都市と、

いわき市などの内陸の中堅市に人口が集中する一方

沿岸の被災地域には人口が戻らない。


移住する人には、それぞれに理由があるのだし、

元通りの人口分布になることがいいとも思わない。


しかし、以前も書いたが

震災以前から人口減少傾向にあった東北には

人口の上での『復旧』は、ありえない。

まずは、そこを出発点にしようよ。

『足りない』、と。








かと思うと、震災後に作られた防潮堤がでかすぎる、と 

高さを低くするなど、見直しの動きがあるのだという。(朝日)

その一方、膨大に放出された『震災復興予算』は

受け入れる側の地元に体力がないために

使いきれずに余っているのだという。




おや?震災後、群がり出てきた歴史学者や地質学者が

『1000年前には、もっと高い津波があったんです。

文献や地層を調べていた僕にはわかってたんですっ。

今回の震災を上回る津波は、これからもきっと…』

さえずりまわっていたんじゃないのかな?


あいつらはどこに行きやがった。

STAP細胞のおばさんと一緒に割烹着をかぶって

隠れていやがるだろうっ。








つまり被災地なんてこれでいい、と。

    

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吾唯足知

『吾、唯足るを知る』

贅沢言うな、上見てんじゃねえよ貧乏人。

という禅坊主臭い、うっとおしい教え







人口の上でも、経済の上でも、当面

『被災地が「足りない」状態にある』ってのは、

残念だけど確かだ。


だけど、そこでしたり顔して

『足るを知る』とか言ってちゃいけないだろう。




もちろん『足りないこと』を見世物にして、

『2020東京オリンピックの予選種目の一部を、お情けで東北に』

とか言っていたら映画『エレファントマン』である。


     



    

   

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昔はこうして、

畸形や病気の人を

見世物小屋に出した。

どちらにも

いい儲けになったそうだ。



















パラリピアンを見ろ。

なんだよ、あいつら、眼が見えないのにスキーしたり

スピードスケートしたり、

足が利かないのにスキーしたりホッケーしたり。


俺なんか二本の脚が立って、

もちろん真ん中にも (以下略)







復興も、

『足りないこと』を前提にしたうえで

パラリンピックレベルに

突き抜けてやってほしい。











足りないからこそできる復興ってなんだろう。

空き地でソーラー発電か?それもなんか違うような…




























では、『今日のパラリンピック』













視覚障害者のスキー競技での『伴走者』

    



あなたは、『復興』の伴走者になれますか?


なーんて無理。選手より先にこけるから。








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この日記が、そんなきれいな終わり方するわけないじゃん。

動画の冒頭に、『NHK』っていうクレジットが、思いっきり入ってるし。




     

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2014年3月10日 (月)

それいけマック赤坂。唯一の勝機が来たぞ。

大阪市長選が告示された。 

立候補者は届け出順に、以下の4人。

橋下徹    (44) (前 維新)   

二野宮茂雄 (37) (新 無)

マック赤坂   (65)  (新 無)

藤島利久   (51) (新 無)

(毎日新聞の記事へのリンク)


橋下さんの宿願である大阪都構想が、議会でつぶされそうだから

ということで自ら辞職、選挙に打って出た。

当選したら、『市民の信任を得た。』っていうことで、

一気に議会を突破するつもりらしい。


他の政党は、『大義がない』として、対立候補を立てず、
 

事実上ボイコット。


したがって、ほかの立候補者は、ごらんの通り名前も知らん、 

という連中ばかり、ということになった。

















『しかしマック赤坂が出てるじゃないかあ』


『来ますかね。』


『今回はかなり来ると思うよ。

前回は府知事選だったけど、出馬して、

この時当選した松井さんの200万票に対し、僅差の2万票。』


『僅差じゃない僅差じゃない。』







『でも橋本さんが平松さんを破って当選した、

前回の大阪市長選では、橋下さんの得票は75万票。

そのかなりの部分が「橋下人気の風」だ。

風が反橋本に変われば、橋下さんの票は一気に減る。』


『確かに橋下さんは得票を落とすでしょうけど

マックさんが届きますかね。』


『マックの票は、組織化こそされていないが

コアなファンで構成されている。』


『公明党や共産党よりも「票が読める」、と。』


『さらに。』


『はあ…』


『今回の選挙には大阪市民にも「しらけムードがあるから

前回60%だった投票率はもっと落ちる。』


『しかし、いくらそうだといっても、

70万票以上の差が逆転しますかね。』


『でも、本人は当選する気だぜ。』


『まさか…』


『これを見ろ、告示日に市役所の横で行った。 

第一声の様子だ。』


    




      

        

『普通の恰好してる…』


『普通にジャッケットを着て、普通の口調で政見をしゃべってる。

こんなマック先生見たくなかった。

颯爽と変な恰好していた、あの頃のマック先生を返してくれ…』


    

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『あの頃』のマック先生

たぶん都知事選。








『Wikipediaをみると、経歴は優秀なんだよな。』


『…京大卒、伊藤忠に25年勤めて、退職。

自分の会社を作って、9年後に「スマイル党」結成。

そこから都知事や国会議員、大阪府知事などの

各選挙に出馬して、怒涛の10連敗中…』


『そこそこ金をもっている、ってことなんだろうが…』


スマイル党のHPも、選挙バージョンになってるんですよね。』


『世間は、例によって泡沫候補だと思ってるだろうが

今回はやるかもよ?』










『でも、以前も書いたけど、泡沫候補が消えていくのは悲しい。』


『大丈夫っ』


『はい?』


『今回の選挙に、期待の新人が現れた。』


『ほう…』


『二野宮茂雄くんだ。』


『はあ…』


『この人の第一声も聞いてもらおう。

ニコ生をYouTubeにアップしてるおかげでコメントがうるさいけど』


     





『……』


『……』


『タスキは手書きだし…』


『手持ちで原稿読んでるし……』


『それなのに、ときどき噛んでるし…』


『スピーカーがめっちゃ軽そうな安物だし。』


『タスキ、最後には切れちゃってるし。』


『……』


『な、すごいだろ?』


『まさに期待の新星。』


『超新星だよ。』


『…この人の経歴もすごいですよ。…』


『なにやってきた人なの?』


『小学校から不登校で、高校にはいかず、大検を受けて

通信制の大学に入学するも、中退。

現在は、派遣会社勤務、だそうです。』


『うーん…人間、学歴じゃないとは思うが…』


彼のHPも、ぐっとくるんでリンクしときましょう。』


『うーん、目がちかちかする。』


『供託金、どうしたんでしょうね。』


『あ…』
























では、『今日の立候補。』









2011年の大阪府知事選を取材した、

映画『立候補』


マック先生も出てきます。


     












『それよりも今回の記事で、恐ろしいことがもう一つある。』


『なんです?』


『「今回の選挙の有権者数は214万人、」って書いてあるけど、

大阪市の人口は267万人なんだ。』


『ということは?』


『投票資格のない奴には、

悪いことをして公民権が止められているような連中もいるが、

ほとんどが未成年者だ。』


『はあ。』


『この街には人口の1/5以下しか、

「未成年」がいないんだよ…』


『あ。』


『よく立候補するよな。そんなおっかない街の市長…』





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2014年3月 9日 (日)

正力さん、トイレは和式でやるものですぞ

『町田市は…今年中に5校のトイレを改修する予定で、

その後も進め、2017年度までに、全62校のうち、

旧態依然としたままになっている47校を一新する計画だ』ってさ。

(読売)



三多摩郡 町田市で、小学校のトイレを

和式から洋式に切り替える。 

今年度中に5校で実施。そのご予算たるや 

あきれたことに5億4700万円。


読売新聞の著作権なんか佐村河内以下に認めないので、

リンクするだけではなく、全文を引用する。

新聞記事のリンクなんてすぐに消えてしまうだろうが

心あるインターネットユーザーによって、このくだらない文章が

こだまでしょうか、いいえ世界中、誰で (以下自粛)。

          

    

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そもそも和式である、というのが理由で

『臭い』『汚い』『暗い』という訳ではなかろう

そして、なぜ和式だと『旧態依然』なんだ?


この記事を書いたひとが、よほど小学生の時代に

便所に関して暗くてつらい思い出があるのはよくわかったが

これほど論理的につながりのない文章を

発言小町以外で見るのは久しぶりだ。



『和式=「汚い、臭い、旧態依然」。』というのが

記事の『当り前の了解』で大前提になっているが、まずそこが違う。





どんな便所も掃除しなければ『臭くて汚い』

和式も、洋式もおなじことだ。 


そもそも、『暗い』ことはに関しては

便所の和洋と関係ねえだろう。




そして、『湿式』だ『乾式』だと、 

中途半端に建築のことを かじっているらしいから教えてやる。




















あ、

その前に、便所の和洋に関する一般的な説明をしておこう。

読売と町田市に対する罵声はまだあとだ。

(以前にも同じような記事を書いていたしな。)


え? 

なに言ってんのあんた。 

こんなもんで悪口が終るわけないでしょう











そもそも和式便所ってのは俗にいう『きんかくし』 がある便所。

蹲踞してうんこするスタイルです。

洋式は、椅子式に座ってするやつですね。


なにが『洋式』か、というと

便所の、こういった方式は地中海文明に特有のものだったから。

古代ギリシア、ローマの遺跡でも 『洋式の公衆便所』が出てくる。




トルコ西部のイオニア地方にある

古代ローマの遺跡。

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ローマ人はこの間隔で

和気藹々とうんこしてたのか?

隅っこで用を足すのは

相当に勇気がいると思うぞ。



だから、便所の『和洋』というのは、

地理的には今も昔もトルコで きっぱりとわかれている。


むしろヨーロッパ式の椅子で座る『洋式』のほうが

地域的には少数派だ。


ところが、ゲルマン人がローマ帝国になだれ込んできて

この未開人がこのスタイルを取り入れた。


こいつらが、一時的とはいえ地球を征服しちゃったもんだから

この『洋式便所』が『ワールドスタンダード』になってしまった。



前にどんな奴が尻をつけたのか分からないような便座。

小学校なら、うんこをだだ漏れさせる奴がいると思うけど

この、薄汚いスタイルをうちの子にも使わせろですって。







和式なら、足元さえ気をつければ

『継続使用』が可能だが、洋式では不可能だというのに…


この気持ち悪いスタイルが

『おー、ヨーロッパ。かっこいいですねー』

という国賊ども、

こうやって三多摩や読売によって

日本中に広められようとしている。











いちおう建築士らしいことも書くと、 

和式の便器をコンクリの床に納めようとすると 

半分埋めないといけない。


『和式便器の防水納まり』っていうのは

四半世紀前の土建屋には、必須の知識だったのだが

もう、今の新入社員はそんなこと知らなくてもいいんだろうな。



くすん…



便所の床にアスファルト防水をしようとなると

防水層を壁まで立ち上げないといけないから

壁は半磁器タイルが楽だ。(もちろん、ほかの仕上げも可能。)


洋式の便器は床に置くだけなので 

普通は、アスファルト防水をしない。

というかできない。こともないけど非常にめんどくさいので

まともな施工会社はやらない。


だから床は長尺シート、壁はボードにペンキかビニールクロスいう

見積もりの人が大喜びする、くそ安い仕上げが一般化した。


それをもって、

『従来の旧態依然の仕上げから一新』

ときた。





馬鹿じゃねえの?
















まあ、いまさら

施工とメンテナンスのめんどくさい湿式の便所を作れ、

とまで言うつもりもない。


だけど、いま現在、

まともに機能している便所を『和式なんて暗くて不潔』

という、わけの分かんない理由で 5.5億もかけて、 

ぶちこわして、作り直すのはおかしいだろう。

(便所の改修工事って、結構手間がかかります。)


さらに来年度以降も

順調に下痢便のように予算を垂れ流していく予定だそうな。

今年度が5校で5.5億で、

全47校だったら単純計算で累計52億だ。



金持ちだな、町田市。






52億円の使い道は、便所以外にないのか?


















それ以外にも、『デッキブラシでごしごし』というのを

読売は非難しているが、逆にいえば

和式なら丸洗いができるということ。


洋式ではできない。
 

床に水が流せないのだ。

下の階に漏れちゃうのである。(本当)



清潔に対して意識の高い町田市のご父兄の皆さん。

便所こそ丸洗いするべきでは

ありませんか?














これが長尺シートの床で、

掃除の時間にモップでくるんとかやって


『あらあ、ちゃんと掃除したの?』

『拭いたもん、ですっ。』

『昨日ここでうんこ漏らしたのはあんたなのよ?』

『わーん、先生。

それはみんなの前では言わないって約束だったのにっ。』

『あんたの立場なんかより、

こに見えてるうんこの滓がいやなのよっ』











和式便所に座らせるのを学ばせることも

デッキブラシで掃除をさせるのも、

立派な教育だと思うよ?




    














       

では、『今日の一枚。』
















ローマ帝国になだれ込んできたゲルマン人は 

便所の習慣も持って帰った。


ところが中世ヨーロッパの街には下水なんかないのだ。

どうしたか、というと部屋の中で椅子式のおまるにした。


もちろんすぐ溜まってしまうのでのでどうしたか、というと 

窓を開けて道にぶちまけた。

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うんこをかけられる

ロンドンの酔っぱらい






ヨーロッパのジェントルマンがマントを掛けているのは、

うんこをよけるためであり、

マドモアゼルがハイヒールを履いているのは

うんこを踏まないためなのである。






小学生を爆笑させるキーワードが

『うんこ』

だということを知らないんだろうか。





    



   

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(今日の反省)

いい年して『うんこ、うんこ』というのはやめようと思う。

 

 

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2014年3月 8日 (土)

ションベン横丁の焼失。

大阪、十三の飲食店街で火災、というニュース。

(朝日新聞の記事へのリンク)






大阪から淀川を超えてすぐのところに「十三」という街がある。

阪急電車の主要駅なのに地上駅で

周辺には木造の飲み屋街が立ち並んでいた。



まあ、徹底的な下町で

大阪のテレビ局なんかは何十ぺんとなく取材に来ていた。


しかし、『終戦直後からにぎわう繁華街で、 

戦後しばらくトイレがなかったことから

「ションベン横丁」と呼ばれて

親しまれている』っていう

朝日新聞の紹介の仕方もどうだろう。



確かに、みんなそう呼んでたけどさ。














ここには、私も学生のころから通い詰めた。

安かったのだ。


過去形で書くのは、いろんな事情があるからだが

風情があるとか、トリスバーがあって大人の街だよなとか、

半可通はそういうことを言うが酔っぱらいはそんなこと考えない。

安かったのだ。


それこそ、生ビールを飲んで数杯重ねてつまみも頼んで、

それで会計したら

『え?二千円でお釣りくれるの?』という店があった。

もちろん、驚くくらいだから

値段を上まわる

満足だったことは言うまでもない。







まあ、不思議な空気感のある通り、ではあった。

『流しのアコーディオン弾き』という人を見たのは、

この通りが初めてで、おそらく二度とないだろう。


そして、変わらないことにかけても天下一だった。

俺が学生の頃、というと30年前に、すでに

その30年前からあるような顔つきのくたびれて賑やかな通りで、

30年後の今まで変わっていなかった。










しかし、個人的な感傷はともかく、死人も出ないこんな火事

全国的には、つまんないローカルニュースなのだろう。


ここは、さっきも言ったように

阪急電車の主要駅、十三の目の前、乗降客数は、73500人。


そんなに少ないかなあ。







むかし、十三に住んでいたことがある。

朝の出勤時、駅に向かう人は半端じゃなくたくさんいた。

もちろん、その時間に駅前のこうした飲み屋で

飲んでいる皆さんもいた。


いいなー。








十三-梅田間は阪急電車で最も混雑する区間で

たった5分なんだけど、身をよじりながら乗ったもんである。


しかも、阪急電車の幹線、神戸線、宝塚線、京都線の列車が 

すべて停まるから、乗換を含めた利用客は 

おそらく100万人を超えるだろう。


その駅前が燃えたのだ。

かつて住んでいた街、という思い入れはもとより

このニュース、大阪の人には結構ショックだったと思う。

    

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この写真から察すると、焼失範囲はおそらくこのあたり。

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十三駅西口と

国道176号線を結ぶ道は、

普段は歩行者専用だけど

一般の道路。






今回の焼失区域だけではなく、

十三駅前の通りと、176号線、十三駅との間の三角形のエリアが

木造商店が密集した、タイムスリップしたかのような異空間。












さて、

ここまで、長々と書いて来たとおり、私はこの通りのファンなので 

ぜひ復活してほしいと思うのだが、 

元のような、木造2階、あるいは3階建ての 

ごしゃっとした商店街は作れない。




めんどくさい説明は省略するが、

まず耐火建築物でないといけない。


そのくらいは頑張ってもらうとしても、

前面道路の幅が4mない。


これでは『接道』したことにならず、建築基準法違反なので、

それじゃあ敷地境界線をちょっと下げましょう、といったところで

左右前後の道が、やっぱり4m未満。

(駅側の道は明らかに4mない。

真ん中の通りは、4mありそうにも見えるが

大阪市内では、『側溝は民有地』というルールがあるので

4mないような気がするんですよ。)


これも説明は省略するが(っていうか忘れちゃった)

こうなると前面道路を認定してもらうための

果てしなくめんどくさい手続きをしなければならず

事実上不可能である。


可能性があるとすれば、焼失区域全体を合筆して、

さらに駅前の通りの一軒以上を抱き込んで、一敷地にし、

形だけでも駅前の通りに『接道』させて、

一棟の共同の建物を造るという方法がある。

(一敷地、一建物だから。)

 

 

あるいは、被災区域やその周辺を「特定街区」に指定し、

容積率や壁面の位置など、建築基準法の規定を

外すという方法がある。

 

 

 

しかし、いずれにしても、今回消失した店舗が、

それぞれ個別に再建できる可能性は、

法律の上で、ほぼあり得ないということが、

なんとなくわかってもらえましたか?
 
 
 
街区全体でまとまらないと、なにもできない。





そもそも、こんな危険な一帯が

いままで残っていたこと自体が

不思議なのだ。


朝日の記事に、『戦後からにぎわう』とあるように、

戦後から続く繁華街なのだとしても、

70年近く、同じ建物が建っていたわけではないはずで

適当に改修したり増築したり、建て替えたりしていた。


しかし、ここまで大規模に焼けたらそんなごまかしはできない。 

大阪市は『一気に再開発を。』と言いだすだろう。

すでに建築制限とかかっているかもしれない。


そして、それが簡単にできないことも

あの地区を知っているから、なんとなくわかるんだ。







今回の火災がなければ、30年後もそのままの顔つきで 

営業していただろう。


万に一つも可能性はないと思うが阪急十三駅が高架になって

阪急のお金がと政治力が入って『じゃあ再開発しましょうか』

といった話にならないと、どうにもならないんじゃないか?








それよりも、今回の火事の後片付けが終わったら、

一夜にしてテント村ができて

営業を再開しそうなところが怖い


冗談だと思ってるだろう。

あの街はやるよ?







あ、でも、

敷地をきれいに整地して舗装して、照明も付けて植栽して

ちょっとおしゃれな屋台を、いくつか置いたらどうだろう。


オープンテラスならぬオープン立ち飲みバー、とか。


























では、『今日の二枚。』













ありし日のションベン横丁

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もっと、ありし日のションベン横丁    

000000000000000000000000000000000_2













昭和30年代なかば、だそうです。

阪急の駅の右側にある、細長い三角形のエリアが 

ションベン横丁。

 

 

 

 

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このあたり、ものすごく はしょって書いているので専門家の突っ込みに

  耐える自信がないので突っ込まないでください。

   

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2014年3月 7日 (金)

究極の佐村河内缶

『三陸の食材を使った「究極の缶詰」を、 

三菱地所と、丸の内に店を構える三国シェフらが開発した。

東日本大震災で被災した 石巻と気仙沼の缶詰工場が生産。

三菱グループが買ったり、一般にも売ったりして

被災地を応援したい。』というニュース。

(朝日新聞の記事へのリンク)















東日本大震災で販路を失い、 再建に苦労している企業がある。

件の缶詰工場もその一つ。

「災害時に食べる缶詰だからこそ美味い物を」、ということで開発。


その意気やよし、とは思うし、

缶詰工場の苦労については、応援したいと思うが、

なぜ三菱地所?




















『三菱地所の「大人の思惑」がよくわからなくて気持ち悪い。』


『この記事だけ読むと、登場人物として

いきなり不動産屋が出てくるのが いかにも唐突ですよね。』


『このCMの女の子、かわいいけどな。』


『この娘、京阪のCMで「おけいはん」やってませんでしたっけ。』


『……』


『……』


『でも、こういった、被災地を売りにする。とか

被爆者とか聾とかっていう 商売は、もうやめてほしいよなあ。』


『佐村河内商法ですよねえ』


『うわ、身も蓋もねえ。』


『だって、商品本来の価値と違うところで  

「被災地のものだから買いなさいよ。」ってのは

豊穣の海や、恵みの大地に対する

徹底的な侮辱じゃないんですか?』


『そういう、きれいごと以前に商売が大変らしいから。』


『だからなぜ?』


『3.11を狙って、こういう「ハートフルっぽい」話が

ゴキブリみたいに出てくるんだろうなあ。』


『「被災地だから買う」んじゃなくて、ブラインドテストをやっても

「え?これ美味いじゃん。」 

っていうのを、素直に目指すべきでしょう。』







『でも、たぶん実際においしいと思うんだよ。』


『え?なに、急に。怒られないように予防線張ってんですか?』


『だって素材も、たぶん調理も一流だ。

まずいわけがない。』


『そりゃまあ、缶詰に責任はありませんけどね。』


『そもそも、いったいなんの缶詰?』


『「とろとろさんまとフカヒレと大島ゆずの味噌煮」、 

「山椒香る金華さばとムール貝とたっぷり野菜のお椀」 

だそうです。』


『うまそうじゃないか。いくらなんだ?』


『一缶450円だそうです。』


『究極なのに?』


『究極がそのお値段で…』



『安っ。』




















『我が、四井不動産では、三菱地所の「究極の缶詰」に対抗して

「至高の缶詰」のシリーズを発売することとしました。

ご指導いただけることになった、十三雄山先生です。』


『ふはははは。「三陸」にこだわった時点で貴様らの負けだ、 

だいたい、ゆずもムール貝も、三陸だけのものじゃないだろう。』


『あ、いや。三陸で獲れたもので作るんですけど。』


『しかし、三陸のものも美味いかも知れんが、

それが「究極」だ、と言った時点で

全地球のほかの地域を敵に回した。』

『究極のメニューが永遠に完成しない理由は

「これぞ究極。」って言っちゃうとややこしいっことになるって、

2巻目あたりで気がついたからなんですけどねえ。』


『だから100巻越えても 終わらねえんだよ。』


『…きょうは、いつも以上に不必要にアグレッシブだなあ…』


『とにかく、われわれ「至高の缶詰」は、

それこそ世界中から、季節の食材を集めて美食倶楽部で…』


『先生、十三先生。』


『うん?三国の手前の駅が十三だ、ということを 

関西人以外が理解してくれるかどうか謎だが。』


『缶詰だから、「季節の食材」は関係ありませんっ。』


『だから、「三陸」も関係ねえだろ?』



























では、『今日の一枚。』











      

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2014年3月 6日 (木)

鼻、落とすなよ

JR予土線に『0系新幹線』を模したデコレーション列車が登場、 

というニュース。 (愛媛新聞の記事へのリンク)






       









で、まあ、 

列車(といっても一両編成)の中身はこの動画だけで十分で

余計な説明はいらないと思う。


別にJR四国の課長のアップショットを

20秒以上も流すことはないと思う。





団子鼻は御愛嬌として、0系の実車の座席を載せたり、 

さまざまな列車の模型を載せたり、 

鉄っちゃんは大喜びだろうと舐めてるらしいが、 

あまいっ。



鉄っちゃんといっても、いろいろな流派がある。ということは

最近は、多少認知を得てきていると思うのだが

『車両派』ばかりではないぞ。

少なくとも、私は行かないなあ。








だって遠いんだもん。



いまでこそ、『観光SL列車』というのは珍しくないが

昭和54年、末期の国鉄が初めてSLを運転させたのが山口線。


当時、東京から新山口まで新幹線でも軽く6時間はかかった。

家族4人で行けば運賃だけで、10万円を超えた。

国鉄もうまいことやるな、なんて言われたものである。

(SLの観光運転としては大井川鉄道のほうが先で昭和51年)








もちろん、JRになって『オール国鉄』ではなくなったんだから、

東京から遠い路線にキワモノ列車を走らせる意味はなく

全線赤字のJR四国、

特に赤字が大変らしい予土線は、

こういった

デコレーション列車が大好きである。


車両に凝るなら、JR九州みたいに

かっこいい外観や内装を目指す方向に行けばいいのに、

こういうおもちゃを作っちゃうのは、いとおしいけどな。







神戸からだと、高知方面の始発駅である宇和島まで

新幹線を使っても 5、6時間かかる。 

東京からのほうが飛行機で遠距離を飛べるのでむしろ早い。

それでも 3、4時間はかかる。


そもそも予土線なんてみんな知らないだろう。

俺も乗ったことはない。






四国というのは、地勢の厳しいことにかけては 

私のように関東ローム層の上で、 

ふやふや育ってきた奴からは信じられないくらいに

岩山ばっかりだ。



さらに四国を横断するように中央構造線、というのが走っており

四国三郎と呼ばれる吉野川は、大歩危小歩危の断崖を造る。

佐多岬半島など、切り裂かれた四国の血しぶきのようだ。


中央構造線だけでなく、四万十川なんてのは 

地図を見るとイライラするくらい曲がりくねっており 

四国の鉄道建設史は苦難と挫折の連続である。



宇高連絡船(宇部-高松)の国有化が明治39年。

松山まで通じるのが昭和5年。

徳島までつながるのが昭和10年。

高知までつながるのも、大歩危小歩危を突破して昭和10年。


坊ちゃんが松山で乗っていた汽車は、今の伊予鉄道 

国鉄は、うんと後輩なのですね。






高知方面から予土線の列車が出る窪川までが、

とんでもない難工事でここまで来たのが昭和26年。

宇和島方面からの延伸も時間がかかって

途中の江川崎までの軽便鉄道を改軌して開業したのが昭和28年。

予土線の全線開通は、さらに20年後の昭和49年。


みんな四国の地名なんかわからないだろうからざっくり言うと 

四国の南西部を回って鉄道がつながったわけです。




もちろん本州から高知に行くのに、

こんなくそかったるいルートを使う人はおらず

松山から高知に行くのでも、この路線は使わない。

たぶん飛行機か高速バスを使う。





それでもつながった予土線はまだ幸せで

窪川から四万十市の中村と宿毛を経由して

やっぱり、宇和島まで行くはずだった宿毛線は、

建設中に国鉄がだめになって工事中止。

第三セクターの、くろしお鉄道となって建設が再開されるが 

宿毛で力尽きた。





東回りで四国を回ろうとした阿佐線は、東西から手を伸ばすが 

これも届ききれずに終わっている。

阿佐西線は、JRでは維持できず、やっぱりくろしお鉄道になり、

阿佐東線は、これも3セクの阿佐海岸鉄道になるが

赤字でどうしよう、ということになっているそうだ。

金のかかったJR九州のさっきのHPと比べると、涙が出る。


だから廃線にするくらいなら、末端の駅からちょっとずつ

レールを切って文鎮にして売っちまえ。






はあ。







しかし、予土線もとんでもない赤字線なのは確からしく、

さらに、宇和島から窪川まで直通する列車が 1日7本じゃ

ぜひ利用してください、ともいえないだろう。


だからこの路線は観光で食おうとしている。

トロッコ列車を導入したのも日本初だし

この新幹線もどき、のキャラクター列車もそうだ。

(JR四国 よどせんのページ)



Wikipediaの予土線のページが、

『四万十川も見えるけど前半はそんなでもないよ。』※1

『窪川町に原発を造るから廃線を免れたらしいぜ』※2と

よほどこの路線のことが嫌いな人が投稿したんだろうなあ、

と思うのだが、まあこの列車で全国ニュースになって

注目されたんだから

がんばれ。








せっかく付けた張りぼての鼻、

運転中に落とすなよ。
























では、『今日の一枚。』













このホビートレインのポスター。

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せかいいち おそい

しんかんせん









      

      


実は、今日 この話を取り上げたのは

このポスターが気に入ったから。








おまけ







せっかくだから四国の地図も載せておこう。

(親切なつやすみ)

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※1 宇和島からはなぜか高知方面が『のぼり』ということになるらしいので、 

   『前半』というのは西半分の区間。

※2 1980年に当時の窪川町長が原発を誘致をしたのは事実。
 

   翌年 町長はリコールされ、原発計画も凍結になって 

   1988年、四国電力は正式に計画を取り下げた。





    

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2014年3月 5日 (水)

山の日って?

8月11日を『山の日』として国民の祝日にしよう、と 

超党派の国会議員団が法案を提出する、というニュース。 

(朝日新聞の記事へのリンク)









で、

まあ、朝日の記事のタイトルでも からかわれてるんだけど

7月に『海の日』という祝日がある。

対抗して『山の日』を、という事なのか?









でも、その話に行く前に

『海の日』だって、みんな、その由来が言えるかい?


いまは、『7月第3週の月曜日』、ということで

日付さえふらふらして さらにわからなくなっているが、

もともとは、7月20日だった。


この日から夏休みだ。海だぜっ。

ってことかと思ってるだろうが、違うっ。


ごめんなさい、そう思ってました。






Wikipediaさんによれば、正解は以下の通りである。


『祝日化される前は海の記念日という記念日であった。

海の記念日は、1876年(明治9年)、

明治天皇の東北地方巡幸の際、それまでの軍艦ではなく

灯台巡視の汽船「明治丸」によって航海をし、

7月20日に横浜港に帰着したことにちなみ、1941年(昭和16年)に

逓信大臣村田省蔵の提唱により制定された。』


……


天皇陛下が汽船で帰ってきた日が、 

なんで祝日になるんだ?


いや、まあ めでたいけど…








しかし、海の日は 祝日になる1996年まで55年間 

『海の記念日』という、メモリアル・デーだった。 

歴史がある。 

いちおう由来もある。







それに対し、今回の『山の日』には そういった
日付に関わる

由緒由来が皆無である。



なにしろ、今回の議員団の馬鹿皆さんが、最初に提案したのは

8月12日だった。


ところが、この日は死者520人を出した、 

日航123便墜落事故の日なのである。


不勉強だなあ…




で、

さすがにこの日が『山の日』、というのは 不謹慎だろう、

と、墜落現場の御巣鷹山がある

上野村の村長や群馬県の知事などから苦情が出て

1日、前にずらした。






したがって、『8月11日』という日付には、何の意味もない。

『8月12日』にしようとしたあたり、

8月15日を中心に5日間つながる13日から17日までの

月遅れ盆の休暇につなげようとしたのは明らか。

怒られて、1日後ろにずらすのではなく、前にもってきたのも

『夏休みの子供たちと一緒に

サラリーマンのお父さんやお母さんも遊んでらっしゃい。』

ということだ。


どうせ日本は不景気だから

ちょっと夏休みを長くしても問題ないだろう。

観光に行って金を落としてこいよ、

というわけだ。



見え見えだなあ。





それでも一応、こういう会話が行われたんだろうか?















『ええい、山にちなんだ記念日で

8月にある奴はないのかね。』


『これが意外にないんですよ。』


『日本人のエベレスト初登頂は?』


『5月ですね…』


『富士山の宝永大噴火はっ?』


『11月です。って、

「噴火の日」が祝日じゃまずいでしょう。』


『それじゃ山ができた日、でもいい。昭和新山はっ?』


『1月です…』


『はあはあはあ…』


『夜中にこんなこと調べてる我々って、相当な暇人ですよね。』










『山がだめなら、空でもいいっ。

日本人の初飛行はっ。』


『12月です。』


『「日本のライト兄弟」二宮忠八

模型飛行機を飛ばしたのはっ?』


『4月です。』


『…くっそー。』


『もう素直に「お盆」、って

言っちゃえばいいんじゃないですか?』


『いや、さすがに宗教色があるような名前は、祝日としてまずい』


『……』









『大体8月12日って、そもそも何が起ってるんだ?

それに合わせて記念日にしたっていいわけだろう。』


『それが、ろくなことが起きてない日、なんですよね。』


『何があったの?』


『ハワイ王国消滅。

シベリア出兵。

日中平和友好条約締結。

全日空下田沖墜落事故。

日航123便御巣鷹山墜落事故。……』


『ハワイの消滅は日本と関係ねえだろう。

しかも、さらっと、危ないのを混ぜてるし。』


『あとは、ソ連が初めて水爆実験をした日。』


『…陰気な日だなあ。』


『じゃあ、やっぱり

ジャパニーズ・ハロウィン The BON.


『……』




(ハロウィン由来は、『奉教死者の日』といって日本でいうところのお盆です)




























では、『今日の一枚。』

















『お盆』で画像検索すると、

このきゅうりとなすの牛と馬が、必ずでてくるんだけど、

うちじゃ やらなかったなあ…


全国的な風習なんだろうか?


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少なくともゴーヤは違うよな。

 

 

 

 

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2014年3月 4日 (火)

雛太郎とナイチンゲールとカーディガン

むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。

ある日、おじいさんは山に芝刈りに、 

おばあさんは川に洗濯に行きました。







すると、

上流から『流し雛』が流れてきました。



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流し雛。

ほんとに川に流すんですね。





     

     
おばあさんは、それを家に持って帰りました。

中にはかわいらしい お雛様がいました。






おじいさんとおばあさんは、

その子に『雛太郎』という名前を付けて

育てました。


うん、女の子なのに『太郎』はおかしいだろう、 

という意見はぐっと飲み込んでください。 










『雛太郎』はすくすくと成長。



しかも、とんでもない美人になったので

5人の求婚者が来た。


帝位を争う争いの中で、文字通り犬馬の労を取った

官位だけ高いけど、犬、猿、キジ並みの馬鹿四人と

『俺って皇族だから超かっこいいんだぜー。』と

いまも、たけだなんとかという芸人が テレビに出て 

ネトウヨなことを言っているけど

血脈絶ってもいいですか?
















そこで、雛太郎は、結婚の条件として 

無茶苦茶な条件を出す。


『お釈迦様の頭鉢』を持って来い。』

『蓬莱の豚まん、じゃなくて宝石でできた樹を持って来い。』

『燃えない布』

『龍の首の珠』

『燕の産んだ子安貝』って

聞いたこともない。







うわあ、いやだなあ、こんな女。

当然実現できない。

みんな、うそをつく。


お釈迦様の石の鉢、としてただの石の鉢を持ってきたり

宝石の樹は、職人に報酬を払わなかったためにすぐにばれ

燃えない衣は、あっさりと燃え、

龍の首の珠を探しに行った大納言はものもらいになり、

燕の子安貝ゲット、と うんこつかんで帰ってきたり藤原鎌足。









で、

最後に雛太郎は5人共通の課題を出す。

『鬼が島に行って財宝を奪ってきてあたしに貢げ。』、と。


行きましたよ、5人と、犬猿キジの連合軍は

クリミア半島のセバストポリ、じゃなかった

鬼が島に上陸して、何の罪もない鬼たちを脅しあげて

財宝をザクザクと持ち帰り、雛太郎にささげた。



ところが、雛太郎はだれにもなびかない。 

満ちてくる月を見上げて、 

『私は満月には月に帰らなくてはいけません。』、

と、よよと泣く。


月からの使者を妨害しようと、

プーチン、じゃなかった帝は2000人の特殊部隊を派遣。

ところが、みんなも知っているように

雛太郎は、あっさりと月に帰ってしまいましたとさ。








帰っちゃった雛太郎を見上げて

おじいさんがつぶやいた。


『あいつ、

鬼ヶ島の財宝、みんな持ってきやがった』





























では、『今日のクリミア戦争。』













いま話題のクリミア半島は

19世紀のクリミア戦争ナイチンゲール

世界初の看護婦として活躍したことでも有名。

 

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白衣の天使、ではなく

黒い服を着ていた。











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だから萌えないっ

そんなこと言っちゃいけないんだけど

服にも (自粛) にも萌えないんだっ。

















さらに、
カーディガンが発明されたのも

この戦争の時、である。


イギリス軍の騎兵隊を指揮するカーディガン伯爵が

怪我をした兵隊のセーターを脱がせるのがめんどくせえ

という理由で、セーターを前開きにしてボタンで留める服を考案、

部下に着せて突撃させ

その1/3を殺した。

 

Cardigan

 

 

 

カーディガン伯爵。

モンティ・パイソンに

こんな人いなかったか?



       


したがって、その服は、今もカーディガンと呼ばれている。











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Wikipediaが『カーディガンの例』、として

この写真を高解像度で載せている理由が

よくわからない。

 






萌えないし。

 

 

 

 

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後半、話が変わっているのは

クリミアでの大騒ぎを知った瞬間がそこ、と思ってください。


だから、タイトルが訳わかんないのは、

別々の話に組み直すのがめんどくさかったからです。


我ながら、ひでえ。

 

 

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2014年3月 3日 (月)

アンネの日記の破損と、                  はだしのゲンの有害図書指定

東京と神奈川の40あまりの図書館で

アンネの日記』とその関連書籍、 

300冊以上が故意に破られていた、というニュース。

(読売の記事へのリンク)












『アンネの日記』というタイトルの本だけではなく、 

予備知識がないと分からないような関連本も 

選択的に狙われていたそうなので、犯意は明らかである。


政治的なメッセージがあるような気もするが、

いまのところ『犯行声明』のようなものは、ないそうだ。



『アンネの日記』を知らなかった子供もこれで関心を持つだろうし、

こういうことにとりわけ敏感なイスラエルは、早速

被害に会ったのと同数の本の寄贈を申し出た。

『テロリストの行為には何の意味もない。』、と。


ほら、早速政治性を帯びてる。






もちろん犯人がネオナチなのか、

そもそも日本人なのか?ということさえ、

今の時点では分からない。


どうせ思想というほどのものも持っていない馬鹿の

犯行だろうが、なんでこんなことするんだろうね?




















かと思うと、こんなニュース。






『「新しい歴史教科書をつくる会神奈川県支部」なる組織が 

以前、島根県で書架から隠された『はだしのゲン』を 

有害図書に指定し、児童への閲覧を規制するべきだ、という 

陳情を出した、というニュース。(産経の記事へのリンク)


この『新しい教科書を創る会神奈川支部』というところのHPが

惚れぼれするくらい古臭いスタイルのホームページで、

惚れぼれするくらい典型的な右翼なのでリンクしてみました。



このニュースが全国紙に取り上げられて3日以上経つのに
 

開設以来の訪問者が1万人に満たないあたりも 涙を誘う。


可笑しくって。



















思想信条は人それぞれにあっていい。

あなたが『アンネの日記』なり『はだしのゲン』が

嫌いなのは勝手だ。



だけど、

子供が自分で評価する機会を奪っちゃいけない。



『アンネの日記』にしても、

あまりにも非日常で苛酷な状況で書かれたために

文章以上に下駄をはいて評価されている部分が

あるのかもしれない。


もしもそうなら佐村河内に重なる部分がある。










『はだしのゲン』にしても、掲載誌が転々としていく中で

内容が次第に思想性を帯びていく。

『新しい教科書…』の連中が問題にしたのも、そのあたりらしい。

島根県教育委員会が怯えたのにも、そのあたりの事情がある。


実際、左翼の支援がなければ

この漫画は少年ジャンプでの連載終了後

世間から忘れ去られていた可能性が高い。







でも、まずは読ませてやろうぜ。

子供ってそんなに馬鹿じゃないよ?



それをこうやって大人が、 

周りからあれこれ口を出すからめんどくさい。












好きになるのも嫌いになるのも
 

子供に選ばせたらいいじゃねえか。


『はだしのゲン』なんか、正直、今見てもグロテスクだ。

嫌悪感を持つ子もいるだろう。


敗戦後の子供たちが、いつまでも愛国少年だったかというと、

そうじゃなかったような気がする。




でも、

てめえで考えさせたらいいじゃないか。

たぶん、こどもはそんなに馬鹿じゃない。




右でも左でも、大人が誘導するから 

馬鹿ができるんだ。
     





       

       
そして、放っておくと
 

俺みたいにひねくれるんだ。





くすん…
































では、『今日の「はだしのゲン」。』












          



        







         

     
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2014年3月 2日 (日)

ビットコイン、って何?

『ビットコイン(Bitcoin)とは、

公共トランザクションログを利用している

オープンソースプロトコルに基づくPeer to Peer型の

決済網及び暗号通貨である。』







ビットコインなるものを扱う会社が破綻して、 

デブの外人が頭を下げている。

(読売新聞の記事)

 

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艶々とした肌しやがって



       

 

『ビットコインとはなんじゃらほい』と、 

Wikipediaをひも解いたひとが 

日本中に300万人はいると思うのだが、 

出てくるのが、冒頭の文章である。

(Wikipedia ビットコイン)








ごめん、全然わかんねえ。







なんだよ、

『…公共トランザクションログを利用している

オープンソースプロトコルに基づくPeer to Peer型の…』

ってのはよ。







日本人なら日本語使えっ。








Wikipediaの、この項目に投稿した人の文章も

頭が悪くていじわるだと思うけど

投機とかやる人には簡単な内容なのかなあ。




でもまあ、読売の記事では『仮想通貨』とある。 

苦労してWikipediaを読むと、国によっては 

通貨のように使える国もあるらしい。 

ただし換金はできない。













つまり、超かっこいい子供銀行の札、

        
       
ってことでいいんだな?



















ただ、この柔肌のデブの会社の負債総額は

預かり金28億円、『ビットコイン』なるものの換算総額は

114億円で、合計しても150億。

(読売の記事へのリンク)




それだって、私には目もくらむような金額だが

歴代の大型倒産、というのを見ると文字通り桁が違う。

二桁違う。

(戦後歴代の大型倒産 東京商工リサーチ)



なんだよ、負債総額4兆とか3兆とか。







だから、このデブの会社の倒産は

世界経済に傷を負わせるほどの

大きさではなかったはずだ。


にもかかわらず、新聞がトップ記事で報じ 

日本では、官房長官が『会見での応答』という位置ではあるが 

『我が国とは関係ありません。』と 

コメントを出しちゃうのである。






近い将来には、

国家の安危に関わる程の存在になる

という認識なわけか?






















冒頭のWikipediaの記事は、

『送金者からの情報は高度に暗号化されていて安心』とある。

しかし、その『貨幣』には、金と交換できる『兌換性』もないし

政府なり、中央銀行の保証もない。



とりあえず、送金者が

『ブロードキャスト(「広告・公開」って翻訳でいいんじゃないか?)

した内容について暗号をあれこれしあって(適当)

ビットコインなるものが取り引きされる。



元をただせば、貨幣価値の信頼は

『出品者』なる人物の信用に局限されると思うのだが

この、コイン市場でレートが変わってしまう。

実態以上に値上がりすることがある。


だから投機に使われる。



よくわからんが、山師ってことでいいんだよな。

そいつらが、お互い相場を張りあっている、と。













それはいいんだ。


大昔の山師の時代、大久保長安クラーク博士

鉱山経営に取りつかれ、

大久保は国家経済を、クラーク先生は自らと親戚を

災難に叩き込んだのは有名な話。




いつの時代にも山師はいる。

それに賭けて

すってんてんになる奴がいる。





そのこと自体は、ざまあみろ、としか思えない。


しかし、こんな子供銀行券が

未来通貨なのかねえ。





























では、『今日の一枚』










今回話題の、ビットコインの会社のトップ(頭の悪い説明)

マルクカルプレスさん(たぶん30前。)

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こういう理解でいいのかな?

 

 

 

 

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2014年3月 1日 (土)

芸術なんて偽物ばかり

と、思われても仕方がないニュース。

(朝日新聞の記事へのリンク)




文化庁が後援する、書道の美術展『全日展』で

不正があった。 


どんな不正か、というと、出品がない県の応募作として

長老審査員が 『わしが書く』と自ら筆を執って、

あろうことかそれを入選させた。


『知事賞』がもらえる作品を出し続けなければ

来年以降、予算が削られる、と。

書道なんて、はっきり言って客観性がなく、逆にいえば

審査員や事務局の『推薦』があれば

知事も自治体も逆らえない。


『にんげんだもの』のふにゃふにゃした筆致では、

議論が二分するかもしれないが

明らかにその人とわかる筆跡で、『人間だぞ』

大書してあり、しかも作者が審査委員長であれば

だれも逆らえない。そもそも、ほかの応募作もないし。

    




気持ち悪い。















で、

その全日展なるものでは

『派閥にとらわれない審査の絶対公平,

有能な新人発掘と生涯学習の促進,

書画芸術の精神文化を通じて,

国際友交ならびに国際文化と

交流向上を目的と世界平和に寄与すべく

全日展」を開催します。』



と、のたまってんだから

全地球が大笑いである。
      

仮に五体満足でも、脳みその弱さを感じる。




で、まあ、

リンクした全日展なるもののトップページが消えているあたり

よほど非難にさらされたのだろう。


いまさら、HPを消しても遅いわ。



『玉義之』っていうペンネームで投稿してやろうか…



















『しかし、つんぼの作曲家が名声を得たり…』


『もうなんか、「唖とか聾とか盲とか」

本質と関係がない付加価値のある奴」しか

有名になれないような気がします。』


『権威とか、名声が信じられない時代だなあ…』


『…ねえ…』


『でな?』


『はい?』


『さっきの文章なんだがな?』


『はい…』


『人権意識の強いATOKくんでは

おし、つんぼ、めくら、っていう単語が 

ものの見事に変換されなかったんだ。』


『…へえ、じゃあ、これは?』


『盲聾唖(もうろうあ)って打てば一発だ。』


『ははあ、例によって余分な知恵を…』


『でもそういうことを規制するのは 

おかしいと思わないか?』


『そういう文字を見て不愉快に思う人がいるわけですから…』


『しかし、文章を見れば

差別意識がないのはわかるだろうっ。』


『ほかの差別意識が一杯ですけどね…』


『なんだとっ?』


『まあまあ…』
















『しかし、こんな「芸術家」ばっかりになっていくのかねえ。』


『ハンディキャップがあっても、

芸術家として評価されている人はいます…』


『目が見えない書家とか…』


『いますよ。』




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盲目の書家

酒井真沙(しんさ)さん(86)








『じゃあ、しゃべれない落語家。』


『その、「じゃあ」はやめましょうよ。 

明治時代の三遊亭円朝が「無舌居士」と呼ばれたり

立川談志が喉頭がんで声が出なくても高座に上がった 

なんて話はありますが…』








『佐村河内のせいで、こういう話題が笑えなくなったな…』


『別に笑わなくてもいいです。』





























では、『今日の、盲目のピアニスト。』











辻井伸行さん。 

すごいな、この人…


 

 

 

 

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