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2014年4月29日 (火)

サマータイムの日

4月28日は、サマータイムが日本に導入された日。

夏は一時間時計の針を進めましょう、

秋になったら戻してね、という制度。

(Wikipedia 夏時刻法)



    

Dst_on_3_april_1949_in_japan

『四月三日より

サンマ―タイム…』

うそくさい笑顔だなあ。
















昭和23年、日本を占領していたアメリカは、本国が

サマータイムであったので日本にもそれを強制した。

というのが、通説。






だけど、えーと、

アメリカと日本だったら、そもそも時差があるわけだし、

アメリカ国内でも州によって数時間の時差がある。


『オー、トウキョウ時間に換算するのはめんどくさいですねー』 

とは、いかに当時の占領軍でも言わなかったはずだ。







それならなぜだ?というと、ひとつは、

『日本人を教化してやろう。』という、

アメ公の思い上がり。


『農村も工場も夜明けから。』と、

レッドパージの時代、本国を逃れた

コミュニストがGHQの中下層の連中に,

てんこ盛りでいた。



その一方で、占領行政を担当する彼らは

日本の電力、というか動力そのものが

死滅状態にあることも知っていた。


てめえらで壊しといてなに言ってやがる 

という気が、ものすごくするが、 

『お天道様の下で働けよ』というのが、サマータイム。









もちろん日本人は嫌った。

『一年中一時間早くなる』んだったら、

まだ、国民のメンタリティとして我慢できたかもしれない。


もっとも、東西南北に長いこの国では

九州の人は、星を抱いて出勤しないといけなくて 

北海道の高校は、

グラウンドをがんがんにライトで照らさないと 甲子園で勝てない。










しかし、

『四月の第一土曜日の午後十二時から

九月の第二土曜日の翌日の午前零時まで』夏時間、って

そんな中途半端なことを言われても困る。



一時間時刻が重なる、

四月の第一土曜日の夜中に借金をした人はどうなるのか?

(実際には23時まで第一土曜日。

でも、そういう「日付をごまかす」詐欺があったそうな。)


時刻が一時間空白になる、九月の第二土曜日深夜に生まれた

子供の誕生日はどうなるのか?

(これは、ちょっと混乱があったらしい。

これも本来は、空白なんかないはずなんですけどね。)



なにより、時計で動く日本人は困った。

会社、学校の始業時間が変わる。

『明日からサマータイムね。』というのは

『一時間早く出社しろ』ということでしかない。

さらに、電車やバスのダイヤも変わるのだ。


アメ公みたいに、みんなが車を持っていて、

それで移動していると思ったら 大間違いなのである。



したがって、サンフランシスコ講和条約が発効して

独立を回復した、昭和27年には、

日本国は、あっさりとこの制度を捨てた。


東日本大震災の後、

『節電のために日本でもサマータイムを』

といった話が出たが、まともに議論されなかったのは、

この時の経験があるからである。









そうはいっても、世界には、この『サマータイム』を 

行っている国がいまでもある。

(Wikipedia 夏時間)

 

Dst_countries_september_2011

 

        
       
青が、現在も夏時間を採用している国と地域。

オレンジはかつて導入したけど、今は採用していない国、

赤はそもそも採用したことがない国。








まあ、熱帯の国が採用しないのは当たり前ではある。 

緯度23度の、南北回帰線の間にある国は 

一年に2回『夏至』がある。

しかも、頭上てっぺんに太陽が来る、という『本気の夏』だ。


『夏っていつだよ。』っていう話だ。





そういう意味で、緯度が高い地域で、 

採用している国が多いのはわかるが、 

逆にあんまり南北に行きすぎちゃうと 

これも意味がないような気がする。


北極圏、南極圏に入ると夏は『白夜』になるのである。


『朝っていつだよ』っていう話だ。














まあ、

『時計には触らない』っていう判断が正しいと思うが、

まだまだ電力逼迫の時代、

こんなことを言い出す奴がいるような気がします。




皆さんは、

『明日から一時間早起きな。』と言われて従えますか?


『今日から、終業が一時間早いから飲みに行こうか。』

と言ったところで、

『取引先は普通に営業してるから一時間待て。』

と言われて、抵抗できるだろうか。









ふう。

























では、『今日の、サマータイム』


















マイルス・デイヴィスの『サマータイム』












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投稿: トムフォード サングラス | 2014年5月 9日 (金) 23時53分

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