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2014年4月16日 (水)

青島で観艦式を

中国は4月下旬に青島での開催を予定していた

『国際観艦式』の中止を決定。

日本の海上自衛隊を『招待』しなかったため国際的な非難を浴び、

アメリカなどは『招待』されていたにもかかわらず、欠席を通告。

びびったらしい、というニュース。

(読売の記事へのリンク)










『ざまあ、っていう感じですね。』


『しかしここで満足していては、いかん。』


『はい?』


『日本も青島で観艦式を執り行うっ。』


『またわけのわかんないことを。

中国に自衛艦なんか送ったら、それこそ戦争になりますよ?』


『馬鹿野郎っ。』


『ひっ。』


『日本にも「青島」っていうのがあるんだよう。』


『今日の話は、出オチっぽい雰囲気がしましたが

やっぱりそう来ましたか。』


『「青島」で検索すると2件ヒットする。』


『どこです?』












『ひとつが宮崎県の青島。』


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『おお、これは絶景だ。』


『な?鬼の洗濯岩の上にできた砂浜の島。』

(宮崎市観光協会へのリンク)


『ここで観艦式をやる?』


『そうさ、この島のすぐそばを海上自衛隊の艋艟50隻が 

堂々隊伍を組んで、登舷礼で安倍首相の観閲を受ける。』


『しかし観艦式ってのは観閲者が坐乗した船が

一緒に航行するんじゃないですか?』
    

Tokubetukankanshiki

    
昭和5年、あるいは8年のものとされる、大観艦式

航跡が見える手前の艦に昭和天皇が坐乗されている。



『だけど、宮崎の青島のそばでこれをやると、どう考えても2,3隻 

座礁するんだよな。』


『観閲式で総理を乗せている船が沈んだら

しゃれにならないですしねえ。』


『そんなことになったら、中国高笑いだ。』


『…うーん。』





















『大丈夫っ。日本にはまだ青島がある。』


『はあ…』


『愛媛県大洲市になるんだが、ここは瀬戸内海に浮かぶ島だ。』


『はあ…』


『そしてここは、近年「猫の島」としても人気を呼んでいる。

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『これは一体。』


『一日二便しかない渡船がつくと、こうやって猫が寄ってくるらしい。』


『なんで?』


『観光客なら餌をくれるし、釣り客も雑魚をくれる。 

だからこうやって、迫ってくるわけよ。』


『なんか怖いっすね。』


『地元の人もやさしいから、これだけ増えた、と。』


『まあ、これだけの密度の割に、みんな健康そうなのは

なによりですが。』


『尾道とか、瀬戸内海沿いの町や島に猫が多いのは 

共通なんだけど、この島の猫の密度はすごいわあ。』














『で、ここで観艦式?』


『そうとも、ここなら呉からも近い。潜水艦隊までそうざらえで 

100隻の自衛艦を安倍さんが観閲する。』


『猫を抱いて?』


『理想を言えば、モーニングにまたたびの粉を振りかけて 

猫にまみれてほしいけどな。』


『……』


『……』


『まあ、平和、っちゃあ平和だし、

中国メディアが、「我做船船型海上自卫队,青岛

(小日本の自衛隊がチンタオで観艦式)」っていう

ニュースを流しても、…』


『観閲する安倍さんが猫にまみれていたら 

世界中が脱力するだろう。』


『嫌味、としては外交メッセージとしてありかもしれません。』


『まあ、あの忙しそうな人が、 

そんな冗談をやってくれるとは思えないが…』


『…でも、ちょっと見てみたい…』
































では、『今日の、いずも』










実際、尖閣問題だけではなく、日中両国が 

海軍の近代化を進めているのは事実。



中共軍は、山村ゲリラ出身だったので、海軍力が皆無だった。


南京にいた国民党軍は、

『毛沢東は長江を渡れまい。』と、舐めきっていた。



ところが渡ってきた。

どうやったか、というと、泳いで。

(1966年、毛沢東が長江を泳ぐプロパガンダ映像。)


ほかにも、あらゆる船を動員して、兵隊を運び、

蒋介石を大陸から追い出すのだが

海ではかなわなかった。


1958年から、台湾領の金門島にどかどかと大砲をうちこむが 

奇襲は失敗し、アメリカが介入する姿勢を見せたことで 

後は21年間にわたって、包丁の材料となる砲弾を撃ち続けた。





さらに、中国は、尖閣諸島だけではなく

ベトナム、フィリピンマレーシア、ブルネイ、台湾などが

俺も俺もと領有権を主張している、西沙諸島(パラセル諸島)

などを事実上実効支配している。

1974年に、落ち目の南ベトナムを破って占領した。


      

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パラセル諸島、

中国本土から

300kmちょっと


    



もうちょっと南の南沙諸島(スプラトリー諸島)というのにも

中国はちょっかいを出している。


南ベトナムが滅んだ後の統一ベトナムと衝突して

赤瓜礁を手に入れたのが1988年。


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なんて勇ましくない

占領風景





中国は、一時的にこの海域を支配するのだが、

現在は、この赤瓜礁と、ごく一部の岩礁をのぞいて

撤退している。



あの、領土にえげつない国がなぜ、というと 

本土から遠すぎるんですね。 

本土の基地からスプラトリー諸島の北端の赤瓜礁まで、

片道630㎞以上。


戦闘飛行をし、かつ現地で空戦がありうることを考えたら、

1988年の中国機ではどうしようもなかっただろう。




だから空母が欲しかった。




かつて日本人を恐怖に叩き込んだ空母ミンスクを 

『遊園地にするから。』というふざけた理由で買い取って 

うん、研究したけどやっぱり遊園地にしかならないよね、 

ということで約束通り、遊園地として公開し、

さらに懲りずに、ソ連の中古空母ヴァリヤーグを改装して

実戦配備した。









古い言葉だが『ブラウンウォーターネイビ-』と

『ブルーウォーターネイビー』という概念がある。


意味は文字通りで、陸地からの航空支援が期待できる範囲

つまり『陸地が見える範囲(ブラウンウォーター)』で戦うのが、

ブラウンウォーターネイビー。


陸地が見えないところまでいって威力を発揮するのが

ブルーウォーターネイビー。


いまは水平線の彼方から

ピンポイントでミサイルを撃ってくる時代なので

あまりこういった分類はしないらしいが…



でも、空母が欲しかった。



長江の水は冷たかったんだろう。

中国海軍は、台湾海峡制圧はおろか

金門島さえ占領できず、落ち目の南ベトナム軍には勝ったが

飛行機の届かない南沙諸島は手をつけかねている。


彼らは建軍以来60有余年、

ブラウンウォーターネイビーであり続けてきたことに

屈辱を感じている。


だからこその、なりふり構わない空母配備だったんだろう。







そして、それゆえに日本が『空母』をもつことにも

露骨な警戒心を抱いている。

                                                   




日本最新にして最大の護衛艦、『いずも』 

アイランド型艦橋、全通甲板、というシルエットは空母っぽい。

排水量2万トン、甲板の全長250mというのは

旧海軍の『蒼龍』型を上回る。


もっとも現代戦ではこんな小さな艦で飛ばせる固定翼機は

海自も空自も持っていない。

『だから攻撃型空母ではない』というのが政府の立場なんだけど

将来、フォークランド紛争で活躍したシーハリアーのような

VTOL機や、小型の無人戦闘機が配備されるようになったら、

十分に、役に立つ。


そもそも今の段階でも、空母の英訳である『Aircraft Carrier』

つまり飛行機を運ぶ艦、としては十分に有効で

オスプレイを満載すれば、

あの島もどの島も守りは鉄壁だ。









中国にしたって、空母1隻では実際の運用ができないので 

2隻、3隻と作ってくるだろう。


ひょっとしたら原子力空母くらい作ってくるかもしれない。

日本では『原子力船』というのは、

むつで失敗して、それ以来タブーになっているが、

あの国は日本とは、安全に対する基準が1万倍くらい違うので

放射線をだーだー漏らしながら走る空母を 

作ってきそうな気がする。







ふう…







まあ、観艦式に呼ばない、反発食らったから中止っていう 

中国のおたおたぶりが見られたから、 

今回は、よしとしようか。







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おあ

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コメント

お子様連れのママさんには、マザーズバッグのサブバッグとして、貴重品をこのバッグにまとめておけばバッグをゴソゴソしなくても財布類がさっと取り出せて便利だと思います。斜め掛けのストラップが身長166cmの私には少し短かったので、もう少し短くして、ボディバッグ風に持つ方がよさそうです。155cmくらいの小柄の人は一番長くしてぴったりだと思います。
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投稿: www.billsgardens.com | 2014年5月11日 (日) 21時39分

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