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2014年8月の投稿

2014年8月30日 (土)

デング熱の猩獗地。YOYOGI・PARK

『オー、ワレワレハー。コレカラー、

アジア最大のデング熱流行の ホットポイント

ヨヨギパークに潜入しまーす。』


『ドキドキします』


『あの、Wikipediaにさえ 

「デングウイルスには、

認可されたワクチンがない 

「デング熱に対する特別な治療法はない

って書かれるくらいの恐怖の伝染病』


『もうちょっと言葉を選べよ、って

思うんですけど…』


『オー、シカシ、われわれはすでにその

デンジャラスゾーンに 踏み込んでますねー』


『あのっ、あたしたち本当はアフリカの某国の

テレビ局で「エボラエボラってうるせえよ」

っていう番組なんです。』


『オーマタ、無駄に敵をツクリマスネー。』


『わたしっ。蚊に刺されないように

水銀軟膏を塗りたくってきたんですけど。』


『オー、遠目に見ると白人。ちかくば寄って

みると アフリカの民族舞踏に使う

お面ミタイデスネー。』


がしっ


『あ、おまわりさんサーセン。

ぶつかっちゃって 』


『いえ、大丈夫でしたか?でもここ、

立ち入り禁止区域っすよ?』


『水銀軟膏の仮面、剥がれちゃいました。』


『オー、マサニ。ミヤウチ・マター』








『蚊に刺されたらだめなんですよね。』


『はい、ワクチンがない以上、罹患率は

100パーセントです。』


『おっかない事言いますね、

大丈夫なんですか?』


『なにが?』


『いや、いろんな意味で。』


『デングウィルスを持った蚊に刺されたら、

ほぼ100パーセントうつされます。』


『うわあ』


『しかし、たいていの健康人は、

こんなの体内で叩きのめすので

8割は発病もせず、安心です。』


『では、致死率は?』


『2%から5%です。』


『死ぬのっ?』





















と、まあ。遠くの国の伝染病だと思っていた

デング熱に代々木公園で感染した人がいる。


デング熱の感染源は血液で 

それを媒介できるのは『蚊』だけだ。


だから、ということで、いま代々木公園では

網を振り回す、殺虫剤を撒く、と徹底的に

『蚊の駆除』をしている。


だけど、今回、感染した3人は、 

おそらく一人の原罹患者、

『症状が出ていない罹患者』の 

血を吸った蚊にまた刺されているわけだ。



患者と、加害者はすごく近くにいた。

蚊の行動半径を考えると、

200mくらいだったはずだ。

加害者と被害者がそんな近距離にいた。

少なくとも、そんな一瞬があった。


あこがれないけど。



加害者、というと気の毒だろうが

この、『元デング熱のウィルス保菌者』

自覚症状などなかったのだろう。

自覚症状がなければ、こんな、

『チブス・メアリー』みたいな人がいたら

防げない。

(チブス菌の永久保菌者。

しかも、こいつが食堂に勤めていたおかげで

累計50人の被害者と少なくとも3人の死者を出した。)


『地球温暖化で蚊の生育域が広がった』なんて

訳知り顔で言うやつがいるが、今週は寒いぜ、

日本。








防疫って結構穴だらけなんだ。 

ということを今回の一件は教えた。


そして、ビオトープだなんだ、 

と言って、街中に中途半端な

水たまりをつくってきたのも 

この国である。

今年は蚊が少ないけどさ。






むずかしいねえ。



































では『今日の「狩人たち」』






動画が取れなかったのでリンク先で

見てください。

 

モンティ・パイソンですよ。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm20891841








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2014年8月27日 (水)

スタバの隣は癪に障る

『日本で唯一スタバがない都道府県』という

ことで有名な 鳥取県。

東京には、新橋に出店している県の

アンテナショップがある。 

実は、これの隣にスタバがある。 

で、この鳥取の方のアンテナショップが

引っ越すことにした、 というニュース。

(朝日新聞の記事へのリンク)

                   

             

2014y08m27d_094701185
左が鳥取アンテナショップ

                 



                                                  

『お、なんでいなんでい、喧嘩かい?』


『「手狭になったから引っ越す」ってこと

らしいですけど。』


『だけどお前、上京した知事が、
 

「いつまでたっても来てくれないスタバの隣に

いるのは 未練がましいので、

こっちから引っ越すことにしました」って 

言ったらしいじゃねえか。』


『この人ですね。(鳥取県議の給料は76万円)』


『こいつは気に入らねえが、
 

「スタバはないけど砂場はある」とか 

ちょっと塩っ気が効いてていいやな。』


『アンテナショップの引っ越しまでニュースに

なって「鳥取=NOスタバ」っていうのが

受けてるんなら、

もう、スタバ出店しないですよね。』


『鳥取県民もそれを願ってるはずだ。』


『山陰のライバル、だったはずの島根に

先を越されて、さらに島根は

「出雲大社の式年遷宮でにぎわうだろう」と、

2号店までオープン。』

(スターバックスジャパンへのリンク)








『もう、だから「鳥取にスタバが出ない」って

いうことは、鳥取にとってもスタバにとっても

Win-Winな関係なわけよ。』


『また使いなれないビジネス用語を使って…

鳥取のWinは何なんですか?』

                   

『だから、こうやってネタにできるし、

鳥取だけの闇ブランド

STARBOXとか、SANDBAGSとか…』


『サンドバッグはいやだなあ…』


『もうすでにそういうパロディの店あるよ?』

                                                       
『鳥取のWinがわかるとしても、

スタバのWinがわかりません。』


『でもLooserもいないだろ?』


『そりゃ出店しなきゃね。』


『あ、それを言っちゃあ…』

 

『あ…』






























では、『今日のホウキノクニカラ』











鳥取県倉吉市観光PRショートムービー 

ホウキノクニカラ

                 

                      
                  






















おまけ








主演の山本舞香さんは、こんな作品にも出ています。




すげー




               

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2014年8月26日 (火)

底辺からの脱出

全国学力テストの結果が公表された。 

都道府県別の成績では、かつて

『小学校部門で最下位』だった 沖縄県が、

全教科で最下位脱出。というニュース。 

(読売の記事へのリンク)














それなら結果はどうなったか、というとこちら


                    

2014y08m26d_005846612











そんなわけで、変わって下位に落ちてしまった 

地域の皆さんは大変である。 

国語で愛知県が最低。(中日新聞の記事へのリンク) 

算数で滋賀県が最低。(京都新聞の記事へのリンク)

岐阜県が低位。(岐阜新聞の記事へのリンク)







トップを取っても大変らしい。 

(読売新聞 秋田県版へのリンク)


『家で自分で計画を立てて勉強しているか?』 

Yes80%

『家で学校の授業の復習をしているか』

 Yes90%


とか、ほんとかなあ?







ただ、これ。子供はほとんど意識していないと

思うんですよ。 

先生だけ神経質になってるとしたらいやだな。




『おらあ、来週から秋田さぁ研修だから。』


『いいなー。』

『なまはげ買って帰ってきてよ。』

『きりたんぽー』


とか、教育先進県に研修に行ったわけです。

沖縄なんかは、その成果が出て小学生は見事

最下位脱出。












でも、これ『平均点』でしょ?


もちろん『群』として『全体をあげる』という

こともあるわけですが、

『底の方の連中を集中して上げる、』という

こともあって、今回の学テでは、

その傾向がみられたらしい。


もちろん、極論すれば

トップの連中だけ引き上げる

という方法もある。


平均点が上がるばかりではなく、

エリートを育てられる。

平然と、そういうことをしている国は

横に隣に、いくらでもある。












そして、ガキども個々人は

『都道府県の名誉』なんか知ったこっちゃない。


そりゃ、点数が悪ければおかんに怒られる。 

でも、それ以上に

先生が怒るのは何故だろう。


校長室にまで呼び出されて、 

いつもはすっげー怖い担任の山中先生が 

ジャージじゃなくてスーツで直立不動だ。


山ほどの自習ドリルと、

おかんが判子を捺さないといけない

『自習記録帳』まで渡されて、

よほど腹が立ったんだろう、

校長先生は俺たちに椅子も与えないで、


『あんたんとこの馬鹿が

うちの平均点を下げてんですよ。』


といって、頭がつくくらい最敬礼している

おかんと俺を 汚いもののように

校長室から押し出した。






アムネスティの連絡先ってどこですか?

(ここです。)










とまあ。こんな話がないようにお願いしますよ


なんだかんだいっても、成績公開には賛成だ。

それで、刺激を受けて沖縄が最下位を脱出した

なら、それだけで意味がある。

『下位県』のローカルマスコミが騒ぎ、

それ以上に現場や教育委員会ではショックが

走ってるだろうと思うと

それなりに効果はあるんだろう。


上に載せた寸劇のように、成績の悪い子に 

えげつない扱いをしないでほしい、とは思うが。





























では、『今日の一問。』















せっかくだから、今回出題された、小学生国語の

問題を見てみようじゃないか。

(文科省 平成26年度全国学力・学習状況調査の調査問題)

もちろんコピペだ。STAPわぁ、ありますってば。

2014y08m26d_153753375_2










































どうしても、アクロバットリーダーの

コマンドバーが映りこむんだけど、

もういいや。



で、まあこの問題の正答としては3なんだけど、

普通の日本人小学生が、この状況で使うのは、

『山口さんも川島さんも、

どっちもどっちだ。』

という言葉だろう。








小学生が『五十歩百歩』なんて言わねえよ。


あほらし。







1.も間違っていないとは思う。

確かに弟にとっては、

五十歩百歩だ、と思う。

                 




                        
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2014年8月22日 (金)

アイスバケツは地球を救わねえよ。

氷水をかぶって、 筋萎縮性側索硬化症(ALS)のチャリティをしよう。



『氷水部分』要るか?と思うのだが、なぜかこれが

世界の『セレブ』の間で大流行。

(Wikipedia

アイス・バケツ・チャレンジへのリンク)


なぜ氷水をかぶることがチャリティになるのか。

この、ドリフのコントみたいな動画をYou tubeで見て

『おー、ALSかわいそー。』ということに

なるのか?

全然わけわかんねえ。




『アイス・バケツ・チャレンジは、筋委縮性

側策硬化症(ALS)の認知を高め、寄付を募る

ための活動。』、だと。

それは構わないとしても、薄気味悪いのは、

氷水を被った人は、『次に被る人3人』

指名できる。


『指名された人は、おとなしく寄付をするか

氷水をバケツでかぶり、

それをソーシャルメディアに投稿するか、

もしくはその両方をやるか選択する。』

というのがルール、なのだそうだ。






うわあああ、きもちわるい。








公開のカツアゲ、あるいは

『不幸の手紙』。だよな。





               

 

『誰を指名した』、『なぜおれを指名しない』

ということでも騒ぎになるだろう。

秋元、相当額に来てるな。

 

(指名されても拒否することはできるらしいのだが、

世界中に公開される動画で地球に名前が

さらされるのだ。断りにくいだろう。)

こんなネズミ講みたいな方式がまかり通るんなら、

ALSの人への同情は偏見に変わるだけじゃないか?



それでも世界では、この

『悪魔のいいとも』

たくさんの人が水をかぶっている。





ビル・ゲイツさん。

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自作の氷水かぶり機

とともに






ソフトバンク・孫さん。

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何だよ、その子供プールはよ。








乙武洋匡さん

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あんた、体幹しかないんだから

ショック死するよ?












iPS細胞の山中先生

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STAPなんかぁ、ないんじゃあっ







そのほかにも、 

水はかぶらないけど寄付をしたオバマさんを

はじめとして 

日本でも、超有名タレント、田村某などが

氷水をかぶっている。







いずれ10年もしたら、場末のキャバレーで


『あっ、亮子の奴、

先輩を差し置いて氷水かぶろうとしてますぜ』


『ふんっ、なんだい?氷水かぶって10年 

このあたしが、肺湿潤で死にそうなのに、 

それは何の嫌味だいっ?』


『ママっ。隣のラーメン屋の居候のアル中の

五郎太が水垢離をしていますっ。』


『なあんだってえ?』


『へへへ、お、おいらもさ、指名、を受けたんだよ』


『誰からさっ.』


『西口のホームレスのキィ公だよう。』


『…な、なんでそんな奴からっ。』


『あはは、「3人ずつで10年だったら」

俺たちのところまで下りてくるわけよう。』


『…くっ。あたしは大統領と同じ時期に…』












あー、こういう体育会系の発想の運動っていや。

あるいは売名行為か?











ちなみに、この『運動』が始まったのは、

今年の7月ごろ。

創始者のひとりコーリー・グリフィンさんは、

ビルの2階から深夜の海に飛び込んで死亡した。

8月16日に。

事故死、という報道が多いがどうでもいいや。

脊髄を折ったそうです。

享年27。











『先生、いま氷水を被るのがトレンディでしてな』


『ほうっ、そうか。』


ばしゃー。


『う、うぐぐ。』


『よっしゃあ、心筋梗塞。』



























では、『今日の一枚。』







           





           

000000000000000000000000000000000_6



ふう












                           

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2014年8月20日 (水)

軽自動車でも車中泊

相変わらず『車中泊』は人気。

最近は、軽自動車をベースにした

『軽キャンパー』という車が人気なのだという。

(読売の記事へのリンク)









さて、こういう始まり方をしたときは、 

ひどい着地の仕方をする、ということを、 

ええ、もう、この日記も憎まれ続けて7周年。 

愛読者の方はわかってらっしゃるでしょう。



まあ、まず図面をご覧いただこう。

もちろんコピペの図面だ。STAPわぁ、ありますっ。 

 

2014y08m19d_164501414

軽自動車の

最大幅員は

1480mm






軽自動車の最大幅員って、昔は1400mmじゃなかったか?

エンジンが550ccから660ccになった事は

知ってたけど、

じわじわ大きくなってねえか?


そりゃTPPでよその国から不満も食らうだろう。 

『その下の層』の受け皿、として、 

超小型車をつくるっていう発想は、 

なんか、うーん。おかしい。







で、

まあ外形幅員1480mmのこの車の内法寸法は

どう考えても1400mmない。


文系の記者が書く記事は、こうやってスケール

を無視する。

たとえば『肝心』のベッドの大きさがわからない。

一級建築士なめんなよ?


なにしろ『流し台』や『ミニ冷蔵庫』

まである。

流し台、つったって、ママ・ナガシ

(すごい商品名。実在しました)

みたいなもんじゃない。


              

000000000000000000000000000000000_5

タオル掛があったり

流し台の横のスペースが

水切用に波型に加工されていたり、

絶妙に所帯臭いのが素敵

                     




                                          
この、おもちゃのママ・ナガシにしたって、

奥行300mm近くある。

みなさんのご家庭のキッチンは、おそらく

750mm以上。

上記の図面では、『ママレンジに毛が生えた

ようなもの』だとしても、横に冷蔵庫もある

ので最低でも450mm以上。







そうなるとベッドの幅は900mmである。

(半間、畳の短いほうの辺の長さ。)

大人二人、寝られるかあ?




『群馬県伊勢崎市の代々木守さん

(仮名・58歳)は6月、

改造した軽キャンパーの購入を契約した。

夫婦そろって旅が好きで、

3月に会社を早期退職したのを機に

「宿や列車を手配する面倒がなく、

すぐ旅に出られる」車を買うことにした。…』















『あっついなー、もう。』


『な、なんだよ…』


『なんで真夏の夜におっさんとべったり

ひっついて寝なきゃいけないの?』


『新婚のころは一緒に寝たじゃないか。

「ポップアップルーフ」で星空も思いのままさ』


『もう、あたしたち新婚じゃないのよ。』


『いいじゃん、一緒に寝ようよ。』


『いいから屋根閉めてクーラーかけろ。

さもなくば、どっかのホテルに行くんだ…』


『…はい。』










これまでも、車中泊について罵倒し続けてきたが

経験がなくて言っているわけじゃないんだ。


いまから30年近く前、出石や福知山、姫路の

街の歴史を調べようと思って

姫路くらいだったら帰ってきますけどね、

出石とかもう

すごいさむかったのー。







その時代からの『シャチュウハクリスト』

なんだから、ちょっとは年寄りの話も聞きなされ。


ああ、信濃橋さん、じゃなかった、原宿さん?

ああそうそう代々木さんは58だから

歳上でらしたなあ。


『宿代や交通費が浮くので高いとは感じない」

っていうのは 

屋根が開く車に寝る度胸と、 

カラシニコフを持ってシリアに行っても

拉致されない、と思うのと 

どっちが危ないと思います?




その、安全に対する費用対効果の意識が

全然わかんねっすよ、先輩。




























では、『今日の「一緒に寝ようよ。」』





















うわあ、みんなわけー




                           

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2014年8月15日 (金)

おにぎり2万個マネージャー

いま行われている夏の甲子園大会で、

埼玉代表の春日部共栄高校が、強豪校を

破ったんだけど、そこのマネージャーが

2年間で2万個のおにぎりを握っていた、

というニュース。

(日刊スポーツの記事へのリンク)











『……』


『……』


『なんなの?これ。』


『えーと、春日部共栄高校野球部のマネージャー

三宅麻未さんは、チームメイトのために

2年間で2万個のおにぎりを握り続けた、と』


『…で、それが美談なの?』


『「チームメイトの体格向上が戦力強化の

ポイントだ」ってんで、毎日せっせとおにぎり

をつくって、大人気。

めでたくみんなの体重も増えて甲子園出場にも

つながった、と…』


『…へえ。』


『おにぎりも、毎日塩むすびじゃ飽きるだろう

と、味付けや具にも工夫…』


『いい奥さんにはなりそうだな。』


『しかもこの娘、入部した時に

ほかのマネージャーがいなかったんで

洗濯、掃除といった雑用から、おにぎりまで

作るってんで、課題とか延長授業がある、

頭のいい進学クラスから普通クラスに、

転科してまで握り続けた、と。』


『なにを?』


『おにぎりを。』















『「ところが、これを「美談として扱うのは

おかしい」、とか

「女は飯炊き、だなんて性差別だ」とか、

批判もあるらしいです。』


『まあ、本人が望んでやってるんなら、

別にどうでもいいけど。』


『しかも、彼女、そこそこ可愛いんですよ』


                 

2014y08m14d_212415444
三宅麻未さん








『へえ…』


『これじゃ、野球部の童貞どもはたまらないでしょう…』


『胸はないな。』


『……』










『再来年あたりに、この「美談」が映画化

されるんじゃないか?』


『タイトルは?』


『もし高校野球の女子マネージャーが

2年間で2万個のおにぎりを握っていたら。』


『パクリはどうも。』


『ライスボウル トゥエンティサウザンド』


『意味がわかりませんがな。』


『2マンコマネージャー』








『あのね?もう、いい大人なんですから、

瞬時に全地球に公開されるこういうツールで

そういった、禁じられた遊びをしないでくださいよ』


『だけどお前、この子がそこそこ可愛いから

美談になっているんだろうっ。』


『そう、言いきっちゃうと、どうも…』


『これが

「硫黄島麻未」とかの名前の巨体ブスで

全身からぶすぶす熱気を吹き出しながら

日産2万個のおにぎりをつくっていたら

美談になるかっ?』


『……』


『……』


『そんなに食えないっすよ…』































では、『今日の、もしドラ』













『もしドラ』、と違って『原作』が

あるわけじゃないので 

実写版というのは、作りにくいだろうが 

漫画やアニメは、すぐに出てきそうな気がする。


         

2014y08m14d_233717279





漫画版もしドラ










『漫画に脚本がない。』という意味じゃなくて

パソコンで動画が作れる時代、

キャスティングやら、版権やら、秋元靖やらが

絡んでくる実写版よりも、すごくあっさりと

できると思う。


いま、日本中の食えない漫画家やアニメーターが

コンテを書いているはずだ。

            

 

 

 

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2014年8月13日 (水)

監視カメラの前には風船を

京大が、文科省から巨額の支援を受けていた

『実験』で人物認識機能、さらにそれを

追跡できる機能を持った高性能カメラを

39か所に設置。

来客者には「実験中であること」などを

3年8カ月にわたって、 まったく周知せず、

無断で稼働させていた、というニュース。

 

(読売新聞の記事へのリンク)








『STAP以上にくだらねえっ。』


『これ、撮影してどうするんですか?』


『撮影された無辜の民を、服装そのほかで

ロックオンして、 

「うわあ、このおっさん1時間もブラジャー

売場にいるよ」とか』


『……』


『いいか、これをお読みの皆さん、

これが設置されているのは 

京都市内の新風館という、再開発ビルなんで、

うんといたずらしてやろう。』


『いやいやいや、犯罪を誘発するようなことを

言うなって。』


『犯罪じゃなきゃいいんだろ? 

「1000人割烹着隊」を編成して 

ときどき振り返って「STAPわぁありますっ」

っていって ずんずん進む。』


『カメラがその割烹着隊を追ってくれなかったら

意味ないじゃないですか。』








『別の服でもいいぞ?

この新風館とかやらに入ってくる人には 

天六で買ってきた、200円の「虎柄Tシャツ」

プレゼント。』


『全員がそれだったら迷うかなあ。』


『だろ?それでそのうちの一人が熱中症の振り

かなんかして 

アーケードの真ん中で倒れるわけよ。』


『そういう時、監視カメラは警報とか出して

くれないんでしょうか。』


『出すわけねえじゃねえかよ。

有人で監視してる訳じゃないんだ。

目前の犯罪も、病気も知ったこっちゃない』


『そういう意味では、情報量が多いと、

こういうツールってハンドリングできないから

意味がないですよね…』


『周りの連中は、「おいっ、どうしたっ。 

黄色と黒は勇気のしるし じゃなかったのか?」

って、はやし立てる。』


『……』


『……』

















『しかし今回、京大は馬鹿だからばれましたけど、

もう、こういった技術は空港とか、

国の重要施設とかではすでに実際に運用されて

いると思うんですよね。』


『永田町とか 国会や在外公館があるエリアでは 

街区ごとやっていそうだよな。』


『おっかない時代ですよねえ。』


『むかし、景山民夫が、べトコンだったかの

恰好をしてモデルガンを持って防衛庁の前で

記念撮影をしたそうだ…』


『捕まらなかったんすか?』


『びっしりと、公安にマークされたらしいが』


『……』


















この新風館に関しては、カメラの存在も数も 

わかっているわけだから、うんといたずらして

やろう』


『やめてくださいよ?カメラ壊したり、

レンズにスプレー吹いたり、ガっちゃんの

シール張ったり…』


『お前、えげつないこと考えるなあ。』


『えっへん。』


『それよりも犯罪にならない方法がある。』


『なんです?』


『それぞれのカメラのレンズ前に来るように、

女の子が風船を持って立っている。』


『うわあ…』


『名付けて、カメラへの阻塞気球作戦』


『まあ、ハラスメント、としてはありそうですが…』















『大体、この件に関する「京大のいい訳」が

腹立つんだっ。』


『…はあ。』


『この実験を主宰していた、

情報メディアセンターってとこの

センター長やらが、こんな言い訳している』


『はあ…』


『岡部寿男・同センター長は「システム調整に

手間取り、 (「カメラ作動中」の)表示を

忘れていた。

プライバシー保護が徹底されていなかったことを 

深く反省している(しかし) 撮影は

今年度いっぱい続ける。」

だそうだ。』


『「カメラ作動中」っていう表示がなくて

悪かったな。

でも、まだやるぜ?っていう、

ふてくされにしか読めませんよねえ。』


『あと補助金もらっちゃったから、年度中は

稼働させないと予算の関係もあって

ややこしい、とかいうことなんだろうが。』


『「無断撮影した映像は今後使わず、

消去する」ってのは、

いままで撮った映像は消去する。ってこと

なんですかね。』


『注意を受けたから申し訳のようにつけた

「カメラ作動中」っていう 施設内でたった

2か所の、注意書き掲示以前の画像を 

消去するってことなんじゃないの?』


『うーん?』


『つまり、「カメラ作動中」の掲示以降の

お客様は、30カ店舗の施設内での、

たった2か所の掲示で

「ご了解した」ことになるんだよな?』


『もう、全館に、

「見てるぞ」とかいう掲示を出して

ほしいですよねえ。』


『この野郎っ。

あの「副センター長」は自殺して責任を…

とってないかもしれないと思うけど…』


『まあ、ねえ…』


『それなら「センター長」たる貴様もっ』


『やめろって…』




























では、『今日の風船。』











風船を膨らませる。












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2014年8月 7日 (木)

立秋の日

8月7日は『立秋』


へー。



秋、かなあ。



暑いよ。



















では、『今日の一本』














                            







なんだよっ。泣いたっていいじゃないか…




                                                        

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2014年8月 6日 (水)

第五福竜丸の日(再掲)

3月1日は『第五福竜丸被曝の日』

(Wikipedia 第五福竜丸)

 

 

 

 

 

 

 

1954年のこの日、南太平洋のビキニ環礁で

アメリカが水爆実験を行った。

この時、付近で操業していた日本の漁船、

第五福竜丸が『死の灰』を浴びた。

 

2004年までに乗組員23名のうち12名が死亡。

日本にとっては『ヒロシマ』『ナガサキ』に続く

第3の『核兵器による被曝体験』となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そのときの水爆実験の写真がこれ。

(ブラボー実験)

 

0000_bravo  

 

 

 

 

 

 

 

アメリカは、1945年に原爆を開発して

すぐさま日本に落とし

『核の独占』を実現する。

 

ところがソ連の核開発は急で、

原爆はアメリカの4年後、

水爆は1年後に追いつかれる。

 

焦った上に水爆実用化の技術で

ソ連に先行されていると思い込んだアメリカが

行ったのが、この実験。 

 

15メガトンという破壊力は広島原爆の100倍。

アメリカが行った核実験では、

公開されている限りこれが最大である。

 

(地球最大の核実験はソ連のツァーリボンバー

で、50メガトン)

 

 

 

 

 

 

『とりあえず』行った水爆の実験だから、

見積もりと異なる威力になった。

計画前は4-8メガトンとおもってたのが

爆発させてみたら

15メガトンだった。というのが

Wikipediaさんの言い分。

しかし、

 

 

 

 

4メガトンの見積もりが

15メガトンになるかあ?

 

 

 

 

故意か過失かはよくわからないが、

この過剰な規模の核実験のおかげで

100マイル(1600km)避難させていたはずの

住民にも、死の灰が襲いかかった。

 

  

0000_bravo2_3死の降灰範囲

住民が避難した島も直撃

 

 

 

 

住民ばかりか、付近で操業していた漁船にも

害が襲った。

そのうちの一隻が、第五福竜丸。

 

第五福竜丸は140tのマグロ漁船。

乗員は23人。3月1日時点で450tのマグロを

収穫していた。

 

彼らだけではなく前述した様に避難した島民や

付近を操業していた漁船の乗組員と

併せて数万人が被曝したとされる。

 

 

しかし、第五福竜丸は、

何故か救援をもとめることなく

自力で航海して、

3月14日に静岡の焼津に帰港する。

 

 

 

 

 

 

 

 

第五福竜丸帰港を、直後に報じた記事を

読売新聞が公開しているので読んでみてください。

(読売新聞 昭和29年3月16日)

 

 

 

さすがは新聞社の公式サイトで、拡大すると

記事がちゃんと読める解像度なのがすごい。

 

 

 

『乗組員には海軍出身者が多く、

核実験を目撃した自分達は

軍に撃沈されるだろう、と

無線も打たずに帰国した。』

とうWikipediaの記事と、

だいぶ温度差があるのがわかると思う。

 

 

そして、おそらく

『「大したことはない。」と言って

警察にも届けず、記者らにも

「なにを騒ぐのか。」といっていた…』

という読売の記述のほうが

正しいような気がするのだ。

 

 

もっとも(二人は入院したが残りの21人が)

『”死の灰”つけ遊び回る。』

という見出しは悪趣味だが…

 

 

 

 

 

 

この時『遊び回っていた21人』に入っていたはずの

久保山愛吉さんが被曝後半年で死亡する。

 

彼の遺言、『原水爆による犠牲者は、

私で最後にして欲しい。』

という言葉は、日本の反核運動に火をつけた。

 

 

 

 

 

 

 

アメリカも、

外国の民間人に被害が出たことに慌てた。

 

マーシャル諸島の土人くらいだったら、

金を握らせて黙らせるつもりだったかも知れない。

被曝の影響を長期に渡って調べるチャンス、

だと思ったかも知れない。

実際、住民の健康状態のチェックは

今日まで行われている。

 

しかし日本人はやかましいから、困ったなあ、と

 

この国の恐ろしいところは行動が素早い事で、

事故の直後に

『核問題でジャップに生意気なことを

言わせない為のアクション・プログラム。』

というのを作る。

 

 

 

それに従って、日本政府に金を握らせて

『責任を問わない』という密約を行った。

 

そしてジラード事件の1000倍以上に当たる

200万ドルを

『アメリカ政府の好意』として、つまり、

『責任は認めないけどほら俺って優しいら…』

という、ふざけた理由で、

気前よく払って補償問題を片付けた。

 

そして、

『久保山さんの死因は原爆症じゃない』

『第五福竜丸は立ち入り禁止範囲の中で

違法操業していた』

とまで言い出して

『僕のせいじゃないもーん』という姿勢を貫く

 

いまでも公式には謝っていない。

 

 

 

さらに、リンクしたように、

この事件をスクープし『死の灰』という

言葉を広めた読売新聞の

正力松太郎を丸め込んで

『原発推進キャンペーン』を始めさせた

 

 

 

 

 

 

大人って汚い…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし『遊び回っていた』かどうかはともかく

第五福竜丸の船員が、少なくとも被曝直後には

事態をそれほど重大に考えていなかったのは

確からしい。

 

 

その証拠に、

彼らは現場海域からは離れたが

マグロはきっちり持ち帰った。

 

そして、船速5ノット(9km/h)という、

マラソン選手の半分以下のスピードで、

2週間かけて帰って来る。

 

 

 

阪神大震災の日に、

スーツに着替えて出勤しようとした

私には、何となくわかる。

 

彼らも『日常の囚人』だったのだろう。

 

 

腫れ上がるケロイドも怖いが

収穫を捨てることは、もっと怖かったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

第五福竜丸も、数奇な運命をたどる。 

死の灰をたっぷりかぶったのはこいつも同じで

測ってみたら放射能が観測された。

 

いまなら たちどころに撃沈されるだろうが、

5ヶ月間隔離されたあと文部省が買い上げた。

 

アメリカは廃棄を要求したが

日本側が研究のために引き取った、と

Wikipediaには書いてあんだけど、

第五福竜丸展示館自身のコメントでは

その辺のことは、さらっと逃げている。

 

『東京都は、遠洋漁業に出ていた木造漁船を

実物によって知っていただくとともに、

原水爆による惨事がふたたび起こらないように

という願いをこめて、この展示館を建設しました。』

 

アメリカとしては、

接収して自分で調べたかったのだが

2年前に日本を独立させちゃったから、

そんなこともできない。

 

『調査』という名目で日本国に管理させ、

『補修』の時にはがした被曝材のデータを

手に入れるつもりだったんじゃないか?

 

 

 

 

 

大人って汚い… 

 

 

 

その後は2年かけて除染・改装された。 

そして名前を変えられて、

10年以上東京水産大の練習船として使われている。

 

由来については知られていたはずなので

『残留放射線が…』とかいいだして、 

いまならご父兄も反核運動家も黙っちゃいない

だろうが『海の男の卵』たちは、結構おおらか

だったらしい。 

 

 

そして、老朽化すると夢の島に捨てられた。

この船の歴史的な価値を知らななかった訳は

ないと思うのだが

この辺も、大人の事情なんだろうか?

 

1967年に都の職員によって『再発見』され、

いまは、夢の島の第五福竜丸展示館

公開されている。 

 

 

 

ところが、築45年のこの展示館も

老朽化してどうしよう、

ということになっているのだそうだ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本にとって、『第三の被曝事件』である

ことは間違いはない。、

しかし、それだけではないんだと思う。

今回の原発事故の騒動の要素がすべて入っている。

 

 

今日の状況と重ねると、

いろいろと考えさせられる事件なんじゃ

ないでしょうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

 

第五福竜丸が持ち帰ったマグロを埋めた跡に

建てられた『マグロ塚』の碑。

 

0000_genbakumaguro  

 

 

 

 

 

 

彼らが持ち帰ったマグロから、

微量の放射能が検出された。

マグロは市場に出ることなく、

埋設処分されることになった。

 

 

これは、埋め立てた場所に建てられた碑。

 

 

 

 

ケロイドに苦しみながら

船とともに持ち帰ったマグロは、

結局、売ることはできなかったわけだ。

 

 

 

むしろ、『太平洋の魚は危ない。』という

風評が立って、魚介類の消費が激減した。

 

 

 

 

どこに捨てられたかというと、築地市場で

2006年、地下鉄工事に際して、

現場が掘り返されることになったために、

この碑は現在、

夢の島の展示館の前に移設されている。

 

この地下鉄工事の時、

『現場から放射能マグロが出るんじゃないか?』

ということで『掘削反対』を叫ぶ連中との間で

一騒動あった。

 

 

 

結局、放射能は出なかったそうである。

 

 

どうも、いろんなものが重なって見えてくる…

 

 

 

 

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2014年8月 4日 (月)

語るエンジン

ヤマハ発動機が『バイクのエンジン音を翻訳する 

スマホ向けアプリを無料配信』というニュース。 

(読売の記事へのリンク)

(ヤマハ発動機 レヴ トランスレイター 

ダウンロードページ)











『……』


『……』


『く、くだらねえ…』


『えーと「アプリでは、まず「クールな男性」

「キュートな女性」など

6種類の中から、音声のタイプを選ぶ。」』


『ほう…』


『「エンジンの回転数や音色、時間、天候など

に応じて選んだタイプごとの口調で表現して

くれる。」、と。』


『たとえば?』


『「薄曇りの朝、オートバイを始動させた直後

の場合、「クールな男性」タイプなら

「何とも退廃的な空の色だな」と表現し、

「キュートな女性」は

「晴れでもなく雨でもなく女心のような空だわ」

1億種類以上のせりふでエンジンの「気持ち」

を伝えてくれる。って。』


『長い長い長い。』


『ほんとにそんなセリフを聞いてから、

ドゥルンってエンジン掛ける奴いるんでしょうか?』


『これさあ、読売の記事のリンク先は表示したけど、

ここまでの、ほぼ全文コピペだよね。』



STAPわぁ、

00000000000000000000000000000000000
ありますっ




                       

『もう、この人いじるの気の毒だから

やめましょうよ。』


『…キャラクターは6種類なのか?』


『記事によるとそうですね。』


『750ライダーのマスター、とかは?』


『あの人、「ふっ、ワカイっていいね。」しか

言わないじゃないですか。』












『どうやって反応するんだ?』


『「スマホをエンジンの近くにかざせば」って

書いてますけど。』


『じゃ、この人のバージョンは無理だな。』



                                   

000000000000000000000000000000000_3












『……』


『……』


『あたりかまわず敵をつくるのは

やめましょう、ね?』


『…はい』


『さらにこのアプリがすごいところは、

「アプリは、エンジン音がはっきり聞こえれば

モーターボートや発電機などにも反応する」

って。』


『ふふふ…』


『…なんです?』


『ここまでの引用で読売の記事完コピだな』


『…あ』




SMAPわぁ

000000000000000000000000000000000_6合わせて200歳以上ですっ






『もう、短い記事は省略できないから嫌い。』


『しかし、お前よそのエンジンに反応するっ

てんだったら、暴走族が、みんなこのアプリを

ダウンロードして

野々村モードにすれば…』


『わーわーわーわー』


『「世の中をぅ」「世の中をぅ」「世の中をぅ」の

大合唱の暴走族が国道で激走。』


『でも信号とかあるでしょう。』


『変えたいんですっ。』








では、『今日の「ヴォ」。』










                                        

 

                                      

『……』



『……』


『無駄にすごいな。』


『これ、「来春公開」以外、

一切有効な情報がないんですよね…』


『素晴らしい予告編だ…』






                                    
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2014年8月 1日 (金)

大正の日

7月30日は大正時代が始まった日。 

この日、明治天皇が崩御。

明宮嘉仁(はるのみやよしひと)皇太子が践祚

この日から、『大正』。




『大正時代』は1926年まで続く。

15年。短い。

大正って、どんなイメージなんだろう。




リアルタイムで大正時代を知っている人は、

もう殆どいないだろう。

(大正生まれの人は、いるだろうけど)

大正元年は1912年。

2年後に第一次世界大戦が起こって

戦場にならなかった日本は4年間儲け続ける。

『成金』なんていう言葉が生まれた。

 

000000000000000000000000000000000_4

『暗くてお靴がわからないわ』

100円札に火を点けて

『どうだ、明るくなっただろう』


                    



                           

経済規模の小さい日本では、終戦の3年後1921年に

反動不況が起こって猛烈なインフレが起こる。

(アメリカでは1929年のブラックサースディから)


そして1923年(大正12年)には関東大震災が起こる。

東京を中心に死者は10万人を超えた。

1918年からはシベリア出兵も起きる。



だからそういう意味で大正時代というのは

立て続けに起こった予想外の事態に翻弄された

慌ただしい時代に見える。

暗い時代のようにも見える。




どんな時代だったんでしょう。






大正デモクラシー、なんて言葉がある。

一応は普通選挙の制度ができて、

曲がりなりにも選挙による政権交代ができた。


米騒動なんてのも起こった。

人民による意見の発露、なんていういい方もできるが

単に貧乏だったんじゃないのか?


モボ・モガなんていう人たちがいる。

たんにファッションだともいえるが、

自由になった世相の反映でもあったんだろう。

 

000000000000000000000000000000000_3 

これは21世紀の

リバイバル展というか

コスプレか?

 

 

 

ビアホールなんていうのが流行ったのもこの時代だ。



ダダイズムなんてのもあった。

関東大震災の焼け野原にMAVOという人たちが

好き勝手な建物を建てた。


00000000000000000000000000000000000


雑誌 MAVO












アール・ヌーボーなんていうのが流行ったのも

この時代。
                                                        

                                     
                           

000000000000000000000000000000000_2パリのメトロの入口

これは1900年築造だから

大正時代じゃないけど。

                          








                          


                             
明治時代は『坂の上の雲』の時代だったんだろう。

『楽天家たちは…のぼってゆく阪の上の青い天に、

もし一朶の白い雲がかがやいて、それのみを

見つめているとすれば

それのみを見つめて坂をのぼっていくであろう』と

『坂の上の雲』のあとがきに書いてある。


明治時代って、そういう『かわいた昼間』の

イメージがある。

坊ちゃんの、最後の対決の場面は朝なんだけど 

乾いた田舎道といい、まっすぐに晴れた空

といい、明治。



結果を知っているから、昭和に入ると世界恐慌で、

軍部独裁で、戦争で、という悲惨な歴史だった

ことを知っている。

だから戦前は、夜のイメージがある。 

東京大空襲は真夜中だった。



その間にあるから、大正時代は

『街灯が似合ってきた午後7時』 

という感じがする。


モボとモガが夕暮れのビアホールに立ち寄って

ダンスする。

うん、そんな人いなかったと思うけどさ 

イメージとしては『黄昏』なんだよなあ。

アール・ヌーヴォーのくにゃっとした感じもそう。











これが戦後になると、

すかんぴんに晴れた午後のイメージがある。

個人的に記憶がつながってくる高度成長時代になると

なんか、『焼けたトタン板にあたった午後3時

の日差し』って イメージがします。





それからバブルがあって、これも夜。

ディスコでひらひら踊る。

そうして、長い不況があって、



いまは何時っすかねえ。







そうね、大体ね…

00000000000000000000000000000000000

大体にもほどがある…


































では、『今日の一枚。』














大正11年から使われた、

赤玉ポートワインのポスター。

000000000000000000000000000000000_3
























なんか、もう、大正。





                        

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